2019-04-04(木) [長年日記]
■ code-serverを使ってみている
先日買ったChromebookで開発をするにあたって、sshでVPSに入ってvimで編集……というオールドスタイルを取らざるを得なくなっていたんだけど、先月あたりからちょくちょくcode-serverというVS Codeをリモートで動かすOSSの話が聞こえてきたので、入れてみることにした。
ようするにサーバで動いているcodeをブラウザで表示するものなんだけど、code自体がElectronで書かれているからできる技なわけで、ほとんどがブラウザローカルで動くから動作自体はリモートという感じはしないくらいにキビキビ動く。
設定なんかはcode-serverを動かしているホストの「~/.local/share/code-server/User/settings.json」に保存されるので、従来ローカルで動かしていたものをそこにコピーすればそのまま使える。Microsoftのストアを直接使えないからか、拡張は動くものと動かないものがあるが*1、致命的なものはない。
ためしに自宅のWindows 10のWSLで動かして、Chromebookのブラウザから編集とかしてみたけど、ぜんぜん問題ない*2。Windows 10でWSLと協調させてcodeを使うのってけっこう面倒な上に不安定なんだけど*3、この場合は本質的なものはWSLだけで完結するからむしろ安定する。いやー、これはいいな。開発環境、全面的にこれに乗り換えてもいいくらいだ。