2015-03-08(日) [長年日記]
■ バイクのトラッキングデータをスマホで録る
4万km点検が終わったGSを引き取ってきた。なにをいじったというわけでもないので変わりはない。
純正ナビを取り付けて、ちょうど7年になるのだけど、こないだも書いたように地図が古くてどうしようもないだけでなく、スマホのナビに比べて案内の精度もかなり落ちる。さすがにクラウド上で日々進化を遂げているアプリ相手にアドバンテージを保てるわけがない。やっぱりこのナビは引退だなぁ。6月の車検のタイミングで外そう。7年使って道に迷わずに済んだのだから、10万円はお買い得だよ。
で、代わりのナビは電話としては引退させたXperia SXにIIJ mioのSIMを挿して使う。ファミリーシェアプランすばらしい。ただ、純正ナビのログ記録の機能はスマホのナビにはついてないので、別のアプリを併用しなくてはならない。いくつか選択肢はあるようだけど、とりあえずGoogle謹製のMy Tracksを入れてみた。記録開始でボタンを押すだけの簡単操作で、KMZファイル(Google EarthのKMLファイルをzipで固めたもの)が自動的にGoogle Driveへ同期されるのが楽で良い。
で、このデータの共有をどうするかだ。
いままで使ってたEveryTrailはもう潰れる寸前というか、動作は遅くて不安定だわバグは直らないだわでさすがにもう怖くて使っていられない。代わりにRamblrにしてみる。もうひとつYahoo!のルートラボも候補に入れてたけど、いまどきSilverlightを要求してくるので早々に脱落。あとGoogle Mapsもマイマップとして保存できるけど、旅程の保存というにはちょっと機能がなさすぎる。他にいいサービスあったら教えてください……。
で、RamblrもMy Tracksが吐いたKMZ(KML)ファイルはなぜか読めなくて、別途GPXとしてエクスポートしたものしか読んでくれない。でもMy TracksにはGPXのエクスポート先にGoogle Driveを指定できないという謎な制限があってちょっと面倒なんだよなぁ。まぁこのへんはいろいろためそう。KMZファイルさえ保管しておけば使い回しは効くだろう。
というわけでRamblrの共有スクリプト(というか長大なHTML片)を貼るとこんな感じになる。でかっ。
あまりにアレなので整理してtDiaryのプラグインにしなくちゃ。
それにしても、Google Mapsのナビ機能は進化がすごくて、一時期はナビ側で決めたルートに執拗に戻そうとするなど柔軟性がまったくなかったのに、今はもうぜんぜんそんなことなくて、走ったことも考えたこともないような、それでいて渋滞を避けられて確実に速いルートをサジェストし続けてくれてすばらしい。あとは音声でコントロールできるようになってくれると、運転中にも指示が出せて安心・便利なんだけどなー。
2015-03-07(土) [長年日記]
■ 横浜F 1-3 川崎@日産スタジアム
か・い・ま・く!
↑とはしゃいでいるように見えるが、今季の移籍状況とかまだよくわかってないし、シーチケも買ってないスロースタートではある。稲本がいなくなっちゃったのは知ってる。
ここ数日はけっこう暖かかったのに今日は朝から雨で気温も低く、観ている側は完全に冬装備。雨はあがったものの風は冷たい。日産スタジアムは広くてなんだか寒々しいのもあって、実際よりも凍える気がする。
開幕戦はいつも仕上がりが不安なのだけど、いきなり開始3分で新加入のエウシーニョが決めてくれてとりあえず心配は吹き飛ぶ。DFのミスで1点献上したものの後半はけっこう立て直せて、川崎らしくすべての得点が別の選手というなかなか満足のいく開幕戦だった。ケンゴとヨシトの連携も健在だ。
全体的にみても、パスをつなぎながらじわじわと攻め上げていくスタイルはちゃんとできてて、相手が引いていてもリスクをとりつつ正確なパスを回せているので技術力は年々向上してる感じがするし、素人目にはけっこういいんじゃないだろうか。とはいえ、いつも開幕戦に勝ったあとで気を揉むのは、これが他のチームにも通用するかどうかなんだけどなー。今日の横浜はちっとも怖くなかったし、たぶんもっと手強いチームはいるわけで。
ともあれ幸先の良いスタートだった。
2015-03-06(金) [長年日記]
■ 安直なaliasを戒めるためにslコマンドをインストールした(いやしてない)
某所で「npmコマンドにはisntallというサブコマンドがある」という話でちょっと盛り上がった。
% npm -h : explore, faq, find, find-dupes, get, help, help-search, home, i, info, init, install, isntall, issues, la, link, list, ll, ln, login, ls, outdated, owner, pack, prefix, :
まぁようするにinstallと入力しようとしてisntallとタイプしてしまっても動くようにという配慮なんだろうけど、案の定というかnpmのissuesを見てみると「isntallがあるのにunisntallがないのはおかしい」とか「versionのaliasとしてverisonを追加してくれ」なんてのが見つかってカオス。
この問題の解法にはいくつか流儀があって、個人的にはrubyのThor gemが採用している候補が1つに絞り込まれるまでタイプすればOKというのが好きだけど(installの場合はたいてい「i」の1文字で済む)、typoから正しいサブコマンドをサジェストしてくれる(herokuコマンドとか)、自分でaliasを定義する(gitコマンドとか)などなど。コマンドがtypo対策のaliasを提供するnpmスタイルはなかでも一番ダメなタイプだよなぁ*1。
というわけで(?)、そんな安直なalias提供を(将来の自分が思いつくことを)戒めるべく、slコマンドをインストールすることにした*2。いや、slコマンドってネタとしては一瞬面白いけど、わざわざ入れとくようなもんじゃないと思ってたし、実際一度も入れたことないんだよね。
% sudo apt-get install sl : % sl zsh: command not found: sl
えっ。
% apt-file show sl | grep /sl$ sl: /usr/games/sl
gameなのか(笑)。PATHが通ってないからtypoしても動かないという。
% sudo apt-get remove sl
(結局いれてない)
追記
npmもThorスタイルだと@miyagawaから教わった。おお、ほんとうだ、「npm ins」でinstallが走るな。でもinstallは「i」がaliasされてるので「i」だけでいける一方、「in」だとinfoとかぶるので一意にならないという、やっぱりaliasはダメだという好例になってるという……。
◆ smbd [「出所タンブラー」に空目]
◆ ただただし [そりゃ、あきらかにTumblrを意識してつけてるからなぁ]