2008-01-27(日) [長年日記]
■ 3つのデスクトップ・ガジェットを使ってみて、やっぱりYahoo!ウィジェットに落ち着いた
せっかくVistaにしたんだからと、使用開始直後にはまずはWindowsサイドバーを使ってみていた(写真右側)。そんなに変わったものを使う気はなくて、オーソドックスに時計やカレンダー、システムモニタ、iTunesのリモコンあたりが表示されていればいいや……という感じで、まぁまぁ使えていた。デザインもまぁきれいだし。しかしながら、ガジェットの数が少なすぎて、ちょっと使い勝手が悪いなーと思って換えてみようにも代替品がぜんぜん見つからなかったりして。Vistaが全世界的に嫌われているとすると、この先もあまりガジェットの数は増えそうにないよなぁ。
それじゃぁってことで、最近はサイドバーにも対応したというGoogleデスクトップも使ってみることに(写真左側)。勝手にデスクトップ検索を入れてくれるのがいまいち気に食わなかったんだけど(VistaはOS標準の検索機能があるので)、まぁ、ものは試しということで。Windowsサイドバーとだいたい同じような感じにしたんだけど、ガジェットの選択肢は同じくらいで、おまけにデザインがずいぶんさっぱり、おまけにカスタマイズ範囲もかなり狭くて、不満が大きい。Googleっぽいといえなくもないが。
XPのころはYahoo!ウィジェットを使っていたので、Vistaにも入れてみた。Yahoo!はドックという形でサイドバースタイルに挑戦しているけど、はっきりいってWindowsやGoogleのより劣る。しかし、先祖であるKonfabulatorの頃からデスクトップに置いたガジェットそれぞれに、
- Zオーダ
- 移動の許可・不許可
- マウス操作の許可・不許可
- 透明度
が指定できるので、サイドバーなんてなくても邪魔にならないのだ。おまけに(英語版も含めると)数千ものガジェットから選り取りみどりなので、たいていは自分の好みに合ったものが見つかる*1。なんだかんだで、またYahoo!ウィジェットに舞い戻ってきてしまった。これが一番使いやすいよ。
今回、英語版のウィジェットギャラリーを探索していて見つけたのがInformerで、これ単体で一種のサイドバー相当の機能を実現してしまう。システムモニタ系のツールはこれに集約して、デスクトップの一番下に並べておくことにした。小さくて目立たないし、これは便利。
*1 といいつつ、Vistaの音量調節ができるものが見つかってないんだが……。