トップ 最新 追記
RSS feed

ただのにっき


2008-01-28(月) [長年日記]

NiGHTS~星降る夜の物語~Original Soundtrack(ゲーム・ミュージック)

基本的にコンシューマゲーム機では遊ばないことにしていて(というか最近はPCゲームもほとんど遊ばなくなっちゃったけど)、いまの我が家にはPS3もWiiも、(残念なことに)Xbox360もない(のでアイマスもプレイできない)。だが、10年くらい前まではPS2やSSを所有していた時期もあったのである。

そのSSがChristmas NiGHTS同梱版で、試しに遊んでみたらハマってしまい、暇さえあればあの丸いUFOみたいなコントローラを握っていたのだった。もちろん、スタンダード版もプレイした。ゲームは下手なので最後までたどり着けなかった気がするが、なによりあの楽しい雰囲気、操作の爽快感は格別だった。

そんなわけで、今回WiiやPS2で新作やら復刻やらという話を聞いて、いてもたってもいられなくなり、ついついサントラだけ購入(苦笑)。いや、本体は買わないよ、遊んでる時間ないし。つーかなんでXbox360じゃないのよ(←そこかよ)。

Amazonにはディスク1枚と書いてあるが(相変わらずいいかげんな商品DBである)、実際は3枚、76曲入りなので、この値段はお得といえよう。新作のサントラなので知らない曲もけっこうあるけど、旧作のメインテーマのアレンジもけっこうあって、記憶にある雰囲気はかなり再現されている。

NiGHTSの楽しさは音楽抜きでは語れない……というか、音楽だけでもすごく出来が良くて楽しいので、単体で聴いていても、なんというか、うきうきしてくる。ゲームミュージックはまず買わないおれだが*1、これは買ってよかったなぁとしみじみ思う。

*1 アイマスはゲームミュージック扱いではない(笑)。

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

Tambourine [新盤のサントラだけ買ってそんなに満足できるんなら、Wii版は絶対に楽しめますよ。とりあえず、この面だけでも観てみてく..]

 [おいらは逆、SS版への想いが強いと、劣化ぶりが悲しいくらいにに目に付く...対象年齢下げすぎ、分かり易過ぎ。別のゲー..]

ただただし [見ましたよ! これは楽しいですね! >Tambourine 自分はゲームに関しては下手くそなので、ちょっと難易度が下..]

tokoya [うわぁ、このステージは泣く.... ニコニコに同じステージでAを取っているプレイ動画があって、そっちだとピアンがコー..]

Tambourine [SS版やりこんだ者として、スコアアタックの魅力が失われた点のがっくり感には同意。でも、前作クリア出来ないけど楽しかっ..]


2008-01-27(日) [長年日記]

3つのデスクトップ・ガジェットを使ってみて、やっぱりYahoo!ウィジェットに落ち着いた

WindowsサイドバーとGoogleデスクトップ せっかくVistaにしたんだからと、使用開始直後にはまずはWindowsサイドバーを使ってみていた(写真右側)。そんなに変わったものを使う気はなくて、オーソドックスに時計やカレンダー、システムモニタ、iTunesのリモコンあたりが表示されていればいいや……という感じで、まぁまぁ使えていた。デザインもまぁきれいだし。しかしながら、ガジェットの数が少なすぎて、ちょっと使い勝手が悪いなーと思って換えてみようにも代替品がぜんぜん見つからなかったりして。Vistaが全世界的に嫌われているとすると、この先もあまりガジェットの数は増えそうにないよなぁ。

それじゃぁってことで、最近はサイドバーにも対応したというGoogleデスクトップも使ってみることに(写真左側)。勝手にデスクトップ検索を入れてくれるのがいまいち気に食わなかったんだけど(VistaはOS標準の検索機能があるので)、まぁ、ものは試しということで。Windowsサイドバーとだいたい同じような感じにしたんだけど、ガジェットの選択肢は同じくらいで、おまけにデザインがずいぶんさっぱり、おまけにカスタマイズ範囲もかなり狭くて、不満が大きい。Googleっぽいといえなくもないが。

Yahoo!ウィジェット XPのころはYahoo!ウィジェットを使っていたので、Vistaにも入れてみた。Yahoo!はドックという形でサイドバースタイルに挑戦しているけど、はっきりいってWindowsやGoogleのより劣る。しかし、先祖であるKonfabulatorの頃からデスクトップに置いたガジェットそれぞれに、

  • Zオーダ
  • 移動の許可・不許可
  • マウス操作の許可・不許可
  • 透明度

が指定できるので、サイドバーなんてなくても邪魔にならないのだ。おまけに(英語版も含めると)数千ものガジェットから選り取りみどりなので、たいていは自分の好みに合ったものが見つかる*1。なんだかんだで、またYahoo!ウィジェットに舞い戻ってきてしまった。これが一番使いやすいよ。

今回、英語版のウィジェットギャラリーを探索していて見つけたのがInformerで、これ単体で一種のサイドバー相当の機能を実現してしまう。システムモニタ系のツールはこれに集約して、デスクトップの一番下に並べておくことにした。小さくて目立たないし、これは便利。

*1 といいつつ、Vistaの音量調節ができるものが見つかってないんだが……。


2008-01-25(金) [長年日記]

疾走!千マイル急行 (ソノラマノベルス)(小川 一水)

小川一水成分を補給したくなったので、ノベルズ化された修正版を買ってみた。いかにもラノベっぽいので警戒していたが、どううてどうして良質なジュヴナイルだった。

舞台は架空の惑星上に構築された大陸鉄道網……なんだけど、これは単に物語をうまく進めるための適切な配置をした鉄道網が欲しかっただけで、その上で暮らす人々や文明、文化はほぼ地球の19世紀のまま。雰囲気を出すためか、度量衡までヤード・ポンド法を使うわ*1、登場する国々が実際の地球上のどの国をモデルにしているのかもだいたい見当が付くようになっている。なんというご都合主義!

でもまぁ、ジュヴナイルはこれくらいご都合主義なストーリーでいいと思うよ。登場する少年少女たちが、大人の社会に翻弄されながらも成長していくという王道はきちんと守られているわけだし。

そういう「成長物語」に、必要以上に紙数を投入しないのが、この作品の面白さだ。内面の話は最小限にとどめて、むしろ物語をがしがし駆動する方を重視している。スピード感が実にいい。シーンが一度たりともレールの上から外れないのもあっぱれだ。まさに暴走特急。

鉄分の濃い人には特に楽しめると思うが、そうでない人にも十分に楽しめるのが、小川作品のいいところ。

Tags: book

*1 洋モノを読みつけてない人にはキツいよな。


トップ 最新 追記
RSS feed