2011-11-25(金) [長年日記]
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恐怖の存在 上 (1) (ハヤカワ文庫 NV ク 10-25)(マイクル・クライトン)
ときおりなぜかむしょうにクライトンを読みたくなる。ということで、やや古いけど引っ張り出してきた。非SF。
環境保護活動のためなら環境破壊も辞さない(!?)エコ・テロリストとの戦いに巻き込まれた都会の弁護士が、南極やジャングルでひたすらひどいめにあう話。それはもう、次から次へとピンチが襲うので、読んでてかわいそうになってくるくらいにハリウッド映画的。主人公以外の登場人物たちはみんなタフでマッチョなので、都会っ子のわれわれ(?)としては主人公に感情移入せざるをえない。面白かった。さすがクライトン。
ストーリー上は「悪の環境保護活動家」vs「正義の(いろいろ混成)チーム」というわっかりやすい勧善懲悪パターンだし、実際の地球温暖化問題はここまで極端な話ではあるまいと思うので普通にフィクションとして楽しめばいいのだが、どこか楽しみきれないのは今の日本がまさにこの状況に近いからなんだろうなぁ。もちろん福島第一原発事故にともなうさまざまな風評のことである。
本書に登場する環境保護活動家たちは地球各地でさまざまな破壊活動を行うのだけど、それだけでなくデータの捏造や偏った解釈を使って自説を補強することにひたすら邁進する。ほんらい環境保護が目的だったはずなのに、いつの間にか手段にすぎなかった自説の正当性を守ることが目的化してしまっている。いまだにTwitterでみかける、デマだろうとおかまいなしにRTする連中にそっくりだ。
クライトンは一見、本書を通して反地球温暖化説を主張しているかのようにみえるが、実際には、わからないことにはわからないと言い、きちんと客観的な調査・研究をしようという当たり前のことを書いているだけである。ところが今の日本でそういう主張をするとすぐさま「安全厨」「御用学者」なんてレッテルを貼られてしまう。本書の発表が2004年で、この中で温暖化問題に異を唱えると環境保護活動家からは「大企業の手先」と呼ばわりされるんだけど、これとまったく同じなんだよなぁ。なんつーか、日本の科学教育はどうなってんのかね。
そういう意味でもいろいろと面白かったと同時に暗澹たる気分にもなったのであった。これはクライトンのせいではないけど。
■ グラコロ同盟活動: グラコロ通セット(M) #McD_gracoro
今日からグラコロ。仕事が昼休みに突入してしまったので、少し遅れてマクド入り。昼どきはひどい混雑だったらしいから、これはこれで正解か。こないだの試食会では食べられなかったチーズグラコロ(通称「チーコロ」)と、今回の新作トマトクリームグラコロ(通称「トマコロ」)をそれぞれ単品 + ドリンクの「グラコロ通セット」で。というか今期から3種類になった上にいきなり3種制覇をする人までいるので、この2個セットは「グラコロ通セット(M)」と呼ばねばならぬ。当然、3個のは「グラコロ通セット(L)」になる。
というわけでごちそうさまでした。引き続きグラコロ同盟2011へのご参加をお待ちしております。というか初日から150個超えてるし。どういうことだよ。
2011-11-24(木) [長年日記]
■ 「グラコロ同盟2011」、(いちおう)オープン
「グラコロ同盟」を(いちおうなんとか)オープンした。
これまで、日記への反応を手動で集めたり、はてなスターを使ってみたりと変遷し、昨年はFacebookアプリまで作って待ち構えていたのに肩透かしという事態になったりしたが、今年からはちゃんと専用サイトを作って、ハッシュタグ「#gracoro_union」をつけてTwitterでつぶやくだけで報告できるようにした。
なんかもー、デザインなんとかしろレベルだけど、明日からの販売開始までにはどうにもならんというかそもそもおれにデザインセンスを求めないでください誰かせめてトップ絵だけでもくださいおながいします……。スマートフォン対応だけはなんとかしたい所存。あとFAQのページもいるね。
どうせなら最近ちゃんとキャッチアップできてなかった新しめの技術を使おうと思って、HerokuやらSinatra、MongoDB、Hamlに手を出したら、たしかにものすごくコード量が少なくなって感動したけど、最初はやっぱり調べながらだから時間がかかってしょうがなかったな。まちゅさんの「Heroku上でSinatraアプリを動かすまでのまとめ」がすごく参考になった。ありがとう。
まぁこういうのは慣れだから、次からはもっとはやく書けるようになるだろうけど。あとテストがない(←オチ)。
2011-11-21(月) [長年日記]
■ グラコロ同盟代表として「グラコロ☆ファンミーティング2011」に行ってきた
つい先日復活が明らかになったマクドナルドの冬の定番「グラコロ」だが、実はその前からマクドナルドからのコンタクトを受けていたのだ。【グラコロ同盟】として(笑)。で、新作の試食会を開くので同盟から極秘で4人派遣して欲しいという依頼だったので、さくっと2009年度活動の四天王に声をかけたわけ。自分が四天王の一角に入っててよかった(笑)。
そんなわけで今夜、都内某所で開催された、その名も「グラコロ☆ファンミーティング2011」に参加してきたのだった。参加者は約40人くらい? いわゆるブロガーミーティングだと思うのだけど(おそらく仕切りはAMN)、なぜか読者モデルのテーブルがあったりして、いろいろ混ざってる感。ちなみに我々グラコロ同盟のメンバーはなぜか名札が手書きだったりして、なにやら特殊な扱いである。
マクドナルドの企画担当者などから新製品にかけた思いなどの話を聞きながら、まずは無印グラコロが登場。冷めないうちにかぶりつく。ああ、これですよ。2年のブランクをものともしない味の記憶が蘇ります。……などと恍惚としていたら、司会者がいきなり「ではグラコロ同盟の代表の方から感想を」とか振ってくるわけです。流れで2年前に35個を平らげたなりたさんを紹介したりして、なんかいきなり目立ってるぞおれたちwww
そうこうするうち、続いて今回の真打、新作の「トマトクリームグラコロ」が登場。専用の赤い包み紙。グラタンコロッケやバンズはノーマルと同じで、かかっているソースがトマトベースになっている。いっけんケチャップ系? と思いきや、かなりトマトの風味が残った本格ソース。バジルの香りも良い。なによりスパイシーで、かといって辛すぎるわけでもなく、なかなか味わいがある。ちょこっとマスタードが乗っているのもいい。こだわってるなー。かなりおいしいよ、これは。今年はこれメインで食べよう。
その後、4択クイズで最後に残った3人に「マックカード1万円分」プレゼントという太っ腹企画。で、その3人に入っちゃった!(笑) なんとか同盟代表の面目を保ったよ*1。
そんなこんなで、25日の販売開始まであと4日、じっと我慢となるわけだ。ちなみに今年の同盟活動、2009年までははてなスターを使ったシステムだったが、昨年作った(けど使われなかった)Facebookアプリはイマイチだったので、Twitterベースで再作成中。あと4日でリリースできる自信はまったくありません。刮目して待て。
*1 カードは同盟員で山分けにしました。
◆ ブチャ猫 [いいなぁ。<「マックカード1万円分」プレゼント]