2009-01-23(金) [長年日記]
■ SocialWeb勉強会@DeNA
SocialWeb Japanの勉強会があったので参加した。とりあえずメモだけ。カッコ内は感想と言うかつぶやき。
SocialWeb Japanへようこそ ~Social Web Japan の活動とソーシャルウェブ最新動向~ (えーじ)
- アクティビティストリームがメインコンテンツになりつつある
- facebookもYahnoo!もMicrosoftも
- (見た目いっしょでつまらん世界だなー)
- Open Stack
- OpenID
- OAuth
- XRDS-Simple
- Portable Contacts
- OpenSocial
- microformats
- Atomへのアクティビティストリーム機能追加 activitystre.am
- facebookぜんぜん儲かってない
- マネタイズが今後の課題
- 個人情報保護も問題
- UI/UX
- Facebook ConnectはUIが共通。敷居が低い。OpenIDはこれが問題
Be Social! OpenSocial入門 (よういちろう)
- SNSの限界
- SNSベンダーの機能拡大頼り
- facebookの衝撃
- プラットフォームとしてのSNS
- 3rd party製アプリ
- プラットフォームごとに異なるAPI
- GoogleによるOpenSocial提唱
- SocialWeb版の「Java」(一度かけばどこでも動く的な意味で)
- けっこう大きなAPIなので実装するの大変
- →コンテナ実装もOSSで公開: Apache Shindig
- APIの達人を(Googleがスカウトして?)エキスパートとしてコミュニティの運営を任せている: OpenSocial-Japan
- 各種API
- Person API: プロフィール(系の情報)を扱うAPI
- Friends API: 関係を扱うAPI。複数のグループを扱えるのでビジネス用とか友達用みたいな使い分けができる
- Activities API: アクティビティストリームがらみのAPI。イマドキのSNSでは最重要?
- Persistence API: 永続化のAPI
- いろんな言語用のクライアントライブラリがあるよ!
- OpenSocialアプリのテストは面倒。友だちに迷惑かかるし。友だちいないとテストできないし
- Eclipse上で動くテスト用のSNSを作ったので、そこでテスト可能
- 明日発売!
OpenSocial入門 ~ソーシャルアプリケーションの実践開発
技術評論社
¥50
OpenSocial対応 "公認"PayPalガジェットのご紹介 (神部竜二)
- SNS上で寄付金などを集めやすくできる
- 埋め込み用のコードは10行くらい?
- (RubyKaigiで使えると便利かも……?)
OpenID 2009 (ZIGOROu)
- 2008年ですごく利用者が増えた
- でもまだいっぱい問題がある→新しいAPIがいっぱい企画中(いっぱい……orz)
- OpenID Authentication 2.1
- 2.0からの互換性をできるだけ保ちつつアップデート
- httpsをrequiredにするとか言ってる。うえぇ
- OAuthの組み込み(やっとか)。
- Simple Registaration Extension (SREG) 1.1
- Attribute Exchange 2.0
- (使うのすげぇ面倒くさそう……)
- Discovery
- Yadisを発展させ、XRDS-SimpleからXRD 1.0へ
- link header / link要素を使おうという話
- (署名とかいろいろヘビーになってるなぁ)
- (まったくついていけなくなった >< )
- OP initiatedな枠組みが普及する
- (facebookみたいなもんか……)
2009-01-22(木) [長年日記]
■
ほかほかのパン (物理学者のいた街2)(浩一, 太田)
物理専攻だったので気に入るのではないかということでプレゼントされた本。写真が豊富なエッセイ集にしては立派な本だ。主に19世紀あたりのヨーロッパの物理学者たちゆかりの地を訪ね歩く紀行もの……かな?
という予想は、半分あたり、半分はずれだった。冒頭からマッカラーやヘヴィサイドなんて、名前も知らない、けどかなり重要な仕事をしている物理学者を取り上げており、彼らの「代わりに有名になった人」とのからみも交えながら、古き良きヨーロッパの街並みを訪ね、(現代の)現地の人々との交流なんかも描かれる。
はずれた半分はいわゆる「科学史」の領分だろう。あまり光の当たらなかったマイナーな物理学者たちの業績を、紀行文を通して紹介する。うん、これはいいね。廃墟になった生家がそのまま残っていたりするいかにもヨーロッパらしい風物と、歴史的な物理学者の生地なのに何も知らない近所の人々。諸行無常というか、それでも世界は進んでゆくのだなぁ。
などといい雰囲気に浸っていたのは序盤だけ。
マクスウェルやケルヴィンのような超有名どころが登場しだすと、紀行的な側面はぱったり影を潜めてしまい、たんなる有名物理学者の業績列挙になる。なにしろ有名人は残っているエピソードも多いから、それを全部盛り込もうとしてたんなる羅列になってしまっている。なんつうか、取捨選択の下手な人だなぁ。
おまけに物理学者だけでなく、数学者や技術者まで登場して、全体としては焦点のぼやけた一冊になってしまっているのが残念すぎる。ひょっとすると前の本は面白いのかも知れない……けど、こっちにもシュレディンガーとかキュリーなんて名前が出てるのが不安だな。
2009-01-20(火) [長年日記]
■ ロットリング(Rotring)の替芯にゼブラが使える
まだPalmを使っていた頃に、スタイラスの書き味(?)が気に入って買ったRotringのトリオペンだが、実はまだ愛用している。もう5年選手か。物持ちが良すぎる……。
で、Palmnの次のW-ZERO3もすっかり使わなくなり、スタイラスの出番がなくなったにも関わらず持ち歩くのもばかげているので、その部分を黒ボールペンに差し替えようと思ったのだが。なんとRotringは製図用品以外の生産をやめてしまったらしい。いつのまに!?
それでも、「ロットリング」でググるとけっこう消耗品を売ってるサイトがあったりして、そこで買おうかと思ったのだが、同色5本入りで1,000円とか。買ってから一度も使い切ってないのに、5本も買ってどーすんだと。
などと愚痴をこぼしたら、ゼブラの替芯に互換性があるという話を聞き、調べてみたら4Cという規格なら使えるらしい。なんだ、規格があるのか、そりゃそうか。
さっそく文房具店でゼブラの替芯、赤と黒を買ってきた。2本で150円。純正1本分より安い。標準は0.7mmだったが、太めが好きなので1.0mmをチョイス。さっそく入れ替えたが、さすが国産品、書き味はこっちのがいいかも。ちょっと赤色が明るすぎるのが好みじゃないかなー。
ちなみに書き味が(さらに)良いと評判のゲルインクもあるとのことだが、インクの消費量が異常に多いらしく、店の人いわく「A4に2枚書いたらおしまい」とのこと。さすがにそれはないと思ったので普通のにしたが、5年も持つような使い方してるなら関係ないとあとで気づいた。orz
◆ Ka2 [初めまして。私もロットリングのボールペンを使っているんですが、細いものに換えたいと思っております。画像を拝見したとこ..]
◆ ただただし [替芯の規格だと思います。文具店で「4Cのサイズの替芯ください」って言えば通じると思いますよ。]