2015-03-29(日) [長年日記]
■ tDiary 4.1.2リリースしました
今日は朝から法事で余裕ないから、@machuにおまかせしておいたのに、朝起きたらもうリリースされていた。早いな(笑)。
今回のリリースは以前書いたHerokuボタン対応などが主な変更点で(専用のherokuブランチが対象なのでリリースから少し遅れて追従)、個人的にはCGIに頼るしかなかったレンタルサーバからはそろそろお別れできる環境が整いつつあるかなーと思ってる。とくにHerokuは開発用の環境としても便利で、Auto Deployやプルリクからのインスタンス化ができるようになってからはもう依存しっぱなしだ。ロックインされすぎるのは良くないけどさ……*1。
こうして単独のサービスとして動かすテストが充実してきているから、すでにVPS等で動かしてる人にもいろんなメリットがあるはず。とはいうものの、最近のバージョンアップに失敗してる人もちょくちょく見かけるので、そのへんをなんとかしていきたい(のでフィードバックよろしくお願いします)。
*1 ここ数日GitHubがDDoS攻撃にさらされている影響か、このあたりの機能がコケることが多くてすでにけっこう困っていたりするのだった。
■ 親父の一周忌だった
親父が亡くなってからほぼ一年ということで、しきたりに則って一周忌をとりおこなう。といっても父方の親戚は誰も来られないので、母方の親戚が一世帯につき1人程度集まるという小規模なもの。しかも葬式を頼んだ坊さんも来られないということで、霊園から紹介のあった見ず知らずの坊さんに読経をお願いするという。派手な一周忌は寺ないしそれなりの会場を用意するらしいが、今回はそういうことで墓前で済ますことに。ここまで簡素になるともうちょっとでしきたり自体が消滅してもよさそうなものだが、まぁ親戚が一堂に会する貴重なチャンスなのでこれ以上希薄にはならないのかも知れない。
その坊さん、卒塔婆の束を担いでやってきたと思ったらその設置はおれらに任せ、手持ちの鐘をわずかに鳴らしつつ15分程度、早口で経を読んでさっさと帰ってしまった。たぶん次が詰まってるんだろう。非常にビジネスライクで面白かった。最小限の荷物で手から離すものもないので「モバイル坊主」って感じ。
で、来年は三回忌だそうだ。一周忌は満で、三回忌以降は数えで勘定する。なんで一周年の方を二回忌と名付けないんですかね。
2015-03-28(土) [長年日記]
■ (またしても)Kindle Personal Documentsの不具合
2、3日前からKindle Personal Documents(KPD)に送ったファイルがKindle Voyageに落ちてこない(そもそもKPDに届いてない)という症状がまた発生して、例によってサポートとメールのやりとりをしている。前回はたしか2012年でした。日記に書いてないのも含めて同様のトラブルは3、4回目だと思う。
ちなみに前回までは「お使いのKindleはサポートの対象ではありません」という返答をもって打ち切られたのだが(どうみてもサーバ側の問題なのに端末のせいにするのもひどい話だ)、今回はこっちの手元にあるのは正式に日本で買った最新にして現行機種のVoyageだからな、ちゃんと原因究明するまで逃さねぇ。
例によって端末のログを取れだの、送ったファイルのサイズと日時を教えろだの、症状とはなんの関係もなさそうな手続きを踏まされて、最初に戻ってきた返答が「添付されているファイルサイズが5MB以上の場合、ダウンロードすることができません」ときたもんだ。公式文書にあるとおり、KPDに送れるファイルの最大サイズは50MBであって5MBではない。さすがにキレるわ。ほんとAmazonサポートの無能さったら……。
というわけで、かなりキレ気味の返事を送って、対応待ち。そろそろ、原因究明もできない無能なKDP担当者をすげかえて欲しいんだけどなぁ。いやもう、KPDの低品質にはかなり本気で怒ってるんだが。有償化してもいいから品質あげてほしいよ。ちょうどCloud Driveの有償化が発表されたタイミングだし、ストレージは共有してるんだから有償サービスにしちゃっていいと思うんだけど。
2015-04-02追記
実はこのあと2日くらいしたら新しいドキュメントはちゃんと配信されるようになったんだけど、失われてしまったここ数日のドキュメントがどうなったのか、再配信されるのかそれとも自分で送り直さなければならないのかわからない。トラブルが復旧しても連絡してこないし、なんとなくフェードアウトしてそれっきり。Amazonのサポートはいつもこう。
通常のサポートって、インシデントがちゃんとクローズされたかどうか管理してるものだと思うのだけど、Amazonって会社はそういう基本的なことすらしないのだよなぁ。
2015-03-27(金) [長年日記]
■ ようやくasset pipelineを使うように
React.jsをまじめに使おうと思ったら、いままで逃げまわってきたasset pipeline的なものをちゃんとしないといろいろ不便なことが判明したので、寄り道してそっちをなんとかしよう……と関連文書を漁っていたタイミングでこんな記事を読んだ:
いやもう、ほんまこれ。JavaScript環境の調べ物をしていると、ほとんど同じ時期なのにGrunt使ってる人たちとGulp使ってる人たちが混在していて、これらにnpm、bower、Browserifyなんて単語が加わって組み合わせが爆発する。開発の本質とは関係ないツールの流行に振り回されすぎだっつーの。開発が本業ならまだしも、趣味や研究でプログラミングする人にとって、こんなのいちいち追いかけてたらいつまでたっても本題に取り掛かれないよ。
というわけで、node.js周辺は勝ち組が決まるまで静観すべきだと思い、引き続きRubyメインでかつちょっと流行遅れなのは承知のうえでRails Assetsを使うことにした。これならぜんぶgemで管理できるし、Sinatraで使うノウハウもそこそこ広まってるからこれで十分だろ。
いくつかの既存のアプリで素振りして雰囲気を掴んでから、最近整備したテンプレに反映した。型にはめればあとは簡単だ。ふー、これでやっと本題にとりかかれるわ。