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ただのにっき


2012-05-01(火) [長年日記]

益子陶器市に、ろくろを回しに行ってきた

[写真]栃木山中に落下、大破した宇宙船から脱出した6本足の異星人は、人間に姿を変え、益子での生活を始める。しかし故郷への思いは断ちきれず、ときおりこうして当時の文化を陶器で再現してしまうのだった。

昨年11月の益子陶器市日帰りに続いて、春の陶器市にも行ってきた。前回の反省を踏まえて、今回はゴールデンウィークの狭間を狙っての一泊。そして今回のメインイベントは、ろくろ体験である! じゃじゃーん!(なんの話だかわからなくなっている未来の自分のためのリンク→WEB業界ろくろ回しすぎワロタ)。

[写真]ろくろ回し中 今回お世話になったのは相玄窯陶芸教室。8台のろくろが整然と並ぶ清潔感あふれる作業場で、お兄さんが懇切丁寧に教えてくれる。連休の合間ということもあって客はうちの夫婦のみなのでほぼマンツーマンである。そのおかげもあってか、よくある「ちょっと力加減を間違えて完成間近の作品がいっきにグチャグチャになる」というシーンもなく、次々と名作をものにできたのであった。もう、あまりの才能にこのまま転職しようかと思ったわ(うそ)。

まぁ、本当に形を作る美味しいところを自分が担当するだけで、ろくろのセッティングや最終的に形を整えて釉薬をかけて釜に入れ……という部分はあちらがやってくれるので、観光客が1、2時間楽しい時間を過ごすにはいいバランスであります。かみさんとおれとで、合わせて5作品を焼いてもらうことにした。完成は3ヶ月後。

というわけでけっこう面白かったので、今回のミッションは完了という気分。あとは陶芸村にそのまま車をおいて、陶器市をぶらぶら。明日の買い物に向けて、あたりをつけておくという感じ。これで日帰りだったら死んでたな。

[写真]なぜか信楽焼のたぬきが威張っている。肩で風切るチンピラ集団


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