1999-12-18(土)
■ Windowsお引越し
しばらくKondaraで遊ぶのはお休みで、現在のメインマシンから新しいゲーム用マシンに環境を引っ越す作業開始。メインマシンが空いたら、こんどはそっちにKondaraをお引越し。めんどくせー。
で、今日はアキバに行って、小型デスクトップのベアボーンキットを買ってきた。CPUはS.P.C.のメンバーが持て余していたPentium-II/266を借用、メモリはどーせLinuxじゃ256MBもいらないだろうということで、メインマシンから128MBを引っこ抜く。Voodoo2(3Dビデオカード)とMX300(サンドカード)もLinuxでは使わないので移植してしまう。HDDはIBMの20GBを買ってきた。20GBで17K円なんて、なめとんのか。Half Life Opposite Forceがどこの店でも売り切れで買えなかったのが悲しい。このまま手に入らなかったら年末年始のお楽しみがパーだ(泣)。悔しいので、Laser5でVJE for Linux/FreeBSDを買ってきた。組み立て・セッティングは順調で、CPU・メモリ・HDDだけを入れた環境にWindows98 SEはあっさり導入できた。明日以降カード類を移植して、ファイルを全部コピーしたら、Windws NTとはおさらばだ。
ところで、世の中で言われているほどWindowsはひどいOSだと思っているわけではない。特にNTは、自宅で使っている限りは死の青画面なんて見たことはない(職場でももう2年以上お目にかかっていないかな)。そういう意味では、すでに2回ハングアップしているKDEの方がよっぽど不安定だ。たぶんWindows批判をする人はよっぽど運が悪かったか、ロクに使いもしないで先入観と噂だけから判断してるんだろう。WindowsはGUIアプリの操作性も統一感があって、はじめてのソフトでも使い方を悩むことも少ないし(例外はMicrosoft Office[笑])。Xはアプリごとに独自の世界を持っているようで、使いこなしのハードルが高いね。あと、作者がGUI慣れしてないのか、マウスが使えることを無邪気に喜んでるだけというか、キーボードでの操作をあまり考えていないことも多いように感じる。例えば同じNetscapeにしてみても、Windowsではキーボードだけでほとんどの操作ができるのに、Linux版ではそうじゃないとか。キーボードから手を放さずにPCを使いたい人には、Xはまだまだなストレスのたまる環境だ(KDEやGNOMEがそれをなんとかしようとしているのだろうけど)。もちろん、そういうことにストレスを感じる場合はなんでもコンソールからできる環境が作れるのがUNIXの魅力なので(逆か)、それはそれでOKなんだけどね。おれもそっちの方が好きだし。
じゃあなんでわざわざLinuxに乗り換えるんねん、と言えば、まぁ、責任範囲を自分の方に引き寄せておきたいと感じたから、かな。何かトラブルにあったときに、責任がOSベンダーにあるのか、自分(もしくは自分がコントロールできる範囲内)にあるのかは大きな違いだ。普通はベンダーに責任がある方がいいはずなんだけど、世界最大のソフトウェアベンダー様の場合に限ればそうじゃないからねぇ。やろうと思えば自分でなんとかできる、というのはけっこう大きい。あとはあの会社の金もうけのやり方がだいっ嫌いっ(笑)。
ともあれ、こんなことにならないように(笑)、きっちり使えるLinux環境を作ろうではないの。引越しにはあと数日かかりそうだけど。
2001-12-18(火) 7822歩
■ tDiary
本日のリンク元が増えるとLast-Modifiedが変わるなんてことはございません。その問題はまだ公開されてなかった頃に発覚、即座に修正されています。だってそんな動作をしていたら、アンテナが使い物にならなくなるではないですか:-)
というわけで、何かの間違いだと思います。Last-Modifiedが変化するのは、本文が更新されたときと、ツッコミがあったときだけです。もしかするとその読者は、キャッシュが効いていないことをLast-Modifiedの変化と勘違いしているのでは。
ところでdoggieさん、日記のURLは?(笑) googleでそれっぽいところを見つけたんだけど、11月から更新されてないし……。
■ 続・マウスがトロい
こないだ削除したEM_EXEC.EXEの起動設定、あれのせいでマウスボタンの左右入れ替えがされなくなってしまった。ぐぁ。いちど起動して、そのあとkillしても設定は残っているから、動き続けている必要はないらしい。なんだか、すげぇマヌケな仕様だ。捨てちまうぞ >Logitech
しかたがないので、ログイン時に実行しているスクリプトに、「EM_EXECをバックグラウンドで実行して、5秒待ってからkillする」という処理を組み込んだ。これでOKだろう。たぶん。
/Program\ Files/Logicool/MouseWare/system/EM_EXEC.EXE & sleep 5 kill %1
job番号が1で固定なのは、スクリプトの先頭にあって、ログイン時に一回だけ実行されるため、確実に1になるから(ホントか?)。
■ CVS
-z9はサーバに負担、なるほど。盲目的に-z3というよりは、サーバの能力と回線容量のバランスを考えるべし、と読みました。spc.gr.jpはパワーはあるけどレンタルでシェアされてるから、ちょっと圧縮率を落とした方がよさげだな。自前鯖だけどADSLだから上りが細いの……なんて環境ではむしろ-z9推奨なのだろう。
■ 本日のハンティング
とーぜんです(笑)。というわけでWAnWAn NiKKiを捕獲(132)。
WWWDが何を根拠に更新を認識するかわかりませんが、WAnWAn NiKKiのLast-Modifiedは正しいようです。もしかしてLast-ModifiedだけじゃなくてContent-Lengthも見ていて、サイズの違いを更新と認識してるのでは? >WWWD
■ RuBBS
Windows2000上で動かないと言われたので、いちおう動かすところまではやった。Time#strftime
の%z
が例によって日本語を返すんだけど、それがどうやらSJISで。途中にそんな文字列が混じったものを別の文字コードに変換しようとすると、NKFモジュールが狂うらしい。まぁ、しょうがないというか。
というわけで1.0.1を公開。もちろん、使って意味があるのはWindowsのみ。あ、とーぜんApacheでしかテストしてない。
■ Last-ModifiedとContent-Length
あら、ご足労願ってしまいました(汗)。WWWDにはContent-Lengthを無視させるオプションがあるんですね。よかった。
ところで、Last-ModifiedとContent-Lengthの両方があるときには、Last-Modifiedだけを信じる方がよくないですか。Last-Modifiedが変化するのはほとんどのばあい真の更新時だけなのに対して、Content-Lengthは相手が動的なページの場合にはカウンタの桁上がり、広告の自動挿入とか、時刻によって変わる挨拶とか……不安定な要素が多すぎるような。もちろんサイズしか指標がないときには積極的に使うべきだとは思いますが。
そういえば、戀塚さんのサイトをうろついていたら、久々にBio_100%の名前を見つけて嬉しかったですよ。なつかしいなぁ。98時代ははまったもんだ。「ろりろりろーりんぐ」ってBioだっけ?(←違ったりするんだよな)。
2002-12-18(水)
■ dev.ruby-lang.org
アンテナで更新時刻をちゃんと取得できないのは、ちょっと問題があって常に現在の時刻を返しているからなのでありました。これは近々、whatsnew-listプラグインで適切な処置をとる予定なので、しばしまたれい。
whatsnewプラグイン、入れようと思ってるんだけど、新作を表すいい感じの画像を作ってる時間がないんだよなぁ。
■ tDiary: HEAD & Blogkit
上の続き。
blogスタイルで運用している場合、過去の記事の書き換えも頻繁に発生するので、Blogkitには更新のあった記事一覧を表示するwhatsnew-listプラグインが付属している。tDiary.orgの右サイドバーにあるようなヤツである。
ただ、これは単に一覧が入れ替わるだけで、ページのLast-Modifiedまで変わるとは限らない。Last-Modifiedはあくまでそのページ内にある記事の最新日時だから、表示されていない記事をいくら更新しても、アンテナではひっかけることができないわけだ。
そこで、プラグインの中からページのLast-Modifiedを変更できるようにして、最新記事の更新時刻を返すようにしてみた。Blogkitの要請から本体をいじるのは本末転倒っぽいけど、whatsnew-listプラグインは日記スタイルでも使えそうだし、いいだろう。ちなみに実装はかな〜りインチキ臭いので見てはいけない(笑)。
しばらくtDiary.orgで運用してみて、問題なければruby-lang.orgにも持っていこう。
2003-12-18(木)
■ TungstenE: KsDatebook
なんと、KsDatebookにはfloatがあったのか。うーん、見逃しだ。面目ない。
KsDatebookは、OS4の標準アプリDatebookを、変な機能拡張病に陥ることなくバランス良く拡張してあるので、かなりいいソフトだと思う。OS5の機能も積極的に取り込んであるので、Tungstenで使いやすいのもGood。おまけにタダだし(笑)。
ただ、おれのニーズにはもうひとつなんだよなぁ。FloatとToDoは違うものなので、「Dayビュー」でもToDoが表示されないと困る(KsDatebookはリストビューでしか混在表示されない)。今でこそダメダメな感じのDateBkだが、この「予定とToDoの混在」というビューを持っていたのは画期的だと思う。というわけで、今のところAgendusが一歩リードという状況は変わらず。
■ QRIOが走った! ソニーが進化したQRIOを披露
おー、やるもんだねー。やっぱ、小型ロボットは身軽だ。これを等身大でやろうと思ったら、えらい大変なことになるだろうし。
で、あれだ。マンションでQRIOを飼うと、階下から「ドタバタとうるさい!」って怒鳴り込まれたりするわけやね?
■ 日本ブレイク工業 社歌(萬Z(量産型))
せっかく新星堂からオンラインで予約したので、駅で受けとれる@stationというのにしてみた。新横浜駅のホームにあるコンビニ(?)で名前を告げると、商品の名前を連呼されるという羞恥プレイをさせられる……といったハプニングもなく、あっさり受理。予約番号すら言わなかった。運用にセキュリティホールがあるんじゃないの、これ。
それはそうと、なんかナレーションが入ってて、妙なアレンジなんですが(笑)。まぁいいけど。おまけに入ってるもう1曲は、なんだか普通でした。
※オリコンのデイリーランキングでなんと7位であった。すげぇ。
■ ドラマ
「TRICK3」も「マンハッタン」も終っちゃって、もうしばらく日本のドラマは見ないだろうなぁ。いや、ひょっとすると「エースをねらえ!」は面白い可能性があるけど。
2005-12-18(日)
■ 大阪へ
明日の仕事のため、前泊で大阪へ。
今日は左側に座ったので、ケータイを縦にして撮影してみたが、有意なほどには太くは写らなかった。まぁ、そういうもんかも知れん。
それより、名古屋ですでに雪が積もってるよぉ。寒そうだなぁ。
◆ s.sawada [この色合い、なかなかいい感じですね>ケータイ画像]
2006-12-18(月)
■ H-IIA 11号機打ち上げ
さすがに中継は見られなかったものの、帰宅してからTVなどで観覧。
いや、さすがにSRB-Aを4本も束ねるとなると、はえぇなぁ。見直したよ、H-IIA。しかしやっぱ、ロケットの華は固体ブースターだよ。音も加速も液体ロケットの比じゃありません(←TVなんかじゃ音など伝わらないというのは承知のうえで)。燃えるわ。
2007-12-18(火)
■ メモリが届いたので増設した
A61eの本体到着から遅れること約1週間、一緒に注文してあった2GBメモリ2枚が届いた。さっそく入れ替え。しかし、ThinkPadと同じSO-DIMMだからといって、ThinkPad向けのマニュアルしか同梱しないのはどうなのよ! >Lenovo
とはいえさすがメーカー品、がたがた言わずにきっちり認識してくれた。相性問題に遭わずにメモリ増設ができたのは何年ぶりだろう……。でも、4GB積んでもシステムが認識したのは3167MBでした。わかっていたとはいえ、もったいない話だ。かといって64bit OSにすると、今度は動かないドライバが続出するのも目に見えてるしなぁ。
で、「Windowsエクスペリエンスインデックス」は2.9から3.0へ。つーか、メモリの値は1GBだと2.9で、4GBにしたら一気に5.9だよ。実際、体感できるほどスムーズに動くようになった。これは快適だ。今度足を引っ張っているのはグラフィック(3.0)だけど、これはまぁ、わかっていたことだし、昔のようにFPSのゲームをやることもないので、これで十分だろう。
2008-12-18(木)
■ けっきょくBluetoothに
SHURE SE102のヘッドフォンケーブルが短い件、やっぱり延長ケーブルは邪魔なことがわかったので、一度は見捨てたBluetooth機器を引っ張り出して使ってみている。
BluetoothトランスミッタをつけたiPodは胸ポケットに入れて、Bluetoothレシーバはシャツにクリップで付けているので、両者の距離はゼロに近い。だからさすがに音が途切れることはない。おかげでケーブルが短い問題は解決。
もっとも、電池の持ちが悪化するという別の問題はあるわけだが。朝夕の出勤だけなら問題ないけど、ちょっと出張があったり、動画再生を多くすると、途中でiPodの方の電池が切れる。あちこちで充電しながら(時にはLet's noteのUSBを使うことも)なんとか延命してるけど、もうちょっとなんとかならんかなー。
あ、そうそう、トランスミッタの青色LEDがまぶしい件は、色の濃いマスキングテープを2枚重ねて貼ったらいい感じに。マスキングテープは万能だな。
2009-12-18(金)
■ Palmのメモを吸い出そうとして(おおむね)失敗した話
iPhoneでなかなか決定版と言えるメモアプリに出会えないこともあり、いまだい古いPalm(Tungsten E)に入っているにモを参照したりしている。必要になるたびに充電から始めたりして、非効率もはなはだしい。
で、このたびついにEvernoteの軍門に下ることにしたので、ようやくPalmから卒業する準備ができた。
まずはPalmからメモを吸い出すのだが、TungstenはHotSyncをせずに使っていたので、そもそもPCと連携する環境がない。最初はメモをSDカードにエクスポートする方法はないかと探してみたんだけど、いまPalmに入っている環境ではムリっぽい。かと言って今から何かのアプリを入れるのも面倒だし、別の方法を試すことに。
次に試したのは赤外線で携帯に送るというものなんだが、iPhoneには赤外線ポートがないのでわざわざ前に使っていたD705iμを出してきて充電、苦労して赤外線受信メニューを探し出して通信開始。……そして失敗。よくわからんが、メモに互換性がないのかな?
HotSyncなしで済ますのはムリっぽい感じになってきたので、しかたなく先日バックアップ要員に格下げしたR3に、PalmDesktop 4.1を入れ(Windows7だと動きそうもないので)、Let's Sync! ……で、また失敗。HotSync Managerが動き出すんだが、同期がちっとも進まない。通信してる気配もないもんなー。
こうなると万策尽きた感じなので、さらに原始的な方法でやるしかない。Palm上でメモをからKANIedit(SDカード上のテキストファイルを編集できるエディタ)へテキストをコピペするのだ。Palmのクリップボードは極めて小さいので、ちょっと大きなテキストだと何度も分割してコピペしなくちゃいけないくて面倒で面倒で。
結局くじけかけたので、一部のどうしても移行したいメモだけを移して、他は捨てることにした。まぁ、これらはたいていどこかに類似のコピーを残してあるからいいや。「手で再入力する」という最悪の手を使わずに済んだだけでも良しとしよう。
最後にSDカードをPCに差し、Evernoteにコピペして完了。あー、これでやっとPalmを眠らせることができる!
2011-12-18(日)
■ パラボラ写真家のお仕事(2)
「今がわかる時代がわかる日本地図 2012年版」という本にうすださんの写真提供を求められたので、以前載った「ふぇらむ」に続いてパラボラ写真家として二度目の仕事(?)になった。すでにAmazonで買えるもよう。といっても、たかだか数センチ角の小さな囲みだが。
今がわかる時代がわかる日本地図 2012年版 巻頭特集:大震災のいま (SEIBIDO MOOK)
成美堂出版
¥297
パラボラ写真といえば、パラボラ仲間のなりたまさひろさんがこんどのコミケでパラボラ写真集を頒布するそうなので(→アナウンスと表紙写真)、コミケに行く予定のある同好の士の方々はぜひ。というかおれは行く予定がないので、誰かに頼まないと……。
■ 「緑のカーテン」を作るぞ(9) - ようやく撤去、そして種子回収
6月に植えた白花夕顔が、11月になっても毎日律儀に花をつけてくれるものだから、なかなか撤去できなかったのだけど、そもそも暑い日差しを遮るための緑のカーテンなのだから、冬になってありがたい日光を遮ってくれては困るわけです。というわけで、いいかげん寒くなったのでようやく撤去した。こんなに長々と咲くものだったとは。葉の茂り具合もあまり良くないので、緑のカーテンとしての「性能」はあんまり高くないのかもね、白花夕顔(知ってたけど)。
というわけで、本当は種子の熟成のために数ヶ月くらいはそのまま置いておきたいものらしいが、そうとも言っていられないのでまだ未成熟の種が多くぶら下がっているのは無視することにしたのだった。それでもけっこうな数の成熟済みの種子が取れた。朝顔の種に比べるとかなり大ぶりで、なかなか立派。気が向いたら来年も育ててみよう。
2012-12-18(火)
■ Android用日本語IME「Slime」がいい感じに進化していたので再度乗り換え
Nexus7とXperia SXというAndroid 4.x端末を使うようになってから、(Godanキーボードを試してみたかったこともあり)もっぱらGoogle日本語入力を使っていたんだけど、子音を入力したとたんに確定されてしまう現象が頻繁にあってストレスが溜まっていた。というわけでちょっと前から増井さん作のSlimに出戻ってる。
以前紹介したときはまだ発展途上という感じで万人にはおすすめできなかったのだけど、先日増井さんに「人名が弱くてつらい」的なフィードバックをしたらすぐにGoogle IME APIを使うように変更してくれて*1、がぜん使い勝手が上がった。
Slimeのウリはフリップ不要のT9風キーボードだけど、内蔵の辞書が小さいこともあって、ヒットする単語が少ない。それを補うために見つからなかった場合はネットで探してきてくれるのだけど、今回の改善で見つかる単語がぐっと増えた上に精度も上がったので、変換できずに途方に暮れるシーンがほぼなくなった。助詞の入力が不便だったのも最近の改善で優先的にサジェストしてくれるようになったのでタイプ数もかなり減ったし、動作速度も向上、これなら代替IMEがなくても暮らしていける!*2
2014-12-18(木)
■ 職場のビルのエレベータがすばらしいので自慢する
Facebook某所でエレベータのマナー的な話をしていて、うちのオフィスが入っているビルのエレベータがすばらしいのを思い出したので自慢しておくことにする。べつに自社ビルでもないし、ビル自体は新しくもなく、エアコンが雑な作りだとかいろいろ文句はあるけど、この日立製エレベータだけは本当に素晴らしいので。
まず第一に「閉」ボタンがない。必要ないから(なぜ必要ないかは後述)。よく、エレベータの「閉」ボタンをカチカチとせっかちに押す都会の日本人の悪癖が揶揄されることが多いけど、ここのエレベータではそもそもそれがない(できない)。
さらに「開」ボタンも基本的に押すな、と書いてある。押していいのは危険防止のときだけにしろという。けっきょく利用者は行先階のボタンを押すだけで良くて、そしてそれで十分すぎるほど快適に利用できるようにチューニングされている。
なにがそれを可能にしているかというと、ドアの断面についている(たぶん赤外線の)センサーだ。膝より少し低いあたりについているこのセンサーが人の乗降を感知して、乗り降りのあいだはドアを閉めない。
……と、ここまでは実は珍しくなくて、よく観察しているとこの手のセンサーを埋め込まれたエレベータはよく見かける。このエレベータの素晴らしいところはこのセンサーのチューニングで、人が乗降しはじめるまではドアを閉めず、さらに人の動きが途切れたらほんの1秒程度ですぐに閉めるのだ。この閉めるタイミングが人間が手動で「閉」ボタンを押す場合よりも若干早くて、イラつくことがまずない*1。
この「絶妙なチューニングを施されたセンサー」と「思い切りよく閉ボタンを廃した」ことで、利用者は降りる階を押したら奥に進めばいいし、降りるときはドアの近くにいる人からどんどん降りればよい。FILO。美しい。
そんなわけで、毎日このエレベータに乗るたびにエンジニアリングの妙に感心することしきりなのである。残念なことに(人間は習慣に支配される動物なので)、ほとんどの利用者がこのことに気づいておらず、もちろん注意書きも読みやしないので、たいていの場合はドア付近にいる人が「開」ボタンを押しっぱなしにするという「献身的だが無意味なマナー」をきっちり守ることですね。嗚呼。
*1 いうまでもなく、利用者のなかにお年寄りや足の不自由な人がいる場合は「開」ボタンの出番である。
◆ Freddie [元エレベーターのデザインに携わっていた者として、大変興味深く拝読いたしました。]
◆ kwsk [アイコンタクト有りで走ってくる人を待つのに「開」ボタンをよく使うので、緊急時だけと言われても使ってしまいそうです。(..]
◆ kwskさんへ [日立製エレベータって冒頭にかいてますよー]
◆ ただただし [「開」ボタンを光らせるのはいいアイデアですねー。このエレベータの唯一の弱点はセンサーの存在が明らかでないところなので..]
◆ 山野邉 [アップルストアーのエレベーターも「閉」ボタンはありませんね。「開」も同じように特別に必要な時という感じです。ただし、..]
◆ ただただし [私見ですが、アップルストアのアレは単にボタンをなくしてみたかっただけだと思います。必要以上にボタンを排する会社ですか..]
2016-12-18(日)
■ 徳島へ(2)
一泊旅行なので寝て起きたらあとは帰るだけである。それでも、なにしろ年寄り夫婦だけの世帯なので普段は話し相手に不足がちなせいか、けっこう話が弾む。それでもまぁ、父方の叔父・叔母という距離だと、一泊くらいがちょうどいいねぇ。
帰りは近隣のバス停まで送ってもらい、そこから路線バスで徳島駅へ。叔父の厳命により、指定の店で土産のちくわを買う。すだちと並ぶ、数少ない徳島の名産である。実家と弟へクール便でも送る。自宅用には加えて鳴門の生わかめも。
関空までのバスは、いわゆる高速バスで、高速道路の途中にある停留所に逐一停車していくのんびり旅。大阪湾をぐるっとまわるので、3時間くらいかかってしまう。おかげでたまっていた本をたっぷり読めたのでいいのだけどね。
そんなわけで関空にも初めて入る。で、入ったとたんにこれである。歓迎か(笑)。や、もちろんありがたい。シーズン中にグラコロを欠かすなんてありえないからな。
頼んだ「通セット」を受け取って驚いた。関空には旧グラコロの包装紙が生き残っていたぞ。今季、このパターンは2例目だ。
関空では他に、ポケモンのキャンペーン中で、パイロット制服姿のピカチュウはなかなかカワイイ。
ここでも長大な待ち時間があったので「関空 時間つぶし」で検索したらまっさきにマッサージが出てきたので、店を探して40分コースでもまれていたら、ちょうどいい時間に。
手荷物検査場を抜けたらCA姿の姉ちゃんにチラシを渡されて、バリバリの関西弁でマイレージカードの営業を受けるという、大阪らしい体験をする。本物のCAが関西弁というシチュエーションはまずないから、違和感ありまくりで楽しかった(が、もちろんカードなど契約しない)。
狭苦しいA-320で羽田について、直後のバスで帰宅。けっきょく0時近くになってしまった。旅費を削った結果、想定外の大旅行になってしまい、くたびれた。海外出張の予定はしばらくないけど、マイレージはもうちょっと計画的に使わなくては。
2020-12-18(金)
■ 職場の忘年会だった
freeeに入ってからわりと驚いたのが、けっこうなイベント好き会社だってことで、会社のビジョンに合わせた記念日があって、そのたびに何かしらの大小さまざまなイベントがある。もちろん今年はどれもリモートなんだけど、リモートならではの工夫がたくさん凝らしてあって逆風に負けてないなーと感心している(←ジジイなのでもっぱら感心する側)。
今日も忘年会と称して、事前に各家庭に酒と料理と記念品を配送し*1、500人もの社員をリモートで集め(それだけでイベントとして成立させるのが難しい条件がそろっている)、初対面を含む人たちのコミュニケーションを会話ありゲームありで成立させ、そのうえでいろんな出し物で結束力を高める演出になっていて、おれらみたいなパワハラまがいの「宴会」で育ってきた世代からみると本当に知恵を凝らしていてすごい。なんでもNHKや新聞でもとりあげられたらしいですね、よく知らんけど。というかなんで実施前のイベントが取材されるんだ(笑)。
もちろんおれはオタクでコミュ障なのでそういうノリは決して得意な方ではないのだが、そういう向きでも無理に前のめりにならずともまったり楽しめるバランスは良くできていたね。もっとも、同じ(バーチャルな)テーブルに「tDiaryのソースを読んでCGI勉強してました」みたいな人たちがいて、いやもう、勘弁してw*2
2022-12-18(日)
■ カタールW杯決勝
決勝は30数年ぶりの優勝を狙うアルゼンチン vs 連覇を狙うフランス。土曜深夜にやってくれれば翌日のことを気にせず見られたのになー、なんで日曜なんだよ~。おまけにまたもや'延長&PK戦というね。明日は仕事になんねーなー。
結果はアルゼンチンの優勝。メッシよかったね。
それよりこのあとに控える、選手引き抜き合戦が戦々恐々だよ。谷口移籍は確実視されてるし、来シーズンのうちのチーム、いったいどうなってしまうやら。
Before...
◆ ただただし [HEADでもGETでも、正しいLast-Modifiedを返してることには違いはないっす。]
◆ UmaShika [WWWD作者に聞きましたところ、更新チェック時の比較対象のデフォルトは"Last-ModifiedとContent-..]
◆ skamio [ -z9のもとネタはこれかな? http://www.mozilla.org/cvs.html -z9は "expo..]
◆ ただただし [なるほど、mozilla.orgなら問題になるわな、そりゃ(笑)]
◆ 戀塚 [WWWD作者です。 サイズの違いはデフォルトで更新と判別するようになってます。アイテムごとの設定で、サイズの違いを無..]
◆ doggie [ガーン。じゃあ tDiary や私のせいじゃないんですね(^^;)]