トップ 最新 追記
RSS feed

ただのにっき


2012-04-26(木) [長年日記]

Google AdSenseからトンチンカンなメールが来たけど(なんとか)対応した

2日ほど前に、GoogleのAdSenseから「お客様のアカウントを確認しましたところ、Google のプログラム ポリシーに準拠しない方法で Google 広告が表示されています。」という内容のメールが来た。72時間以内に修正しろってやつだ。6年以上前に警告されたのが懐かしいが、たぶん今回もtDiary.Netユーザが適切でない貼り方をしたんだろう、と思ってメールを読んでみたら、対象URLが知らないサイトのものだった。いやこれ、対応できねーだろ、どうすんだよ(笑)。

で、メールに書いてあるポリシーの詳細とやらのURLをクリックしてみるとエラーになって見れないページだったりして、Googleのサポートページは相変わらず本当にひどいんだよな。もう一個のURLから(これは見れた)、やっぱりよくわからない複数のリンクをたどり、ようやく「ポリシーに関する通知メールが誤って届いています」という苦情を告げるフォームにたどりつく。おう、これだよこれ。メールについていた「ID番号」とともに件のURLを入力してsubmit。これで終わり。

……と思いきや、翌日そのメールへの返信として届いたのが:

お客様のサイトに要求された変更が加えられていないことを確認しました。この問題に関する最初のメールを受信してから 72 時間以内に、サイトに必要な修正を加えていただきますようお願いいたします。

おれのメールを読め(笑)。Googleの日本語サポートが日本人じゃないという噂は本当だったんだな。まさかメールを読まずにテンプレを送り返してくるとは。で、「日本語の読める担当に転送して下さい」と一言添えて、もう一度返信。

その足でAdSenseの管理画面にアクセスして、設定を見ていたらアカウント設定に「自分のアカウントで特定のサイトの広告表示のみを許可する」というのを見つけた。ここに自分の管理下にあるドメインを指定すればいいのか。こんな設定、昔はなかったよな、たしか。というわけで、ここに「tdiary.net」と「tdtds.jp」だけを入力しておいた。たぶんこれで解決でしょう。

2012-04-27追記(1)

(こんどは日本語が理解できる)GoogleのAdSense担当から返信があって、上記と同じ方法をサジェストされた。正解だったようだ。

AdSenseまわりのトラブルはアカウントBANにまで発展しかねないから怖いよなー。たいして収入があるわけでもないから、こんど似たようなことがあったらやめるのもアリか。

2012-04-27追記(2)

件のサイト、実はtDiaryで運用されていたんだけど、HTMLソースを見てみたらたしかにおれのAdSenseコードが埋め込まれている。その他の情報から総合すると、第五tDiary.Netから設定モロモロを引っこ抜いて設置したもののようだ。ということは、最近すっかり音沙汰のない某moriqさんのしわざだよなー。

Tags: google

2012-04-24(火) [長年日記]

今年もヨーグルンの季節がやってまいりました

[写真]ヨーグルン、ミックスベリー味

本当は昨日からだったんだけど、実施店舗が見つからなかったし、だいたいまだ寒いし! とか思ったら今日は夏日で、絶好のヨーグルン日和。まだ早いんじゃねーのと思ったけど、だいたい例年4月下旬開始なんだな。

今年はオレンジとミックスベリー。わりとオーソドックス。今年も途中から味が追加になったりするんだろうか。


2012-04-23(月) [長年日記]

アジャイル・ユーザビリティ ―ユーザエクスペリエンスのためのDIYテスティング―(樽本 徹也)

知人から「ユーザテストをやってみたいんだけど」と相談されて、「これがいいんじゃないかな、まだ読んでないけどきっといい本だから」なんて答えていたんだけど(ひどい)、やっと裏付けがとれた。いい本です。

ヤコブ・ニールセンが「5人で十分ですよ」と言ってからずいぶん長い時間がたったけれど、不思議なことにいまだにユーザテストを提案すると尻込みするクライアントが多い。まず最初のリクルーティングが心理的なハードルみたいだし、(どんなに手軽さを説明してもなお)すごく大変なことをするような先入観があるらしい。そんなリクルーティングを始め、「5人で十分」な成果をあげられるディスカウント・ユーザビリティを、いかに低コストで(その代わり何回も)実施するためのノウハウに絞ったのが本書。

本書で描かれるユーザテストには、マジック・ミラーで仕切られたご大層なテストルームは登場しないし、ビデオの解析に何週間もかけ、分厚いレポートを書く自称専門家も登場しない。文字どおりDo It Yourselfで、製品に責任を持つ自分たちの手で、自分たちが調達できるリソースだけでテストをする。安上がりにすると言っても、テストの信憑性を担保するためにはどこは削ってよくて、どこは削ってはいけないかが懇切丁寧に書かれているので、安心だ。

で、書名のとおりこのアプローチはアジャイルに通じるところがあるのだけど、実はこれまでのUX設計はアジャイルというよりもウォーターフォールとの相性が良くて、アジャイル開発にUXを取り込むにはUXの方をアジャイルにすり合わせなければならない……という流れから始まる、終盤ほんの数十ページの部分がけっこうエキサイティングで、個人的にはすごく面白かった。特にさらに終盤になってコラムで登場するRITEメソッドがなんか究極っぽくて、「やっぱり行き着く先はMicrosoftなのか」という。

なんにせよ、こういうライトウェイトなユーザテスト、あらゆる案件でやれるようになるといいよなぁ。

アジャイル・ユーザビリティ ―ユーザエクスペリエンスのためのDIYテスティング―
樽本 徹也
オーム社
¥2,420

合わせて読みたい:

ユーザビリティエンジニアリング―ユーザ調査とユーザビリティ評価実践テクニック
樽本 徹也
オーム社
¥94


トップ 最新 追記
RSS feed