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ただのにっき


2012-05-03(木) [長年日記]

ReVIEWを使ってESRのオープンソース三部作をEPUB化してみる(2)

[写真]Kindleで表示したMobi版「伽藍とバザール」

先日EPUB化に着手したESRのオープンソース三部作だが、なんとかそれっぽくなったのでEPUBとMobiを生成して公開した:

表紙画像は某達人出版会の標準デザインからインスピレーションを得てでっちあげ(笑)。

ReVIEWの勉強をしながらなので、まだ使いこなせていない機能とか、うちの環境との相性のせいでReVIEWのコマンドのいくつかが満足に動かないとかいろいろ問題があるが*1、EPUBはReadiumで、Mobiはcalibreで変換したものをKindleに送って確認してあるので、まぁ読む分にはほぼ問題ない。Mobiの生成に関しては、せっかくKindlegenをgem化してあるのだから、ReVIEWに組み込んでもらうようにしないとね。

さて、これで当初の目的(の出発点)に到達したので、Kindleでちゃんと読まないと(←最難関)。

*1 いちおう把握している課題はissuesに登録してある。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

結城浩 [MobiをSend to Kindleで見ました。 http://d.hatena.ne.jp/hyuki/2012..]

ただただし [おっ、たしかに。これはreview-epubmakerが生成するファイルのせいですね。ちょっと調べてレポートしておき..]


2012-05-02(水) [長年日記]

益子陶器市、2日目

[写真]鹿島神社にて

昨日に続き、益子陶器市。決めたのがわりと直前ということもあってめぼしい宿はどこもいっぱいで、泊まったのは益子舘。まぁなんというか、大人が着るには恥ずかしすぎるファンシーな浴衣とか、戦国時代(?)をイメージしたような妙な調度の食堂がどうみてもファンタジー空間だとか、がんばった結果がことごとく明後日の方角を向いている点はいいとしよう。こういうのが好きな人もいるだろうし。しかし、客室の携帯電波がほぼ壊滅、代わりのWiFiサービスもないというのは、我々ネットジャンキーにはありえないわなぁ*1。まぁ、二度と泊まることはないだろう。

天気があまりもちそうにないので朝からどんどん店を見てまわり、昨日めぼしをつけていた食器はあまり買わずに(えっ)、何枚か皿を買った。去年も書いたようになぜかやたらとカレーを出す店があるのだが(昨日の昼もstarnetのカレー)、なぜかその場でナンを焼いている本格インド料理のテントが出ていたのでそこでキーマカレーを食べたらそれが大正解だったのであった。カレーの街、益子。

その後、東北道経由で帰ってきたんだが、途中からものすごい雨になって、おまけにC2が事故で通行止めになっていたのでC1の渋滞に揉まれてへとへとに。これが休日だったらもっとひどかったはずなので、まぁ不幸中の幸いというか幸い中の不幸というか。

*1 そもそも益子町内でSBM/EMOBILEがほぼ使い物にならないのだからしょうがないのだけど、せめて今どきWiFiは入れて欲しい。


2012-05-01(火) [長年日記]

益子陶器市に、ろくろを回しに行ってきた

[写真]栃木山中に落下、大破した宇宙船から脱出した6本足の異星人は、人間に姿を変え、益子での生活を始める。しかし故郷への思いは断ちきれず、ときおりこうして当時の文化を陶器で再現してしまうのだった。

昨年11月の益子陶器市日帰りに続いて、春の陶器市にも行ってきた。前回の反省を踏まえて、今回はゴールデンウィークの狭間を狙っての一泊。そして今回のメインイベントは、ろくろ体験である! じゃじゃーん!(なんの話だかわからなくなっている未来の自分のためのリンク→WEB業界ろくろ回しすぎワロタ)。

[写真]ろくろ回し中 今回お世話になったのは相玄窯陶芸教室。8台のろくろが整然と並ぶ清潔感あふれる作業場で、お兄さんが懇切丁寧に教えてくれる。連休の合間ということもあって客はうちの夫婦のみなのでほぼマンツーマンである。そのおかげもあってか、よくある「ちょっと力加減を間違えて完成間近の作品がいっきにグチャグチャになる」というシーンもなく、次々と名作をものにできたのであった。もう、あまりの才能にこのまま転職しようかと思ったわ(うそ)。

まぁ、本当に形を作る美味しいところを自分が担当するだけで、ろくろのセッティングや最終的に形を整えて釉薬をかけて釜に入れ……という部分はあちらがやってくれるので、観光客が1、2時間楽しい時間を過ごすにはいいバランスであります。かみさんとおれとで、合わせて5作品を焼いてもらうことにした。完成は3ヶ月後。

というわけでけっこう面白かったので、今回のミッションは完了という気分。あとは陶芸村にそのまま車をおいて、陶器市をぶらぶら。明日の買い物に向けて、あたりをつけておくという感じ。これで日帰りだったら死んでたな。

[写真]なぜか信楽焼のたぬきが威張っている。肩で風切るチンピラ集団

関連する日記: 2012-05-02(水)

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