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ただのにっき


2014-11-08(土) [長年日記]

けっきょくXperia Z1fを買ったのだった

[写真]Xperia Z1f vs SX

次の機種はもうXperia Z3 Compactで決まってると書いておきながら、

  • 機種変をするとdocomoの新プランに強制的に移行になって、料金が月々3000円くらい上乗せになりそう。サービス内容はたいして変わらないのに
  • Z3cのグローバルモデルはどうかという提案をもらったけど、調べてみたらグローバルモデルは800MHz帯に対応してない*1
  • 困ったなぁと思案していたら「型落ちZ1fの白ロムを買ってくる」というアイデアをもらって膝ポン

……という流れ。Z1fは1年前の機種だけど、Z1のコンパクトモデルながら機能面での遜色がほとんどない。しかも型落ちだから白ロムでも新型の半分くらいの値段で手に入る。ということは、2年使い続けることを視野にいれる必要がないわけで、1年で買い換えるなら性能面でのデメリットはないと考えていい。

てなわけで、Amazonでさくっと買ってしまったのだった。SXみたいなソリッドなオレンジ色がないので黒一択。注文したらほんの数日で届いた。いい時代だ。

B00HUORQUG

とりあえずSXからSIMを抜いてそのまま使ってる。まぁ、見ればわかるようにSXよりもだいぶ大きいし重いのでその点は不満たらたらだけど、現時点で小型スマホといえばこのクラスが最低レベルなのでもうしょうがないと割り切るしかない。しかし重量も増してるのにツルツルしていて落としやすいし、どうにも見た目ばっかりで「手に持って使う機械」ということを考えてデザインされてないよなぁ(どこのメーカーも同じだけど)。

もちろんCPUもメモリもバッテリも増強されているので、最近はストレスたまりまくりだったSXに比べると天国と地獄ほどの差があるのは間違いない。なんにせよこれでしばらく生き延びられる。

さて、このまま旧プランのdocomo回線を使い続けるかどうかだけど、三大キャリアはもうデータ通信メインで使う向きにはまともなプランを用意する気がないっぽいので、IIJのみおふぉんあたりにMNPして安くあげるつもり。SIMが3枚もらえるプランなら、こないだ手に入れたタブレット*2にも入れて使えるし、テザリング代替用にWiFiルータを買い増ししてもいいしね。

Tags: android

*1 これはようするに国内版を買わせるためのdocomoの妨害なの?

*2 まだ名前で呼んでもらえないかわいそうなGalaxyくん。


2014-11-06(木) [長年日記]

Kindle Voyageが届いたのでさっそく自炊本の最適化をする

1年ほどまえから「物理ボタンが復活したKindleが出る」という噂があって、いまかいまかと待っていたら、発表されたVoyageは物理ボタンじゃなくて圧力センサだったけど、解像度もあがってかなり良さそうなのでさっそく予約。今日届いた。フラッグシップ機だけあって、けっこういいお値段:

Kindle Voyage、電子書籍リーダー、Wi-Fi
-
Amazon
(no price)

たしかこれまでに買ったKindleは殺風景なダンボール製の箱に入っていたのに*1、いつのまにかずいぶん小綺麗なパッケージになったんだなぁ。箱のサイズはほぼ本体と同じでかなり小さい。厚みのほとんどがUSBケーブルの分(笑):

[写真]パッケージ

Kindle Keyboard、Kindle 4と並べてみた。もちろんVoyageがもっとも小さくて、それでいてもっとも速くてもっとも高解像度でもっとも明るい(でももっとも軽いのはたぶんKindle 4):

[写真]我が家の歴代Kindle

ベゼルにある圧力センサは、押し込むと少しブルッと震えるフィードバックがあって、押す力や振動の大きさも設定で調整できるし、そもそもこの機能を使わない設定にもできる。しかし、どうせここまでするなら、どうして画面を触ってもページがめくれないような設定ができるようにしないのか、理解に苦しむ。AmazonにはあいかわらずUI設計のセンスがないね。

タッチパネルは有効な場面もある(とくにキーボード入力はかなり楽になった)一方、ホーム画面に戻ったり、読み終えた本を端末から削除する操作は片手でできない上にひと手間もふた手間も増えていて、ちょっとストレスが溜まる。こういうものには最低限の専用ボタンが必要なんですよ、知ってます、Amazonさん?

Kindle向けに作られた本やコミックはどうせ他の人がレポートするから割愛。ほとんどドットが判別できないくらいの解像度になったから、ルビも読みやすいし絵もきれいで、スペック的にはやっと満足のいく電子書籍端末になったなー、という実感はある。

……というわけで、例によって自炊PDFのチューニングをしましょう。

さっそくスクリーンショットを撮って*2実測。画面サイズは1080x1440で、PDFの表示エリアは1016x1364と判明。

ちなみにBOOKSCANで自炊してもらうと文庫本の画像サイズは長辺900pxくらいで、Voyageの表示エリアはこれを大幅に超えている。つまり自炊本をVoyageに最適化するにはもっと高解像度でスキャンしなくてはならない。ああ、なんてこった……この時代がこんなにはやくやってくるとは*3

とはいえ、手元にすでに何百冊もスキャン済み書籍がある状況なので嘆いていても仕方がない。Kindlizerに新しい設定を加えて、未読の山から一冊(時を生きる種族)ひっぱりだして再処理。

[スクリーンショット]Voyage向けに最適化した自炊PDFの画面

あ、身構えたわりには悪くない。というかほぼ問題ないな。もちろんドットは見えるけど、これでも以前のKindle4に比べたら雲泥の差で読みやすい。よかった。改善の余地はあるけど、当面はこれで行こう。

ただ、言うまでもなくファイルサイズは増えている、ざっと2倍の40MB程度になってしまった。350ページ程度の文庫本でこのサイズだと、多くの本がメールで送れないサイズになるので、SendToKindleツールを使うか、USB経由で送るしかないのが難点か。なにしろKindle Personal DocumentのUIはあいかわらず人類史上最悪のレベルなので、これを避けるためのUIをメールベースで作れないのはかなり厳しいのよなー。Kindlizerに適当なサイズでPDFを分割するオプションをつけるか(いいアイデアかも)。BOOKSCANのチューニングラボはどうするんだろう?

*1 なお、Kindle TouchやPaperwhiteは画面を指で覆わないとページがめくれないという、読書体験的に最低最悪のUIなのでおれの中では「なかったこと」になっております。

*2 スクリーンショットは(Paperwhiteと同様)画面の対角にある2つのコーナーの同時押し。ちらっと画面全体が点滅すると成功だが、タイミングが難しくて失敗することも多い。

*3 実際はPaperwhiteでもすでに解像度が上回っていたんだけど「なかったこと」になってるので。

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

自炊派 [よろしければ、ドキュメントスキャナ等で取り込んだ 素のpdfをそのまま突っ込んだ時の見え方について、教えてもらえたり..]

ただただし [いいですよ。ただ、いま手元に断裁した小説本がないので、なにか適当なペーパーとかでもよければですが。]

自炊派 [すみません、すっかり質問していたことを忘れておりました。 なにか適当なペーパーでもありがてぇです。]

ただただし [いま読んでる「凍りついた空」から冒頭部のスクリーンショット上半分。 https://lh3.googleuserc..]

自炊派 [画像アップロードありがとうございます。 確かに読めるけど、読み続けるのは修行って感じですね。]


2014-11-03(月) [長年日記]

久しぶりに臼田64mを見に行った

今年はぜんぜんパラボラアンテナを見に行けてなくて、こないだ野辺山の一般公開に行っただけだ。こんなことではいかんので、寒くなる前にせめて臼田くらいには行っておこうと。ちょうど紅葉シーズンだし。そういえば先週末には臼田30周年記念講演があったんだけど、通院日と重なって行けなかったのも悔しかったんだよなー。

で、(またしても)圏央道開通の恩恵を受けて、入間あたりまで一気に高速で移動して、R299へ。行きは下道で行く。

入間のマクドで朝食をとっていたら、こないだ入れてみたGoogle Fitがもう目標の6000歩を達成しているという……そんなことでいいのか*1。……それはさておき、R299は例によってこんな感じです:

[写真]いつもの区間で通行止め

この区間、ここ数年で1回しか通ったことないよ。もうあきらめて迂回路の方を国道にした方がいいんじゃないの。たぶんなんか事情があってできないんだと思うけど。

紅葉は想像以上に進んでいて、というかかなり落葉していて、ちょっとがっくり。いいタイミングで来るのは難しい。それでも十石峠のあたりはカラマツ林が真っ黄色ではあったけど:

[写真]十石峠から見えるカラマツ林

[写真]十石峠の駐車場にあったもみじ

その後はスムーズに臼田宇宙空間観測所へ。最近、けっこう見学の人が多くて、なんと一般用駐車場が満車。ディッシュもそこそこ傾いていて、休日でお休みモードだと思っていただけにラッキーだった。

[写真]64mパラボラアンテナ

アンテナを囲むフェンスが新しくなっていたり、敷地内にポール状の新しいアンテナができていたり、門が工事中で「セキュリティフェンスを設置しています」なんて書いてあったりして、なんかここ数年で本質的じゃない改装がどんどん増えている感じがする。ちゃんと通信や観測に必要な予算がついてればいいんだけど……。

帰りは(BMW純正のナビではなく)スマホのGoogle Mapsに案内させたら、中部横断自動車道の佐久南ICというのに案内された。えー、こんなルートあったのか。もちろん地図の古い純正ナビにはないんだけど、供用開始が2011年だって。3年も知らずにいたとは……。臼田から近くていいな。しかし、地図がアップデートされないナビは話にならないなぁ、もう。

それはそうと、関越走ってる間にR1200GSの走行距離が4万kmになった。もう9年も乗ってるのにこれっぽちか……BMWerの風上にも置けないな。本当なら10万kmくらいは走ってるつもりだったのに。まぁ、こうなったら10万kmになるまで乗り続けるか。

*1 帰宅後に確認したら、GPSデータを参考にして整理されたのか自転車で移動したことにされていた。いや、それでも間違ってるんだけど。80~100km/hで移動する自転車があるかいな。


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