2013-06-02(日) [長年日記]
■ R1200GS、4回目の車検へ
GSを買ったのは2005年だから、もう8年か。乗っててもぜんぜん古びた感じがしないのはさすがBMW……と言いたいところだが、実際のところは屋内保管だからだろう。長年バイクに乗っているが、これまで屋外で保管していたバイクと比べて、屋内保管しているバイクがまったく古びないのにはびっくりだ。……ま、そもそも走行距離もまだ4万kmくらいだしな(←もっと乗れよ)。あと10年くらい平気で乗れそう。
というわけで車検に出すためにMotorrad SHONANへ。特に不調な箇所もないしタイヤも換えたばかりなので、普通にオイル類を交換する程度で。
ところで最近、新東名や圏央道に動きがあることもあって、純正ナビの地図が最新の道路事情にまったく追従できてない。有償で最新化できるはずと思って聞いてみたら、一番最近の更新が2011年だって。呆れた*1。やっぱりカーナビ専用機は滅び行く機械だよなぁ*2。これならスマホをハンドルに括りつけておいた方がよっぽどいい。
実際にスマホをナビにするかどうかは別として、ハンドルまわりで充電できるようにしておくのは良さそうに思ったので、ヘラーソケットを前の方にも設けてもらうように依頼した。これでいつでも専用ナビを捨てられる。というかそのためにはスマホも防水にしないといかんわけだがががが。
2013-06-01(土) [長年日記]
■ 勝浦宇宙通信所一般公開へ新型20mパラボラアンテナを見に行ってきた
今日は勝浦宇宙通信所の公開日。建設中の第四送受信局を公開するというので行ってきた。前回勝浦に行ったのはなんと7年も前。あんまりいい思い出のない施設だが、新しい大型パラボラアンテナができると聞いては行かないわけにはいくまいよ。
10時開始とのことなので逆算して7時に出たら、案の定アクアラインはトンネル部分だけ渋滞で、「いまどき海ほたるで渋滞すんなよなぁ、しょうもない」と思ったら別に海ほたるは混んでなかった。トンネル出口の上り勾配による自然渋滞か……ますますしょうもない。で、ひさびさに海ほたるに入ってみたら、なんかリニューアルしてオシャレになってんの。スタバとか入ってるし*1。
さて、その他は寄り道もせずにひたすら現地を目指して10時ジャスト着。そして目の前で10時ジャスト発のシャトルバスが出て行く……。そういえば勝浦は駐車場が数台分しかないのだった。麓の運送会社の広い駐車スペースをこの日のために借りて、1時間に3本、シャトルバスを回しているのだった。たいへんだなぁ。20分待ったおれもたいへんだ*2。
で、ようやく新型20mにご対面! なんかイカツくてかっこいい!! でもどっかで見たことあるよこれ! ……とそれもそのはず、(実物はまだ見たことないけど)水沢や小笠原、石垣島にあるVERA局20mに瓜二つなのだ。コストダウンのために設計を流用したのかな。捕捉アンテナが主鏡の内側に設置してあるのはちょっと面白いけど。なんにせよ、この時代に20mもの大型アンテナを新造してくれるだけでも嬉しいじゃありませんか。場所は以前、広報用のアンテナがあったところかな。けっきょくアレを操作しそびれたまま撤去されてしまったなぁ。
そばに立っていた中の人に「最近の作にしては大きいですね」と質問してみたところ、現在SバンドとXバンドをサポートしているがいずれ月探査機をターゲットにKaバンド(←うろおぼえ)もサポートするためだとか。ということはですね、はやぶさ2の地球局もやるかも知れないわけだ。いよいよ臼田の引退なんかも視野に入ってくるのかもなー(こないだきれいにしたばっかりだからもう10年くらいは使うだろうけど)。
その他。3軸制御の1号機(10m)は道路脇にあってあいかわらずアクセスしやすい:
2号機は森の中で見えなくて、見えるけど近寄れない3号機(11m)はズームレンズのおかげでこんなに寄れるようになったぜ:
帰りは(房総半島なのに海を見ないのもなんだと思ったので)、鴨川まで出て、金谷からフェリーに乗ったのだった。最近フェリーづいてるな。
2013-05-31(金) [長年日記]
■ ラファエロ展に行ってきた
裏では復活したRubyKaigi 2013が行われているが、チケットがないんじゃしょうがない。今日はかみさんの希望でふたたび上野へ。先日の「ダ・ヴィンチ展」に続いて同世代の画家ラファエロを観に行く。
30代で早世したこともあって作品数は少ないし、当時のスタイルからして下絵はラファエロだけど仕上げは別人みたいな作品も多いため、ラファエロ以外の人の手になる絵の方が多くてけっこうな水増し感。ダ・ヴィンチ展もそうだったけどあっちはわりと時代を見せる工夫があって良かったが、こっちはなんというか圧倒的に上手いラファエロと比較してかわいそう感が……。
もちろんラファエロの作品はどれも素晴らしくて、それはそれで楽しめた。もっとも目玉の「大公の聖母」は直近の調査によって背景が後世の何者かによって黒く塗りつぶされていたことが判明していたのはちょっとがっかりだったが。あの背景はないよなぁ。
ところで、やっぱりこの手の展覧会は大混雑なんだけど、その主たる原因は最近すっかり当たり前になった音声ガイドにありそうだ。人だかりがしている絵の前では、たいていヘッドフォンをつけてボケーっと突っ立ってる人が大勢いる。考えてみれば、絵画の解説を音声だけでやろうってことにけっこうムリがあるわけで、そりゃ時間もかかるわなぁ。
おそらく近い将来、この手の仕掛はGoogle Glassみたいなデバイスに移行して、音声だけでなく例えばARを使って絵の上に補助線入れたりすることでよりリッチでかつ効率的なものになるんじゃないだろうか。そんでもって、撮影禁止みたいなナンセンスな制限もいっしょに取っ払われるといいな、とか妄想。
■ 「グレートジャーニー 人類の旅」展に行ってきた
裏ではRubyKaigi(ry。かみさんと一時別行動にして、ソロで科学博物館へ。こんどは「グレートジャーニー 人類の旅」。最近はすっかりTVを観なくなったけど、このシリーズはけっこう好きで気がついたら観ている。そんなグレートジャーニー、「主役」の関野さんが各地から持ち帰ってきたものを中心に、人類の旅路をたどるというもの。つまりあれだ、実物だけが持つ迫力を満喫!!
回転しながら刺さるクジラ用の銛とか、驚嘆の細工なんだけど:
意外とステキだったのが各地の民族衣装。どれも凝った意匠がきれい。ガラスケースが邪魔で、PLフィルタを持って来なかったことを悔やむ:
面白すぎるアザラシの皮をまるごと使った「浮き」:
完全手作りの外洋向けヨット:
「蘭子の実家ですね」(←モゲマス脳):
このように(科学博物館は教育が目的でもあるので)写真撮影OKなんだけど、干し首(これがまた素晴らしいもの)とミイラだけは撮影禁止になっていて、なんで?って係員に聞いてみたら、これだけオーナーが違っていて、その意向だとのこと。つまりこれらのオーナーは干し首やミイラを科学的な資料ではなく美術品と考えているってことだな。
その後、地球館でちょこっとだけ恐竜たちに会ってから、あわててかみさんとの再合流へ……と思ったら、日本館で「日本住血吸虫症」の小展示をやっていて、これがまたすごいのでちょっとだけ見た。少し前にWikiPediaでの解説がものすごく詳しいと話題になったあの病気のことである。なんてタイムリーな。ここでもまた実物の迫力を満喫。
◆ smbd [最近のスマホは防水なんで、その面では平気なんだけど、液晶が直射日光下ですごい見づらいのと、タッチパネルがグローブの上..]
◆ ただただし [最近のだけど防水じゃないスマホを使ってる人もいるのよ……というか防水スマホってどれもバカみたいにでかいんから使う気に..]
◆ せお [防水防塵能力が高めなG'zOne持ってますが、サイズはともかく結局充電口が非防水なので雨天時給電とか怖いです。 あと..]
◆ ただただし [雨中給電はとうぜん「なし」だろうね。あとどうせグラブ越しではろくに操作できないから、そもそもいじらないと思うけど。]