2000-02-02(水)
■ glossary
毎日ひそかに読んでいるぱぱんだ日記からたどったナショナルあかりごっこがおかしくて、「おおそうだ、うち(S.P.C.)も用語集がいるよな。毎日朝から晩までチャットに集まってよた話してるんだから(笑)」と思った。ちまちまとHTMLを書くのもだるいし、そもそもひとりで作ってもしょうがないので、みんなが書き込めるように休み時間の30分くらいを使ってCGIを一本でっちあげた。glossary作成CGIである。そんなことしてる暇があったらRuBBSのアップデートしろっつーの(「まったくだ」なんて声が聞こえてきそうだ)。このS.P.C. glossaryも、いつか公開できる日も来よう。
■ CGI
そのCGI、テストのために自宅に持って帰って来たんだけど、ちゃんとApache経由で実行できないといけないので、やっぱいろいろいじってやらないといけない。まず、先日設定したwwwoffleだけど、ローカルなサイトまでキャッシュしようとするので、これを避けなければいけない。/etc/wwwoffle.conf
のLocalNet
セクションに、spc15
を加える。ついでにlocalhost
も加えておくか。
続いて、CGIの実行環境。RPMで突っ込んだApacheでは、cgi-bin
ディレクトリは/home/httpd/cgi-bin/
になっているので、ここにCGIスクリプトを入れるんだけど、ownerがroot/rootになってて扱いにくい。こういう時のセオリーはどうなんかね。Apacheはnobody
のアカウントで動いてるけど、スクリプトの編集は自分のアカウントでやりたい。そこで、groupにwebmasterってのを追加して、自分を入れ、/home/httpd
配下のファイルをnobody/webmaster
の権限にしてみた。ownerとgroupに読み書き実行を許可すれば扱いやすいんじゃないのかな。それでもときどきrootにならないといけないのが面倒な感じ。自分のアカウントのままでいろいろできるように、いずれ工夫してみよう。これでCGIのメンテナンス環境はできてしまったので、今度こそRuBBSだな(笑)。
■ リンク
そういえば、この日記をリンクしたいと、あるコンダラーズの方からメールがあった。奇特なことである。日記形式は資料としてはぜんぜんなってないので、リンクしてもらっても有効に活用してもらえるかどうかわからんが、まぁ、いずれきちんとまとめるつもりはあるので、いいんじゃないかね。なお、私はリンク許諾を求めるメールには「リンクは何人にも妨げられないあなたの権利です」と答えるようにしている。はやい話が勝手にリンクすれってことなのでよろしく。
■ Palm
さて、今日の作業のきっかけになったナショナルあかりごっこは、けっこう大部で仕事中に読んだらやばいので、とっととw3mでdumpして(w3m -dump URL
でテキスト化されて出力してくれるのだ)、PalmのDOC形式にコンバート、PalmPilotに突っ込んだ。これで通勤中に読めるわけよ。で、帰りの横浜線で読んでたら、横で週アス読んでた兄ちゃんが熱い視線を送ってくる。そう、おれのPalmはGeminiケースのT5を装着してるので、すんごく目立つのだ。もしかして、予約してくれてる人だったりして。ひーん、お待たせしちゃってごめんなさい(泣)。最近、Geminiの進捗が最大のストレスになりつつあるよ。とほほ。
2002-02-02(土) 2317歩
■ TRC週間新刊メール案内終了
毎週、新刊書籍の案内をメールで知らせてくれたTRCのサービスが、3末で終了するという。網羅性が高い上に、よけいな装飾ゼロの純粋なデータだったので、加工がしやすくてすごく便利にしていたのだが。ここまでちゃんとしたデータをくれるところは他にないと思うので、すごく残念だ。
試しにAmazonのメールサービスを使ってみることにしてみるけど、「Amazon.co.jpのエディターがあなたの選んだジャンルのおすすめ情報を定期的にEメールします」という説明を読む限りでは、網羅性もデータ性も低そうだなぁ。
こういう(おれが求めるような)サービス、将来はWebサービスとして使えるようになるんだろうか。
■ dRuby
tDiary.Netで各日記の更新情報を表示するのに、できるだけリアルタイムでやりたいと思った。更新のトリガーはプラグインで書けるとして、それを記録して、表示する仕組みがいる。
複数のプロセスから情報を集めるならなんらかのサーバが必要なんだが、さて、自分でプロトコルを作って独自のサーバを作るという手もあるが、ここはやはり分散オブジェクトだろう。dRubyである。
が、dRuby本は買っただけでぜんぜん読んでない(こればっか)。網道編の後半だって、ずざーっと読んで「すげー」ってだけでさ(をい)。使うときが来たらしっかり読もうと思っていたのだよ。今がその時ってか(笑)。というわけでdRubyを持ってきてインストール。本を読みながら使い方を勉強する。最初、クライアント側でDRb::start_service
を呼び忘れていてぜんぜん動かず、すげぇ悩んだけど、そのあとはすんなり。っつーか、第二章まで読んだだけで実用的なモン作っていいんだろうか……。
というわけで、サーバ側はなんとかできた。daemonとして安定して動くかどうかがカギだけど。それにしても、erbといいdRubyといい、咳さんには足を向けて寝られないのぅ。
2003-02-02(日)
■ コロンビア空中分解(2)
正直なところ、今日はなにもする気が起きなかった。エグザス行っても自力で泳ぐ気にならず、ランニングマシンに無理矢理走らされる始末。
学生時代、試験の日にチャレンジャーが落ちて、ショックでぜんぜん試験にならなかったことがあったんだけど(アホか)、たいして成長してねーな。いや、多少は感覚が麻痺したか。
しかし、腹が立つのはブッシュである。どのツラ下げて「今後も宇宙への挑戦は継続する」だよ。おまえらがNASAの予算をカットしたんだろうが。新型シャトルが飛んでれば、20年も前の機体なんて使わずに済んだんじゃないのか。まったく、戦争なんてしてる場合じゃねーぞ。ムカムカ。
■ tDiary: カテゴリ機能とか
……と、人が勝手に意気消沈している間に、tDiaryの開発は着々と進んでいるのであった。
まずは、複数の人の手によってWikiスタイルがカテゴリ対応に。いまの最新はkitaj版か? このまま採用してしまおうか。明日、見ます。
それから、tDiary-usersのWiki上にFAQが移転中。こんどは完全にオープンなWiki上だ。あとPluginListは、新作プラグイン発表の場として活用できそう。
2004-02-02(月)
■ 「お返しTrackBack」はやめよう
以前ちょっと書いたが、妙なTrackBackが増えている。最初は「ココログだけの変な流行だろう」と思っていたんだが、先日は違うところからも受け取ったし、調べてみるとそういう例が増えているようだ。こんな習慣が根付いてしまったらうっとおしくてしょうがないので、ここにきちんと提言することにする。
「妙なTrackBack」ではわからんので「お返しTrackBack」と名付ける。「お返しTrackBack」は以下のようにして発生する。
- サイトAは、エントリ1の中で、サイトBのエントリ1に対して言及し、リンクをはった。
- 同時にサイトAは、エントリ1からサイトBのエントリ1にTrackBackを送った。TrackBackを送る行為は逆リンクを生成するので、これで両エントリには相互リンクができたことになる。これでサイトAの読者も、サイトBの読者も、双方のエントリを参照できるようになった。ここまでは良い。
- TrackBackを受け取ったサイトBは、サイトAのエントリ1に「お返しTrackBack」を送った。これが問題。
なにが問題か。
- (2)の段階で、すでに両エントリには相互にリンクが貼られている。読者にとって、両方の意見を読むためのリンクはすでに十分にある。これ以上のリンクは余剰である。
- TrackBackには本来、「あなたのエントリに言及しましたよ」という意味がある。しかしながら、サイトBのエントリ1には、サイトAのエントリ1に対する言及はない。これはTrackBackの意味を無効にしてしまいかねない。
- 「お返しTrackBack」を受け取ったサイトA(の中の人)は「がっかりする」。だってみんな、TrackBackを受け取ったら嬉しいでしょ? それは自分のサイトに対する(言及による)反応だと思うから。でもサイトBにはサイトAへの言及なんかないのだ。てゆうか、そのエントリはもう読んだってば!
- (3)のTrackBackをたどった読者は「がっかりする」。なぜなら、リンクの先には今読んだエントリに対する言及があるはずなのに、それがないから。てゆうか、そのエントリはもう読んだってば!
得する者などない「お返しTrackBack」が発生したのはなぜか、よくわからない。intersite MLでネタを振ってみたりした。ココログの「TrackBack野郎」のせいだという声もある。儀礼を重んじる日本人ならではの行動ではないかという意見もあった。でも、ちょっと考えれば、おかしいことに気づくだろと思うんだけどね。
なお、言うまでもないことだが、下図のような場合にはTrackBackが有効に使われている。これを「TrackBack返し」と呼んでいるサイトが多い。本稿で問題視している「お返しTrackBack」とは別物である。というか、こっちがTrackBack本来の使い方である。
- サイトAは、エントリ1の中で、サイトBのエントリ1に対して言及し、リンクをはった。
- 同時にサイトAは、エントリ1からサイトBのエントリ1にTrackBackを送った。
- TrackBackを受けたサイトBは、新しくエントリ2を起こし、サイトAのエントリ1に言及した。
- 同時にサイトBは、エントリ2からサイトAのエントリ1にTrackBackを送った。
注記
なおこのエントリでは、トラックバックの有効な使い方を考えるで触れられているような、以下の場合の「お返しTrackBack」までは否定しない。特にFriday 5の使い方は、本来のTrackBackとは異なる文化である。
- サイトAのエントリ1に言及リンク(1)がないにも関わらずTrackBack(2)だけがあるような場合
- Friday 5の相互TrackBackという「風習」
それから個人的には読者が混乱しやすいので推奨しないが、わざわざ新しいエントリを起こすほどでもないと思うなら、こういうのはアリかも知れない:
- サイトBのエントリ1にサイトAのエントリ1への記述を追記してからTrackBack
◆ TrackBack [http://blogs.dion.ne.jp/kimiwo/archives/1149321.html KDDIを..]
◆ TrackBack [http://asdf.sub.jp/b/archives/2005/07/trackback.html チラシの裏..]
◆ TrackBack [http://bridge.nm.land.to/blog/20050722.html たんに女好き! [tDiar..]
◆ TrackBack [http://itt.shiftweb.net/weblog/archives/2005_07_05.html#00..]
◆ TrackBack [http://wolfwood530.seesaa.net/article/12246238.html ウルフウッド..]
◆ TrackBack [http://smashmedia.jp/blog/2007/04/000067.php smashmedia お返..]
2005-02-02(水)
■ Google Adsense小切手の換金(現金化)の方法
どこで換金しようか悩み続けたまま結論を出さず、手元には去年の春からの小切手が溜まりまくっているわけだが(おかげでほとんど再発行が必要になりそうだ)、これが決定版か? だいたいどれも$200超えてる小切手だから、手数料$10固定プランでいけそうだ。
ところで、この記事には有効期限が小切手に書いてあるとあるんだけど、手元の小切手、目を皿のようにして探してもそんなの書いてない。Get2Cashのサイトには「5ヶ月」って書いてあるから、それを目安にできるんだけど……。
2006-02-02(木)
■ 夕べ地震があったなんて
ぜんぜん知らなかったので、今朝のニュースを見て驚いた。時間的には、新百合ヶ丘の大戸屋にいた時刻だなぁ。そういえば小田急のLED掲示板になんか流れていたような気もするが……。なんか忙しくてボケてんのかも。
■ ぶたじるvsとんじる2006
4年前のW杯イヤーにて話題沸騰(嘘)になったぶたじるvsとんじるネタだったが、いつの間にかとんじるが圧倒的勝利になっていたというのをリンク元で知った。おまけに「とんじる」の方には「もしかして:豚汁」とまで表示されており、これはもう、Google様が判定を下したと見て間違いあるまい。ぶたじる陣営の方は自らがマイノリティであることを自覚すべし!
……なんつって、そんな、たった4年でこんなに変わるはずがないので、Googleのアルゴリズムに何かあっただけなんだろうなぁ。もしかすると4年前からこれくらいの差がついていたのかも知れないし。当時はYahoo!で再調査するなんて知恵はなかったのが悔やまれる。
これからは、「Googleで××件あるから云々」なんて論旨を展開するのはやめようと思った。少なくとも3つくらいは別々の検索エンジンを使って検証してない記事は信頼しないこと。
◆ ひらく [そもそも平仮名で書かないんじゃないでしょうか > 豚汁 で、「とんじる」が「ぶたじる」より多いのは、「とん」派はあ..]
◆ たつを [Googleでの「ぶたじる」の検索結果数はひどくゆれがありますね。 なんども検索すると、 18,300 と 920 ..]
◆ ただただし [ひらくさん。漢字が一番多いというのは言うまでもないです。また、ひらがなで書く動機に"ぶた派"と"とん派"で差異がある..]
◆ shaga [カップの即席みそ汁だと、「とん汁」の方が多いと思います。永谷園とか旭松とか有名なメーカーは「とん汁」でした。一度だけ..]
◆ babie [「うとんじる(疎んじる)」を引かないといけないですね。(Yahoo は 0件!)]
◆ ひらく [いやぁ、自分でもかなりこじつけてるなとは思ってました。ただ、マイノリティだけど声が大きい(露出が多い)せいで多数派に..]
2009-02-02(月)
■ Let'snote CF-R3のバッテリを交換した
買ってからそろそろ4年になるPanasonic Let'snote CF-R3、まだまだ現役でいけるので、ヘタってきたバッテリを買い換えた。
R4/R5用のバッテリだが、R3でも使えるという情報をもらったので、あえてこっちを選んでみた。値段変わらないし。
R3用よりも容量が多くなっているが、R3の設定容量より使えることはない(おおむね信頼できる情報源としておなじみのLet'snoteテンプレ)。これはどういうことかと言うと、最近のLet'snoteに搭載されている「満充電にせずに使うことでバッテリの寿命を延ばすエコノミーモード」を自然と実現できるのではないか……という。ほんまかいな。
まぁ、さすがに次は、バッテリより先に本体の寿命が来るはずなので、そんなにケチケチしてもしょうがないのだけど。こんだけ長く使えるPCのバッテリが、本体価格の1/10以下というのは安い買い物だと思った。
■ Offline Gmail
寝込んでいる間にGoogleの気が狂ったりしたそうだが(今は正気に戻っているようだ)、やはり寝込んでいる間にOffline Gmailも来たようだ。
最近、外で使う時にはもっぱらEMOBILE経由なんだけど、EMOBILEってけっこう電波状態が不安定で、けっこうな繁華街でも圏外なときがある。横浜駅舎内とかアキバの街中で圏外になったときはちょっと呆れたよ。おまけにアンテナが1、2本の時にはガクっと速度が落ちる。
そんなとき、Gmailがだんまりになるのはけっこうつらいので、Offlineモードは待ちかねた機能だ。というか、Google Gearsが出てからGmailで使えるようになるまで、なんでこんなに時間がかかったのかねぇ。とりあえずFlakyモードとやらにしてみた。これでしばらく運用してみる。
2010-02-02(火)
■ グスタフ、歯が抜け替わる
帰宅してからグスタフと遊んでいたら、何か白くて小さくて固いものが落ちていた。拾ってよく見てみると、歯ではないか。
「動物のお医者さん」で見て知っていたので(あれは犬だったけど*1)、たぶん猫も生え変わるんだろうなーとは思っていたけど。調べてみると5ヶ月くらいから抜け始めるということなので、ちょうどそれくらいだ(8月中旬生まれだとすると5.5ヶ月といったところ)。抜けた歯にお目にかかれることはあまりないらしいので、ラッキーなのかも。ただ、大きくて目立つ犬歯じゃなかったのが残念(?)。
ちなみに体重を計ってみたら3.4kgにもなっていた。先週3.2kgだったから、毎週200gずつ大きくなってる? ペース早いなー。最近は一緒にお風呂に入るのが日課です(グスタフは湯船のフチに乗って見てるだけだけど)*2。
2023-02-02(木)
■ USB DACと有線イヤフォンを買った
Spotify始めたからちょいちょいアイマス以外の音楽を聴く機会が増えたんだけど(現金な話である)、せっかくだからちょっといい音で聴ける環境を作るか……と思ったので、とりあえずお安いところで始めることにした。
音楽を聴くのはもっぱらスマホなので、USB DAC + 有線イヤフォンからだよなーと思い、いろいろ調べてみるものの、正直さっぱりわからない。なのでやっすい中華DACと以前から使ってみたいと思っていた茶楽音人のイヤフォンをセットで買った。合わせて5000円未満である。
別に貧乏してるわけじゃないんだからもっといいもん買えばいいじゃんと思われるかもだが、もういい歳だからさ、高音とかたいして聴こえないわけよ。ハイレゾなんてまちがいなく宝の持ち腐れだしさ。雑誌とかで4、50代のオーディオ評論家とか偉そうに音の良し悪しを語ってるのをみると「おまえら絶対ちゃんと聴こえてねーだろwww」って思うもんな。いや脱線した。
ブラインドテストをするまでもなく、こんな安いセットでさすがに音の違いがわかるわけで、分解能やダイナミックレンジがだいぶ向上して、とりあえず満足である。本当はスピーカーで大きな音を出せるといいけど、個室持ってるわけじゃないしなー。しばらくはイヤフォンでちょっとマシな音を聴ける環境を整えていくことにしよう。
◆ arton [ネタだと思うけど、TechEDでDonBoxが、Amazon.comのWebから(プログラム的に)情報得るのが大変だ..]
◆ ただただし [わはは。じゃあそのネタのオチは「AmazonはSOAPに対応しない」だな、きっと(笑)]