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ただのにっき


2014-04-20(日) [長年日記]

tDiary、13歳。ようやく折り返し

[写真]抹茶のケーキ

今日でtDiaryの開発を始めて13年になる(というのを書いているのは例によって日付が変わってからなんだけど)。夕食後には(tDiaryのカラーに合わせて)緑色の抹茶のケーキを。

25年継続するというプロジェクトの目標まで、あと半分を切った*1。こうしてみると、まだまだ先は長いなぁ。まぁ、自分が日記を必要としている限り開発は続くだろうし、日記を必要としなくなる日が来るとは現時点ではあまり想像できないのだけど。

ruby 2.1でとうとう$SAFEが使えなくなってしまったので、これがEOLになる頃には同一サーバ上で複数のtDiaryを動かすのに簡便な方法がなくなってしまう。なのでこれをPaaSのような個々のアプリが分離されているような環境へデプロイできるようにするのが当面の目標。すでにできているじゃないかと思われるかも知れないが、まだ全機能が使えるわけではないので、これを優先的に片付けなければならない。先日リリースしたtDiary 4.0.3ではテーマをオンライン化して、この課題をひとつやっつけた。ここのところ忙しくて他の件に手を付けられずにいたけど(それどころかIssueもだいぶほったらかしだ)、ぼちぼち重い腰をあげなければ。

そうそう(これは偶然だけど)夕飯も緑色だった。ほうれん草のグリーンカレー。

[写真]グリーンカレー

Tags: tDiary

*1 昨日igaigaさんに「(ちょうど半分になる)12.5年で何かやれば良かった」と指摘されたけど後の祭りである。


2014-04-19(土) [長年日記]

「大江戸Ruby会議04」へ行ってきた

[写真]江戸東京博物館

今年も大江戸があるというので行ってきました江戸東京博物館。というか江戸東京博物館ってカンファレンスできるんだ、というか借りられるんだ!? と思ったら地下に普通のホールがあった(しかも安いらしい)。なかなか良いホールでしたな、携帯の電波が全滅だったけど*1。懇親会は両国駅前にあるちゃんこ屋で、朝から晩まで江戸三昧な感じだった(どんな感じだ)。

Asakusa.rbの記念ミートアップで、名前にもRubyが入っているのに、なんだか半分くらいはRuby関係ない感じの講演だったが……というのはもちろん嘘でRubyと直接関係のない講演は数えるほどだったけど、印象が強いのでそんな気分になってしまうという。もう名前にRubyを冠さなくてもいいんじゃないの、というのはThe RubyKaigiでも同じ感想を抱いたなそういえば。これも@kakutaniカラーか。

講演者の顔ぶれがなかなかすごいのだけど、やはり(古いRubyユーザとしては)@mineroaokiの復活がエポック(でも内容はRuby関係なかったw)。あとは笹田・鳥井の盛大なノロケ講演が内容的にはガチなRuby内部構造の話だったり、あとは(偶然日本に居合わせた)Terence LeeがBundlerの話をするというのも相当な贅沢だったねぇ。@a_matsudaの家を建てた話は、家を建てたことのあるプログラマなら誰もが通る道なのでおかしかった(10年前のおれとだいたい同じ感想だった)。

講演リストを見返してみると、なんだか「ボーダーを越える」話がやたらと多かった気がするね。国境を越える話、言語を越える話、リアルとバーチャルを越える話。言語実装と言語利用のボーダー、オープンとエンタープライズのボーダー。いろんなボーダーを越えて集まっているところがAsakusa.rbの魅力なんでしょう。

懇親会では隣に座った@igaiga555(部長)が盛り立ててくれるのいいことに座りっぱなしで飲んでいてたけど、その後流れてきた若者に説教をしたような気がする……。飲んで説教するのは明らかに老害なので、もう懇親会でアルコールはとらない方がいいかもな、おれ。

Tags: ruby

*1 おかげで今日はフェスにぜんぜん参戦できず(デレマス)。


2014-04-17(木) [長年日記]

Kindle Personal DocumentsとAmazon Cloud Driveが(ようやく)合体

今朝Amazonから表題のようなメールが入っていて、噂はずいぶん前から聞いていたけどようやくか! とさっそくAmazon.co.jpのCloud Driveへ見に行った……ら、ないのよ、おれのPersonal Documents。で「あー、もしかして」と気づいてAmazon.comの方を見に行ったらあった。Kindle日本上陸のときにやったアカウント統合とはいったいなんだったの……。

まぁ、普段からKindleまわりのメールはAmazon.comが発信元だったけどさ。でもMy KindleにあるPersonal Documentsは.comでも.co.jpでも使えるので、単に.co.jp側の統合作業が遅れているだかなのかも知れない。このKindleをめぐるAmazonのアカウント関連の複雑さ具合はたぶん目を背けたくなるレベルなんじゃないかなー、と想像する。ときどき配送が止まったりするのもこの関係じゃないかと疑っているのだが。中の人、がんばって下さい。

[スクリーンショット]Cloud Drive側から見たPersonal Documents

というわけで、.comの方のCloud Driveにアクセスすると「Send-to-Kindleドキュメント」というフォルダができていて、そこに見慣れた(未読の)本がずらりと並んでいた。これで専用クライアントを入れれば、あのどうしようもないPersonal DocumentsのUIを使わずにサクサクと蔵書管理ができるなーと嬉しくなる。

……とはいうものの、どうやらできるのは削除くらいらしくて(あとはファイル名変更くらい?)、Cloud Driveに直接アップロードしたファイルは実際のPersonal Documentsには登場しないようだ(結果的にKindleにも同期されない):

  • 自作の.mobiファイルをCloud Driveにアップロード → ダメ
  • Cloud Driveにあった.azwファイルをダウンロードして別名でアップロード → ダメ
  • 従来のSend to Kindleユーティリティで.mobiファイルをアップロード → .azwファイルになってKindleに登場

うーん、これで入れ替えが楽になると思ったんだがなぁ。まぁ.mobiを.azwにどこで変換するかという問題があるので複雑な事情がありそうだけど(常々.mobiそのままで転送しろよとは思っているが)。

あと、せめて.azwファイルの表紙くらいは見せて欲しいよね……。

と、いろいろ不満はあるが、もっとも嬉しいのはCloud Driveは金で容量を増やせるという点だ。Personal Documentsは5GBがいっぱいになったらおしまいだったが、こっちは足らなくなったら買えばいい。いままで使用量50%を超えたあたりからDropboxに避難させたりしつつケチケチ使っていたけど、その心配ともおさらばだ。あとは3桁に突入してからは数えることをやめた積ん読をなんとかしないとね(白目)。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

ただただし [その後いろいろいじっていたら、Cloud Drive側で削除したファイルがPersonal Documents側では..]


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