2000-01-24(月)
■ まだ会社休んでたりして。いやー、ぜんぜん熱が下がらないわ。かみさんにまでうつしちゃったので、今日は二人して休み。もっともこっちはほとんど治りかけ(だと信じたい)ので、家事などやってはいるのだが。明日は出社しないわけにはいくまい。
■ GIMP
てなわけで、今日はあまりコンダラ引いてません。zipドライブがmountできたおかげでWebの更新ができるようになったので、カブのページのメンバーリストを更新する。MLのメンバーから送られてきた自己紹介メールから写真を抜きだしてトリミングしたりするのに、フォトレタッチソフトが必要だ。WindowsではPaint Shop Proを使っていたんだけど、Linuxではあれでしょ、GIMPしかないらしいじゃないの(偏見?)。Kondaraにも当然GIMPは入っているので、ファイルに落したJPEGファイルを指定してgimp
を実行した。
えっらい品のないスプラッシュウィンドウのあとは、パレットと画像のウィンドウが別々に出た。ふうん。最初のヒントメッセージがメニューの出し方(右ボタン)というのは親切でいい。しかし、GIMPはオープンソース界のPhoto Shopを目指している(ホント?)というだけあって、機能が多くてなかなかやりたいことにたどり着くまでがたーいへん。トリミングして、縮小して、サイズを合わせて、アンシャープマスクをかけるだけで30分もかかってしまった。慣れればなんとか使えるかな。でも、トリミング以外の処理はキーボードだけでやりたいんだがね。どうしてXのソフトってのは、マウスでしか操作できないことが多いのだ? あんたら、曲がりなりにもUNIX生まれやろ。おっと、Script-Fuとやらを使えってツッコミはなしだぜ。おれはたんにメニューをキーボードから選びたいだけなんだから。
■ 憂オプ
それはさておき、なんとか更新完了。しかしなんだ、休んだおかげで、長いことほっといた憂オプこと「憂鬱なプログラマのためのオブジェクト指向開発講座」を読み進められたのはよかったかも。Mixinの概念が出てきてびっくりだ。あれはRubyで初めて出会った概念なのに、こんなところにもちゃんと書いてあるんだもんな。もちろん後に出たRuby本の方を先に読んじゃってるのが悪いんだが(笑)。
2001-01-24(水) 忙し〜
■ SunとMicrosoftが和解したり、ドリキャスがなくなっちゃったり、AOLがドコモになっちゃったり、今日はなにかと騒がしい業界であったが、おれは連日ユーザ対応(しかも自分の仕事じゃないという)なのであった。忙しいなぁ。とほほ。
2002-01-24(木) 8080歩
■ Kondara 2.1(Asumi) RC2
夕べはけっきょくインストールできず。
先日焼いたCDが壊れている可能性を考慮して、もういちど焼き直してみるも、症状は変わらず。変わらずつっても、毎回起きることが違うのだからタチが悪い。たいていはインストーラが落ちて(Signal 11を受けたとかなんとか)、勝手にrebootしてしまうんだが、その場所が毎回違う。たいていは何かパッケージを入れてる最中なんだけど。途中で固まっちゃうこともあるし、いったん電源を落とさないとHDDが認識されなくなるなんてことまで。英語モードでやりなおしてみるも改善せず。……てことは、CDの焼きがまずいんじゃなくて、マシンが悪いのか?
試しにKondara 2.0(Mary)を入れてみたんだけど、これも最初は途中でいきなりrebootがかかったりしてヤバめ。2度目は入ったけど。最悪、週末はMaryでお茶を濁すか……でもXFSにしてみたいんだよなぁ。うぅむ。
ちなみにテストマシンは440BXなマザーにCeleron 300A(333だっけか?)。妖しげなベアボーンキットなので、型番もよくわからんというシロモノなのだが(笑)。そんなマシン使うなってか。まったくだ。
■ tDiary
NTさんに発見されてしまったが、スナップショットが新しくなっている。まだこの日記にも使ってないのに(笑)。
実験的にheader.rhtmlの大部分をプラグインに追い出してみた。これで<head>〜</head>
の間に何か加えたり、デフォルトを変更したりできるようになる。サポート用のメソッドも増やしてあるので、次のリリースにはドキュメントを用意する予定。まぁ、スナップショットを使うような人はコード読めるだろうけど。#ちなみに、00default.rbは書き換えるものではありませぬ。別のファイルに同名のメソッドを定義して上書きするのが流儀。
あと、プラグインから@cgi
と@cookie
が参照できるようにした。上の変更点と合わせると、「テーマ変更プラグイン」を実装できる。試しに作ってみたけど、これでいけるようだ。
それにしても、あんまりやりすぎるとeRubyを使ってる意味がなくなっちまうな。すでにdiary.rhtmlはHTMLと呼ぶにはあまりに暗号過ぎるし。この辺でストップするか。あとはツッコミメール送信のプラグイン化程度で。
■ Let's noteにボール復活
トラックボール応援団としてはだな、もろ手を挙げて喜ぶべきなのだが……。なんで1.47kgもあるんだよーっ。もうひとつのB5ノート、これの筐体をちょっと厚くしてボールを入れてくれりゃぁいいんだよ。そりゃ、パッドよりは重くなるかも知れないが、いくらなんでも500gは重くならんだろう。筐体を大きくしたからって、余ったスペースに何か詰め込まなきゃいけないって法はないだろ? ジャスト1kg。それだけでいいのに……バカバカバカ。Panasonicのバカ〜(大泣き)。
■ 今日のハンティング
お客さん日記を捕獲しました(153)。沖縄の人かな? 沖縄のtDiary密度って世界一かも(笑)。
さらにアホい日記帳とmicchi日記(155)。いずれもれんたるtDiary。
■ Kondara 2.1(Asumi) RC2(2)
メモリかぁ……と思って、帰ってすぐに余ってたDIMMに差し替える。実はこのマシン、FDDが壊れて(?)るから、memtest86が使えないのだ。試しに入れてみたけどFDからbootしなかった。で、差し替えて電源を入れたら、抜き忘れたFDからbootしてmemtest86が動き始めたじゃん!! なんだよこれ。
まぁいいや。メシ食いながらテストを流す。入れ替えたDIMMは少なくとも問題なし。そこでRC2に再チャレンジ。しかし、やはり症状は変わらず。試しにRC1を突っ込んでみるが同様。やっぱCDが壊れてるんだろうか。それなら同じところでコケそうなもんだが……。
ヤケになって、LinuxマガジンについてきてたOGLを入れてみる。ちょっと興味があったし。へぇ、テキストだけどわかりやすいインストーラだなぁ。メッセージも親切だし。DNSを指定してIPアドレス固定にすると、マシン名をひいてきてくれるトコなんていい感じ。XFSのみの1パーティションでいけるのか。けっこういいな。……って、あれ? インストールできちゃったよ(笑)。おーい、Asumiだけ入らないよぉ。
Maryは入った。OGLも入った。これらはCD-ROM。一方、Asumi RC1はCD-R、RC2はCD-RWだ。違いはここかも知れぬ。なにしろこのマシン、かなり古いDVD-ROMドライブがついてるからなぁ。しかも薄型タイプ。
まぁいいや。週末はRC1とRC2、Maryを用意して行こう。最悪でも、Maryをext2で入れて、Asumi化したあとにext3に変換という荒技もアリだし。もう寝る。
2003-01-24(金)
■ 花粉キター
今日は飛んでる。間違いなく。あー、憂鬱……。
■ 本日のpiccolo
夜間の温度が24℃。普段30℃くらいあるのを思えば、これは寒い。……と、数字を見ないと本当に寒いかどうか判断できないというのは、動物としてどうよ。
それはさておき、リビングから追い出したのでファンの音は気にならなくなったものの、やっぱりCPUファンみたいな小口径のファンは好きじゃない。CPUにはヒートシンクだけ付けて、あとはもっとゆっくり回転する大口径ファンにしたいよなぁ
ひとつの案としては、筐体上板に大穴をあけて、そこに8cmくらいのファンを埋め込んでしまう。回転数は半分位にしていいはずなので、かなり静かになるだろう。風切り音もなくなるし。ただ、メモリと干渉しそうなのと、ケース加工がひどいことになりそう(笑)。
あとは、空きスペースになっているCD-ROMドライブ跡地の利用。ここにシロッコファンを設置できれば、面白いことになりそうなんだが。あそこに入れるとなると吸気のために上板に穴をあけるにしても1cm+αくらいの厚みじゃないとダメだしなぁ。いろいろ検索してみたけど、口径が大きくなると厚みも増しちゃうみたいなんだよな、シロッコファンて。低回転で静音を謳うものも見当たらないし。
いけそうな感じがするのはPCIスロット用のコレかなぁ。あとはPCIカード用のコレとか。
それはそうとシロッコファンで検索すると、ガンダム関連のサイトまでひっかかってしまう罠。
■ tDiary: Wikiスタイル(2)
キーワードリンクをInterWikiもどき(?)に対応させた。たとえばyucoさんのWikiにyuco:tDiary/インストールてな感じでリンク。この「yuco:」の部分を表示すべきかどうか悩むところだな。
ま、いちおうちゃんと動いているみたいだし(慎重に記述すれば[笑])、試しに公開しておこう(→wiki_style.tar.gz)。「Wikiスタイルで日記が書ける」という文言に魅力を感じる人は人柱になってみるのも一興かと。
インストールは、wiki_style.rbとwiki_parser.rbをtDiaryインストール先のtdiaryディレクトリ(defaultio.rbと同じとこ)に、 kw.rbはプラグインなのでpluginディレクトリに。その後、tdiary.confに「@style = 'Wiki'」を追加。
書き方はHikiに準拠させたので、hiki:Formatを参照(ただし「用語解説」は未実装)。もっとも、あとでWiki Wayを読み返して文法を確認するつもりなので、多少変更されることがあるかも知れない。
最初に書いたキーワードをリンクする部分はプラグインだけで実装したので、使い方はkw.rbの中身を参照のこと。類似の機能はむとうさんのa.rbでも実現されているけど、kw.rbはInterWikiName相当の指定方法と、セキュアモードでも動く辞書指定がポイント(追記: a.rbはセキュアモードでも動きました)。
#そういえば、a.rbは標準添付してもいいんじゃないかなぁ。
■ tDiary: Wikiスタイル(3)
なんかけっこうひどいバグがあったりしたので直し中。主にリストや引用のネストがまずい。明日にでも別なのを公開できると思う。ってもう明日だがや。
書き忘れたけど、プラグインはこんな感じで。
{{isbn_image_right '4906470068'}}
それから、リンクでmyっぽいURLを指定すると、myプラグインに置き換えられる。こんな感じ。
[[昨日の散財|20030123#p04]]
◆ なかだ [そういうときは「シロッコファン -パプテマス」と思ったら、 女性向けシロッコファン雑談掲示板なんてものがひっかかかる..]
◆ suzune [ぢゃぁ、PCIスロット用強制排気ファン(フルサイズケース用)持ってますってゴミ情報タレコミはどぉ(^^;?]
◆ yamk [うちも家庭の平和のために 8cm CPUファン欲しい。]
◆ ただただし [PCIスロットのヤツは、入るかどうか微妙なんだよね]
◆ suzune [寸法わかればCD-ROMスペースに入れる排気ファンユニットとか作ってもいいけど?]
◆ みずほ [styleがあったら、ioは要らない気がします。 存在意義が無い訳じゃないんですが、、、。]
2004-01-24(土)
■ カメラテスト
朝から5歳の女の子とチャットをしながら、SL300Rで試し撮りした写真整理。クリックすると拡大するが、それでもだいぶ縮小したのであまり参考にはなるまい。
平日の日中は外に出る時間が少ないし、新横浜は夜景がきれいなわけでもない。昨日、昼休みに見上げたら空がきれいに映っていたのでパシャ。少なくとも、今まで使っていたデジカメとは雲泥の差だ。当たり前だが。
まず、猫はかならず撮るでしょう。ただ、茶々はカメラを向けると目をそむけたり、シャッターを切る間もなくグングン接近してきたりするので、ぜんぜんまともに撮れない。やっと「にくきゅうなめなめ」を撮影。
このカメラ、接写は弱いらしい。でも、寄れなくても300万画素もあるんだから、トリミングすればいいんだよな。というわけで、朝の光の中で光iPod。もっとも薄曇りなのでイマイチ。つーか、手前の角のあたりにピントを合わせたつもりなんだが……。やっぱ、カメラがよくなっても腕前は上がらないということか。
2005-01-24(月)
■ 明日、退院(か?)
そして今日から全粥人間に。
まだ白血球の数値は怪しげなんだけど、もうすっかり健康だとダダをこねたらOKが出た。 言ってみるもんである。 代わりにもうしばらく、自宅療養を約束させられたが、どっちにしても体力回復しないと何もできないしな。
はやく帰って、PCに触れたいよ!(←ビョーキ)
2006-01-24(火)
■ Windowsのネットワーク設定を一発変更
会社に新しいノートPCを買ってもらった。いまのオフィスはペーパーレス文化が比較的浸透していて、そのくせDHCPが使えないというアンビバレンツな状況なので、ノートを持って会議室を移動すると、IPアドレスを変更しなくてはいけない。おーのー。
で、簡単に切り替えられるソフトはないかと調べてみたら、最近のWindowsにはnetshというコマンドがあって、そういうことができるらしい(デジタルARENAの記事)。Microsoft製のくせに、妙にUNIXくさい作りだな、これ。
これを使ったスクリプトをCygwin上に書いてもいいんだが、きっと誰かがグッドラッパー化しているに違いないと思って探したら、見つけたのがヴァルヘルIPコンフィグ(vIpcfg)。他にもいくつか類似のソフトがあるらしいけど、コマンドラインオプションで切り替えができること、IEのproxyなんかも一緒に切り替えられることなんてトコロがいい。
そういえば、ThinkPadにはこの手のツールが標準でついてくるんだっけ? ノートPCにはすべからく添付すべきだよなー。
■ ブックマーク八分対策にP2P
「ブックマーク八分」の恐怖という記事を見かけたので、しばらく前に考えたアイデアを書いておく。たしかetoさんには吹聴したような記憶がある。
きっかけは、昨年yucoさんがブックマークCGIはないのだろうかという日記を書いたこと。上のような意図的な隠蔽工作までいかないまでも、他人のサービスにデータを預けることには不安がある。かといって、ソーシャルブックマークはソーシャルだからこそ面白いのであって、自分のデータしかないブックマークCGIを設置できてもあんまり嬉しくない。
データは手元にあるが、ソーシャル的な要素もある、そんなツールがあればいい。そういう用途には、やっぱりP2Pだよな、と思うわけ。ソーシャルブックマークの場合、同一タグのブックマークは「見つかればめっけもの」という類のものなので、検索結果のリアルタイム性や完全性を期待できないP2Pでもなんら問題はない。P2Pネットワークに放流した情報は消滅しないので(このあたりはWinnyライクな実装を想定)、「ブックマーク八分」も起こりようがないから「安心」だ。
残念ながらおれにはP2Pがらみのスキルがないので実装できないんだけど(そもそも最近は時間もない)、誰かこのアイデアを形にしないかのぅ。
◆ コージ [家と会社でシンクロできるとなおいいんですね。 P2Pじゃムリな話か。]
◆ mrwk [ブックマークを登録したらすぐにバックアップを n個つくっておけば(n個はもろもろの条件でかわりますが)、 家に帰って..]
◆ jun [このへんでダウンロードできるAccess Connectionですね。たしかThinkPadじゃなくてもダウンロード..]
◆ ただただし [あ、ダウンロードできるんですか! このページじゃ、検索にひっかからないはずだよ……。使ってみようかなぁ。]
◆ kitaj [昔はノートPCに付いてきたやつを使ってたんだけど,最近はnetshでdumpしたやつを.nshとかの拡張子で保存しと..]
◆ TrackBack [http://sho.tdiary.net/20060722.html#p01 ただのにっき チェックすべき「注目U..]
2007-01-24(水)
■ ISBN-13 ⇔ ISBN-10相互変換(3)
先日話題にした、Amazon ECSがISBN-13に対応したのを受けて、tDiaryのamazonプラグインを最新の2007-01-17版APIに対応させた。
IdTypeにイロイロと与えられるのはいいんだが、今のamazonプラグインにはそういうインタフェースがない。しょうがないので与えられたIDから数字以外の文字を除いたものが13桁あった場合には"ISBN"、それ以外は"ASIN"と判断。JPサービスの場合、他に"EAN"が指定できるが、無視して大丈夫だろうか。
おまけに、IdTypeを"ISBN"にした時にはSearchIndexを"Books"にするか"ForeignBooks"にするか選ばないといけないのだが、これも情報がないので"Books"固定に。ForeignBooksにリンクしたいときはどーすりゃいいんだ? これ以上amazonプラグインのインタフェースを複雑にするのは勘弁だしなぁ。
■ 町田駅の特殊性に絶望した!
そろそろPASMOのことでも勉強しておこうかな〜、と思ってイロイロ調べていた。JR東日本と相互利用できるようになるってことは、いま小田急で使っている磁気定期券をSuicaに(もしくはPASMOに)一本化でき、ほとんどの生活圏内で「タッチ&ゴー」できるようになるからだ。
が。
調べていくうちに、不穏な情報にぶちあたる。
町田駅というのは特殊な駅で、JR町田は旧原町田駅なので、小田急町田駅との乗り換えが「制度上」認められていません。(難しく言うと連絡運輸協定がない)
ええぇぇぇー!? 制度上ってナニヨ!! 客をバカにしてんのかい!
いやー、たぶん鉄な人たちには常識的な話だったんだろうけど、なんで磁気時代から定期が別々だったのか、やっと真相が判明したよ。なんてこった。
で、PASMOのサイトには、無情にもこう書いてある:
2枚以上の定期券をお持ちになる場合は、お手数でも磁気定期券をご利用ください。
2枚以上のICカードの同時使用はできません。
じゃあ、町田駅で小田急線⇔横浜線を使ってる何千人だか何万人だかの人たちは、未来永劫、全面ICカード化は望めないってこと? スゴイハナシデスネ……。
■ ドメイン名の長さでspam判定してみる
だいぶ前から「www.なんちゃらinsure.com」とか「www.ほにゃららlife.info」みたいな、妙に長い名前のreferer spamがよく来る。発信元はまちまちなので、botnet経由だろう。ネーミングも手を変え品を変えしてくるので、NGワードで締め出すのも、イタチごっこだ。
そこで、「ドメイン名が長かったらspam」というのは有効ではないかと思い、以下のようなスクリプトを書いてtDiaryのリンク元ファイルを検索させてみた。ピリオドで切り離したホスト名要素の中に、13文字以上のものがあればアウト、である:
require 'uri' while s = gets next unless /^\d+ / =~ s n, u = s.split begin URI::parse( u ).host.split( /\./ ).each do |d| if d.length > 12 then puts uri.host next end end rescue URI::InvalidURIError end end
どれどれ……
% ruby longdomain.rb 2007/*.tdr takagi-hiromitsu.jp sinseihikikomori.bblog.jp : :
ああもう……_| ̄|○
とはいえ、こういう「まとも」だけど長いドメインはたいていblogだから、トップページだけじゃなくpermalinkからのrefererが多く含まれている。トップページ(パスが「/」のURL)を選んで弾くようにすれば、十分役に立ちそう。
というわけで、以下のようにフィルタを書いて設置してみることにした(longdomain.rb)。
require 'uri' module TDiary module Filter class LongdomainFilter < Filter def referer_filter( referer ) begin uri = URI::parse( referer ) uri.host.split( /\./ ).each do |d| if d.length > 12 and uri.path == '/' then return false end end return true rescue URI::InvalidURIError return false end end end end end
追記(2007-01-27): バグってたのでちょっと修正。
◆ TrackBack [http://yamk.net/20070125.html#p03 yamk日記 町田駅の特殊性に絶望した! (ただ..]
◆ TrackBack [http://array.jugem.jp/?eid=420 Arrayの体外刺激反応 PASMOとSuica ちょ..]
◆ 通りすがり [「定期をなんとかして2枚持つソリューションは無し」ということなので不要の蛇足情報だとは思いますが、アイクレバー(ht..]
◆ ふ [通りすがりさんの方法では、たださんの言う「裏表間違えてタッチしたときに課金されちゃう」問題に対応できないですよね。]
◆ ただただし [その通り、あの手の商品は問題を何も解決してくれません。改札を通るたびにどっちを上にすればいいのか考えなきゃいけないな..]
◆ coke [片方の面に指で触ると分かる凸を付けて「凸の方がSuica」とか覚えてしまう…ダメか。]
2009-01-24(土)
■ ソーシャルウェブは「ポストOS」なのか
「なのか」じゃなくて「なのだ」にしようかと思ったけど、まだ確信がないので。というか、技術者の確信が実現することは稀なので、確信しない方がいいような気もするし。というわけで、単なるメモ。
昨日のSocialWeb勉強会から考えているのだけど、ソーシャルウェブは、近い将来インターネットサービスのOSのように振舞うようになるのだろうな。というか、OpenSocialやってる人たちはそのつもりで活動しているのだけれど、個人的にそういう未来はアリだなと思いつつある。
「いわゆるOS」がハードウェアの抽象化やリソースの管理を提供するように、「ソーシャルウェブOS」もPerson/Friends/Activitiesのような"社会"を抽象化し、管理するI/Fを提供する。アプリケーションはOSの上で互換性を保つように作れば、複数のOSで動作するし、アプリケーション間での情報交換もできる。
今まではそれぞれのアプリケーションが直接ハードウェアを叩いていたようなものだったが、これからはOSの上に組み上げればよくなる。おれみたいなアプリケーション・プログラマにとっては楽な気がする。もっとも、APIセットはすでに膨大な大きさになっているので、覚えるだけでも大変かも知れないが。いずれ「高級言語」が登場するかな。
WindowsとMacに非互換があるように、facebookとOpenSocialにも非互換があるのが逆にリアル。オープンなら勝てると決まってるわけでもないあたりも現実感がある。各OSの見た目がActivity Streamで統一されているあたりも、ウィンドウシステムの見た目が似たり寄ったりの状況によく似ている。
と考えると、単にユーザ数の多寡だけで優劣が決まるわけではなく、WindowsとMacがなんとなく棲み分けているように、ソーシャルウェブOSも棲み分けて、データのポータビリティだけが確保されていったりするんだろうか。この辺の見通しがまだよくわからんな。
2010-01-24(日)
■ 鎌倉へ
かみさんが、鎌倉の県立近代美術館でやってる内藤礼展に行きたいというので、昼ごろからのんびり出かけた。寒いかと思ったら、いい天気でけっこう暖かかった。
予備知識なしで見た内藤礼の作品は……うーん、俗物にはよくわからんよ(笑)。ちょっと汚れたジャムの瓶に水を満たして池のほとりに置いてみたり、テグスにビーズをみっちり通してぶら下げて《恩寵》と名づけてみたり。かみさんは満足していたようなので良かったが。どう考えても狭いターゲット相手に勝負しなきゃいけない、現代アートの人はほんと大変だなぁ。
そのまま別館の「イギリスの版画展」も行ってみたが、18世紀のマンガみたいで、こっちはけっこう面白かった。
その後、鶴岡八幡宮で参拝してから、陽が落ちてきたので七里ヶ浜へ。「bills」で何か食べようかということだったんだが、満席で1H待ち。というか、ここは朝食を食べにくるべきところなので、海岸まで出て「珊瑚礁」で夕焼けを見ながらカレーを食べた。デートっぽい!(と思ったが、家族連れがけっこう多かった)
2011-01-24(月)
■ ドーラ、水をいやがらない
朝、ドーラの姿が見えないので、今度はどこに新しい隠れ家を作ったのかと思いつつ探しまわったら、排水が終わったばかりの食器洗い機の中にいた。前からやたらと食器洗い機に興味を持っていたけど、まさかびしょ濡れの中に入り込むとは。
写真のとおりのご満悦な表情を見ればわかるように、ドーラはなぜか水をぜんぜん嫌がらない。風呂場に入り込んでも*1、一歩踏み出すごとに足をプルプルさせて水をいやがるグスタフを尻目に平気で歩きまわるし、トイレの水を流すと便器に飛び込みそうなくらい真剣に覗き込むし、流れる水道水にじゃれつこうとして蛇口の下に頭を突っ込むし(そして頭から水をかぶる)。猫って水を嫌がるのが普通だと思っていたんだが。
まぁ、グスタフも毎日散歩に出たがるし、どんな猫にも「猫らしくない変な趣味」があるってことなんでしょう。
*1 二匹とも人間と一緒に入浴するのが大好きである。といっても猫たちは湯船の上に渡した蓋の上でぬくぬくしながら人間を観察するだけ。
2012-01-24(火)
■ クロノリス-時の碑- (創元SF文庫)(ロバート・チャールズ・ウィルスン)
「時間封鎖」「無限記憶」のウィルスンということでそこそこの期待をこめて読んでみたが、もう一声という感じかなー。いや、面白かったけど。解説によれば「時間封鎖」よりも前の作品ということで、なるほどここからメキメキ腕をあげていったというわけか。
20年未来から打ち込まれた巨大な石碑というアイデアはじつにいいんだけど、その背景にある(SF的な)仕掛けの説明はたんに学術用語っぽいものを並べただけであんまり説得力は感じない。いまどき多世界解釈を採用しないという勇気は認めるが、かといってタイムパラドックスに正面から挑むというわけでもない。つまり時間SFとしては中途半端なんだよな。
一方、ウィルスンらしい人間ドラマはかなりリアルで、アメリカの中流がこういう事件に巻き込まれるとどんな感じになるのかという雰囲気はすごく出ている(たぶん。アメリカ人じゃないので自信はない)。だから、小説としてはけっこう楽しめたので、まぁ当たりといえなくもない。
それはそれとして、「時間封鎖」シリーズの最新刊はまだかなー。
2013-01-24(木)
■ Rapid7 Nexposeが日本語ロケールでインストールできなかった
脆弱性スキャナを評価していて、MetasploitでおなじみRapid7のNexposeを使ってみようとしたんだけど、どうしてもWindows7に入らない。インストールログを見てみるとDBの初期化あたりでコケてるようなんだけど、リソースがロードできない的な内容なのでDBは関係なさそうだ。
サポートは「最低メモリ8GB必要だ」とかトンチンカンなことしか言わないし(32GB積んでるっつの)、いろいろ試してみたところ、システムロケールを英語にしたら通った。なんだよ、いまどき「LANG=C問題」か!
NexposeはJavaで書かれているようなので、システムロケールを変えなくてもオプションや環境変数で指定できそうだけど(このへん?→Javaのオプションを環境変数で設定する)、なにぶん最近のJava環境にはうといので何が正解かよくわからん。つーかシステムロケールを英語にしただけでは表面上はなにも困らないんだなぁ、最近のWindowsは。
もうちょっと詰めたらRapid7に報告したい……けど英語の壁ががが。
2014-01-24(金)
■ DigitalOceanに開発環境を作ってみた
ことの発端はちょっと前に@t_wadaが重い鞄のせいで腰を痛めた話で、まぁリンク先では大きなラップトップを入れて持ち運べるバックパックは何が最適かといういかにもギークらしい話題が展開されているのだけど、技術者なら「そもそも重いものを持ち歩かずに済ます方法を考える」べきだよなぁと思ったこと。そう、このクラウド時代に「使い慣れた開発環境を一式みずから持ち歩く」なんて、前時代的な発想だと思うのよ。
じっさい最近は職場の環境が快適なこともあってLet'snoteは重いのでほとんど持ち歩かずにいたのだけど(Nexus7すら重いと感じる昨今)、こないだのAsakusa.rbで開発するために引っ張りだしたら、1.3kgはやっぱりまぁ重いのなんのって。ちゃんと開発できるだけのパワーがあるPCを持ち歩くなんて現実的じゃないって。そういう時代はもう、終わりにしよう。
Web屋なら、LinuxサーバとWebブラウザだけあればだいたいなんでもできるはずで、だったらブラウザがそこそこ動くマシンにsshクライアントを入れて、Linuxが動いているVPSにつなぐだけなら重いPCいらないじゃん。実際きいてみるとAmazon EC2にそういう環境持ってるって人もいるみたいだし、非現実的な話じゃない。
というわけでDigitalOcean。
速くて(ディスクがSSD)、安くて(時間単位課金で最安$0.007/h)、柔軟(APIがある、Docker対応)ということで評判のVPSベンダー。簡単に作って壊せることから複数のテスト環境を一時的に利用するというのがわりと認知されてる使い方だけど、メインの開発環境としてはどうだろうか。ということでちょっと使ってみた。
ちなみに普段は手元のVirtualBox上にVagrantでDebian環境を作っていて、基本的な開発環境はBitBucket上に置いてあるPuppet Manifestsで構築できるようになっている。これを使えば良い。手順としてはこんな感じだ:
- DigitalOceanにユーザ登録して、クレジットカード情報やssh keyを登録
- Dropletを作成する。Debian 7.0 64bitにしよう。Regionは日本にいちばん近いSan Franciscoをチョイス
- Create Dropletすると1分少々で仮想マシンができあがる
- ssh keyは登録したものが入ってるから、与えられたIPアドレスにrootでログイン
- apt-getでpuppetを入れて、適当なディレクトリに用意してあったpuppet menifestsをgit clone
- あとはpuppetで環境構築させるだけ。簡単!
とはいえ、ruby 2.1のビルドにはそれなりに時間がかかるし、開発対象になるリポジトリをgit cloneしなきゃいけないので「スイッチぽんですぐ開発」って感じにはならないなぁ。ちなみにできたVMは「電源」を落としてあっても課金されるので、本当に休止するならDestroyしないといけない。するとImageを保存してあってもまた1分は待たされる。VagrantやDockerを使えばこのあたりは短縮できるかも知れないけど、いずれにせよ「すぐ使えるクラウド上の開発環境」というニュアンスはちょっとないかな。
まぁ、DigitalOceanは本当に安いので常時立ち上げっぱなしでもいいのだけど、だったらネットワークのレイテンシが短い国内にあるさくらのVPSの方が使い勝手はいいかも知れない。次はさくらを試してみるか。
◆ ただただし [ConnectBotは一時Nexus7に入れていたけど、外付けキーボードが必須という感じで、他にもいろいろイマイチだ..]
◆ sasasin [JuiceSSHとかどうでしょう。 https://play.google.com/store/apps/deta..]
◆ ただただし [おお、高機能っぽい。最近は選択肢が増えてるんですねぇ。ちょっと時間みて触ってみます。]
◆ もりわき [Rackspaceで自分はまさにそのように使ってます。香港regionがあるのでコンソールも苦になりません。ホームペ..]
◆ ただただし [そういえばRackSpaceも時間課金でしたね。DigitalOceanよりはだいぶ高い感じだけど、ネットワーク的に..]
◆ もりわき [バックアップの容易さも自分には優先事項です]
2015-01-24(土)
■ この日記をHerokuへ移設した
こないだから空き時間を使って不足している機能やバグをぼちぼちつぶしていて、読み手にとってはそろそろ問題なくなってきたのでDNSを切り替えた(実際はこれを書いているのは移行前だけど直後に切り替える予定)。
「読み手にとっては」ということは書き手にはまだ問題が残っているわけだが(笑):
カテゴリ入力の補完が効いてない (これ書いてて気づいた)fixed(更新・設定はherokuのhttpsを使うようにしてみたら) CSSやJavaScriptが読み込めないfixed- いくつかのプラグインがまだplugin storageに未対応 (これはぼちぼちやっていく)
それ以前にきっぱりあきらめた機能もあって:
- 「本日のリンク元」機能は使わない (保存先がないので)
- 絵日記プラグインも使わない (すでにpicasaをメインにしていたので問題ない)。過去の画像は表示だけ有効になるようにした
- サイト内検索 (これは作りこめばいいので時間がないだけ。今はGoogleを生で使うようにしてる)
まぁ、2015年現在としてはなくてもいいかな、と思って割り切った。
今回はHerokuの新機能であるGitHub連携を有効にしてみたので、GitHub上のリポジトリにpushするだけでデプロイされるようになってる。これで複数の日記をpush一発で運用できる……はず。
もうちょっと安定したら(希望者があれば)他のユーザにも広げていきたい。
Before...
◆ NT [最新表示のページだけアンカーのアドレス(?)が http://www.spc.gr.jp/sho/diary/?da..]
◆ ただただし [すみません、直しました]
◆ NT [たびたびすみません。 20020123 以降では携帯端末モードでエラーになります。 なんか、あら探ししてるみたいでイ..]
◆ woods [今は携帯端末でも見られます。 でもツッコミが最初のしか見られません。淋しいです。]
◆ woods [そういう仕様と思ったんですよね。元旦のんがぁ日記みたいなことになったときは全部読まされるのはあんまり望ましくないんで..]
◆ tom [いや、おそらくハードは何も問題無いとおもいます。python + anaconda が腐っているだけかと... 今回..]