1999-12-07(火)
■ automount
今日はautomount
に挑戦。まず、CD-ROMからautofs-3.1.3-9.i586.rpm
をインストール。これは順調。これでいきなりできるのかなー、と思ったけど、rpmを入れるために手動でmount
しちゃってるんだから、意味ないね……ってことで、rebootしてみる。なんか入れたらrebootなんて、Windowsみたい(笑)。もちろんそんな必要はないのだが、試してみたいのが人の常ってことで。が、/mnt/cdrom
の中身が自動的に見えるようにはなっていない。ps
で何かいるかどうかを見てみるけど、autofs
もautomount
も見当たらない。やっぱ、デーモンとしてちゃんと動くように設定してやる必要があるわけね。でもそのやり方を知らないんだよ、初心者は。
で、泥縄ながら、Webで適当に検索して方法を探す。いわゆるLinuxのHOWTO文書がいっぱいひっかかるけど、デーモンの起動のさせ方なんて当然であるかのように書いてない。automount
の動作原理のようなものはわかったけど。個人のメモのようなものを見つけて、それを参考にする。なるほど、わかった。
- デーモンの起動は
/etc/rc.d/init.d/autofs
を使ってできる。 - 起動時にデーモンが起動しているようにするには、
linuxconf
を使って対話式に設定することができるらしい。
■ で、このあたりを変更して再度rebootしてみたら、おお、/mnt/cdrom
にアクセスするだけで中身が見られるぞ。これでいい。うむ。でも、参考にした文書には/misc/cd
でアクセスできるみたいなことが書いてあって、これもちょっと悩むんだよなぁ。どうなってるんだろう、これ。まいっか? いやいや、60秒たってもぜんぜんumount
されてる気配がないやんけ。あんましいいとは思えんぞ、これ。ううむ。要調査。
■ ftp
それから、このマシンにftp
ができないことに気がついた。/etc/inet.conf
のコメントはtelnetd
と一緒に外したんだけど。不思議に思ってin.ftpd
を探してみたら、なんと、入ってない(笑)。そーか、Workstationでインストールをすると、入らないのね。ftpd
が必要なのはServerだけというポリシーなわけか? そうとは思えないんだけどな、ふん。CD-ROMをあさると有名なwu-ftpd
があったのでそれをインストールして、無事ftp
が使えるようになった。めでたし。そういえばsamba
も入れないと不便なんだけど。これはあとまわしでいいや。
■ メール
さて、そろそろメール環境を考えないといけない。KDEを使う以上、お手軽なのはkmail
を使うことだ。他のアプリとの連携を考えると、何かと便利になる可能性はある。でも、実はちょっと考えがあって、IMAPを導入したいのである。LANを構築してある自宅内にはいろんな環境があって、それらのマシンから単一のメールボックスを覗けるようにしたいからだ。しかもOSはすべてがLinuxなわけではない。かみさんのマシンやモバイル用のLet's Note miniはまだしばらくWindowsで使い続けるだろう。
となると選択肢は、telnet
で入って使えるCUIなメーラーを選ぶか、逆にメーラーを選ばずに使えるIMAP4サーバを動かすか、だ(実際はIMAPを使う時点でかなりメーラーを選んでしまうことになるのだが)。まぁ、どう控え目に見ても、IMAPの方がカッコイイじゃんねぇ(笑)。つーわけで、壮大(どこがだ)ながらその夢を見ることにしよう。KondaraのCD-ROMにはちゃんとimap4
のパッケージが入ってるし、導入自体はまぁ、簡単にできるだろう。きっと設定で苦労すると思うけどね。ISPからメールをとって来てIMAP
サーバから見える形に保存する方法なんてぜんぜんわからないし。
IMAP4対応のメーラーも選んでおかないといけない。筆頭は大好きなRubyで書かれたSGmail。最近Ruby/GTKに移植されたようだし、きっといい感じになってるだろう。それから忘れちゃいけない、Netscape Messenger。それからMuttもIMAP対応なんだっけ? Windows環境だとWinbiffなんかが有名ですな。以前使ってたからライセンス持ってるぞ(笑)。ま、おいおい選んで行きましょう。IMAP使うと、メーラーの乗り換えコストがかからないというのも良い点だし。
なにはともあれまず調査。
2001-12-07(金) 8607歩
■ ああ、「女は愛敬」
から取ったのね。……と思ったワタシは国賊ものです。「孟子(たけこ)ってすごい名前だなぁ」と思った人もいるようだけど。
■ Asumi beta3
夕べおとしたCD 3枚分がここに。入れてる暇なんてないんだけど……うーむ。しかし、betaのうちに試しておきたいし……あうあう。
2002-12-07(土)
■ 夢
イミダスに「アレゲビル」という項目が載っているのを発見するという夢を見た。しかし、内容は覚えていないというオチ。役立たず……。
■ 左利きカーソル(6)
ずるいって言われてもなぁ……。でもまぁ、使っているとまだ問題が残っていることが判明してはいるのだ。例えばGaleonでリンクの上にカーソルを持ってくると指をさすカーソルに変わるんだけど、これが左向き。これは「hand2」というグリフだけど、逆向きの「hand1」はデザインが違うのでそのまま使うのは気が引ける。
あと、やはりGaleonのバックグラウンド処理中を示す矢印+砂時計のカーソルは、cursor.bdfの中にはないようだ。これはどうしようもない。
■ 左利きカーソル(7)
ずるいと言われたらやらねばなるまい(違)。もっとも、↑を書いた直後に、かずひこさんからbdf2binやbin2bdfと組み合わせて使う反転ツールと、反転済みのcursor.bdfを送ってもらってしまったので(左利きでもないのにありがたいことです)、使うだけならここまでやる必要はない。
が、bdf2bin/bin2bdfが必要なのもなんだかしゃくにさわるというか、できるだけ標準的なツールだけでできるようにしておきたいというのもあり。Ruby onlyなツールを書いた。ホットスポットの変換は、かずひこさんの計算そのままである。
元のcursor.bdfにはゴミのような謎のピクセルが混じっていて、素直に2進数にして反転してもうまくいかないので、それを取り除いてやるためにあまりに汚いソースになってしまったが、まぁ動けば正義だ。
#!/usr/bin/env ruby # # reverse-font.rb # bitmap = [] while gets chomp if /^BBX ([\d-]+) ([\d-]+) ([\d-]+) ([\d-]+)/ then width = $1.to_i puts "BBX #$1 #$2 #{-($1.to_i + $3.to_i - 1)} #$4" elsif /^[0-9a-f]+$/ then xwidth = $_.length bin = ("%0#{width}b" % eval( "0x#{$_}" )).reverse bitmap << bin elsif /^ENDCHAR$/ max = width bitmap.each do |bin| max = bin.length if bin.length > max end bitmap.each do |bin| bin = bin + ('0' * (max - bin.length)) bin = bin[max - width,width] + ('0' * (max - width)) printf( "%0#{xwidth}x\n" % eval( "0b#{bin}" ) ) end puts "ENDCHAR" bitmap = [] else puts $_ end end
元のcursor.bdfを食わせて、標準出力に出てきたのが反転済みのbdfファイルである。あとはbdftopcfをして、mkfontdirして云々……は昨日のとおり。これで、Mozilla独自カーソル以外は幸せになれた。
しっかし、cursor.bdf見てると、歴史的な経緯があるとは言え、あまりに無駄なカーソルばかりで頭が痛くなるぞ。「埴輪の形のカーソル」なんて、何に使うんだよ(笑)。肝心なのは入ってないしさ。
いずれにしても、今回はかずひこさんに助けられっぱなしであった。もちろん、ずんだあんさんにも。感謝。
2003-12-07(日)
■ 天皇杯: 川崎 7-1 国見高校
TV観戦。リーグ戦にはぜんぜん行かなかったflipperは、やっと等々力に行ったらしい。いいのか、そんなことで。
で、開始3分でいきなり国見に先制されて「やっぱ外人いないとダメなのか、おまえら〜」と案じたが、その後は怒涛の7得点。わはは、圧倒的じゃないか!!……ってあたりまえだよなぁ。このまま国立まで行って欲しいよ。
■ 驚異の大恐竜博
新聞で見かけた。半年以上先の話だが、また大きな恐竜イベントがあるようだ。こんどは中国メインらしい。例によって夏休み明けの平日あたりに行く方向で。
しかし「kyoryu.jp」なんてドメインは、こんなイベント専用に消費するんじゃなくて、「日本の恐竜情報のポータルにする!」くらいの気概を持って作って欲しいなぁ。
■ DiAPREX
昨日の話。冬用のコートを買った。内部の温度を一定に保ってくれるDiAPLEXという新素材でできているそうだ。スポーツウェアに使われているのは知っていたが、こっち方面にも降りてきたか。
こういう新素材は好きだけど、「知性を持つ素材」なんてトンデモな売り文句は勘弁して欲しいなぁ。
■ Naver、また新型bot?
また新しいbotを開発したようだ。懲りないヤツらだなぁ。調べてみると、先月末あたりから徘徊していたらしい。ちなみにこれ↓
Cowbot-0.1.1 (NHN Corp. / +82-2-3011-1954 / nhnbot@naver.com)
IPアドレスは、61.78.61.*を使っている模様。やれやれ。
2004-12-07(火)
■ tDiaryが(簡単に)使えるレンタルサーバ(2)
あえてリンクはしないけど、とあるアダルト向けのblogホスティングサービスに、tDiaryが使われているのを知ってしまった。少々複雑な気分ではあるが、エロに使われるならホンモノだろう(何がだ)。
#エロの次はバカか?
2005-12-07(水)
■ RSSに「ツッコミを入れる」のリンク
以前、section_enter_procの使い道として、RSSの各itemにツッコミフォームへの誘導をするリンクを入れたらどうかと考え、素直には実装できなくて挫折したのだが、けっきょくmakerssプラグイン自体を改造するという力技(?)が実装されたので(実装者はhsbt)、この日記でも導入。これで、RSSリーダで読んでいたせいでスルーしていた人も、ツッコみやすくなるだろう。
さらに省力化を進めると、RSSにツッコミフォームそのものを埋め込むことが考えられるわけだが、いくらなんでもそれはやりすぎというものである。
■ Sleipnir 2.20
リリースノートを見る限り、特にアップデートする必要はなさそうなんだけど、なんとなくアップデート。
毎回ディスクを探し回るのが面倒になったので、ここにメモっておこう。(もっとスマートな方法があるのかも知れないけど)カスタマイズのために書き換えが必要なファイル類リスト:
- メニューの書き換え
- resources/languages/sleipnir/japanese/MainMenu.xml
- ツールバーの書き換え
- resources/languages/sleipnir/japanese/ToolBar.xml
- ステータスバーの書き換え
- styles/sleipnir.ini
■ はやぶさ、ピンチ続く
例によってL/Dからの記者会見速報。
弾丸が発射されなかった可能性が高いとのこと。がっくり。こうなると、最初のタッチダウンで運良くサンプルが採取できてることを祈るしかないか。もちろん、まだ弾丸が発射された可能性もあるわけだが。こんな外野のがっくり度より、現場のがっくり度の方がはるかに大きいだろうなぁ。ぬか喜びをしただけに。
それにしても、なんて冗長度の高いマシンなんだ! リアクションホイールも、スラスターも使えない状態で、まさかイオンエンジンの機構を応用して姿勢制御ができるとは。すごすぎる。漫然と「バグったら直せばいいじゃん」とか言って悠長にかまえているソフトウェア屋には想像もできん世界だ。クラクラする。
そうそう、「のぞみ」で培ったお家芸(?)、1bit通信がまた活躍したのだなぁ。あんまり活躍して欲しくない技術だけど、ノウハウが連綿と引き継がれているのはすばらしい。
追記
コメント欄で「うんざり」と書いているirregularsという人は、何に対して怒っているんだろう。
もし、190億円「も」つぎこんでこのざまかと感じ、JAXAに対して怒っているのだとしたら、勘違いもはなはだしい。これだけの宇宙探査ミッションに対して190億円は少なすぎるからだ。機械的なトラブルも人為的なミスも排除したければ、何倍もの予算をつけなければ無理である。少ない予算で無理をしながら運用しているからこそ、ミスも紛れ込むのだ。
逆に、これだけのミッションに190億円「しか」つぎ込めない日本という国に対して怒っているのだとしたら、その責任は有権者にある。怒りの矛先はJAXAではなく、自分自身に向けるべきだろう(参政権があるのなら)。しかしL/Dはそんな感情を吐露すべき場所ではない。こんどは場違いもはなはだしいということになる。
◆ TrackBack [http://blog.kan.vc/1133926023.html てくのーと2.0 ツッコミを入れるへのリンク ..]
◆ Lupin [Sleipnir 2.xのファイルの書き換えですが、こういう方法もありますよ。 1) resources/langu..]
◆ ただただし [なるほど。しかしやはり、最後の「オリジナルの更新」が怖いから、ちょっと躊躇してしまいますねぇ]
◆ Lupin [2.20で多言語化されて、resources/languages以下のフォルダ構成が変わっちゃってました。ガックリ ..]
◆ TrackBack [http://sho.tdiary.net/20060125.html#p02 ただのにっき Sleipnir 2...]
2006-12-07(木)
■ オーガニック絶対領域を見た
今朝、駅までの道で小走りの女子高生が追い越していったんだけど、彼女の足にみごとな絶対領域があって「おおっ」と思った。といってもソックスじゃなくて日焼けあとだけど。
おそらくスポーツをやっているのだろう、ウェアがスパッツなんだと思うが、そのために腿の途中から下がくっきりと褐色なんである。その境界とスカートの間が絶対領域のごとく見える。そんなみっともない状態を隠すことよりも、短いスカートを履くことが優先するんだなぁ。女子高生の価値観はすごい。
■ テーマを自作してみた
W-ZERO3をRealVGA化すると画面上下のバーが狭くなって、うまく合う壁紙がなくなってしまったこともあり、せっかくなのでテーマを製作。「幻律」というのを使った(作者のサイトにPermalinkがないので窓の杜の紹介記事をリンク)。
壁紙にはこないだ伊豆スカで撮った夕焼けを使用。でも、見ているうちに「山の向こうで核戦争が起きた」という妄想が抑えられなくなり、ファイル名が「NuclearWar」になってしまった(バカ)。
シェアウェアだからよかったら支払おうと思ったが、操作がイマイチ直感的じゃない上に、WM5用バイナリはRealVGAでは動作しなかったので見送り。時間が出来たら他のツールも試してみよう。
2010-12-07(火)
■ E Inkのページめくりは遅くないよ!
正確には「最初は違和感があってもすぐに慣れるよ」だけど。
高橋さんがSONY Readerを触ってきたという記事を書いていたので読んだのだけど、やっぱり「E Ink遅い」的な感想を抱いたみたいなので、最近すっかりKindleラブになったおれが「それは違う」という主張をしておきたい*1
いや、おれも去年Kindle DXをちょっと触らせてもらった時、ページめくりの時に一瞬画面が暗転して、のんびり書き換わるのを見て「これはないわー」と思ったので、「ちょっと触った」程度のインプレッションがそうなるのはよくわかる。Kindle3になってだいぶレスポンスがよくなったとはいえ、特性上暗転するのも書き換えが目に見えるほどなのも変わりはないだけど、でもね、そんなのすぐに慣れちゃうのよ。
よく考えてみて欲しいんだけど、紙の本だって、ページをめくると今まで見ていたページが歪んで縮小していき、次にざらざらした紙の断面が見えて、次のページが歪んだ形で登場、という過程をへてやっと読めるようになるのだ。おそらく文字が読めるようになるまでにはE Inkより時間がかかっているし、その間の「エフェクト」たるや、かなり特異なものだ。ところが本読みはそんなこといちいち気にしない。
今までKindleで何冊か本を読んでみたけれど、このE Ink特有のページめくりエフェクトについては、もうまったく違和感がない。というか、気になったのは最初の数ページくらいで、あっというまに慣れちゃった。だから、ちょっと触った程度の人の「E Inkのページ書き換えが好きになれない」というインプレッションを真に受けてはいけない。人間は簡単に順応する生き物なのだから。
ただ、Kindleそのものの性能に起因するディレイはたしかにある。どうやら次のページのデータはちゃんと先読みしているようで待たされることはほとんどないのだけど、パラパラとめくったりして先読みが追いつかなくなると、ちょっと待たされるかなー、という時はある。これはE Inkに罪はなくて、性能を削って(価格を下げた)Kindleの仕様に起因するものだ。より高価格なSONY Readerでは改善している可能性はある。
*1 SONYの擁護をするわけではない。ネットワーク接続できない時点でSONY Readerは「なし」だね。タッチパネルは魅力だけど(←弱腰)。
2011-12-07(水)
■ ケヴィン・ケリー著作選集 1
達人出版会から先日発行された「ケヴィン・ケリー著作選集 1」を読んだ。元のブログがCC BY-NC-SAということで、堺屋七左衛門さんが継続的に翻訳していた中からチョイスしたエッセイを電子書籍の体裁にして出版したもの。NCなので翻訳版も無料である。達人出版会の英断に感謝。達人出版会のサイトからはユーザ登録しなくてもダウンロードできるばかりか、いつものPDF、EPUBに加えてKindle向けにmobi版まで用意されている。すばらしい!
「1」ということで続編も企画されているようだが、本書の一貫したテーマは「なんでもかんでも無料になってしまうこの世の中で食っていくにはどうしたらいいか」だ(エッセイ集なのでその手の話ばかりというわけでもない)。冒頭の「無料より優れたもの」や「千人の忠実なファン」はかなり話題になったので読んだ人も多いと思うが、その続編、後日談、変奏曲が何本か入っている。
最初に読んだとき、上にあげたエッセイはかなり納得のいく話だったし、これからの社会ではこういうことを前提に生きて行かないといけないのだろうなぁと感じたものだが、本書におさめられているその後の調査では、「千人のファン」だけに食わせてもらっているアーティストはまだ発見されていないということがわかったり、千人も集められない人たちの作品にはどのような価値があるのかという考察があったりして、今後の展開もまた楽しみだ。
読んでいて自分でも面白いと思ったのが、上記のような「その後の展開」はもしかするとすでに元サイトや堺屋さんの翻訳があるのかも知れないけど、わざわざそこまで出向いて探す気にはあまりならないということ。読書端末がKindleということもあるが、「書籍」という形になると「Web」よりも他の情報に向かわせる障壁が高いのだなぁ。書籍になるということはメディアの「形」が変わるだけではなくて、読者の心理状態もかなり変わる。それこそが、ブログの書籍化をビジネスに転換できる理由の一つなのだろう。まぁ、このシリーズはライセンス上有料にはできないのだけれど。
2012-12-07(金)
■ Kindle Personal Documentにメールが送れなくなってはや数週間
3週間くらい前から、メールでPersonal Documentに送ったファイルが虚空に吸い込まれてしまう現象に遭っている。明日のRejectTokyoRubyKaigi10でKindleネタを喋ろうと思っているのに、これでは盛り上がらんことはなはだしい。
現象としてはこんな感じ:
- Kindlizer-Backendで毎朝・毎夕生成している新聞などが届かない
- 同じmobiファイルを手元で生成して、Send to Kindleで送るとちゃんと届く
- でもGmailから送るとダメ
- 輸入したKindle4だけでなく、Nexus7のAndroidアプリにも届かない
- .com / .co.jpのアカウントは統合済み
最初は「ほっとけば直るだろう」と放置していたんだが、1週間たっても改善しないのでAmazon.co.jpのサポートにメールしたのが11/19。即座に「Amazon.comから購入したKindleは.comのサポートに問い合わせよ」という紋切型の返答が来たが、Kindleに届く以前にPersonal Documentに届いていないのだから、(アカウント統合後である以上)これは日本法人がサポートすべき問題だろうと主張したら納得してもらえた。
なにかにつけて「顧客中心」「顧客第一」を唱えるAmazonだが、それはあくまで彼らが引いたレールの上に乗っている顧客が対象だ。ひとたびサポートの手をわずらわせることになるとまったくコトが進まなくなるのは体験者ならよくご存知だろう。この件も、さっそく一週間放置されたので「どうなってんの」とpingを入れたら、問題のメールのヘッダ情報をくれという。そういう情報は初動時に集めるもんじゃないの……。
で、必要な情報を送ってまた一週間放置→またping→調査中ですと形式的は返答。これはダメかもわからんね(Amazonのサポートが)。
ちなみに夕べ「もしかしてこれか?」というヒントを思いついた。DKIMである。もしかしてどこかのタイミングでPersonal DocumentがメールのDKIMをチェックすつるようになったのではないか。
そこで、ふだんはtdtds.jpのアドレスから送っているメールをgmai.comのメールアドレスに変更して手動で送りつけたら、おお、3週間ぶりにおれのPersonal Documentにファイルが追加された! それではと、kindlizer-backendで使っているSendGridプラグインがFreeプラン向けに用意しているsendgrid.meドメイン(ちゃんとDKIM署名がついている)を使ったメールアドレスを適当にでっちあげてFromに設定し、わくわくしながら今朝の新聞を待った……が、またもや届かず。
これだと思ったんだがなぁ。いいところまで行ってる気がするんだが、なにしろAmazonがエラーもなんにも返さないから、なにが起きているのかさっぱりわからんよ。困った困った。
2013-12-07(土)
■ グスタフ、年に一度の恐怖のワクチン接種
「今日、グーちゃんうんちした?」「今朝した!」「おしっこは?」「おしっこもした!」「よし決行だ!」という会話があったとかなかったとか(※あった)。
毎年この時期にワクチン接種をするグスタフ、あらかじめ病院に連絡をいれて準備を始めておいてもらって、いざ出発。キャリーに入れられるところまではスムーズなんだけど*1、玄関を出たところから「ワーオ、ワーオ」と大きな声で鳴き始める。歩いてすぐのところにあるとはいえ、近所で遊ぶ小学生たちの好奇の目にさらされながらキャリー含め8kgの重量をえっちらおっちら運ぶのはなかなかの苦行である。あの病院がなくなったらどうするんだろう……*2。
診察室にはいると、すでに注射器に薬剤が満たされ、診察台には拘束用のケージが置かれ、ワクチン接種を証明する書類や領収書まで準備万端。で、診察台に乗ったところでまたおしっこを漏らした。グスタフさん……。
たぶん病院にいたのは3分くらいだったと思うんだけど、それでも精も根も尽き果てたよ(おれが)。当の本人は帰宅後はケロッとしていて、念入りな毛づくろいのあとは(ひどいことをした張本人である)おれにいつものようにベタベタ甘えて、散歩に行きたがり、キャリーに入ってまったりくつろいだりしていたのだった。ほんまよくわからん。
■ 川崎 1-0 FM横浜@等々力陸上競技場
……というわけで猫のワクチン接種で朝からへとへとになっていたが、がんばって等々力へ向かう。ホーム最終戦はとんでもないことになっており、前節(自分の)ホームで優勝を決められなかったマリノスが相手、しかもフロンターレは今日勝てば3位で来年のACL出場の可能性あり、直前に川崎最古参の伊藤宏樹が引退を表明、(ほぼ決定ながら)大久保嘉人が得点王など、もろもろの条件が重なって改装中でキャパが2万人を割っているはずの等々力に*1なぜか2万人超の観客を動員するという*2。席取りに先行して行ったかみさんも、アウェイ寄りぎりぎりの2F席にようやくシートを確保できたというありさま。マリノスのサポーターはピリピリしてるし、なんか怖いよ……。
前半はやや川崎押し気味だがほぼ互角。とはいえ、試合内容はなんだか良いような? もちろん相手は優勝を狙うようなチームなのでそう簡単にはいかないものの、パスは通るしインターセプトも決まる。いいタイミングでサイドチェンジするし(今季前半はこれができなかった)、最終戦になってようやく風間サッカーが浸透したということだろうか(今ごろおせーよとは思うが、悪いことではない)。
けっきょく後半早々にレナトが決めた1点を守り切って勝利。終盤は審判まで味方につけての11人対12人みたいな試合になっていたが(西村め……)、終了間際にわざわざそのレナトに替えて宏樹が投入されてモチベーションがアップした川崎が負けるわけがありません。他会場で広島やC大阪も勝利したのでACL出場決定、そして目の前で相手に優勝されるという屈辱も回避。
試合後は得点王を決めた嘉人が泣き、ACL出場を決めたケンゴが泣き、そしてもう一人の中村が泣き崩れて歩くこともままならないという明暗。準優勝って一番悔しいんだよね、わかる……けど、前節で決められなかったのがいかんのよ。
ホーム最終戦後の恒例のセレモニーのあと*3、宏樹の引退セレモニー。相変わらずの泣かせる演出だったが、一番驚き&嬉しかったのは川崎山脈再結成ですかね。いいもん見せてもらった!
なんにせよまだ天皇杯が残っているわけで、ぜひとも宏樹には天皇杯を持ち帰らせてあげたいものだ。
2015-12-07(月)
■ 金星探査機「あかつき」、金星周回軌道へ
先日の「はやぶさ2」の地球スイングバイにつづいて、今日は朝から「あかつき」が5年越しのリベンジに挑むということで、注目が続く日本の宇宙探査界隈。臼田さんも大忙しだねぇと思ったら、今回は内之浦とキャンベラで追跡していたのかな*1。今朝も(例によって)猫に起こされたので、夜明け直前の夜空をみたら(左下から)金星・月・木星がほぼ一直線に並んでいたので記念に撮った。手持ちスマホでもけっこうちゃんと写るもんだ。ブレてるけど。
メインエンジンが死んでいるので姿勢制御エンジンだけを20分もの長時間噴射して軌道へ投入されるということだけど、ちょうどその時間は通勤中なので、Twitterで関連アカウントを追っていたら、肝心の8時すぎからパタっと更新がなくなってしまってかなり心配してしまった。こないだの「はやぶさ2」でも同じことがあって「ああ、JAXAの広報、また人手不足か……」と悲しい気分に。おそらく記者会見の準備等でそれどころじゃないのだろう。はぁ、お金ほしい……。
とりあえず噴射は成功という報告が出ているのでひと安心、あとは軌道要素の確定までにちょっと待つ感じかな。ちゃんと観測できるだけの元気が残ってるといいのだけど。
*1 追記: と思ったら臼田も参加していたようだ。あとマドリッドも。
2019-12-07(土)
■ アイマスハッカソン2019 in 関東に参加してきた
最近、業務で人のプレゼンのレビューばっかりやってるのでたまには自分の発表もしたいよなぁと思っていたら、ちょうどアイマスハッカソンが募集をかけていたので参加することにした。以前から面白いことしてるなぁと思いつつ横目で眺めていたんだけど、ちょうど月末にruby 2.7が出ることだし、(アイマスに関係がありそうな)ツールの2.7対応でもしよう、そうしよう。
小田急の遅延で10時の開始に間に合わなかったりしたけど、学生時代に通いなれた御茶ノ水にあるBearTailに到着。すでに始まっていたので静かに空席を見つけて作業開始。実質もくもく会なので、別室で行われているアイデアソン以外は静かなものである(といってもBGM[もちろんアイマスonly]は流れているんだけど)。ときどき同じデスクの人の相談を受けたりしながら粛々と進める。最近はコードを書く時間がぜんぜんとれてないし、こういう「強制的に集中させられる」場はありがたいなぁ。
ruby 2.7からはKernel#openからopen-uriを使うとwarningが出るようになってしまったので、そのへんをURI.openにポチポチ変えるくらいで対応完了。実はjsonやfaradayといった依存gemがまだ2.7対応版をリリースしてくれていないので、いま2.7preview3で使うとwarningが出るんだけど、自責じゃないからいっか。
あとはドキュメントを整備したりLT用のスライドをいじっているうちに夕方になったので、同時開催の関西とつないで成果発表会。後半のLTはYoutubeでの中継もあった。アイマスファン界隈にはオープンデータ文化があって、いろんなものが扱いやすいデータとして公開されているから、それを活用した発表が多くて面白かった。イマドキっぽい。
おれの発表資料は以下:
中継はこのあたりから:
LTなのに調子に乗ってスライドを20枚も作ってしまったので(あるある)、ドラもタイムキーパーもないのをいいことになんと10分間も喋ってしまった。が、これは「倍速で聞けばちょうど5分」という、ちゃんとオチにつながっているという!(うそ) どうもすみません、最近自分のプレゼンしてなかったもので見積もりが甘い。まぁ練習ゼロなのに始終ウケていたので良しとしよう。やっぱりハイコンテクストのトークは楽しいね。
2020-12-07(月)
■ ポプマスβテスト終了
ついこの間始まったばかりなのに、もう終わりだって。というか、期間限定だとはつゆほども知らず、このまま正式運用に入るものだとばかり思っていたよ。というのも、おれのXperiaではほとんどトラブルなく、プレイの妨げになるようなバグも見当たらなかったので。他の環境ではそもそも起動しなかったりといろんなトラブルが出ていたようだが。
そんなわけで、配布されたジュエルも担当アイドルが追加されるまで温存するつもりでガチャもまわさず、ただひたすらにパズルゲームを遊び続けていたんだけど、今日中に終了すると知ってたらもっと序盤からいろいろやってたわ!
慌てて全部ガチャを回し、強いアイドルが出たらユニットを組ませてトレーニングやらコーチングやらで強化してからリズムゲームにチャレンジしたら、あっさりハイスコアを更新したりして、もっと早くからやっとけばよかった……。
そんなこんなで17:00にテストが終わり、アプリはただのメモリの肥やしとなってしまった。あー、楽しかった。というか、すでにポプマスロスなんだけど(笑)。中毒性高いなー。正式リリースされたらこればっかりやってしまいそうで怖い。
Before...
◆ ただただし [せめて「上村愛子」……]
◆ よねだ [私も「宜保愛子」だと思いましたが・・・]
◆ ち [うう、わしは佐藤愛子だった。作家の方じゃなくて、消えた 元アイドルの方だけど。]
◆ えぐぞせ [チェーンメールですが、見つかってないです。近かったのは http://www.cafeglobe.com/news/..]
◆ woods [う、わしは佐藤愛子だった...しかも作家のほう... なんか「佐藤愛子」って姓名判断だと良くない名前だとか佐藤愛子(..]
◆ ただただし [福岡女子柔道にも「佐藤愛子」ってのがいました。 #今ごろ書いても誰も読まないだろうな、ここ。]