2012-04-30(月) [長年日記]
■ 今年も緑のカーテンを作るぞ(1)
昨夏は夕顔で作った緑のカーテン、今年はゴーヤあたりで作ろうかという話をしていたんだけど、去年の夕顔からたっぷりと種が採れてしまったので、とりあえずそれを(やはり去年の残りの)苗床にまいた。1つに6個ずつで合計24個。まぁ、買ってきた種じゃないから、全部が発芽するとは思えないけど、去年と同じくらい生えるといいなぁ。
昨年よりは約1ヶ月早いスタートだが、今年は梅雨入りもずいぶん早いみたいなので、やっぱりちょっと間に合わないのではないかという危惧はある。
■ 限界集落温泉4巻 (ビームコミックス)(鈴木みそ)
全4巻、これにて完結。あー、面白かった。手頃な長さなのもよかったねー。
「おたくが集まってつぶれた温泉宿を復活させる話」とまとめてしまうとアレだけど、妙なディテールを積み上げてるおかげで荒唐無稽すぎる感じにならない(いやもちろん荒唐無稽ではあるんだけど)。表紙でネタバレしてるけど最終的に選挙にまでいってしまうのだって、この手の話は行政を巻き込まないといかんわけで、むしろ必然的な流れだ。けっこう「あるある」な結末も含め、実際これを元ネタにして限界集落を救ってみてもいいんじゃねーのと思わなくもない。あんがい東北復興につながる部分もあったりしそうだ(同じ作者の震災レポート漫画も最近出たことだし)。
おたくサイドの登場人物たちも個性的で面白いが、なんとっても魅力的なのは敵役の伊豆雄だね。味方が盛り上がれば盛り上がるほどやる気を出して強くなる敵役といえば、ヤマトに対するデスラー総統みたいな役どころなわけで(そうか?)、やっぱこういう敵がいないと盛り上がらない。あとがきによれば幼馴染ネタや命名理由にもちょっとした遊びがあったりして、伊豆出身の作者の経歴も含め、いろいろ面白い。
震災レポート漫画はこれ↓
僕と日本が震えた日 (リュウコミックス)
徳間書店
¥8
限界集落温泉 1巻 (BEAM COMIX)
エンターブレイン
¥726
限界集落温泉 2巻 (ビームコミックス)
エンターブレイン
¥95
■ ReVIEWを使ってESRのオープンソース三部作をEPUB化してみる(1)
こないだのartonさんによる気合の入ったESR再評価を読んで、
- じゃあおれも読み返すか
- せっかくだからKindleで読みたいよね
- SendToKindleでWebページを送りつけるんじゃ面白くないからEPUBにしよう
- どうせならReVIEWフォーマットにすると楽なんじゃね?
- 「伽藍とバザール」だけいちおうEPUB化できた(←いまここ)
作業中のリポジトリはtdtds/esr_trilogy_ja。でもまぁ、まだReVIEWのクセがよくわかってないので、おかしなところがたくさんある。なぜか第2章から始まっているし(笑)、カバー画像が入ってない気がする。このへんはちょっとしたコツがあったり、undocumentedな部分を知らなかったりするせいだとは思うんだけど。だいたい、LANG=EUC-JPな環境だとreview-*コマンドがうまく動かなかったりするんだよなぁ(やっつけパッチでやりすごしている)。
まぁ、おいおい整備していきますよ。
2012-04-29(日) [長年日記]
■ tDiary: 3.1.3リリース
予告通り、肉の日リリース。詳しくは公式サイトのアナウンスを参照。
IOの抽象化を進めて従来のファイルベースのDefaultIOだけでなく、データベースを使うRdbIOを使えるようにした*1。結果的に(というかこっちが目標としていたゴールだけど)Heroku上で動作するようになった。言うまでもなくこれは@hsbtの仕事。
プラグインが使うキャッシュの扱いなど、まだ改善すべき点はあるが、レンタルサーバのみをターゲットにしていたtDiaryが、PaaS上でも満足に動作するようになる*2。レンタルサーバは依然としてtDiaryの主要なターゲットプラットフォームであり続ける見通しだが、今後、無償あるいは非常に安価なPaaSを使うニーズが高まってくるのは間違いないわけで、そこに対応できたのは大きいと思う。まだ既存ユーザの移行パスがないけど、そのへんもおいおい整備していくだろう(主に@hsbtが[笑])。
ruby本体も近い将来$SAFEを使ったサンドボックスをサポートしなくなると思うし、だとすると今のtDiary.Net方式から個々の日記を仮想マシン上で動作させる方向に転換しないといけないしなー。そういう贅沢な仮想マシンの使い方が現実的になってくるんだから、時代の流れの速いことよ。
2012-04-28(土) [長年日記]
■ 川崎 1-4 広島@等々力陸上競技場
ドワンゴが裏番組にニコニコ超会議をぶつけてきやがりましたが、シーズンチケット買ってあるからこっちに行くわけです。というか、いよいよ風間新監督のデビュー戦ですよ。「すぽると!」を見ていたわけじゃないのでニュアンスがよくわからないんだけど、サポーターの期待度はかなり高いらしい。でもまぁ、チームビルディングにかける時間はほぼゼロだった上にプロの監督経験もゼロなわけだから、過剰な期待はかわいそうというものだろう。いや実際大敗したわけだけど(笑)。
と、笑っていられるのも、実際の試合内容はそんなに悪くなかったからなのだが。とくに序盤は良くて、ボールも選手もよく動いていて、これはなんだか期待できるかも! という感じだった。とりわけケンゴがかなり自由に動いている感じが良かったなー。相馬時代のケンゴはとにかく目立たなくて、キープレイヤーの存在感がないチームってこんなに魅力がないものかと驚いたものだが、風間フロンターレではそんなことないみたい。
大敗の原因は、負傷のジェシが抜けた穴を稲本で埋めた(!)急造DF陣にやっぱり穴があったからで、ある意味しょうがない。柴崎も怪我でいないし。その穴を上回るだけの得点力を発揮できればよかったんだろうけど、そのあたりはまだまだな感じで、前に空間があるのに横パスやバックパスしかしたがらない妙なクセは相変わらず。ケンゴが前方を指差してんのになんで後ろにボール出すかね。
いずれにしても、こういう相馬時代の負の遺産を解消するにはもうしばらく時間がかかりそうではある。まぁ、J2に落ちない程度にじっくりやってくださいよ。1年くらいはブーイングしないで待つからさ。
◆ kdmsnr [CHAPSはch*.reだけにして、intro.reはPREDEFに、その他はPOSTDEFに入れてみてください。]
◆ kdmsnr [カバー画像は images/cover.jpg にする必要があります。]
◆ ただただし [おー、いけました。ありがとう!]