トップ 最新 追記
RSS feed

ただのにっき


2014-02-04(火) [長年日記]

GitHubの「その場Pull Request」をようやく体験、これはいいものだ

「その場Pull Request」なんて用語はないわけだが。正式になんていうのか知らない、よそのリポジトリにあるテキストファイルを、ブラウザ上で編集して、それがその場でPull Requestになるやつ。人に聞かれて「あれはいいですよね、便利」とか言ってたくせに実は自分でやったことなかったという(笑)。

ことの発端はJALのマイレージクラブが不正侵入された事件を受けて、そういえば数字だけのパスワード(と呼ぶのもおこがましいが)を使ってるサイトって他にないかなーとKeePassで探していたら(けっこうある)、長いこと使ってないアカウントがゴロゴロ出てきて、その中にRuby Bug Tracking Systemのがあって、記入してあったURLが今は使えなくなっていたので正しいURLを探して公式サイトからたどったら、そこのリンクも間違ってたことなのだ(長い)。

@hsbtが苦労してruby-lang.orgをGitHub管理に移行していたのは知っていたので、リポジトリを探し出し、該当ファイルをたどったら、おもむろに「Edit」ボタンを押す:

[スクリーンショット]各ファイルのページにある「Edit」ボタン

ポップアップにあるように、これをEditすると自分のところにforkされていじれるようになる(正確には編集後、保存して初めてforkされるようだ)。なのでその場でおもむろにURLを修正:

[スクリーンショット]編集画面。自分の環境ではフォントの関係でうまくいじれなかったがテキストエディタにコピーして編集した

そしてコミットログとともに保存。するとシームレスにPull Request作成画面になるので、(コミットログが適切ならば)そのままアップストリームにPRが出せちゃった。こりゃ便利だなぁ、知ってたけど! 英語さえ障害にならなければ、コマンドラインに不慣れな人との共同作業もしやすいし、これは本当にいいデザインだ。

このPRはすぐにmakimotoさんがmergeしてくれた。(この日記を書いてる時点ではまだpublishされてないけど)めでたしめでたし。

で、数字だけのパスワードを確認するというもともとやってた作業のことをすっかり忘れてしまったのであった。途中で脱線するとすぐこうなる……。


2014-02-01(土) [長年日記]

「茶目湯殿」の読みを長年間違っていた件

近所(座間とか)にも日帰り温泉があるけど、ちょっとドライブがてら温泉にでも行きたいよね、というときに長年愛用してきた裾野にある時之栖の「茶目湯殿」。最近あまり行ってなかったので午後から行くことにした。

知らないあいだにリニューアルしていて、脱衣所が一箇所にまとまってたり、露天風呂が炭酸泉になっていたりしてびっくり。炭酸泉にした余波で湯温が下げられていたのはゆっくり入っていられるから大歓迎だけど、温泉につかりながら見られるように大型TVが設置されていて、あいかわらず方向性にセンスがない。セルフサービスのコーヒーメーカーもしょっちゅうガーガーと豆をひいていてうるさいし。

まぁこの時期は時之栖全域が大規模なイルミネーションに覆われていて、これがまたけばけばしくて下品なので、そういうのを喜ぶ客層を見越してのものなんだろうなぁ。マーケティング的には正しい。茶目湯殿じたいは子供がいないから大人だけでのんびりしたいという目的には合致してるんだけど、もうちょっとシックな方向性を狙って欲しいものだ。

ところでこの「茶目湯殿」をずっと「ちゃめゆでん」と読んでいたんだけど、露天風呂に向かうときに履くサンダルに「ゆどの」と書いてあって*1衝撃を受けたのだった(笑):

[写真]「ゆどの」と書かれたサンダル

まぁ、たしかに「ゆでん」だと湯桶読みになってしまうし「油田」を想起するので温泉にはふさわしくないかも知れない。もっとも「ゆでん」と読んでいる人はかなり多いようで、ググってみると過去の記事にはたくさんの「ゆでん」が存在していたことがわかる。もしかして昔は本家も「ゆでん」と読ませていたんじゃないかと勘ぐってみたけど、自分の日記にある最古の記事(なんと2002年)に貼った(すでにdead linkになっている)公式サイトへのURLにちゃんと「yudono」とあったのだった。おれが悪かった。

*1 こういうのを書いてしまうあたりにまたセンスのなさを感じるのだけど。


2014-01-31(金) [長年日記]

下北沢のBeer Bar「うしとら」でアクセシビリティ関係者と飲み

[写真]「おためし」セット

アクセシビリティ関係者で下北沢でちょっと飲もうという話があって、ちょうど今日は夕方から都心に出ていたので帰りに寄った。小学生のころまで世田谷に住んでいたこともあって昔はけっこう馴染みの街だったんだけど、ここ最近は新宿行くときの通過駅にすぎなくなっていて、おまけに小田急のホームが地下になってから利用者の評判がガタ落ちなのでますます敬遠されそうな下北沢。考えてみたらもう20年、もしかすると30年ぶりくらいだけど、南口のあたりはまだ見覚えるある場所があったりして。

場所はBeer Barうしとらという名前のとおりビール専門のバーで、A4 2枚のメニューにびっしりビールが。それも毎日入れ替わっているというのだからすごい。そうなるとかえって選べないので「お試しセット」という90mlずつ4種類のビールが飲めるというのを選んで、その後気に入った方向性でリクエストしながら飲んだ。小麦ベースのがちょっと変わった香りでおいしかった。

写真のとおり、冷やして泡をたっぷり盛った喉越し優先の清涼飲料風ビールじゃなくて、むしろ常温に近いくらいで泡の少ない、味を楽しむビールだった。おれはこっちの方が好きなんだよなぁ。いい店だ。

ちなみに飲みながら話したのはアクセシビリティキャンプ東京の今後というかそんな感じ。先日のキャンプに行けなかったのでそのときの状況などを聞きつつ。課題山積みですなぁ。


トップ 最新 追記
RSS feed