2019-10-28(月) [長年日記]
■ ミリシタイベント「World Changer」
ミリオン投票企画THE@TER CHALLENGEの第2弾。今回の顔ぶれで一番おもしろいのがこれ。なんといってもキャストのうち4人が765ASで占められる中、唯一シアター組から滑り込んだのがエミリーという。どんなドラマになるのか楽しみで仕方がなかったし、期待どおりの仕上がりだった。これはいいものだ。
コミュはエミリーにスポットを当てて、それに先輩たちがそれぞれの個性に合わせたアドバイスをしていくというもの。とりわけ美希の漠然とした違和感に千早が的確なフォローを入れるあたりが見事。そうだよ、この顔ぶれならそうならなきゃいけない展開で、かといって先が読めるわけでもない絶妙なバランス。いい仕事だ*1。
実はこれを書いているのはもうCD発売後なんだけど、CD収録のドラマは一転して千早にスポットが当たる構成なのも良い。こっちもエミリーだとくどすぎるし、なによりコミュでは存在感の薄かった春香や真もいい出番があって、こちらもじつにバランスが取れている。
そして曲がね、Game Versionで「これはもしや?」と思ったが、M@STER VERSIONでもサビがエミリーのソロだけという思い切った歌割りに唸る。他パートでの先輩陣の迫力ある掛け合いもあいまって、このコントラストはすごい。こんな大胆構成、アイマスでは初じゃない?
いやー、想像以上に満足だわ。このCDは買い。
THE IDOLM@STER THE@TER CHALLENGE 02
ランティス
¥1,650
*1 同じ5人がメインになるコミュでも、デレステはこうはならず、全員にスポットを当ててしまうのでストーリーが散漫になるし、おかげでどこにも印象が残らない駄作になる。
■ デレステイベント「空想探査計画」
ひさびさに初見でフルコンできそうな曲が来たねぇ(できたとは言ってない。いちおうイベント期間中にできたけど)。曲は大好きなのでプレイは楽しい。
コミュは……うーん。デレステの法則にのっとれば、メインが3人なのでまとまるはずなんだが、茜、あやめ、夏樹という顔ぶれで図書館を題材に選ぶのはミスマッチだし、ミスマッチならではの面白さはあまり出ていなかった。とても残念なことにだが、やはりデレステのシナリオライターには根本的に才能がないのでは……? (才能のある人もいる、というレベル)
曲はほんとにいいんすよ。このCDに入ってる曲ははぜんぶいい。
THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS MASTER SEASONS AUTUMN!
日本コロムビア
¥1,229
2019-10-27(日) [長年日記]
■ クラウドファンディングで作られた平山笑美のアルバム「PIRAMIRiSE」が届いた
いまどきの歌の上手い日本人女性はみんな声優になってしまうのだけど*1、その中でもとりわけ上手い人たちがいて、「ぴらみ」こと平山笑美は間違いなくそのうちの一人だ。もちろんアイマス、ミリオンの北上麗花役として知られているのだけど、麗花が参加する楽曲に接して、この人個人の歌が聴きたいと考える人は多いはずだ*2。
なのでソロライブ実現のためにアルバムを作るぞという話が出たときはすぐに飛びついたのだ。クラウドファンディング「平山笑美オリジナルソロアルバムCD制作プロジェクト」である。つっても、いちばん安い、アルバム1枚バックされるだけのヤツだけど。数字を見ればわかるように、あっという間に目標額を超えただけでなく、最終的には10倍以上集まってしまい、フルアルバムにハイレゾ音源までついて豪華なケース付きCDになったし、そのあとのソロライブも速攻でSOLD OUTした。実力ゆえの期待の現れで、そりゃそうだろうとは思うのだけど。
そんなわけでアルバムは一般販売も決まり、出資者にはぶじCDが届いた。
PIRAMIRiSE
Sweep Record
¥3,801
普通に歌えばそれだけでもう上手い人なのに、それでも「ああ声優なんだなぁ」って感じなのが面白かった。曲ごとになんか「キャラ」が付いてるのだ。単に声色を変えてるってわけじゃなくて、なんだかちゃんと性格付けからなにから設定されてる「誰か」が歌ってるように聞こえる。やっぱ声優さんって役者なのだなーとわかって面白かった。個人的にはこういうの、好きだね。
この先も、シンガーとしてどんどん売れてほしいなと思う一方、こういう役者っぽさはやはりキャラソンで効いてくるのではないかとも思うし、まぁようするにどっちでもがんばってほしいですな。
2019-10-26(土) [長年日記]
■ ルヴァンカップ決勝: 川崎 3(5)-(4)3 札幌@埼玉スタジアム2002
(あまりに忙しくて日記が滞りすぎて、これを書いているのは実は翌年の2月なのでメモだけ残しておく)
リーグ戦がほぼ絶望的、天皇杯もあっさり敗退したので今年なにか取るとしたらもうルヴァンしかない、という状況で相手はなんと札幌。まさか勝ち上がってくるとは。FC東京あたりだと厳しい感じがするけど、まぁ札幌なら……とか甘くみていてすみません、ほんと。
とにかくまるで事前に打ち合わせでもしたかのように取られては取り返しの展開で、延長に入って谷口がまさかの一発レッド、先行を許してもうダメかと思いきや延長後半終了まぎわに悠さまの同点ゴールでPK戦へ。
隣で観戦してるのが札幌サポのグループで、こっちと互い違いに立ち上げがって騒ぐのにもさすがに疲れたというか、もう心臓に悪すぎてたまらんぞこの展開!
で、PK戦も4人目の車屋が失敗して「さすがにこれはダメかも……」と負けを覚悟したところで相手の5本目を新井がスーパーセーブで取り返すというさらなる超展開! いやもう心臓がもたねぇ……。
ところがサドンデスに入った6本目も新井が止めて、そのまま優勝。なんだこれ、新井よ、おまえ今年は化けすぎだろ!!*1
その後の川崎サイドのバカ騒ぎぶりはご想像にお任せする。その日のうちに川崎ラゾーナで即興の優勝報告会が行われたくらいである。まぁ念願のカップ戦Winnerだもんなぁ。ちなみに疲労困憊した我が家はヘロヘロになりながらまっすぐ帰り、最寄り駅の大戸屋でカキフライを食べながらビールで乾杯。今日はこれが限界。
*1 これを書いてるときにはもう決まっているが、新井は千葉へ移籍。さぞかし高額のオファーがあっただろうなぁ。