2012-08-15(水) [長年日記]
■ ハリー・ハリスン死去
最初の感想が「あれ、まだ存命してたんだ」という失礼な話だが、ハリー・ハリスンが亡くなったそうだ。学生時代にけっこう手当たり次第に読んだよなぁ。まだ書庫にはほとんど手つかずで残っているので(しかも未自炊)、いつものように追悼読書といきたいところなんだけど、作風に幅がある人なのでどれを選ぶか悩むところ。ここはバカバカしさで「テクニカラー・タイムマシン」ですかね、やはり。
2012-08-12(日) [長年日記]
■ 敷居亭の打ち上げに参加した
コミケ最終日ということで、新婚の@taitokuさんの奥さんを見に敷居亭の打ち上げに参加(笑)。いや、おれはコミケには行かないんだけど、西方への出張機会がないいま、こういうときじゃないと京都組のみなさんにはなかなか会えないので。
蓋を開けてみたら20人超の大宴会で(でも店は丸の内のイタリアンレストラン「パリアッチョ」で、コミケの打ち上げにはとてもみえない)、モゲマスでいうところの敷居プロに加えて姉妹プロダクションのゆかいプロの面々、そしてなぜかわさますプロが4人混じっているという。敷居プロの人たちは酔うとガチャを回すと聞いていたけど、本当なんだぜ。まったく恐ろしいところだ。
で、今回も新刊をいただいた。あいかわらず作風が広すぎて誰の絵なのかわからないくらふとさんの表紙がすばらしい。ネタはもちろんモゲマスで(敷居プロは「モバマス」派が多いようだが)、注目度が高いだけあっていつもより多く刷ったけどほぼ完売とのこと。旬だねぇ。
内容も、やりもしないで「あれはゲームじゃない」とかいってるアンチソーシャルゲーム派を軽々と吹き飛ばすような楽しい雰囲気満載で、たいへん面白かった。なかでも、重課金兵が多くの割合を占めるであろう敷居プロで無課金を貫き通しているハバネロPの文章は涙なくして読めない、それでいて楽しさに満ち溢れているという傑作。今回も増刷のうえで通販するそうです(→Check it out!)。
2012-08-11(土) [長年日記]
■ tDiary稼働までの最小ステップ
今日、@igaiga555から「tDiary をローカルで開発用に起動する手順ってどこかに書いてありますか?」と聞かれたので、とりあえず「vim tdiary.conf ; bundle install && rackup で!」と答えた。これはtDiaryを使ったことがあってRubyについてわかってる人向けの最小の説明なんだけど、そういうのを抜きにして「とりあえず動かす」なら、今ならどんな手順だろうか。
開発目的ならある程度Ruby周辺の環境があるという前提(bundlerはインストール済みとか)で、こんな感じか:
% git clone git://github.com/tdiary/tdiary-core.git tdiary # ソースを取得 % cd tdiary % git checkout 3.1.4 # バージョン3.1.4に切り替え % bundle # 必要なライブラリを入手 % cp tdiary.conf.beginner tdiary.conf % vi tdiary.conf # ← @data_pathを指定する % htpasswd -c .htpasswd user # ← userのパスワードを指定する % bundle exec rackup # Rack配下で実行
これでlocalhost:9292にアクセスすれば動く。Webサーバの設定不要でこれだから、ずいぶん簡単になったもんだと思いつつも、もうちょっと減らしたい気もする。ちなみに3.1.4をcheckoutしているのは、今日時点のHEADだとJavaScriptのランタイムを要求されてしまうため(CoffeeScriptのプリコンパイルが目的だけど、これはオプショナルにすべきものだと思うので要調整)。
◆ いがいが [まとめありがとうございます!(私もまとめようと思ったら先を越されました。w) 私のmac環境だと、 % htpas..]
◆ まちゅ [@data_pathはデフォルト指定があっても良さそうですね。カレントディレクトリのdataフォルダとか。(そしてC..]
◆ みわ@miwarin [tdiary のバージョンアップ手順は何かモダンな手順があるのでしょうか。私は取得した tdiary を既存の td..]
◆ ただただし [> いがいが あー、脆弱だから使えなくしたんですかねぇ。(だったら何か他のものをデフォルトにすればいいのになぁ……)..]
◆ hsbt [> miwarin 私は capistrano を使っています。後で日記に書いておきます!]
◆ まちゅ [>miwarin アップデートにGitを使う版を書きました。 http://www.machu.jp/diary/2..]