2019-10-19(土) [長年日記]
■ バンダイナムコエンターテインメントフェスティバルDAY1
実はこれを書いているのは翌年の11/22で*1、もう1年以上も前の話になってしまった。ライブの日記というのは長くなりがちで、書く時間がないからと後回しにしているとどんどん遅れてしまって、いざ書こうという段になると、もはや取り返しのつかないほど記憶がなくなっているという。
そんなわけで、書けることはもはやない。初めて足を踏み入れる東京ドームはとてつもなく広かったし、しかしこの中にいる大半がプロデューサーなのは間違いないわけで、765プロがこの会場でライブをするのになんのハードルもないという確信が持てた。
おそらくここで、来年から始まるアイマス15周年ライブが行われるだろうし、とうとう夢の実現*2をこの目で見届けられるのだと思うと、今からわくわくしてくる。……なんてことを、当時だったら書いていただろうが、残念ながら当の15周年はコロナ禍で全世界的にそれどころじゃないことになっているわけだ。人生、なにがあるかわかったものではない。
だから2019年の今、東京ドームのフェスに765プロが立つというのは、とても意味があったのだよなぁ。中村先生の例のセリフは聞けずじまいだったけど*3。
*1 つまり、コロナ状況下でありながら2021年2月の2nd開催が公表された後である。
*2 その実力はとうの昔についていたのに、タイミングだけが合わなくて実現できなかった「夢」
*3 もちろん幻に終わった[終わりそうな]15周年ライブのために取っておいたのである。
2019-10-18(金) [長年日記]
■ 徳島へ(2)
葬儀場ではなぜかお袋と2人(+仏さん)で泊まり込むことになり……ってえー、母親と同じ部屋で寝泊まりするなんて、それこそ何十年ぶりだろうか。まぁ気心の知れた人しかいない空間はそれだけでホッとしますけど。夜が明けたらまた新たな地獄の幕開けだしな。
田舎の葬式はほっておくと際限なく派手になってしまいがちだと思うが、ここは周囲がうまくブレーキをかけて、親族と世話になった近所の人たちだけの(田舎にしては)こじんまりとした感じでおさまっていた。つっても大半は知らない人たちだが。叔母といってももっと近しい人は大勢いるので、下手に挨拶とか任されなくてよかったよ。いまだに徳島にちょくちょく通っていた弟は叔父の代理をさせられていたが。
で、このへんで意を決する。このまま火葬までつきあっていたらもう一泊せざるを得ないが、それではもう精神が持ちそうにない。これまであまり自覚はなかったけど、おれ本当に東京に住んでてよかったよ。もうすっかり都会っ子だよ(子?)。田舎の親戚づきあいとか、まっぴらごめんだ。さらば徳島、もう可能なかぎりここには来ないぞ*1。
そんなわけでそそくさと夕方の飛行機をとり、火葬の途中で抜け出した。「東京のIT企業で忙しく働いている」という体なので「なんだかよくわからんがしょうがない」という雰囲気を纏えるのは有利ではある。実際放置してきてしまった仕事があるにはある*2。
レンタカー屋指定のGSを探して少々右往左往してから車を返し、空港で土産(半田素麺)を買ってから徳島ラーメンを食す。やっと徳島らしいことをしている(笑)。
出発が少し遅れた帰りの飛行機では、同じように途中で抜け出した都内在住のいとこにばったり会うなどしたが、おたがい都会っ子なので何も言わなくてもいろいろ通じた気はする。ともあれ明日のバンナムフェスに空港から直行する羽目にならなくて良かったよ*3。帰ったらたっぷり寝て休む!
2019-10-17(木) [長年日記]
■ 徳島へ(1)
昨日の合宿中に連絡をうけ、あわてて徳島へ向かうことになったものの、そう簡単に飛行機がとれるわけもなく、今日の夕方の便しか空いてなかったので、それまでオフィスで仕事をしていたら亡くなってしまった。まぁしょうがないよな……。もちろんそのつもりで支度をしてあるので、葬儀のためにこのまま飛ぶのだ。
久しぶりに羽田に行ったら、待合スペースのあちこちに充電ポートが生えていて、時代は進んでいるのだなぁと実感したり。ありがたく使わせてもらう。いやモバイルバッテリ持ってるけどさ。
たぶん3、40年ぶりの徳島空港は、もちろん記憶にあるわけもなく、予約していたレンタカー屋に向かうルートもよくわかんないので電話して迎えにきてもらう。ダイハツのムーブ。最新の軽ってすげーんだぜ。アイドリングストップ(と自動始動)、カーオーディオは当然のようにBluetoothでスマホとつながるし。いやー、快適快適。葬儀場までの初めての道も、夜なのになんの苦労もなく走れたよ。
とはいえ通夜には間に合うわけもなく、普段着のまま飛び込んだ葬儀場の食堂では、親戚同士のいがみ合いに巻き込まれてはやくも瀕死の重傷である。田舎&親戚のコンボとか最悪だよ。一刻もはやく帰りたい……。