2001-02-01(木) ノート
■ う、LinuxプリインストールなThinkPadかよ。いよいよクライアントに進出かぁ >IBM Crusoeだったらそそるんだが。SONYのBluetooth搭載C1にも惹かれる。これも目玉が余分。なんだかんだとケチをつけて、結局買わないのであった。なにしろいまだにPentium 120MHzのLet's Note miniを使っていて、何の不自由も感じてないしのぅ。まぁ、いま一番欲しいのがLOOX-Sなのは相変わらず。
2002-02-01(金) 10137歩
■ 散財自慢
2.2GHzにしよーとおもったけど、200MHz差で値段が半分近いので……なんて、石油王のあなたが言ったらいけません(笑)。でもさすがに、車一台即金には勝てなかったねぇ。
■ 渋谷にて
謎会合。おいしゅうございました。よし、ASIMOのためにがんばるぞ(さらに謎)。
2003-02-01(土)
■ tDiary: PgsqlIOキタ−
……これから出かけるので、とりあえずアナウンスだけ。こういうのを実装してくれる人を待ってたんだよ〜。
まだ性能に不満がある(?)ようなので、これからの発展に期待。しかし、自前のDBMS環境がないから試せん……。
■ EPSON DIRECT
かみさんが新しいPCを買うというので、アキバに出かけた。eMachines偵察である。Pen4マシンを狙っているようだ。おれがまだPenIII 866MHzなのにっ。
と、その前に「ラーメン創房「玄」」の秋葉原総本店で遅い昼食。どうも最近、歳のせいかこれくらいさっぱり系じゃないと食いつけなくなった。家系なんてもってのほか。つーわけで、アキバではここを贔屓にしよう。メシ時は混んでるらしいけど。
さて、ツクモでeMachinesを見たわけだが、確かにこのスペックでこの値段、安い。しかし、かみさんは色が気に入らないらしい。一方、ツクモのオリジナルPCは気に入ったもよう。
その後、静音パーツ類を目当てにパーツショップを冷やかしながら(薄型で静音のシロッコファンなんて存在すらしてないねこりゃ)、末広町のEPSON DIRECTのショールームへ。microATXのEndeavor MT7000がコンパクトでいい感じで、けっきょくそれをPen4 2.4GHzにして買うことになった。なにしろ店員が懇切丁寧で、商品知識は豊富だし、完全なBTOでその場で注文できて、待ってる間はコーヒーまで出る。ざっと20分以上はその店員を独り占めだっただろうか。
もうね、駅前の大型店とか、アキバの小さいショップとか、そういうところばかり行っていたから、目ウロコだったね。こんなcomfortableなPCショップがあろうか。いや、PCショップじゃなくてショールームなんだけどさ。これで、eMachinesより少しグレードアップしてほんの2、3万増しである。これからは、初心者にPCのこと相談されたらここに連れてくるよ。つーか、「おれにも一台くれ」って言いそうになったよ(笑)。
■ プランク・ゼロ (ハヤカワ文庫 SF ハ 9-8 ジーリー・クロニクル 1)(スティーヴン バクスター)
積ん読と最新を交互に読むことにした。ので、これ。続編の『真空ダイヤグラム』が出てからとも思ったんだが……。
生物でいっぱいの太陽系とか、次々と破られる物理基本法則とか、あやうくスペースオペラになってしまいそうな設定やガジェットであふれかえるストーリーなのに、そうはならずにハードSFに踏みとどまっているのは作者の力量なんだろうか。やはり、人類の変容とか、宇宙の歴史とか、テーマを広く保ち続けているからなんだろうな。
しかしこのシリーズ、長編はすべて読んでるのに、「すごい」という印象だけ残ってて、ストーリーはほとんど記憶に残ってないんだよなぁ。そういう意味で、シリーズの歴史を横断してくれるこの短編集はけっこういいかも。
■ コロンビア空中分解?
NHKのニュースでもやっているが……嘘だろ……チャレンジャーの悪夢がよみがえる……
2004-02-01(日)
■ Google AdSenseテスト中
tDiary.Netをやっていると、ときおり「寄付したい」という申し出をいただくことがある。個人的にはAmazonギフトででももらえれば嬉しいのだが、tDiary.Net運営委員会全体への寄付窓口などを考える必要もあるだろう。
ということで、寄付の一つの手法として、Google AdSenseを(希望者のみ)貼れるような体制を整えつつある。現在この日記でテスト中。ページ上部に貼れる横長のバナーと、サイドバー向けの縦長のバナーなど、配置やサイズを選べるようにする。
それにしても、ちゃんとウォシュレットの広告が入ってるもんなー、すごいわ。
2005-02-01(火)
■ CATV
新居にはJ-COMのCATVを導入している。「これでDiscovery ChannelとかAnimal Planetを見まくりだぜ!」と思っていたのだが、今のところ一番見ているのは「Animax」かも知れない(←ダメダメ)。
電話もJ-COM Phoneにしたし、InternetはTEPCOひかりなので、ついにNTTと縁が切れた、というのもけっこうポイントが高いと個人的には思っている。
で、困ったのがFM放送で、今までTVを見てないときはTVアンテナで受信したJ-WAVEをけっこう聴いていたので、なんとかしないといけない。FM用の室内アンテナを買わないといけないかなぁ……と悩んでいたら、CATVにFM放送も混じって届けられていることに今ごろ気づいたのであった。というわけで、手持ちの分配器をオーディオにつないで一件落着。81.3MHzのJ-WAVEが81.0MHzになってるのがいとおかし。
でも、PCに余っていたスピーカーをつないだので(とりあえずUSBオーディオは後回し)、もっぱらiTunesのラジオでJazzをかけてるのだが。というわけで写真は現在のデスクトップ。スピーカーがSONY製じゃないか! というツッコミはなしで(笑)。
■ 参鶏湯(サムゲタン)もどき(2人前)
かみさんが不調だったので久々に料理をしたら、けっこう好評を博したのでレシピをメモっておく(またリクエストされても忘れちゃうので)。ネット上にあったいくつかのレシピを混ぜ合わせて作った自己流。
材料
- 鶏胸肉: 1枚
- もち米: 1/2カップ
- ナツメ: 2個
- にんにく: 2かけ
- クコの実: 少々
- 大根、サトイモ、ニンジン: 好みで少しずつ
- ショウガ: 少々
- 干しシイタケ出汁: 500cc
- 中華スープ: 少々
- 塩、コショウ: 少々
作り方
- もち米は水につけて1〜2時間放置
- 胸肉を中央で開いて、面積を二倍にする。その上に、ナツメ、にんにく、クコの実、出汁から取り出したシイタケを散らし、もち米を載せ、肉で包むようにして楊枝で縫合
- 鍋に出汁を入れ、中華スープと刻んだニンジンを入れて火にかける(中華スープは本来の参鶏湯では、骨から出るはずの出汁を補完するものなので好みで)
- 沸騰したら他の野菜とショウガを刻んで入れ、肉を中央に(縫合面を下にして)入れる。全体に水がかぶるくらいまで水か出汁を追加
- 沸騰したら弱火にして、1.5〜2時間煮込む
- 塩、コショウで味を調えてできあがり
ネギがあったら入れたかったかも。なお、もっとも高度な技術を要求されるのは、鶏肉の縫合なので、胸肉は大きめのものを用意すべし。
■ ジャスト「一太郎」の販売中止を命じる 松下アイコン訴訟で判決
そもそもWindowsのGUIでは、Shift+F1を押すとこの「第一のアイコン」をクリックしたのと同等のモード切替が起きて、メニューやツールバーをクリックするだけでヘルプが出る……というスタンダードが決められていて、Microsoft製品だと多くはこれに則っている。マウスカーソルが矢印の横に「?」が付いたものに変わるというフィードバックがあるので、いちおうモード切替がわかるようになっているが、モードが発生する時点で再考すべきだった機能である(余談)。
他社製品ではあまり真面目に実装されていない機能だが、この「Shift+F1」の代わりにアイコンを割り当ててしまうと、それだけで特許に抵触してしまう、ということらしい。TVで出ていた画面を見たんだが、ジャスト製品のこの「第一のアイコン」にはちゃんとShift+F1が割り当てられているみたいで、単にMicrosoftのガイドラインに則っただけじゃん! と思えなくもない。なんとも、言いがかりみたいな特許を取られて、気の毒である。
ところで、つい数日前、PanasonicのノートPCを予約注文してしまったんだけど、キャンセルすべきでしょうか:-(
◆ TrackBack [http://igaiga.s39.xrea.com/tdiary/?date=20050202#p01 igaig..]
2006-02-01(水)
■ 携帯対応はデフォでしょう?
松永さんのmixiの大発展の裏にある「携帯ユーザー」を見逃すなという記事は、「mixiが成功したのは携帯ユーザをうまく取り込んだから」という「mixiの上手さ」を持ち上げる論旨だが(この姿勢は前向きでたいへんよろしい)、おれとしてはむしろ「取り込めなかったライバルがダメすぎる」と言いたいな(後ろ向きだけど)。
いまどき、携帯を意識せずにWebでサービスを始めるなんてありえない。「いまどき」というか、もう2、3年前からやって当然になってると思うんだけど。技術的なハードルはないに等しく、「できて当然」。今はもう、マーケッティング的にいかに携帯ユーザにアピールするかという段階なので、mixiは当然のことをやっただけなんだよね。
(事例というと手前味噌になってしまうが)ChengeLogをひっくり返してみると、tDiaryが携帯対応したのが1.0リリース前の2001年(5年前)。その流れを引き継いでか、はてなダイアリーもけっこう以前から携帯で読めた。現在はてなのサービスはほとんどが携帯対応しているにも関わらず、はてなはあまり携帯ユーザにアピールしていない(tDiaryもそうだけど)。上の記事に対するはてブでの反応が象徴的。最低限のことはやってるんだから、もうちょっとアピールすればいいのに、と思う。携帯対応が遅れている他のブログサービスを引き離すチャンスなのにね。
何が書きたいのかよくわからなくなってきたが、実は「FEEDBRINGERもはやく携帯対応してよ!」と言いたいのである。あ、でも、こないだRoRは携帯対応が困難という記事を見かけたので、難しいんだろうか(しかしいまさら"技術的ハードル"つーのもアレだよなぁ)。まぁ、対応されたらされたで、気が散る要素がまた増えるから、困るっちゃぁ困るんだけど……。
2007-02-01(木)
■ 神は沈黙せず(上) (角川文庫)(山本 弘)
文庫になったので読んでみた。面白かった! 相当なペースで一気読みしてしまったので、エンターテイメントとしてかなりの質なんだと思う。オススメ。
とはいえ、SFとしてはそんなに高評価はできないかなぁ。上下巻の厚さがずいぶん違うので「なんでだろ」と不思議に思ったが、上巻はとにかくオカルト系の情報を大量にぶち込んで、「と学会」会長の面目躍如。ちょっとぶち込みすぎだとは思うが。下巻は打って変わって骨太なサスペンスになり、神の正体に迫るゾクゾクする展開。たぶん、SFを読みつけてない人はかなり満足できるのではないだろうか。
もっとも、神の正体についてはSF者なら一度は考えたことがあるだろうし、信仰に関する話も、(おれは映画『コンタクト』を思い浮かべたけど)そんなに斬新なものではない。ネタは新鮮ではないけれど、料理が上手い、といったところだろうか。
もちろん、「うまい料理」を味わうのが読書本来の楽しみなのだから、なんの不満もない。たいへん美味しかった。
ぜんぜん関係ないけど、単行本が2003年発行ということで、ネットまわりの描写が予測とズレまくっていて興味深かった。
当時はまだブログブーム前なので、物語の世界では(2chを出自とする)巨大匿名掲示板がすべてなのだ。執筆のほんの2、3年後に、みんなSNSの狭い世界に引っ込んじゃうなんて、想像もつかなかったんだなぁ。巨大な権力を持つサイトのページビューが少なすぎるし、その割には現実への影響力を大きく見積もりすぎだ。3年後がまったく予測できていないあたりが、逆に今のインターネットの動きの早さを表していて面白かった。
2008-02-01(金)
■ iPod Classic 160GBが来た
ogijunのところで遊んでいたのを引き取ってきた。かみさん用。
最大の問題は、我が家にあるすべての音楽データをかき集めてもこの160GBを満たせないという点なわけだが。つーか、そもそもウチにある最大のハードディスクがおれのPCに積んである160GBなわけで、それと同じ容量ってどんだけ。
2009-02-01(日)
■ 寝込んでいると暇なので読書が進む
なんて思ったら大間違いで、熱があると集中できないから活字が追えない。せいぜいマンガを流し読みするくらい。ちょうどこないだ注文したのがAmazonから届いた。
百舌谷さん逆上する 2 (アフタヌーンKC)(篠房 六郎)
基本的にギャグ……と思っていたのに、どんどんシリアスな方向に話が進んでいって、ちょっと驚き。もっとも、この絵柄でシリアスというのは、それはそれで良いな。
月刊 アフタヌーン 2009年 03月号 [雑誌](-)
などとシレっと書いているが、実は連載もちゃんと追ってるのだった。今月はさらにシリアス。
あと、とよ田みのるの新連載とか、「ベントラーベントラー」の単行本化情報とか、嬉しすぎる。
2011-02-01(火)
■ PocketWifi(D25HW)のファームウェアアップデートにWindows7(64bit)で失敗したり
PocketWifiのファームウェアがアップデートして、通信中にも充電可能になった(今までは給電のみ)。これは同時期に発表されたPocket WiFi Dockのためだろうなぁ。この制限はみんな困ってたんだから、そういう戦略抜きにしてとっとと出してくれりゃいいのに。
と、グダグタ言っててもしょうがない。さっそくアップデートしようとUSBケーブルでつないでから(初めてつないだw)、Windows7上でアップデートプログラムを起動したんだけど、デバイスが見つけられないという。ようやくマニュアルを読むと(いつものパターン)、あらかじめドライバをインストールしておけと書いてある。どうせWiFiでしか使ってないんだから、そういう面倒はなしにしたいんだけどなぁ(←文句が多い)。
このシリーズはUSBでつなぐとマスストレージなドライブが見えて、そこにドライバが入っている。そこからAutorunを起動して、さくっとドライバをインストール。再起動しろと言われたので言われるがままにそうしたら、いくら待ってもシャットダウン処理が終わらない。「ええい」とばかりに強制電源断してから起動したら、こんどはUSBにPocketWifiをつないでもドライブが見えない。ぎょえー。
上の現象はドライバをアンインストールすることで直ったんだけど(ほっ)、どうにもコワイのでもうやめた。たぶんOSが64bitなせいじゃないかとあたりをつけたので、自宅で可動状態で眠らせてあったLetsnote R3(WinXP Pro)で作業したら、こんどはあっさり成功した。さすがR3さん、今でも頼りになります。
ファイルの一覧を見るとドライバのインストーラには32bit版と64bit版があるようなので、もしかすると64bit版を明示してやればうまく入ったかも知れないし(「きっとAutorunが自動認識してくれる」と期待してそっちは試さず)、そもそもWindows7には「XPモード」というものがあってだな……という話もあるけど(このためにXPモードをセットアップするのは面倒すぎる)、まぁ結果オーライということで。
で、さっそくWiFiでつなげてみようとしたら、こんどはつながらなくて焦った。これはデフォルトでWEPモードになっているせいで、WEP/WPAボタンを長押し(10秒)することでWPAモードに変更できる。ただしこの状態は2分しか続かないので、永続的にこのモードを覚えさせるにはその状態でいったん電源を入れなおさなければならない。……ということをマニュアルなしで思い出すために、DesireでWebを検索しまくったのであった。あー、苦労した。できればファームウェアのアップデートなんてものは、一生しないで済ませたいものだ。
2013-02-01(金)
■ 鈴木みその『限界集落温泉』をKindleで買い直した
ここしばらくKindleストアのコミックで上位を占めているのですでによく知られていると思うが、鈴木みその『限界集落温泉』が売れに売れて1月だけで累計2万部(作者ブログ)という電子書籍としてはかなりの大ヒット。以前紙版をプッシュした身としては嬉しいばかり。ご祝儀がわりにおれも全巻買い直した。日本のKindleストアで売っているものは愛用のKindle4では読めないんだけど、コミックスならNexus7のKindleアプリの方が読みやすいからね。
あれ、おまえはKindleにかぎらずDRMのかかった電子書籍は買わないと言っていなかったかという指摘は半分正しい。これも作者のブログからになるが、「1度電子書籍で買ってくれた人に対しては、一生同じ本を2度買う必要なし」と言っているからだね。こういう人は応援しなくては。
というか、「作り手」としてこの感覚がごくあたりまえだと個人的には思うんだけど、これが「売り手」の手に渡って商品になるととたんに違うものになってしまうのが不思議なところだ。以前(2009年)、(CDを)車でも聴きたかったらもう1枚買えと言ったJASRACの人がいたけど、それがいまでは音楽データはDRMフリーが常識の時代に。電子書籍も早くそうなるといいですね。ダウンロード制限撤廃とかいってふんぞり返ってるんじゃねーよ、と。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00AXZWLKO
https://www.amazon.co.jp/dp/B00AXAFSQS
2014-02-01(土)
■ 「茶目湯殿」の読みを長年間違っていた件
近所(座間とか)にも日帰り温泉があるけど、ちょっとドライブがてら温泉にでも行きたいよね、というときに長年愛用してきた裾野にある時之栖の「茶目湯殿」。最近あまり行ってなかったので午後から行くことにした。
知らないあいだにリニューアルしていて、脱衣所が一箇所にまとまってたり、露天風呂が炭酸泉になっていたりしてびっくり。炭酸泉にした余波で湯温が下げられていたのはゆっくり入っていられるから大歓迎だけど、温泉につかりながら見られるように大型TVが設置されていて、あいかわらず方向性にセンスがない。セルフサービスのコーヒーメーカーもしょっちゅうガーガーと豆をひいていてうるさいし。
まぁこの時期は時之栖全域が大規模なイルミネーションに覆われていて、これがまたけばけばしくて下品なので、そういうのを喜ぶ客層を見越してのものなんだろうなぁ。マーケティング的には正しい。茶目湯殿じたいは子供がいないから大人だけでのんびりしたいという目的には合致してるんだけど、もうちょっとシックな方向性を狙って欲しいものだ。
ところでこの「茶目湯殿」をずっと「ちゃめゆでん」と読んでいたんだけど、露天風呂に向かうときに履くサンダルに「ゆどの」と書いてあって*1衝撃を受けたのだった(笑):
まぁ、たしかに「ゆでん」だと湯桶読みになってしまうし「油田」を想起するので温泉にはふさわしくないかも知れない。もっとも「ゆでん」と読んでいる人はかなり多いようで、ググってみると過去の記事にはたくさんの「ゆでん」が存在していたことがわかる。もしかして昔は本家も「ゆでん」と読ませていたんじゃないかと勘ぐってみたけど、自分の日記にある最古の記事(なんと2002年)に貼った(すでにdead linkになっている)公式サイトへのURLにちゃんと「yudono」とあったのだった。おれが悪かった。
*1 こういうのを書いてしまうあたりにまたセンスのなさを感じるのだけど。
2015-02-01(日)
■ Kindle Comic Creatorで自炊本を作ってみた
Kindleでコミックを読んでいると、ノンブルとかガイドが出ていないフルスクリーンなので画面をめいっぱい使っていていいなぁと。PDFだと一番下にパーセンテージを表示するエリアがあって、もったいないんだよね。どのへんまで読んだかすぐわかるのはいいんだけど。
というわけで、どうせ画像でできてるんだからコミックと同じ扱いにしたっていいだろと考え、Kindle Comic Creatorを使って自炊本を作ってみた(たぶんやってる人はすでに多数だと思うが)。
結果として、良かった点:
- インジケータ部分だけでなく周囲の空隙もなくなったので字が大きくなって読みやすい
悪かった点:
- 文字がベゼルぎりぎりまで詰まっているのでわりと邪魔 (上の写真)
- ファイルサイズが大きくなって(500ページの文庫本で100MBくらい)Personal Documentに置けなくなった
- どこまで読んだのか把握できなくなった
ベゼルが白っぽかったらけっこういける気もするが。なんでKindleは黒とかグレーばっかりなんだろう。初期型には白があった記憶があるけど。まぁ、なんにせよデメリットの方が多いような気がするね。残念ながらこの方向はボツ。
2016-02-01(月)
■ ディレ1がバンナムを退社
昨日のライブの興奮もさめやらぬ今日の昼すぎにアイマス界隈に激震が走る。ディレ1ことアイマス総合ディレクターの石原さんが昨日付けでバンナムを退社したという爆弾が投下されたのだ(「アイドルマスター」を応援していただいている皆様へ)。
10周年というタイミングはたしかに切りがいいけど、11年目のリスタートだって言ってたやん、なんで今やめるんだ、あんたがいなかったら誰がアイマスを作るんだ……と正直かなり動揺したし、午後はぜんぜん仕事に集中できなかったくらい。でも、ガミPの(よりによって)春香に例えた送別の言があまりにピッタリはまっているものだから、それ以上は何も言えんよなぁ……。
アイマス知らない人はディレ1がどんなに重要な人物かさっぱりだと思うけど、Twitterで「長嶋引退」に例える人をみかけて「それだ」って思った。「総合ディレクター」という役職は永久欠番になるっていうんだからまさにそうだ。午後中ずーーーっとTwitterのトレンドトップに「ディレ1」があったくらいの大事件だ。
個人的にもひとつの仕事を続けていいのは10年くらいと思っているし、あの責任感の強いディレ1が後任も育てずに投げ出すわけがないから、周到に準備された上で絶妙にいいタイミングで辞めたんだとは思うけど、前にも書いたようにおれはアイマスを作っている男たち(もちろん女性も含む)が大好きなので、あの一角から一人抜けてしまうのは本当に寂しい。
Twitterを眺めていたら、これからもアイマスをよろしくと言われて「よっしゃ任せろ」とか「おれらが支えていく」って宣言しているPたちが大勢いて、もちろん自分だってそのつもりなんだけどさ、本来客でしかないおれたちに「プロデューサー」なんて重要なポジションを与えた上に、こんな歪んだ責任感を植えつけたのがディレ1最大の功罪だよ。まったく苦笑するしかない。
それにしても、昨日のステージにいたミリオンスターズの面々は、舞台袖からディレ1が見ていてくれるのは最後だと知っていてのパフォーマンスだったんだよなぁと思うと、昨日とはまたちがった感慨がある。今後のライブでは関係者席にはかならず「永久欠番氏」の席が設けられると思うけど、いつか同じ客席でいっしょにサイリウム振れたらいいね、ディレ1。
PS. 餞別(?)がわりに500枚貯めこんだデレマスのガチャチケを全部投入したけど、新しいSRみくにゃん出なかったよ、ディレ1のケチ!!*1
*1 ケチなのはCygamesである。
2017-02-01(水)
■ ピンク本の打ち上げをしてきた
「ピンク本」ことデザイニングWebアクセシビリティの電子版出版および重版の記念に、関係者打ち上げにお呼ばれしたので行ってきた。神保町の「森のブッチャーズ」。
神保町だと皇居をはさんでちょうど反対側くらい、職場からは約20分の自転車行だ。寒いかなと思ったけど、夜はランニングしてる人も多くてそんなに速度を出せないし(もちろん危ないところ以外は車道を走るけど)、風もそんなになかったからなんの問題もなかったね。食事の前だとこれくらいの距離がちょうどいいな。
しょっぱなからポテトサラダの上に焼いた大きな厚切りベーコンがどーんと載ってるのが出てきて「これヤバいやつだ」とか言いつつ喜んで食べていたが、食っても食っても肉が出てきて、けっきょく全部食べきれなかった。や、この店は若者をおおぜい連れてこないとあかんのでは……。
参加者の半分くらいが以前WAICで一緒に仕事をしていた気心の知れた人たちだったので、打ち解けた楽しい飲み会でしたな。例によってWeb(そして今回は電子書籍も)に関する熱いトークばかりで、変わってないなー、という感じ。とくに電子書籍の誤読問題に関するdisりトーク*1、楽しゅうございました(笑)。
*1 電子書籍の読み上げで「IT」が「イット」と読み上げられてしまうのを避けるために「I T」のように空白を入れるというバッドノウハウを自慢気に語る人たちがいて嘆かわしいという話。そんな非生産的で副作用の大きいクソみたいな単純作業をするくらいなら、読み上げソフトに機械学習を導入して根本的に誤読を減らす方がエンジニアリング的に正しい道だと思います。
◆ suzune [頑張れぇ〜(謎)]