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ただのにっき


2001-04-05(木) ニューマシン(2)

帰宅後、常用していたソフトを片っ端から入れる。VMwareがめっちゃ速くなっていてかんどー。待たされる感じがなくなった。これでまた、Windowsから完全に足を洗う機会を失ったような気がする……いいんだか悪いんだか。他にも、qmail、Courier-IMAP、jvim、Apache、VJE-Delta、samba、namazu、xntpdなどなど。RPMを突っ込んで、バックアップしてあった設定ファイルをコピーするだけでどんどん元どおりに使えるようになっていく。Windowsじゃこうはいかんもんなぁ。楽でいいよ、Linuxは。

問題が2点。メールが送れない(笑)。VMware上のWindowsからメールを送ろうとするとqmail様にはじかれる。設定は同じはずなんだが。明日調査しよう。読めても送れないんじゃ意味ねー。それから、VMwareとsambaがブッキングしている。先にVMwareが動いていると、sambaのnmbdが起動に失敗する。起動順序を変えてやると何ごともなく動くんだけど、根本的な解決策じゃない気がする。以前は問題なかったわけだし。何が悪いんだろう。vmware-config.plで、どっかでデフォルト以外の答えをしなければならないのかも知れない。VMwareも内部でsamba使ってるみたいだし。ちゃんと英語読んでやりなおしてみるか(最初から読めよ)。


2002-04-05(金) 7909歩

tDiary: テーマ

予告通りクローバーに戻し。

テーマというのは、もちろんそのまま使ってもいいわけだけど、気に入らない部分を改造して使うのはしごく自然なことだと思う。現在80個を越えるテーマが登録されているけど、たとえそれが100個、1000個になったところで、必ず自分好みのテーマがあるという保証はないわけで。例えば「キムチ」だとか「火の鳥」だとか「靴下」(←?)だとか言われている昨日のこたつだって、オレンジ色の部分(#f50)を白(#fff)に変更するだけで、モノトーンのすっきり渋い系テーマに変身するのだから(たぶん)、ちょっとした改造はたいした手間でもテクでもない。

もちろん、改善や新作はどんどん取り込んで行きたいので、そういうのは抱え込まないでオープンにして欲しいのだけれども。

ところで「なまぐさ」じゃなくて「ものぐさ」だと思うんですが(笑)。

tDiary: 写メール連携

a.kが携帯をA3012CAにしたので、daiさんが以前作っていた写メール機能をいじってみることにした。って、auだから写メールじゃないんだけど(笑)。まぁ、メールを送ってもらうと別に変わったところのない、単なる画像添付メールだったので、このまま汎用的な絵日記機能にできるだろう。

daiさんの改造に加えて、イメージファイルの置き場所をコマンドラインオプションで指定できるように改造。あと、.forward内で実行するとファイルがApacheから見えないのでumaskを設定するようにした。1.4.1は今夜リリース予定だけど、ツッコんじゃえ(笑)。

なお、tDiary.Netでこの機能が使えるのは、tDiary.Netにメールアカウントを持ってる人、つまりS.P.C.のメンバーだけである。あしからず。もっとも、自分でメールアカウントを準備できて、posttdiary.rbを実行できる環境があれば誰でも使えるけど、そういう人はtDiaryも自前で入れてるだろうしなぁ。

postfix: recipient_delimiter

こんなことばっかり書いてるからtDiary日記にしろなんて言われるのだな。というわけで、Linuxな話に持っていこう。Linuxに限った話ではないけど。

上の「写メール連携」を実現するposttdiary.rbは、MDAからメールを受けとって、それをHTTPで日記に投稿する仕組みで動いている。日記の更新にはユーザIDとパスワードが必要なので、posttdiary.rbにそれらを渡す必要があるのだけれど、それをメールのFrom:で表現できるようになっている。「ユーザ名-パスワード@tdiary.net」みたいに、「-」でIDとパスワードをつなげたアドレスに送ることで、それを利用するのだ。

このおかげでposttdiary.rbのオプションにパスワードを書く必要がなくなるので、あとはMTAやMDAの設定にパスワードを書かずに済ませられればパスワードの漏洩が防げる(正確にはメールログに残ってしまうんだけど)。で、これを実現しているのがpostfixの「recipient_delimiter」だ。

実はこれ、以前はqmailで~/.qmail-hogeなんてファイルを作っておくと個人でにアドレスを増やせる仕組みを考慮して作った仕組みなんだけど、postfixでrecipient_delimiterに「-」を指定してもできる。これがあると~/.forward-hoge」なんてファイルを用意することで、自分のアカウントに「-hoge」を付けたアドレスを拡張できるわけだ。

さらにpostfixでは、.forward-hogeファイルがなかった場合は.forwardを見るので、ファイル名にパスワードを書く必要もない。そんなわけで、tDiary.Netでこれが使えるのはメールアカウントを持っている人に限られてしまうわけなのだが。/etc/aliasesあたりで(パスワードを書かずに)これを実現する方法はないものかなぁ。

てす、てす。

image

tDiary 1.4.1

リリース。修正点は以下のとおり。

  • ツッコミメールの日付不正を修正
  • コールバック系プラグインの定義方法にブロック渡しを追加
  • テーマをいくつか追加、修正
  • プラグイン追加多数
  • などなど。詳しくはChangeLog参照

 ついで(?)に、tDiary.Netのβテストを終了しました〜。今日から正式運用でーす。つーか、ずいぶん前から正式運用レベルだったけどさ。

本日のツッコミ(全13件) [ツッコミを入れる]

Before...

くわ [ウチのH"さんは画像形式がBMPなんですが、それを送ると自動的に変換してくれちゃったりはしませんか。]

smbd [「修正点は以下のとおり。」 どこにあるのでしょ?(^^;]

ただただし [うーん、鋭いツッコミだ(^^; リスト生成プラグインを入れてなかった……]

Nana [↑やっぱそういう落ちだったのね、昨日出てないからおかしいと思ったんだわ。(笑)]

s.sawada [私は「いーんだいーんだ、Macだから見れないんだもんね」と早とちりしてひがんでました (^^;]

静寂 [確かに、ものぐさです。恥ずかしい間違いだ、、、 テーマは、tDiaryの吐き出すHTMLを見ながら改変したという体た..]


2003-04-05(土)

寒い

雨だというのに、かみさんは新潟まで札幌の応援に行ってしまった。風邪をひかなければいいが。

というわけで、今日は一日留守番。バイクに乗ろうと思っていたのに、この雨じゃなぁ。

WikiCloneのポリシー

日これ経由でVikiWiki。またtDiaryテーマコンパチか? 記述スタイルを途中で切り替えられるとか、プラグインとか、XHTML Strictとか、UTF-8とか(おかげでうちのw3mからは読めず)。標準のスタイルはWikiWay推奨の亜種で、構造化を意識できるもよう。

最近またWikiCloneがたくさん出てきて(KoBitは数に入れちゃダメよ)、選択肢が増えるのはヨイことだ。が、個人的に「ビビッ」と来るのがなかなかない。しっくり来ないのは機能面よりも、操作性やポリシーの方面が大きいので、既存のツール開発に殴り込むのも気が引けるし。そういう実験をKoBitでやろうと思っていたのに、なかなか時間は取れないし。おのずとうちのWikiで使っているWalWiki改に、適当に手を入れることでお茶を濁してしまう。

例えばページ上部にあるナビゲーションボタン。「新規作成」は消してある。Wikiで新規作成を許してしてしまうと、簡単に孤児ページができてしまうので好ましくないと思うからだ。既存のページを編集→その中に新しいWikiNameを記述→できたリンクをたどって新規ページを作成……というのがあるべき姿。それを強制するためにも、「新規作成」ボタンはあるべきではない。

「更新(管理者用)」というのも消してしまった。これは消さなくても移動でよかったんだけど、目的は「編集」ボタンを先頭に持ってきたかった点にある。Wikiにおいてもっとも本質的で重要な機能が、ナビゲーションの先頭にあるべきだ。それは「編集」であろう、と。これ以外にもボタンの順番はもうちょっと追求したいところではある。

他にも、記述形式を変更できるのは本当にいいことなのかとか、更新後のThank youページはなくす努力をすべきじゃないのかとか(これはKoBitに実装済み)、考えてみたいことはいろいろあるんだが、そんなことをやってる暇があったらtDiaryをいじらねば……。

追記: VikiWikiは、ナビゲーションボタンも編集可能のようだ。面白い。

tDiary: プレビュー機能

日記の更新前に見栄えを確認できる、プレビュー機能を実装。この機能は、まだちょっと熱いかも知れない:-)

ふむ。まだ21:30か。もうちょっとやるかな。

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

いわい [UTF-8 だから w3m からは読めないのかなぁ、と思いました。]

ただただし [あぁそうか。書き方が悪かったですね。修正しました]

いわい [ありがとうございます。余談ですが w3m-m17n は UTF-8 でも見れてよいですよ。:)]

ただただし [それが、うちのw3m-m17n、なぜかうまく動かないんですよねー]

むとぽん [そう言った意味では、Asumi日記の一番トップのナビゲーションバーにたださん以外には使えない「編集」や「更新」ボタン..]


2004-04-05(月)

3タブ同盟用設定

すべてのソースコードにこれを埋め込んで歩くというのも、なかなか無謀な話ではある……。しかし、戦闘員同盟員がおれとkitajだけという状況では、同盟自体が発足早々に風前の灯であるよ。イー。

やっぱアレですか。とりあえず萌え系のバナーとかがないとダメなんでしょうか。

巨大建築愛好会

はてなにできたクラブ。はてなダイアリーの、やみくもにキーワードをリンクする機能は嫌いだが、こうやって同好の士を集約するシステムとして働くと、ちょっといいなって思う。でも、外からは参加できないんだもんね。だからARTIFACTの方にTrackBackしておく(笑)。

巨大な建築物と言うなら、当然、我らが(?)パラボラアンテナも仲間に入ると考えていいわけだが。でもおれが惹かれる巨大建築って、ちょっと偏りがあるんだよな。パラボラの他は橋とか。たぶんキーワードは「不安定」だ。

巨大なディッシュが首根っこの一点で支えられているアンテナや、ワイヤでぶらさがっているだけの吊り橋はたまらんものがある。だが、大地にしっかり根を下ろした高層ビルや、基本的には動きのない地下構造物にはぜんぜん惹かれないのである。

やはり、大きいだけではダメで、「こんなに大きいのに××」ってところがないと。××にはイロイロあると思うが。「身長190cmもあるのに食が細い」とか「太陽の何十倍もあるのに自転速度は数時間」とか(←建築物ちゃう)。

tDiary.Net: 旧第一の負荷、劇的に軽減

CPU負荷2週間に渡って、ほぼ全ユーザを新第一に移行したわけだが。で、これが旧第一のCPU load av.のMonthlyグラフ。先週の週末に約半分のユーザを移転させたんだが、半分とは思えないほど急激に負荷が下がっている。いかにCPUがボトルネックになっていたかがわかる。今週になるともう、グラフの山すらわからないレベルだが、実は新第一も同じくらいの負荷である。PentiumIII 500MHz×2→Pentium4 2.4GHzとは言え、この余力はなんだ。

トラフィックこっちはトラフィックのグラフ。CPUほど落ち込んでいない(というか先々週の第一弾の段階では変化がない)ことから、CPUの能力に問題があったことは一目瞭然。ムーア様々である。

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Before...

ただただし [2タブはちょっとな〜]

tach [Load Average は単純に CPU 負荷とは言い切れないです.様々な要因により,Load Average は..]

reno [たださんって、萌へイラストとか描けるんですか?(尊敬のまなざし)]

ただただし [描けたら今ごろウハウハですよ #ウハウハ?]

kdmsnr [これで萌えキャラを。 http://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/4-7775..]

ただただし [GIMPだったらなー]


2005-04-05(火)

ximapd (2)

昨日の続き。

Rastのドキュメントに「ICUがない環境では(UTF-8でなく)EUC-JPになる」という記述があったので、ximapdのエラーメッセージに謎の「utf8」の文字が出るのはおそらくこのせいだ。apt-getでlibicu28と-devを入れてからRastをビルドしなおしたら、問題の箇所は通過できた。

* OK ximapd version 0.0.0
0052 CAPABILITY
* CAPABILITY IMAP4REV1 IDLE LOGINDISABLED AUTH=CRAM-MD5
0052 OK CAPABILITY completed
0053 AUTHENTICATE CRAM-MD5
0053 OK AUTHENTICATE completed
0055 LIST "" *
0055 BAD Missing command

一歩前進。「LIST "" *」がエラーになるってことは、INBOXが存在してないからだな、たぶん。でも、メール本体はどこに入れたらいいのだ?(笑) もしかして、あらかじめDBにツッコんでおくのかな? 既存のMaildirを見て欲しいんだけどなぁ(このマシンのMaildirは実験環境だから壊れてもいいのである)。

ximapd (3)

ximapd.rb自体がバージョンアップしていたのか。最新にしてリトライ。INBOXやらINBOX.Trashやらmlやらが見えた。さっきと違うところ止まったが。って、STATUSコマンドはまだ未実装じゃん!:

S: * OK ximapd version 0.0.0
C: 0083 CAPABILITY
S: * CAPABILITY IMAP4REV1 IDLE LOGINDISABLED AUTH=CRAM-MD5
S: 0083 OK CAPABILITY completed
C: 0084 AUTHENTICATE CRAM-MD5
(中略)
S: 0084 OK AUTHENTICATE completed
C: 0086 LIST "" *
S: * LIST () "/" "INBOX"
S: * LIST () "/" "INBOX.Trash"
S: * LIST (\Noselect) "/" "ml"
S: 0086 OK LIST completed
C: 0087 CREATE Trash
S: 0087 OK CREATE completed
C: 0088 STATUS "INBOX" (MESSAGES UNSEEN UIDNEXT)
S: 0088 BAD Command unrecognized

あとは、INBOXにメールを放り込む方法さえわかれば(笑)。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

TrackBack [http://sho.tdiary.net/20050406.html#p02 ただのにっき ximapd (4) ..]


2006-04-05(水)

sourceforge.netのCVS復活

アナウンス

少々時間がかかりすぎたとは思うが、何も失われなかったようなので、GJと言っておこう。よくがんばりました。

https://www.amazon.co.jp/dp/4150115397

長年SFばっかり読んでるくせに、未読の名作は数多い。ディレイニーもほとんど読んでない(というか『アインシュタイン交点』は読んでるはずなのに記憶がないな……)。もちろん『バベル-17』も未読で、Ruby使いの風上にも置けないありさまである。

ということで『ノヴァ』が新装版になって出たというので喜んで買ったんだけど、まぁ、はっきりいって深読みするだけの知識もないし(解説をざっと眺めただけであきらめた)、素直に「変なスペオペ」として楽しんだよ。もっとも、スペオペだと思って「頭のおかしい船長と6人のクルーが爆発寸前の新星目指してまっしぐら!」みたいな話を期待するとハズれるし、ところどころにはさまるカティンの独り言は邪魔なだけなんだけど、ガジェットや超科学ネタが面白いのでよしとする。60年代の作品とは思えぬスタイリッシュさはすごい。

もっと年とったらまた読む(かも知れない)。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

ma2 [YAPCから帰って来て速攻で「バベル-17」を読みました。さすがに訳は古い感じだったけど,非常に面白かったです。次は..]

ただただし [それは「高橋センセイ効果」ってヤツですか(笑)]


2007-04-05(木)

ハワイ島旅行(3) - キラウエア火山トレッキング

この頃から、我々夫婦の間で「合宿」とか「部活」という言葉が交わされ始める。なんか、リゾートに来たわりには、昨日は標高4000mで息切れ体験だし、今日は火山でハイキングだ。高校の部活の合宿みたい(いったい何部だよ)。……というわけで、キラウエア火山にゴー。

実は日本にいる頃に、Fuku Hiking Hawaiiにメールでトレッキングツアーの予約をしておいたんだが、現地に到着してもぜんぜん反応がない。そこで昨日の朝に直接電話をして改めて予約しておいたのだ。そしたら昨日宿に帰ってきたらメッセージが入っていて、なんと、ガイドが怪我をしたのでキャンセルとか言ってきた。

メールに返信がなかった件も「Yahoo!のメールボックスが失われてしまって」とか、嘘をつくならもっとマシな嘘をつけよと言いたいような理由だったので、ガイドの怪我の件だって怪しいもんだ。このFuku Travelは3冊買ったガイドブックのうち2冊に載っていたから信用していたけど、こういうこともあったという事実は書いておく。

ヒロ〜キラウエア

いずれにしても現地までは自力でたどり着くという計画だったので、今日は車を出す。走り始めて驚いたが、今日は間違ってワイパーを動かすことがない。実は一昨日、宿に着く直前に気を抜いたら、ちょっと左側を走ってしまったのだが(ぉぃ)、今日はわりと自然に右側通行ができている。人間ってすごいなぁ。

11号線に乗ってしまえばあとは一本道なので、難しいことはなにもない。キラウエア国立公園の案内にしたがって左折すればすぐにゲートがあって、そこで$10支払う。レシートを持っていれば1週間は繰り返し出入りできる仕組み。オールカラーのガイドマップを渡されながら「日本人?」と聞かれたので「そうだ」と答えたら、微妙に適当な感じ日本語ガイドもいっしょにくれた。

キラウエア・イキ・クレーター・トレッキング

国立公園に入ってすぐにあるビジター・センターで、カウンターにいるレンジャーの姉ちゃんに「2時間くらいでオススメのコースはない?」と聞いたら、最初はキラウエアの巨大カルデラを車で巡るルートを勧められたが、「違う違う、徒歩だよ」と言ったらキラウエア・カルデラの東端に位置するイキ・クレーターのルートを勧めてくれた。6マイルだから10km足らず。サクサク歩きの時速5km/hで2時間か。それ行きましょう。ガイドなんていらねぇや!(←強がり)

巨大シダ植物 ビジター・センターから少し車で南下し、イキ・クレーターのビューポイントに駐車、トレッキングコースに入ると、いきなりシダの森。ジュラシックパークのようだ。まずはクレーター(火口跡)のリム(縁)に沿って半時計回りに半周するルート。

縁(リム)から底を望む ときどき森が切れると左手にクレーターの全貌が見渡せる。流れた溶岩が固まって、真っ平らになっている。クレーターの縁は高低差数十mはある垂直に切り立った崖なので、真下を覗き込むとお股がひゅーん((c)くれよんしんちゃん)となる。というか、「あそこまで下りて、そのあと登るのか」と考えると、引き返したくなる……。

底はけっこう凸凹している で、半周まわると下りに入って、下り切ったところがこんな感じ。上からはフラットに見えたが、近づいてみるとけっこう激しく盛り上がったり割れ目があったりして、歩くのもけっこう大変。上から見たときは、人々が歩いたルートがど真ん中に白っぽく見えていたけど、下におりてみるとなんだかよくわからない。とにかく遠方正面の絶壁に向かってまーーーっすぐ歩けば良いということか。

それにしても、この殺伐とした風景、SF者なら見覚えがある。そう、昨日は火星だったけど、今日は月面に来ております。ただしテラフォーミング中。無理のあるテラフォーミングのせいか、あちこちから水蒸気が噴出していたりして、気分が盛り上がることこの上ない。

つーか、そんなに歩いている人はいないので(平日だし)、我々二人だけがクレーターの底に取り残されたみたいな状況も。ここが極地のクレーターなら底に氷が張っているから、橇を使って脱出できるのに! ……などという『ロケットガール』ネタがかみさんに通じるわけもなく、数十分歩いて対岸に到着。あとはひたすら登るだけ。きっつー。

チェイン・オブ・クレーターズ・ロード

溶岩を突っ切って道路が 「もう一歩も歩きたくねー」的気分でようやくリムに戻り、車へ。で、にも関わらずさらに貪欲に(こんどは車で)南下。標高1200m程度のキラウエア火口から、一気に30kmほどで海岸まで達する「チェイン・オブ・クレイターズ・ロード」を駆け下る。

だんだんと南東に移動する火口から流れ出た溶岩が山から海岸までを埋め尽くす中を、ずばーっと道を通してあり、「よくやるよ」という感じ。こんなに溶岩を吐き出したキラウエアもよくやるよ。というか、「海岸線まで溶岩が流れた」というよりも、「溶岩で海が埋め立てられてできた平地」?

はるか遠くに水蒸気の柱 終点は溶岩でふさがれたかつての海岸通りなんだが、本当に溶岩に埋まってるところまでは車で行けなくて、しばらく歩いていかなくてはならない。さらに溶岩の上を延々と歩いてやっと、現在溶岩が海に流れ込んでいるところまで行けるようなんだが、我々にはもうその元気はない。ちょっと歩いて、写真だけ撮って退散。

そもそも車止めにある事務所では、溶岩を見に行くことがいかに危険かと言うビデオやパンフレットがあふれていて、それでいて誰も制止しない(笑)。ああ、自己責任ってこういうことね、という良い見本。なにしろ、海に落ちて溺れたのか、それとも高波をかぶったのか、びしょぬれの若い女性がレンジャーに介抱されていたんだが、それを横目に、みんなずんずんと先に進むのだ。いい度胸してるよ。

行き止まりなので、あとは戻るだけ。一気にカルデラまで駆け上り、せっかくなので一周してみる。途中、けっこう激しく水蒸気が立ち上るエリアがあって、これもなんだか既視感が……あぁ、大涌谷か。日本そっくりだな、ハワイ島。

その後、「ビジター・センターで土産が買いたい」というので寄ってみたら、まだ明るいのにもう閉まっていた。ヒロもそうだが、全体的に夜が早い。それからヒロまで駆け戻り、ダウンタウンの「Ocean Sushi」というすし屋でテイクアウト。宿に戻ってシャンパンを飲みながら食いまくる。寿司うめー。でも、なんでワサビが別になってるんだー。

Tags: travel hawaii
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yuyang2.0 [なんか、ヤフーでメールボックスが消えたってニュースを見た記憶がありますけど、その影響じゃないんですか?]

ただただし [あれは「2006年12月26日から2007年2月25日までに受信したメール」が対象のトラブルなので関係ないはずです。]


2008-04-05(土)

川崎 0-1 京都@等々力競技場

image どうも、一人で見に来ると負けるような気がするんだよね。存在感皆無の柳沢に決められるとは……。

たしかに京都はかなり強かった。こないだ勝った千葉より倍くらい強かった。そもそもボールをなかなか奪えなかったし。でも、それ以前に出だしからリズムが悪かった。

明らかに最盛期より調子が落ちてるジュニーニョを、ばか正直にスタメンに入れなくてもいいんじゃないか。足元がおぼつかなくて、何度もボールを奪われるなんて、まともな状態とは思えない。にも関わらず、チームは相変わらず「パスの出し先がないときはとりあえずジュニーニョを頼る」という悪いセオリーにはまってるし。

千葉戦が良かったのは、ジュニーニョがいない穴をみんなで埋めようとがんばったからだよな。札幌戦がジュニーニョ入りで勝てたのは単に札幌が弱すぎただけだし、にも関わらず2点しか入れられなかったのはやっぱりジュニーニョが不調だからだろう。無理して90分使い続けるのだけはジュニーニョのためにもならないよ、セッキー。

Tags: frontale

今朝からGmailへメールが転送できてなかった

午前中ずーっとにPCの前にいて(何をしていたかは言うに及ばず)、「そういえばぜんぜんメールが来ないなぁ」と思い、spamフォルダを見てみたら、5時すぎからぱったり来ていない。メールアドレスを公開しているとわかるが、spamは年中無休でとめどなく到着するので、数時間に渡って1通も来ないなんてことありえない。spamは一種のheartbeatとして使えるのだ。

慌てて転送元のspc.gr.jpサーバを見てみると、Gmailに転送する段でこんなエラーが:

postfix/smtp[16761]: 0C8FB8EEA4: to=<tadatadashi@gmail.com>, relay=none, delay=171, status=deferred (Host or domain name not found. Name service error for name=gmail.com type=MX: Host not found, try again)

MXが見つからないだって? でもdigコマンドで探してみると、ちゃんと見つかってる。なんだこれ?

ググってみたけど同じ問題に遭ってる人は見つからなかったので、こっちの問題だよなぁ? でもそんな時間には何も変えてないし。上流の問題だろうか?

その後、spamの流れは11時ごろに回復したが(嬉しくない)、同様のエラーは断続的に発生していて、まともなメールはまだ詰まっているもよう。いちおうキューに溜まって再配送しているようだから、いずれ流れるとは思うけど……。

もし急ぎの用件がある人は、sho@spc.gr.jpじゃなくてtadatadashi@gmail.comに送ったほうが確実です。

Tags: gmail google

2009-04-05(日)

相模女子大の百年桜を見に行ってきた

百年桜
桜の絨毯

例年は近所の小学校とか、東林間病院の桜をぶらぶら見る程度なんだけど、今年は相模女子大に潜入して*1、百年桜を見てきた。いやー、こんなに近所にあったのに知らんかったが、見事なものでした。来年も見に行こう。

それにしても、自分がXactiで撮った桜と、かみさんがGR-Digital IIで撮った桜が別物すぎて笑うしかない。Xactiの静止画はほんとにショボい。ここに載せたのは自前のだけど、Picasaで相当いじってコレだもんな。というかそもそも、新しいモニタのキャリブレーションが決まらなくて色がおかしいので、他の環境でどう見えるのかさっぱりわからないという。

*1 正門の受付で記帳すると潜入させてくれます←それは潜入と言わない。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

ブチャ猫 [桜の絨毯、綺麗ですね~。]


2012-04-05(木)

過疎ったプロジェクトは誰かに引き継いで欲しいよね

社内の知らない人から「たださんはRubyにお詳しいとききまして」なんて質問の電話がかかってきたりしてなかなか楽しい職場ですがいかがお過ごしでしょうか。そんなおれの本業はプログラミングじゃなくてWebアクセス解析なので、(いまさら)Google AnalyticsのAPIを研究しようとしたのだった*1

  1. まずgemを探す。「analytics」でひっかけても何も出てこず*2
  2. APIドキュメントをみたらGDataを使っているとわかる。ああ、そりゃそうだ。
  3. もっぺんgemを探すとgdataを発見。
  4. gem install gdata
  5. ドキュメントを探して公式サイトにたどりつく。GitHubじゃないんだ!?
  6. (例によって)proxyに未対応でガックリくるが、わかりやすいコードだったのでサクっとパッチを当てる。
  7. proxy対応の実装方法が毎回違う件。
  8. さらにjcodeをrequireしようとしてruby 1.9で死ぬので、そのパッチも作る。
  9. そこで類似の1.9対応パッチが半年以上放置されているのを発見*3
  10. さっき作ったパッチもいちおう登録してみるが、たぶん放置だろうなぁ。
  11. 気を取りなおしてGitHubを探してみると、生きたフォークを発見。やっぱりあったか。
  12. さっそくforkしてproxy対応とanalyticsクライアント追加をpull req (←いまここ)

で、このGitHub上のフォークがリリースしているgemの名前が【gdata_19】だったりするわけですよ。ひどい。言うまでもなく、gemの限られた名前空間を適切に融通しあえていないのがいかんわけだが。プロジェクトを投げ出す前に、どうして引き継ぎ先を見つけようとしないのかなぁ。

Tags: ruby google

*1 普段は違う解析ツールを使っているのでGAにお世話になることはあまりない。

*2 Railsアプリにトラッキングコードを埋め込むgemばかりが山ほどひっかかるのはどうかと思う。

*3 RUBY_VERSIONを使う典型的なダメパッチだが……。

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

masterq [もしよろしければ http://rubygems.org/gems/autosel_http_proxy をお使いく..]

ただただし [ドキュメントだけ拝見しましたが、これは(proxyが切り替わるような)自分の環境を動的に設定変更するのに使うものであ..]

masterq [2つの機能がまざってしまっているのですが、proxy対応でなくNet::HTTPを使うライブラリはすべからくhttp..]

masterq [こちらにちょっとだけ日本語解説を書いたので参考になったらうれしいです。 http://d.masterq.net/?..]

ただただし [ああ、そこはなんとなくわかったんですが、独自で専用の設定ファイルを用意しなければいけないという点で、一般に公開するこ..]


2014-04-05(土)

今年も相模女子大の桜を見に行った

[写真]雨上がりで花びらに水滴が

昨年に引き続き、今年の花見も相模女子大へ。朝はいい感じに晴れていたのに昼前から曇りはじめて、女子大に入る頃にはけっこうな降りに。もっともアメッシュによれば相模原・町田近辺だけの局所的な雲らしいのでそのまま歩きながら上がるのを待つ。もう4月になって学校は始まっているので、キャンパスにはセーラー服の女子高生がうろうろしている(というかうろうろしているのはおれらの方だが)。もちろんメインは桜だよ。ホントだよ。

[写真]百年桜

ここ数日の雨と風でソメイヨシノの多くはだいぶ散り始めてしまっていたけど、百年桜はいつも開花が他の樹よりも遅めなのでちょうど満開。いいタイミングだった。

その他の写真はこちら


2015-04-05(日)

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 2ndLIVE ENJOY H@RMONY!!」の2日目にLV参加してきた

昨日の初日に続き、最終日は渋谷でライブビューイング。都心や会場に近いほど盛り上がることを最近学習したので海老名や新百合ヶ丘にはたぶんもう行かない。隣の人に話しかけたら、昨日は現地でかなりおれらと近いところにいたらしい。騎士団の方だそうで、案の定ボロ泣きだったそうだ。まぁそうだよな。

さて今日の注目ポイントはあいみんがやるのは新曲「プラリネ」か、やるとしたらどこまでやるか、の一点だったと言っても言いすぎではないだろう(言いすぎです)。いやー、でも登場時にも思いきりインターバルあけて焦らすし、そんなにプレッシャーかけるなよとこっちが心配になるくらいだったのに、唇に指をあてて客を黙らせた上であの演奏! ひゃー、彼氏になって下さい!!!!1 そのあとのたかみなの「dear...」まで、アイドルのコンサートに来てることを完全に忘れたね。

とはいえ今日もっとも印象に残ったのは機材トラブルに端を発した演奏中断だったのだけど。それまでも何度か伴奏が一瞬途切れることがあって不安定だったシステムが「Sentimental Venus」の終盤に完全に沈黙。慌てず騒がずコールをそのまま合唱に移行してナンス、ゆい㌧、すーじーの3人に続きを促すおれら。ここまではまぁ、普通かなと思うのだけど、彼女たちがトロッコで移動中、止まった場所がちょうど関係者席の前で、カメラには一緒に歌うミンゴスの姿が(伏線回収)。当然脳裏に浮かぶのはアニマス20話・21話の千早の姿である。なんという神がかった偶然か。あまりにできすぎていてすべて演出だったと思い込んでいた人もいたとか。

話はそこで終わらない。伴奏が復旧するまでの数十秒、会場の熱を冷ますまいとして手拍子と声援を続けるプロデューサーたちが、次々とUOを折りはじめたのである。照明を落としたアリーナが一面オレンジの海に変わる。会場で職務をまっとうする同僚のみなさんをスクリーン越しに見ながら胸を熱くしていたよ。災い転じて福となるだなぁ、あれで完全に一体感ができた。

その後は何ごともなかったかのように次の曲へ。「Marionetteは眠らない」組に入ってたもちょがクールで実にかっこよかった。というか、もちょ、上しゃま、りえしょんというそれで社会生活大丈夫なのと心配になるポンコツ娘たちが、ひとたび歌い始めると別人になるのが面白すぎる。あと、りえしょんは動きが激しすぎてフレームレートが不足するので、LVを60fpsで中継する技術が必要。

個人的に楽しみにしていた一人がぜっきー。1stではかなりガチガチだったけどすごくかわいかったので、実力を発揮しているところが見たかったし、その希望は完全にかなえられた。「SUPER SIZE LOVE!!」は曲も楽しいのでこれからも歌ってほしいな。あ、かわいいと言えばもちろん天ちゃんも超絶かわいくてですね(以下キモいので10000字くらい削除)。

あとは……ゆい㌧すごかったなぁ。「ハッピー☆ラッキー☆ジェットマシーン」の印象が強いせいかCD音源の「Super Lover」にはピンとこなかったのだけど、ライブでがらっと印象が変わった。なるほど奈緒はこういうのもいけるんだ。すーじーにはLTHイベントで実力を発揮できなかったリベンジをして欲しかったんだけど歌ったのは残念ながら「オレンジの空の下」なのだった。あれも貴重なライブになっちゃったな。でも「Eternal Harmony」で想像以上にしっかりした声を出していて気になっていたら、会場限定CDに入ってた「Eternal Harmony」がまさに風花のソロだった! これはいい!!

最後はやっぱり、ぴょん吉のことを書いておかねば。「素敵なキセキ」の完成度が高くなりすぎてしまい、ことあるごとに「未来飛行」への苦手意識を語っていたぴょん吉だけど、昨日の「素敵なキセキ」がトロッコ上だったせいで*1ちょっとした拘束具ぽくなっていたのがかえってよかったような気がする。もう爆発できる場所は「未来飛行」しかないよ、と退路を断たれた感じで。しかも昨日のころあずからトリを奪還して、しかもそのころあずの「Precious Grain」からバトンを渡されてのメインステージ。舞台は整った。未来が憑依したぴょん吉はほんとにいい笑顔をするんだよ。アイマスのセンターにふさわしい貫禄のステージになったと思う。最高。

曲数は同じながら例によってMCが長引いたためか、終了は昨日より少し遅め。やっぱり昨日は皆既月食に合わせたんじゃないの? 2日公演というよりは二部構成のようなハードなライブだったけど、シンデレラでもそうだったように、2ndともなるとそれくらいのハードルは超えてきちゃうんだな、おれたちのアイドルは。すごいわ。

[写真]プロデューサー応援ボード、未来用

Tags: idolm@ster

*1 あれで「ぎゃー、トロッコの上じゃぴょん吉ステップできないじゃん!! と悲しんでいたら、ラストでちょこっとやってくれて嬉しかった。ファンサービスがわかってる。


2019-04-05(金)

川崎 1-1 C大阪@等々力陸上競技場

[写真]いつものピコリーノたち。セレッソ色の1羽も。

日中は暑いくらい(たぶん20℃以上あった)で夜になっても暖かかったんだけど、風が猛烈に強くてまいった。メインスタンドの上の方は背後が壁なのであまり吹き込まないんだけど、ピッチ上ではボールが思いがけない方角に流れていることもあった。

ゲームは(もっぱらフロンターレ側が)すばらしく面白くて、高い位置からプレスをかけてボールを奪えば、的確で速いパスをつないでどんどん攻め上がってシュートも多い。実際シュート数もポゼッションもセレッソの倍くらいあって、完全に試合を掌握していた感がある。スタメンがけっこう入れ替わったりしてもこういうサッカーが安定してできるの、強いよなぁ。結果がなかなか伴わないんだけど!(笑)

それでもまぁ、これまでかなり苦手にしてきたセレッソと引き分けたんだからいいかー。負けたわけじゃないし!

Tags: frontale

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