2012-04-28(土) [長年日記]
■ 川崎 1-4 広島@等々力陸上競技場
ドワンゴが裏番組にニコニコ超会議をぶつけてきやがりましたが、シーズンチケット買ってあるからこっちに行くわけです。というか、いよいよ風間新監督のデビュー戦ですよ。「すぽると!」を見ていたわけじゃないのでニュアンスがよくわからないんだけど、サポーターの期待度はかなり高いらしい。でもまぁ、チームビルディングにかける時間はほぼゼロだった上にプロの監督経験もゼロなわけだから、過剰な期待はかわいそうというものだろう。いや実際大敗したわけだけど(笑)。
と、笑っていられるのも、実際の試合内容はそんなに悪くなかったからなのだが。とくに序盤は良くて、ボールも選手もよく動いていて、これはなんだか期待できるかも! という感じだった。とりわけケンゴがかなり自由に動いている感じが良かったなー。相馬時代のケンゴはとにかく目立たなくて、キープレイヤーの存在感がないチームってこんなに魅力がないものかと驚いたものだが、風間フロンターレではそんなことないみたい。
大敗の原因は、負傷のジェシが抜けた穴を稲本で埋めた(!)急造DF陣にやっぱり穴があったからで、ある意味しょうがない。柴崎も怪我でいないし。その穴を上回るだけの得点力を発揮できればよかったんだろうけど、そのあたりはまだまだな感じで、前に空間があるのに横パスやバックパスしかしたがらない妙なクセは相変わらず。ケンゴが前方を指差してんのになんで後ろにボール出すかね。
いずれにしても、こういう相馬時代の負の遺産を解消するにはもうしばらく時間がかかりそうではある。まぁ、J2に落ちない程度にじっくりやってくださいよ。1年くらいはブーイングしないで待つからさ。