2012-10-14(日) [長年日記]
■ 海上自衛隊の観艦式に行ってきた
われわれ戦後世代の多くに「軍艦を正面からみるとカッコイイ」と気づかせたのは宇宙戦艦ヤマトではないかと思うのだけど、まぁたしかにキリッとしてカッコイイわけですよ。
というわけで、夏の「そうかえん」に続いて、海自の観艦式に行ってきた。今年はやたらと自衛隊づいている*1。毎年やっていて広いところで見学できる「そうかえん」に比べ、観艦式は3年に1度、しかも見学者が乗船できる艦船の数は限られているのでなかなか少ないチャンスをものにできたことになる。なにしろ実際に演習に参加する船に分乗して横須賀港から相模湾沖まで出かけていくのである。始発で横須賀について3時間かけて相模湾の「会場」にたどりつき、2時間さまざまなデモンストレーションをこなして、また3時間かけて横須賀まで戻るのだ。いやー、大変だ(った)。
西方の島々がきな臭いことになっている現状、日ごろ一番緊張を強いられているのは海自の人たちだと思うけど、そんなことは微塵も感じさせない、正確無比の操船だった。あいにくの天気で寒い上に小雨が降っていたけど、演習中はそんなことも忘れて見惚れてた。
そうそう、何が一番驚いたって、護衛艦(おれが乗ったのは「しらね」)の中がすごく静かなこと。一般人が乗る船、たとえばフェリーなんて、航行中は話もできないくらいの大きなエンジン音を響かせているもんだけど、さすが音の大小が生死にかかわる船は、甲板でびゅうびゅう風が吹くほどのスピードを出しているときでもものすごく静かなのだった。
おっと、基礎知識がなってないので変なことを書くとボロが出そうだから詳しい話は別の記事に譲る(笑)。写真はこちら。海上に散らばる船舶相手に300mm望遠では厳しいかと心配だったが、獲物の方も相応に大きいわけで、十分に画角に収まってくれたのだった。というか、あんな広大な相模湾なのにとにかくやたらと密集隊形で航行するもんだから、むしろ寄りすぎてしまうくらい。これだけみても海自の技術力はすごいなぁと思った。
*1 お察しください。
2012-10-13(土) [長年日記]
■ Nexus7、設定中(2)
先日の続き。
通知エリアの活用
設定画面に飛ばなくても各種モードを変更できるのがAndroidの良いところ。とりあえず従来のOne Step Settingで一括設定変更をしつつ、個別の設定変更はSettings Extendedを併用。Android 4.xから、通知エリアにいろいろ押し込めるようになっていて、これもそのひとつ。これは楽でいい! バッテリ残量も%表示してくれるし。
その他、通知エリアにはDayWeekBar 日本語版で日付と曜日を表示。あんまりごちゃごちゃさせてもアレなのでとりあえずこんなもんで。でもタブレットは通知エリアも広いから、もっといろいろ入れられるな。
読書
EPUBを直接読むためにHimawari Readerを導入。「Gene Mapper」が縦書きで読める! (縦書きの小説なら明朝体でしょ、ということで当然Himawari +IPAex明朝も)。
PDF & コミックのためにPerfect Viewerも入れてみた。余白の残るテキストはこっちがいいかなぁ。てかやっぱりKindleの方がいいな。まぁ、緊急避難用に。
sshクライアント?
せっかく画面が大きいのだから開発も……と思ってsshクライアントを試してみているけど、基本的にキーボードを付けて使うのが前提っぽいので、ペンディング。Bluetoothのキーボードを買えばいいんだけど、それを持ち歩くかと言えばちょっと躊躇してしまうなぁ。
カメラ(というか写真)
Nexus7にはインカメラしかないので、これで写真撮影というセンはない。引き続きDesireで撮るわけだけど、それをNexus7でいじりたい。自動でアップロードさせる技は(Picasaユーザとして)Google+を使うのがもっともスジがいいんだけど、いかんせんデカすぎてDesireに入らない(笑)。しかたがないのでDropboxを使うことにした。Dropboxもだいぶデカいんだけど、なんとか入った(そしてまたメモリ欠乏症に……)。Dropboxクライアントは最近「Photo」ビューが入ったのでいろいろ捗る。
2012-10-12(金) [長年日記]
■ アクセシビリティキャンプ東京#3
アクセシビリティキャンプ東京、予定どおりの3回目……なんだけど、今回も直前までバタバタしてしまって、参加者のみなさんには迷惑をかけてしまった。申しわけない……。
そのせいもあってか参加人数はやや少なめの20人くらい? いつもの分科会方式にするには少ないということで2つのセッションをシリアルでやることに。
最初のセッションは事前アンケートにあった「アクセシブルなミーティング」。これが調べてみるとなんとJISがある! が、どうもすごくフォーマルな会議向けの規格のようで、しっくりこない。そこで参加者のプロフィールに合わせてテクノロジを使ってアクセシビリティを向上するにはみたいな流れになった。例によって結論めいたものは出なかったのだけれど、チャンネルを絞ることを考えないといけないという話は昨今のIT系イベントの目指している方向とは逆向きなので悩ましいと思った。
次のセッションは「みんなJIS対応どうしてる?」的な話(モデレータはおれ)。時間が少なかったので主に既存サイトの試験に絞ったんだけど、1ページチェックするのに30分〜1時間、40ページの標準的サンプル数をこなすのに5人日(!)ということが判明したのが有意義だったような。やっぱ手間がかかりすぎてるよなぁ。
その後の懇親会では辻さん中根さんによる最新JAWSのデモ。スクリーンリーダーとしての機能から逸脱しつつあるこのツールはこれからどこに向かうのだろうか。
アクセシビリティキャンプ東京、次回は来年1月の予定です。次はもうちょっと早めに動きたいところ。