2012-08-11(土) [長年日記]
■ tDiary稼働までの最小ステップ
今日、@igaiga555から「tDiary をローカルで開発用に起動する手順ってどこかに書いてありますか?」と聞かれたので、とりあえず「vim tdiary.conf ; bundle install && rackup で!」と答えた。これはtDiaryを使ったことがあってRubyについてわかってる人向けの最小の説明なんだけど、そういうのを抜きにして「とりあえず動かす」なら、今ならどんな手順だろうか。
開発目的ならある程度Ruby周辺の環境があるという前提(bundlerはインストール済みとか)で、こんな感じか:
% git clone git://github.com/tdiary/tdiary-core.git tdiary # ソースを取得 % cd tdiary % git checkout 3.1.4 # バージョン3.1.4に切り替え % bundle # 必要なライブラリを入手 % cp tdiary.conf.beginner tdiary.conf % vi tdiary.conf # ← @data_pathを指定する % htpasswd -c .htpasswd user # ← userのパスワードを指定する % bundle exec rackup # Rack配下で実行
これでlocalhost:9292にアクセスすれば動く。Webサーバの設定不要でこれだから、ずいぶん簡単になったもんだと思いつつも、もうちょっと減らしたい気もする。ちなみに3.1.4をcheckoutしているのは、今日時点のHEADだとJavaScriptのランタイムを要求されてしまうため(CoffeeScriptのプリコンパイルが目的だけど、これはオプショナルにすべきものだと思うので要調整)。
まとめありがとうございます!(私もまとめようと思ったら先を越されました。w)
私のmac環境だと、
% htpasswd -c .htpasswd user
でmd5やsha1は対応してないよエラーが出たので -d オプションを加えました。
@data_pathはデフォルト指定があっても良さそうですね。カレントディレクトリのdataフォルダとか。(そしてCGI環境向けに.htaccessでdeny指定)
tdiary のバージョンアップ手順は何かモダンな手順があるのでしょうか。私は取得した tdiary を既存の tdiary ディレクトリへ cp -fPr しています (>'A`)>
むしろ普段 tdiary 開発者たちはどういう手順で開発からテストを実施しているのか。私、気になります。( hsbt さんの jenkins 発表を聞いておけばよかった )
> いがいが
あー、脆弱だから使えなくしたんですかねぇ。(だったら何か他のものをデフォルトにすればいいのになぁ……)
> まちゅ
たしかにそれはありかも知れない。
> みわ@miwarin
利用者がアップデートするときは、パッケージの中身をコピーするだけでいいように配慮しています。ただ、消えた古いファイルが残るという問題はありますが。
開発者は今ならふつうはGitを使っているはずです。
> miwarin
私は capistrano を使っています。後で日記に書いておきます!
>miwarin
アップデートにGitを使う版を書きました。
http://www.machu.jp/diary/20120812.html#p01