2008-06-05(木) [長年日記]
■ 遅ればせながら我が家に「ハチワンダイバー」ブーム到来
ずいぶん前に向井さんが「面白い」と書いていたのを読んで、ずっとwishlist(現・欲しいものリスト)に入れっぱなしだったんだが、なんとなく買わずにいた。それがドラマ化の影響か、かみさんが一巻だけ買ってきていた。噂にたがわず面白い!
で、これは例によって罠に違いないと察知したので、じっと我慢していたら、いつの間にか残りの6冊も揃っていた。今回は勝ったぜ。
ちょっとダサめのネーミングのセンスがいいよね、この作品は。なんといってもタイトルの「ハチワンダイバー」がまずいいし、「二コ神」とか、いかにもそういうあだ名が付きそうな雰囲気がいい。加えてストーリーの持つ熱気といい、これはおれの大好きな島本和彦系の作品なんだなぁ。島本和彦からサンデーっぽさを少し削いで、代わりにジャンプらしさと汁っぽさを加え、さらに女の子をぽっちゃりさせた感じだ(どんなんだ)。
ハチワンダイバー 1 (ヤングジャンプコミックス)
集英社
¥556
ハチワンダイバー 2 (ヤングジャンプコミックス)
集英社
¥556
ハチワンダイバー 3 (ヤングジャンプコミックス)
集英社
¥1
ハチワンダイバー 4 (ヤングジャンプコミックス)
集英社
¥1
ハチワンダイバー 5 (ヤングジャンプコミックス)
集英社
¥556
9784088774145
9784088774466
2008-06-04(水) [長年日記]
■ iPhone、ソフトバンクへ……
「iPhoneはDoCoMoから出る」そんな風に考えていた時期が俺にもありました……。
この度、ソフトバンクモバイル株式会社は、今年中に日本国内において「iPhone」を発売することにつきまして、アップル社と契約を締結したことを発表いたします。
とほほ。
でもまぁ、負け惜しみじゃなく、最近はiPhoneじゃなくてもいいか、なんて思い始めている。というのも、おサイフケータイがかなり便利なので。iPhoneにはほぼ間違いなくおサイフケータイ機能はつかないだろうから、またカードに戻るのかと思うとゾッとする。もっとも、「iPhoneがないならプラダを買えばいいじゃない」とDoCoMoは言っているようだけど、肝心のプラダケータイもおサイフケータイ未対応なんだけどさ!
それに、iPod touchのソフトの完成度がいつまでたっても向上しないので(とにかく簡単に落ちすぎる)、Appleに対する信頼が急降下中というのもあるし。テストしてねーだろ、おまえら、みたいな。少なくとも日本のケータイで、こんなに不安定なのは見たことがない。
そんなわけで、2年しばりでDoCoMoにした以上、縛りが解けるまでSBに乗り換えというのはありえない。安心して使えるかどうか、対岸からしばらく観察することにする。
2008-06-02(月) [長年日記]
■ 9784150116460
いかにもB級SFといったタイトルだったので、買ったはいいけどしばらく手をつけずにおいたんだけど、ぜんぜんまともなSFじゃん。タイトルが悪すぎるよ、もったいない! もっとも原題も「COWL」なので、わけわかめ度に変わりはないけど。ちなみに「カウル」は個人名なので「超人類」って言い方がそもそもおかしい。
22世紀の殺し屋と、その殺し屋に狙われる少女の2人の主人公が、物語のかなり早い段階で別々になり、結末にはまったく別の立場でふたたび出会うストーリー展開がいい。登場人物は少なくないが、フォーカスがこの2人からずれないので、明快でわかりやすい。
小道具もいい。特にバイオ・タイムマシンとでも言うべき主役級ガジェットが斬新で、それに付随する時間理論が輪をかけて怪しげなのが面白い。ちょっと世界を理解するまでに時間がかかるけど、なかなか味があるエンターテイメント系イギリスSFだった。他の作品も読みたいな。
◆ delta16v [ヨクサルってどういう意味かと思っていましたが、スナフキンのおとうさんの名前なんだそうですね。 で、ヨクサルはミムラ..]
◆ ただただし [豆知識乙]