2013-02-23(土) [長年日記]
■ 「Ruby 20周年記念パーティ」で祝辞LTをしてきた
明日、2/24でRubyが生誕20周年を迎えるということで、1日早いお祝いが品川の楽天で行われたので行ってきた*1。で、事前に「祝辞LT」を打診されていたので喋ってきたのだけど、なにしろ今日登壇して何か喋ったのは正味8人。20周年なんて記念すべき場でそのうちの1人に入るなんて恐れ多いったらありゃしない。いやまぁ、断るのももったいないので受けるんですが。
で、「LTつっても祝辞なんだからルールも緩いだろ」となめてたらドラ娘付きできっちり5分のガチLTだった。しかもいつものigaigaタイマーがない(!)近年になくハードコアなLTで、途中でまったく時間調整ができずにスライド4枚分も残しての惨敗でありました。とほほ。せっかくなので資料を貼っておきます。やっぱりLTでは言いたいことを最初に言わないと(←と毎回言ってる):
事前に「tDiaryで人生曲がっちゃった人」たちのコメントをTwitter / Facebookで募集しておいたおかげで、説得力(?)のあるいい感じの資料になりました。ご協力感謝。というかこんな晴れの場でスピーチできるのもこの人たちが盛り立ててくれたおかげだよね。
他の祝辞も次々と途中でぶち切られていき、パーティとは名ばかりの仁義なき場であった。そもそも乾杯の音頭が@n0kadaで*2、いっさい挨拶抜きでいきなり乾杯するとか(ある意味想像通り)、まぁオープン系ITイベントらしいといえばらしかった。それから、フリータイム中に飛び入りでLTを始めたakrさんのドラ担当をしたり。考えてみたらLTでドラ叩いたの初めてかも。ドラ息子デビュー!
そうそう、パーティの時間が14:00~17:00と、きっちりフェスを回避してくれたのはありがたかったですね!(謎)
さて、あとは明日のRuby 2.0.0リリースを待つばかり!
2013-02-22(金) [長年日記]
■ JUST PLAYERとBoxで音楽ライブラリをクラウド化した
先日Boxが新規登録で50GB(!)というキャンペーンをやっていたのですかさずゲット。Boxは日本ではあんまりメジャーじゃないけど、よくよく調べてみるとオンラインでのドキュメント編集やコラボレーション、WebDAVなんかもサポートしていたりして、けっこうサービス内容が豊富でよさげなオンラインストレージサービスだ。
で、一気に降って湧いた50GBものストレージを何に使おうかと考えて、ふと手持ちの音楽ファイルを勘定してみたら全部合わせてちょうど30GB*1。これだ。これぜんぶ、Boxにあげちゃえ。
そしてこれをAndroidのJUST PLAYERとBoxnet Music Providerを組み合わせてクラウドプレイヤーにする。これですべての手持ちの音楽をいつでも好きなときに聞けるようになったぞ。
JUST PLAYERは音楽プレイヤーとしてはまだ荒削りな面もあるけど、たぶん今後進化するだろうし、聞き流し用に必要なことはだいたいできるのでとりあえずこれで行ってみよう。現状で不都合な点としては、Boxに新しく追加された曲がPLAYER側になかなか登場しない(Box側の更新をJUST PLAYERにタイムリーに伝える仕組みがないのか?)、BluetoothヘッドセットでPlay/Stopができない(なぜかForward/Backはできる)、プレイリストをインポートできないというところか。
新規データが見えないのはいろいろ困るんだけど、とりあえずは従来のWiFi Tunes Syncで最近の曲だけ送る運用で。JUST PLAYERはSDカード上のデータも(もちろん)読んでくれるのでなんとかなる。
*1 何十年も溜め込んでおいて「たった30GBか」という気がしなくもない。
■ Bitcasaクライアントが立ち上がらなくなった→返金
外付けHDDが飛んだ話(未来の日記)を書いたらこのことをまだ書いてないのを思い出したので、いちおう書いておく。
ツッコミには書いておいたが、BitcasaのUnlimitedライセンスを使い始めたその直後、クライアントアプリが起動しなくなり*1、まったく使い物にならなくなった。サポートに連絡を入れ、キャッシュを消せだの、ログを送れだのというリクエストに対応したもののまったく解決することなく、2週間以上にわたってBitcasaは利用できないまま。
サポート君も打つ手がなくなってしまったようなので、さすがにもう諦めるしかないか……ということで、Unlimitedライセンスのキャンセルを要望したら、ソッコーで返金してきた。もうちょっと悪あがきしてもよさそうなものだけど(笑)、まぁしゃあない。
たぶんこれはおれだけの特殊な状況だと思うので、Bitcasaの基本品質にケチをつけるものではない。ただ、せっかくのクラウドストレージを使うチャンスを失ったのは本当に残念だ。今年はとりあえずBackblazeのライセンスを更新して、来年またチャレンジしてみよう。
*1 正確には立ち上がったあとログインまで済むと死ぬ。
◆ 夜子まま [BoxNet!やる気でてきました!ありがとうございます。 新しい曲をすぐ反映するにはBoxnetProviderのB..]
◆ ただただし [おお、わざわざありがとうございます。こちらこそ夢の環境が実現できて助かってます! JUST PLAYERブログも見つ..]
◆ 夜子まま [いつの間にかつながらなくなる現象、あ、それ実は僕もなんでだろーーておもってた現象でした。誰も文句いってこないので、そ..]
◆ nobu [なんか開き直ってますね。 「ファウンダのTony Gaudaは自己弁護として、“前例のないサービスだから、利用でき..]
◆ ただただし [いや、実際相当なチャレンジだと思いますよ。それを応援する意味もあってUltimeteプランに申し込んだんだけど、さす..]
2013-02-21(木) [長年日記]
■ GitLabでGitHubっぽい開発環境を構築した
かずひこに先を越されてしまったが、GitHubライクなソーシャルコーディング環境を実現するフリーソフトウェア「GitLab」の導入が楽になったらしいので、入れてみた。職場の開発環境用。もう、Pull Requestのない開発なんてありえないからなー。
インストールマニュアルはだいたいDebian系のLinuxディストリビューションをターゲットに書かれているので(というかUbuntu向けだろうけど)、愛用のDebian Squeezeにもわりとすんなり導入できた。かずひこと同様、既存のApacheからリバースプロキシとして動かすように設定(→レシピ)。
唯一、実行後にSidekiqがRedisまわりでエラーになるのだけど、ちゃんとトラブルシューティングのドキュメントがあって、そのとおりにやったら動いた。すばらしいじゃないですか……見習いたい(汗)。
Pull Request(GitLab上の名称はMerge Request)はもちろんあるし、Issue TrackingやWikiまである。よくまぁここまで作りこんだなぁ。すげぇわ。実はsshでうまくつながらないのだけど、まぁ社内はhttpでも十分なので(認証情報は.netrcに書いておけるし)、当面はいいや。これにWindows版がβテスト中のSourceTreeを組み合わせれば、社内ソーシャルコーディング環境としてはかなりいい線行くんじゃね?
◆ なかだ [あれ? もうちょっとなんかしゃべらないとまずかったのかな]
◆ ただただし [いや、乾杯の音頭が長すぎてビールの泡が消えるような日本の悪習を踏襲しなかったという意味で非常にGJでした(笑)。]
◆ かくたに [Legendary Rubyist枠でのご祝辞、ありがとうございました!! 久野先生の話しているあたりで祝辞のタイ..]
◆ ただただし [そうか、「人生曲がった人たち」のスライドまでたどり着いてよかった……w]