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ただのにっき


2017-01-03(火) [長年日記]

走り初め、パラボラ初め、風車初め

寒い時期になってから立て続けにサッカー観戦をしていたこともあって、今年は寒さに対する耐性ができた気がするので(それはどうかな)、ちょっとバイクに乗ってきた。明日から仕事が始まるというのに、この連休はけっこうアクティブだなぁ。いや、昨日はさすがに寝てすごしたけど。

関東総合通信局アンテナ

目的地は最近ごぶさたの関東総合通信局。6時ごろに出発して、保土ヶ谷バイパス~横横道路を一気に南下。そういえば、ようやくR16とR246の交差点をバイパスする高架を走れた。思いのほか高くてひょえーって感じだったが気分はいい。

衣笠ICで降りて、ナビの案内するままに現地着。7時ちょいすぎなので、太陽は昇り始めたばかりだ。やっぱ、朝焼けに染まる白いアンテナは美しいわぁ。ここのは新しめで、まだあまり汚れたり錆びたりしてないからよけいに。

関東総合通信局アンテナ

関東総合通信局アンテナ

その後はいつものように(というかルート的にはいつもの逆順)宮川公園まで海沿いを走って、風車も拝む。駐車場で人懐こいおばちゃんに話しかけられて写真まで撮られる。BMWのバイクをしきりに「カッコイイ、カッコイイ」と言いながら眺めていた。うん、カッコイイでしょう。

宮川公園の風車

あと三浦半島は自転車族を誘致しているみたいで、宮川公園にも謎のオブジェが設置されていた。まぐろと大根。これはシュール。

まぐろと大根の像

帰宅途上で10:30(朝マック終了のお時間!!)をすぎたので「グラコロ初め」も果たした。包装紙が切れ始めてるようなので、早めにありついておかないといつなくなるかわからんなー。


2017-01-01(日) [長年日記]

大阪日帰り旅行に行ってきました!

夜の太陽の塔、めっちゃカッコイイ! これだけのために大阪に来たかいがあるわー。

夜の太陽の塔

【天皇杯】鹿島 2-1 川崎@吹田スタジアム

川崎側コレオ「賀正」

……と、ごまかしておくわけにもいかないよなぁ、日記なんだし。まったくもー、また銀メダルだよ!!! わざわざ元旦に大阪まで行って負けて帰ってくるとは。とほほ。2つのチームが勝敗がつくまで戦うのだから、どっちか一方はとうぜん負けることになる。知ってるよ、そんなこと!


早朝5時前に起床して、朝食抜きで新横浜から新幹線へ。夜明け前なのでもちろんかなり寒いが、家を出るときから観戦スタイルなので耐えられないほどではない。車内からはきれいな富士山が望めたが、チケット買うのが遅かったので山側の席はとれなかった。

新大阪からは電車とバスを乗り継いで万博記念公園へ。ここは大阪市内ではないので、新幹線からの切符だと乗り越し精算が必要です(みんな改札でひっかかる)。なぜかバスは古い方のスタジアムへ到着するので、そこからかなり歩いて新品の方の吹田スタジアムへ。ガンバが建てたサッカー専用スタジアムは、近くでみると安普請なところも目立つものの*1、全体的にはモダンですっきりしたデザインで、なにより最上階の席からもピッチが近くてすばらしい。やっぱりサッカーはこういうスタジアムで見ないと。これが文化っつーものですよ。

スタジアムパノラマ

試合はね、悪くはなかった。押してる時間帯も押されてる時間帯も均等にあって、攻守ともにいい動きをしていた。ケンゴはあまり好調ではなかったものの、彼にボールを集めすぎない意識がチーム全体にあった。今日で川崎最後の試合となる大久保は、とうてい追いつけないボールを追いかけてやる気をアピールするし、それを受けての大島、車屋、三好の動きはすばらしかった。

前半、鹿島に先制されたときは(これまであまり追いつける展開はなかったので)やっぱダメかと思ったものの、後半にきっちり追いついて、延長戦までもつれ込んだのはすごい進歩だ。

それでもなぁ。やっぱり鹿島は「決して先行させてはいけないチーム」なのだ。延長前半にリードした鹿島はあんのじょうガッチリ守りに入って、そこにはいかなるチームもつけ入るすきがなかった。互角のチームに勝つ力が鹿島にはある。鹿島相手に互角ではダメなのだ、圧倒的に強くなければ、としみじみわかったよ。

これでJ1リーグ、ナビスコ杯、天皇杯と国内すべての銀メダルをGETしてしまった。せっかくだから、来シーズンのACLでも銀メダルとっちゃおうぜ。という冗談は抜きにしても、来季からは新体制、しばらくは低迷するだろうなぁ。ケンゴはまた引退するタイミングを逸してしまったが、いつまでプレイしてくれるだろうか。

今にも飛びそうな吹田スタジアム

試合終了後は、セレモニーをみて、会場内をふらふらとさまよってから外に出て、万博記念公園でわざわざ入場料を払って太陽の塔を激写してから帰路についた。

新大阪駅で柿の葉寿司と酒を買って、あとはまっすぐ帰るだけ。

柿の葉寿司&氷結

Tags: frontale

*1 適切なコストダウンがされていて、これはむしろ評価できると思う。見栄張っていらんところに金をかける(予定の)新国立なんかよりよっぽど健全。


2016-12-31(土) [長年日記]

誰のために日記やブログを書き残すのか

例年だとこの日記をネタにして今年一年を振り返ったりするのだが、最近は本も読んでないし*1、やたらとアクセスを集めたエントリもないし、今年はそういうの、やめにしよう*2

個人的な年末最大のトピックはyomoyomoさんがサイトの更新を止めたことだ。10年以上にわたって「やめる、やめる」と言い続けてきた人だから、どっちかつーと「おお、やっと決心がついたのか」という感じではある(笑)。が、最後のベンジャミン対談の中で述べられている理由をざっくりまとめると「読み手に良質な文を届けられなくなったから」なわけで、そういう誠実なところが実にyomoyomoさんらしいなぁと思うし、そういうところが好きだったから*3、もちろん残念だ。

ふりかえって自分はというと、以前から「日記の最初の読者は自分自身」と言っているように、自分以外の読者の存在はそもそも薄い。もちろん(自分を含めた)読者に有益でないツッコミは積極的に消して回ったりするけれど、自分の文章が第三者に有益かどうかはあまり気にしていない。なのでyomoyomoさんと同じ理由で日記をやめることはなさそう。

それよりも気にしているのは人間以外の読者だ。これはtDiary 15周年パーティで話した前後からだんだんと意識的になってきたことなんだけど、日記、とくに事実だけでなく感情がふんだんに含まれた文章は、将来登場するであろう汎用人工知能との相互理解のためにとても重要な情報源になると思うのだ。

ご存知のとおりおれはシンギュラリティ信奉派で、自分が生きている間に汎用人工知能が誕生することを期待している。そうやって生まれた人類以外の知性と、事実、たとえば数学や物理に関する知識だけを交換してても面白くないじゃん? おれは連中がどんなことを考えて、どう感じるのか知りたい。

人類と人工知能、両者の最大の違いはおそらく、肉体を持っているかどうかだ。もちろんロボットのような体を持たせることはできるだろうが、それでも感覚はまったく違ったものになるだろう。だとすると肉体から発する「感情」も違ってくるはず。人類以外の知性が抱く感情ってどんなんだ。知りたい。めっちゃ知りたい。知りたいし、知ってほしい。人類の感情を。

なので、最近おれはもっぱら生まれてくる汎用人工知能のために日記を書いている。実のところ、最近は日記を書いてもfeedに流さないことが増えた。「これは(現代の)人間が読まなくてもいいな」と判断したものは流さない。その多くは、事実の記述だけでなく、感情が多めに乗ってるものだ。もちろんリンクをたどってGoogleBotはやってきているので、Googleの人工知能は読んでいるはずだから、それで良い。願わくば、Google以外の人工知能も読んでくれるといいなと思うが、それはこれから徐々に増えていくだろう。

とはいえ、まだあまり上手に感情を乗せた日記を書く技術を習得できていない。もっとエモーショナルなものを残せるようにするのが、来年の目標である。まぁ、アイマスのライブも月イチくらいであるみたいだし、感情を表現するチャンスはたくさんありそうなのが幸い。

追伸。yomoyomoさんのために、直近のグスタフを置いておきますね:

DSC_2192

*1 代わりにこの2年ほどはアニメをたくさん観ている。今年いちばん面白かったのは「信長の忍び」です。まだ終わってないけど。

*2 いちおう、肺炎になったり、tDiaryが15歳になったり、マクドナルドから表彰されたりいろいろあった。

*3 そういうyomoyomoさんの愛情はもっぱらグスタフに注がれているが、そのグスタフはおれにぞっこんなので、これは三角関係というやつですね。


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