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ただのにっき


2016-08-06(土) [長年日記]

夏休み初日

たぶん口を酸っぱくしても夏休みを取らない不良社員のせいで「連続5営業日の夏休み取得」が義務化されてしまい「我が社は社員を子供扱いか……」とうんざりしておるわけですが*1、とりあえず今日から10日連休である。山の日が挟まるので1日多い。

シンデレラ4th一般で撃沈

先行する抽選販売にことごとく外れ(わさますでも当選は数えるほど)、最後の望みの一般販売……は例によってe+からいっさい反応が返ってこないまま終了。あーあ、ミリオンに続いてまたLVオンリーかよ。

2年前のSSAは3コンテンツ合同にもかかわらず希望者全員行けた感じだったのに、いまやシンデレラ単独でこのありさまだよ。もう毎年ドームでやってよ、という気分。や、西武じゃなくて東京ドームでお願いします(笑)。

そして歯医者(でポケモンGO)

行きつけの歯医者の待合室からはポケモンGOのジムが見えるので、ジムを落としたり(落とされたり)しながら待てる。

そのあと、かみさんを待ってる間に近くのスタバに入ってもよりのポケストップにルアーを挿すと、もうひとつのストップにも誰かがルアーを挿して、入れ食い状態になる。やっぱあれか、「おれもやったるわい」みたいな心理が働くのだろうか。たしかに複数のストップにルアーが刺さってる場所はよくみかける。

一週間くらいで飽きそうと思っていたが、レベルが上がると出てくるポケモンの種類が違ってきたりCPの高いのが出てきたりするので、目新しさが維持されてそう簡単には飽きない仕掛けになっている。それでも日々、新しいポケモンにお目にかかる頻度は下がってきているので、この先どうモチベーションを維持させるのか、お手並み拝見という感じ。

SideMで秋月涼の声が発表される

(自分はSideMはやってないんだけど)Twitterを眺めていたら、秋月涼のCVが公表されていて、なんと三瓶さん続投とのこと。すげぇ。これはさすがにびっくりして、思わず声が出てしまったよ。けっこうみんな、続投はないと思ってたからなー。英断だ。

DSは(というか876プロの3人には)それなりに思い入れがあるから、これは嬉しいなぁ。男所帯に女性一人ってどんな感じになるのかわからんけど、がんばって欲しい。……なんてことをSideMもやらずに言うのは無責任だが。

そしてレベル20に到達

Screenshot_20160806-201114 歯医者から買い物をしていて日中はずっと街中でウロウロしていたので、今日はけっこうたくさんのポケモンを狩れた。なかでもポッポはたくさんいたので、一気に進化させてXPをたくさんGETするアレをやるときだな*2

というわけで、ぶじ(最初の難関である)レベル20に到達。なんか黒くて禍々しい感じのモンスターボールが増えた。ここからめんどくさくなるらしいけど、どうなりますやら。というか夏休みは通勤がないからあんまり歩かないんだよなー。

そんなわけでゲームばっかりしていた初日だった*3

*1 持病があるので有給は離散的にとりたい方面。

*2 ポッポの進化には飴12個しかかからないので同じXPを得るのに最小限のコストで済む。これにしあわせタマゴを併用して一気にレベルを上げる「ポッポ進化」という常套手段がある。

*3 いうまでもなくデレステのイベントはやっている。最近、茜が気に入っているので「サマカニ!!」はちょっと嬉しい。


2016-08-03(水) [長年日記]

Kindle Unlimitedが始まった

Amazonの次なる黒船「Kindle Unlimited」が始まったというので、さっそく使ってみた。……というか、一番目立つ「30日間の無料体験を始める」のボタン、確認が出るだろと期待して押したら即時利用が始まってしまって、あいかわらずAmazonはせっかちだ*1

この日記を継続的に読んでいる人ならご存知のとおり、最近さっぱり本を読んでない。他に読みたい・観たいものがいっぱいあるからだけど、これをきっかけに読書に戻るのもいいかなー、と。もちろん読み捨て雑誌やコミックスを除き、DRMのかかった本を買う気はないので、手元に残す気のない本を「借りる」という感覚だけれども。

[スクリーンショット]Kindle Unlimitedで借りた本 ざっくりラインナップを見てみるが、マンガはいきなり佐藤秀峰作品がずらずら出てきたのでちょっとパスして*2、SFだとハヤカワがゼロ、創元はけっこうあるなーと思ったけど、総じて古めの作品ばかり。 笹本祐一や野尻抱介みたいな実証主義派(とおぼしき)作家は積極的に出してるみたいだけど、その他は様子見な感じ?

あと、シリーズ物は一巻だけUnlimitedで読めるけど続きはないというのばかりでかなりシラける。ホーガンの巨人三部作が「星を継ぐ者」しかないとかどうなんだ。冒険だから慎重にちょっとずつということだろうけど、最初に興味をひけなかったらこのチャネル自体が死ぬと思うんだが。いや死んで欲しいのか、出版社的には。

雑誌が意外と多かったので、久しぶりにバイク雑誌をいくつかチョイスしてみた。もちろんKindle端末では読めないので、PCの大画面で読むしかないのだけど、それでも23、4インチのモニタだと字が小さくて厳しいなぁ。雑誌用にモニタサイズを大きくするか(ないない)。

同じく大画面が欲しい技術書は、探せばけっこういいのもあるっぽいけど玉石混交で、いい感じのリストを誰かが作ってくれるのを待ったほうが良さそう(笑)。

トライアルの30日で元を取れるか自信がないが、とれなかったら継続しない方向でいくとするか。ちなみに今日時点ですでに解約手続きができるがトライアル期間は終わらないので、一ヶ月後に解約するのを忘れそうな人(おれだ)は先に解約しておくといいと思う。

*1 「月額いくらだっけ?」と見出しっぽいところだけ飛ばし飛ばしで読んでもみつからなくて(もちろんリード文なんて読まない典型的なWebユーザ)、ボタン押した先にあるだろうと思っていたら予想が外れたという。

*2 躊躇なく全部出す姿勢はあいかわらずすばらしい。


2016-07-31(日) [長年日記]

シン・ゴジラ」: ついに初代を超えるゴジラ映画が作られた!

いきなりだが、約10年前の日記を引用する:

妻: (バレンタイン用に)日本初上陸のチョコを買ったよ
俺: 「上陸」って言うと、怪獣っぽいよな
妻: 東京湾から?
俺: 「最近は埋立地が増えて上陸しづらいなぁ」とかぼやきつつ
妻: いやいや、その前に海ほたるを破壊
俺: 東京湾横断トンネルを踏み抜いたりして
妻: 観たい! そのシーン観たい!
俺: だろー?

冒頭のシーンで、おれの動悸が急速に高まった理由をご理解いただけるかと思う。あれでいきなり胸をわしづかみにされたね。ちなみにかみさんはこの会話を覚えてなかったらしい(笑)。

というわけで、話題の「シン・ゴジラ」をさっそく観てきた(@109シネマズ・グランベリーモールIMAXシアター)。なにしろ金曜の公開から、いい評判しか聞かない。そりゃ、庵野・樋口タッグに潤沢な予算(←重要*1)を与えればいい映画が出てくる確率は高い。それにしたってネガティブな感想がいっさいないとは何ごとか。

(以下、軽いネタバレを含む。まぁグダグダ言わずに観に行け)

前のハリウッド版GODZILLAを観たときに「津波の出てくる映画はデリカシーがない」と書いたけど、こっちも冒頭から船がバンバン流されるシーンで「おいおい、これはヤバいんじゃないの」とヒヤヒヤした。その後も東京が放射能に汚染され「μSv」のような聞き慣れた単語が次々と飛び交う。そもそもゴジラへの政府の初動は3.11のそれをなぞっているのだ。

海から襲いかかり、放射能の恐怖をまきちらす。あの大災害をゴジラを通して再現する。まさか5年でこんな映画が日本で撮られるなんて。だが、ただのディザスター映画ではないのだ。観終えたあと、むしろ明日への希望、未来への決心が胸に残る。

初代を撮るのに第五福竜丸が必要だったように、新しいゴジラには3.11が必要だったのだ。それも単に現実へのフックとしてではない、日本の今を描き、未来へのメッセージを込めるために。

おそらく、東北でこれを観てショックを受ける人はまだ大勢いると思う。批判もされるだろう。作り手はそんなことは百も承知で、それでもあえて自重することなく、3.11後の日本へのメッセージを込めたのだ。表現者としての覚悟を感じたし、その勇気を讃えたい。

骨まで溶けて消えてしまった初代ゴジラに対し、今回のゴジラは東京のど真ん中にオブジェとして残り続ける。人類への警告どまりだった初代より、さらに一歩先まで踏み込んだ「シン・ゴジラ」は、ついに初代を越えて「真ゴジラ」になった。これまで数々の怪獣映画が挑んで果たせなかった「初代越え」を、幼少期から日本の特撮、アニメ、マンガを浴びて育った二人の監督がついになしとげた。

とにもかくにも、すごいものを観た。これは歴史に残る傑作だ。世界よ、これが「ゴジラ」だ。


あとはネタバレを気にせず、好きなトピックを思いつくままに追記していく:

しょっぱなから真っ昼間の東京をゴジラに歩かせたのがまずすごい。そもそも暗いとごまかしが効くし、怖さや不気味さを引き立たせるためにも怪獣は夜に歩かせたくなるものだけど、あれだけ堂々と日中に登場させても違和感のない絵作りができるようになったんだよねぇ。平成ガメラもかなり日中の絵が多かったけど、ここまでパキっとした映像にはなってなかった。技術の進歩すごい。もちろん夜の放射熱線もすばらしかったわけだが。

それにしても、マッドサイエンティストが一人でこっそり作った薬品で殺せた初代ゴジラを、現代でリアルに殺そうと思うと日本中の化学プラントと世界中のスパコンが必要になるんだから、21世紀に怪獣映画作るのも大変だよなぁ。

最高だったのは、絵的に面白すぎて思わず笑ってしまった在来線無人爆弾な! 自分では「くすり」と笑った程度だと思ってたけど、終わったあとかみさんから「笑ってたでしょ」と言われた。たぶん爆笑してた。「トップをねらえ!」に例えれば、ホーミングレーザーのバカバカしさと木星爆弾の悲壮さを兼ね備えた超兵器。このままゴジラに薬液を延々と飲ませ続ける退屈なラストになるかと思わせておいてあれだよ、天才か。しかも、たぶん世界でも東京か新宿でしかできないんだよなぁ、あれ。舞台も含めて最高と。

あと、こんなに真面目で堅い作品なのに、それでもちょいちょい遊びを入れる余裕があるのにも舌を巻いた。在来線無人爆弾ももちろん遊びの部類なんだけど、他にもエヴァのBGMが多用されてるし、そもそも最後の作戦名は「ヤシマ作戦」のパロだもんなー。エンドロールに安野モヨコの名前がちらっと見えたので、どっかでまた何か登場してたんだろう。

庵野は人間の演技つけられないんじゃないのという予想もあって、それはわりと正しかったような気もするが(笑)、たとえば最初はことなかれ主義だった総理が覚悟を決めたあとは表情が一変するとか、無表情な尾頭ヒロミが最後に一回だけ微笑むとか、けっこう悪くない演出もあった。

そうそう、こんなに絶賛しておいてなんだけど、実はゴジラの造形は大嫌いなんだ。ぼってり安定志向の三角錐に、長すぎる尻尾。不格好だし、どんなに凶暴ないかつい顔にしてもぜんぜん怖くない*2。平成ガメラがすごかったのは、どう考えてもギャグにしかならない「亀の怪獣」を、あそこまでかっこよくしてしまった点にあるわけで。そういう意味では今回のゴジラの造形も「ふーん」どまりではある。むしろキモチワルさ加減では第二~第三形態がすばらしかったよね。あれはキモくて実にいいし、そもそも「(成長ではなく)進化途上のゴジラ」というアイデアがすごい。第二形態のモーションも野村萬斎だったらと想像すると楽しい(けどたぶん違う)。

Tags: movie

*1 言うまでもないけど「充分な予算」ではない。日本映画標準で「潤沢」というだけ。

*2 造形が怖くないだけで、存在自体はものすごく怖い。とくにあの放射熱線には絶望しかない。映画の怪獣に「たのむから早く死んでくれ」って思ったのはガメラ2のレギオンが角を折られたあとに復活したとき以来。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

ぴよぴよ [エンドロールに安野モヨコさんが出ていたのは気づかなかったのですが、映像協力で使用されたオチビサンじゃないでしょうか?..]

ただただし [(↑のぴよぴよさんのツッコミ、spamフィルタで弾かれていたので再構成してあります) なるほど、JIDAIと同..]

いわさん [「オチビサン」はコジマ×ビックカメラの店員さんが店のテレビでゴジラのニュースを見ているシーンの冒頭で店のテレビにチラ..]

ただただし [やっぱりもういっぺん観ないとあかん感じですねぇw]


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