2002-09-29(日) 6785歩+800m [長年日記]
■ tDiary: posttdiary.rb
メールで日記を更新できて、写真日記にも対応しているposttdiary.rb。しかし、#tDiaryでうまく動かないという話を聞いたので調査してみた。ターゲットはSylpheedから出した写真添付メールらしい。実を言うと以前、おれもSylpheedから実験したときにうまく動かなかったことがあったんだよね……その時はH"から出したメールが扱えたから目をつぶっちゃったんだけど(ぉぃ)。
で、どうもマルチパートのバウンダリによる分割がうまくいっていないところまでわかったんだけど、そこから先がわからない。
初心に戻ってRubyのリファレンスを見ていたら、String#splitは2バイト以上の文字列が渡されると正規表現になるとある。これか。文字列で渡したらそのまま使われると思ってたよ。Sylpheedはバウンダリに日付を入れるんだけど、その中に「+0900」なんてのが含まれていて悪さをしていたのだ。
というわけで、Regexp.escapeをかまして回避。うーむ、意外と手間取ってしまった。いかんなぁ。
■ さらにミーハーで、ちょっとマジメな日記帳。を捕獲。やっぱ、アンテナへの捕獲方法、FAQに書いておいて正解だった(笑)。
■ tDiary: YYYYMMDD.html形式
すごいこと考えるもんだなぁ。ErrorDocumentを使うアイデアなんて、想像もしなかったわ。
ちょっといじってみたけど、index.rbの17行目以下にこれを挿入するだけで動きそう。
if ENV['REDIRECT_URL'] then @cgi.params['date'] = [ENV['REDIRECT_URL'].sub( '.*\/(\d+)\.html$', '\1' )] end
これならmod_rewriteを使えない人にはいい方法かもしれない。ErrorDocumentなら使えるレンタルサーバも多い気もするし。
■ screenで日本語
また「tDiary日記」になりつつあるので、少し軌道修正をしなくては……。
涼しい日が続いているので(今日は暑かったけど)、またLinuxマシンの前に座っていることが多くなったのだが、Eterm上でscreenを使うと日本語がちゃんと表示されないので困っている。
Windows上のTeraTermから、他のLinuxホストにsshしてscreenを使う分にはまったく問題がないし、ときどき化けた時でも、「kanji euc」コマンドを入れて画面を書き換えればちゃんと表示される。
しかし、Etermからだとローカルのscreenでも、リモートホスト上のscreenでも、まったく漢字が使えない。.screenにはAsumiに付属の/usr/share/config-sample/screen/sample.screenrcをベースに、基本的にはescapeを書き換えただけで使っているんだが。
screenユーザは少なくないはずだから、今まで問題になってないはずがないよなぁ……と思って、試しにrxvtやktermを使ってみたらちゃんと表示されるやん!! なんだよ、Etermのせいか。困ったなー。
ちなみに今、VJE-Deltaから満足に使えるターミナルはEtermだけなので、これを手放すわけにはいかないのだ。表示ができても、入力できないんじゃ意味ないもんな……。
2002-09-28(土) 3634歩 [長年日記]
■ 知性化戦争シリーズ
本屋に行ったら「知性化の嵐(2)」が出ていたので買った。
実はいま、去年の今ごろ出ていた(1)を読んでるんだけど、これがもう、長いのなんのって、上下巻あわせて1000ページ超だもんね。読んでて飽きたよ。……といいつつ、(2)を買ってしまうのだが。これも上下巻で1200ページ近いし。文庫本とは思えぬ値段だし。
こんな大作ばっかり出してないで、もっと薄くていいから数出してくれよ >ハヤカワ
■ WXIII
高いと言えば、これも高い。まったく、オタク向け商品は、購買力があると思って足元を見た値付けをしてくれちゃうから困るよなぁ。でも、映画館には行けなかったとり・みきファンとして、これは買わねばなるまいて。でも安いパッケージの方にするかな(笑)。
え、「ミニパト」は別なの!?……ひどいや。
■ KINOPPIX 3.1日本語版
a.kにCD-Rを焼いてもらったので、この週末はこれで遊んでみる予定。
■ KNOPPIX(2)
使ってみた。といっても評判通り、CDを入れてbootしたらそのままふつーに使えてしまったんだが。
KDE3.0を使うのは初めて。いま使ってる2.0よりずいぶんきれいになったな。ターミナルのKonsoleも日本語入るし(でもまだ挙動不審)。w3m、vim、Mozillaが入っていれば、たいていの用は足せる。日本語入力がWnnなので使い慣れなくて困ったけど。カナ変換のやりかたもわからん(笑)。
しかし、自分の秘密鍵がないから他のホストにsshできないし、そうなると無難なこと(?)しかできないから、けっきょくは一時的な環境に過ぎないということがわかる。やっぱ、自分専用の環境を作ってオリジナルCDを焼かないと意味ないかな。鍵まで焼いたら危ないから、別途USBメモリとかに入れて使ったりしてさ。
他に思い浮かぶ使い道としては、「そのマシンでLinuxが動くかどうかチェックする」というのがある。
試しに、以前XFree86の設定でさんざん苦労して使うのをあきらめたSiS630のマシンに入れてみた。KNOPPIXはフレームバッファを使うので、Xも正常に出るのではないかと期待したのだが、起動時のコンソール表示からしておかしい。垂直同期がずれているかのように画面が上下に分割されてしまっている。Xの画面になっても変わらず、液晶モニタのAuto Adjustを使ってみても解像度が合わず、ピンボケのまま。
そうか……やっぱこのマシン、最初っからダメダメだったってことだね……。あーあ、最近登場した5インチベイサイズのPC、あれが欲しいなぁ(←結局ただの小さいもの好き)。
◆ NT [KNOPPIX ですね。ボクもつい I を入れてしまいますけど。 さて、どう発音するのでしょうか。]
◆ kotak [知性化戦争の英語のタイトルは何ですか?日本語のタイトルからはどの本のことかちょっとわかりませんでした。]
◆ ただただし [前作「変革への序章」は"Brightness Reef"、「戦乱の大地」は"Infinity's Shore"ですね..]
◆ yamk [むむっ!! TeraTerm の SSH2 対応版。試さねば。]
◆ たむら [KNOPPIX< あと「最近の Linuxはスゴイんだぞ〜」とか言って、OpenOffice/Wine/KDEあたり..]
◆ G [私は最近TTSSHの変わりにputtyを使用しています。SSH2に対応しているそうです。]
2002-09-27(金) 7168歩 [長年日記]
■ 翻訳
「バカが往く」で「アジャイルプロジェクト管理」の翻訳があまりにひどいという話が出ていた。こないだ買った「アジャイルソフトウェア開発」、ぼちぼち読み始めているんだけど、これも同じ監訳者らしく、実際、妙に読みづらいと思っていた。特に巻末の論文は、日本語になっていない部分が多々あって、とても理解できるシロモノではないのだ。あーあ、こりゃ失敗だったかのぅ。
翻訳といえば、噂の岩谷-電波-宏くん、今月のSDではPacific Connectionの翻訳もやってなかった(もっと前からかも知れないけど)。これでおれの目に入るところから消え失せたことになる。英語が読める技術系ライターが常に不足しているこの業界では、よほどのことをしても干されることはないはずなので、みずから仕事を減らしているとしか思えん。もしかすると長期バカンスに過ぎなくて、しばらくしたら大々的に復活するんじゃないかと戦々恐々である。
まぁ、岩谷翻訳はけっこうマシな方だとは思うんだけどね。勝手な訳注さえなければ(笑)。多くは望まないから、オリジナルの文章だけは書かずにいてくれ……。
■ RC5-64プロジェクト完了
(あえて和訳のリリースにリンク)
おー、やっと終わったのかー。実はちょっとやってたんだよね、S.P.C.でチーム作って。さすがにこれだけ長丁場になると途中で飽きちゃったけど。smallなんて、電気代と暑さで悲鳴上げてたしなぁ。
これでRC5-64が危険だということになったのかどうか、イマイチよくわからないけど。個人的にはけっこう長くかかった感じなので、わりと安全、というイメージなんだけど。まぁ、たしかに長期間に渡って保存するものを暗号化するには向いてないだろうな。でも、そんなに長く保存するものなんて、身近にない(笑)。
◆ YADA [200 OK は入れたほうが良いです。ヘッダが404のままになりますから。]
◆ ただただし [あぁ、こりゃうっかり。その通りですね。 これ、このまま取り込んでもいいかもしんないなぁ。]
◆ やす [捕獲ありがとうございます。これからもおせわになりますんでよろしくお願いします。]
◆ YADA [ソースは短いほうが良いでしょう。]
◆ famao [大分前にVJE-Deltaを試用した時に少なくともrxvtについては、エイヤっと対応させた記憶が。http://ww..]