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ただのにっき


2014-11-10(月) [長年日記]

Xperia Z1fの卓上時計化のためにDaydream対応スクリーンセーバーを入れる

[スクリーンショット]ClockPlus DayDreamが稼働中。撮影は翌々日

Xperia SXでは標準の時計を使って充電中は卓上時計になるようにしていた(TaskerでAC Poweredになると時計が立ち上がるように設定)。これが動いてる間はスクリーンが消えることもなくて都合が良かったのだけど、Z1fではその時計をダイレクトに起動する方法がなくなっているばかりか、手動で動かしていても時間がたつと真っ暗になってしまう。

で、調べてみたらAnddoid 4.2の頃(?)からスクリーンセーバー機能が付くようになって、そっちで設定するらしい。機種変更でバージョンのジャンプが起きる、Androidならではの困惑であることよ。というかSXは4.1、Z1fが4.2なのにこんなに差があんのかー。まぁいいけど。

で、(例によって)要求パーミッションの少ないアプリを探して、Fixed 4.2 Clock Widget(これはNexus7でもロックスクリーン用に使ってた)を入れてみたものの、なぜか画面のローテーション設定に追従せず、横置きにしても縦表示のままになる。

続いてClockPlus DayDreamというのに変えてみたら設定に「Force automatic orientation」という項目があって、どうやらこの問題がAndroidのバグ(?)に起因していて、アプリが個別に回避策を講じているらしいということがわかるのだった(深く調べてないので嘘かも知れない)。というわけで、これを設定→画面設定→スクリーンセーバーで有効にしてやることで無事に卓上時計が復活した。

Tags: android

2014-11-08(土) [長年日記]

けっきょくXperia Z1fを買ったのだった

[写真]Xperia Z1f vs SX

次の機種はもうXperia Z3 Compactで決まってると書いておきながら、

  • 機種変をするとdocomoの新プランに強制的に移行になって、料金が月々3000円くらい上乗せになりそう。サービス内容はたいして変わらないのに
  • Z3cのグローバルモデルはどうかという提案をもらったけど、調べてみたらグローバルモデルは800MHz帯に対応してない*1
  • 困ったなぁと思案していたら「型落ちZ1fの白ロムを買ってくる」というアイデアをもらって膝ポン

……という流れ。Z1fは1年前の機種だけど、Z1のコンパクトモデルながら機能面での遜色がほとんどない。しかも型落ちだから白ロムでも新型の半分くらいの値段で手に入る。ということは、2年使い続けることを視野にいれる必要がないわけで、1年で買い換えるなら性能面でのデメリットはないと考えていい。

てなわけで、Amazonでさくっと買ってしまったのだった。SXみたいなソリッドなオレンジ色がないので黒一択。注文したらほんの数日で届いた。いい時代だ。

B00HUORQUG

とりあえずSXからSIMを抜いてそのまま使ってる。まぁ、見ればわかるようにSXよりもだいぶ大きいし重いのでその点は不満たらたらだけど、現時点で小型スマホといえばこのクラスが最低レベルなのでもうしょうがないと割り切るしかない。しかし重量も増してるのにツルツルしていて落としやすいし、どうにも見た目ばっかりで「手に持って使う機械」ということを考えてデザインされてないよなぁ(どこのメーカーも同じだけど)。

もちろんCPUもメモリもバッテリも増強されているので、最近はストレスたまりまくりだったSXに比べると天国と地獄ほどの差があるのは間違いない。なんにせよこれでしばらく生き延びられる。

さて、このまま旧プランのdocomo回線を使い続けるかどうかだけど、三大キャリアはもうデータ通信メインで使う向きにはまともなプランを用意する気がないっぽいので、IIJのみおふぉんあたりにMNPして安くあげるつもり。SIMが3枚もらえるプランなら、こないだ手に入れたタブレット*2にも入れて使えるし、テザリング代替用にWiFiルータを買い増ししてもいいしね。

Tags: android

*1 これはようするに国内版を買わせるためのdocomoの妨害なの?

*2 まだ名前で呼んでもらえないかわいそうなGalaxyくん。

関連する日記: 2014-12-08(月)

2014-11-06(木) [長年日記]

Kindle Voyageが届いたのでさっそく自炊本の最適化をする

1年ほどまえから「物理ボタンが復活したKindleが出る」という噂があって、いまかいまかと待っていたら、発表されたVoyageは物理ボタンじゃなくて圧力センサだったけど、解像度もあがってかなり良さそうなのでさっそく予約。今日届いた。フラッグシップ機だけあって、けっこういいお値段:

B00IOY56P8

たしかこれまでに買ったKindleは殺風景なダンボール製の箱に入っていたのに*1、いつのまにかずいぶん小綺麗なパッケージになったんだなぁ。箱のサイズはほぼ本体と同じでかなり小さい。厚みのほとんどがUSBケーブルの分(笑):

[写真]パッケージ

Kindle Keyboard、Kindle 4と並べてみた。もちろんVoyageがもっとも小さくて、それでいてもっとも速くてもっとも高解像度でもっとも明るい(でももっとも軽いのはたぶんKindle 4):

[写真]我が家の歴代Kindle

ベゼルにある圧力センサは、押し込むと少しブルッと震えるフィードバックがあって、押す力や振動の大きさも設定で調整できるし、そもそもこの機能を使わない設定にもできる。しかし、どうせここまでするなら、どうして画面を触ってもページがめくれないような設定ができるようにしないのか、理解に苦しむ。AmazonにはあいかわらずUI設計のセンスがないね。

タッチパネルは有効な場面もある(とくにキーボード入力はかなり楽になった)一方、ホーム画面に戻ったり、読み終えた本を端末から削除する操作は片手でできない上にひと手間もふた手間も増えていて、ちょっとストレスが溜まる。こういうものには最低限の専用ボタンが必要なんですよ、知ってます、Amazonさん?

Kindle向けに作られた本やコミックはどうせ他の人がレポートするから割愛。ほとんどドットが判別できないくらいの解像度になったから、ルビも読みやすいし絵もきれいで、スペック的にはやっと満足のいく電子書籍端末になったなー、という実感はある。

……というわけで、例によって自炊PDFのチューニングをしましょう。

さっそくスクリーンショットを撮って*2実測。画面サイズは1080x1440で、PDFの表示エリアは1016x1364と判明。

ちなみにBOOKSCANで自炊してもらうと文庫本の画像サイズは長辺900pxくらいで、Voyageの表示エリアはこれを大幅に超えている。つまり自炊本をVoyageに最適化するにはもっと高解像度でスキャンしなくてはならない。ああ、なんてこった……この時代がこんなにはやくやってくるとは*3

とはいえ、手元にすでに何百冊もスキャン済み書籍がある状況なので嘆いていても仕方がない。Kindlizerに新しい設定を加えて、未読の山から一冊(時を生きる種族)ひっぱりだして再処理。

[スクリーンショット]Voyage向けに最適化した自炊PDFの画面

あ、身構えたわりには悪くない。というかほぼ問題ないな。もちろんドットは見えるけど、これでも以前のKindle4に比べたら雲泥の差で読みやすい。よかった。改善の余地はあるけど、当面はこれで行こう。

ただ、言うまでもなくファイルサイズは増えている、ざっと2倍の40MB程度になってしまった。350ページ程度の文庫本でこのサイズだと、多くの本がメールで送れないサイズになるので、SendToKindleツールを使うか、USB経由で送るしかないのが難点か。なにしろKindle Personal DocumentのUIはあいかわらず人類史上最悪のレベルなので、これを避けるためのUIをメールベースで作れないのはかなり厳しいのよなー。Kindlizerに適当なサイズでPDFを分割するオプションをつけるか(いいアイデアかも)。BOOKSCANのチューニングラボはどうするんだろう?

*1 なお、Kindle TouchやPaperwhiteは画面を指で覆わないとページがめくれないという、読書体験的に最低最悪のUIなのでおれの中では「なかったこと」になっております。

*2 スクリーンショットは(Paperwhiteと同様)画面の対角にある2つのコーナーの同時押し。ちらっと画面全体が点滅すると成功だが、タイミングが難しくて失敗することも多い。

*3 実際はPaperwhiteでもすでに解像度が上回っていたんだけど「なかったこと」になってるので。

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

自炊派 [よろしければ、ドキュメントスキャナ等で取り込んだ 素のpdfをそのまま突っ込んだ時の見え方について、教えてもらえたり..]

ただただし [いいですよ。ただ、いま手元に断裁した小説本がないので、なにか適当なペーパーとかでもよければですが。]

自炊派 [すみません、すっかり質問していたことを忘れておりました。 なにか適当なペーパーでもありがてぇです。]

ただただし [いま読んでる「凍りついた空」から冒頭部のスクリーンショット上半分。 https://lh3.googleuserc..]

自炊派 [画像アップロードありがとうございます。 確かに読めるけど、読み続けるのは修行って感じですね。]


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