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ただのにっき


2012-08-11(土) [長年日記]

tDiary稼働までの最小ステップ

今日、@igaiga555から「tDiary をローカルで開発用に起動する手順ってどこかに書いてありますか?」と聞かれたので、とりあえず「vim tdiary.conf ; bundle install && rackup で!」と答えた。これはtDiaryを使ったことがあってRubyについてわかってる人向けの最小の説明なんだけど、そういうのを抜きにして「とりあえず動かす」なら、今ならどんな手順だろうか。

開発目的ならある程度Ruby周辺の環境があるという前提(bundlerはインストール済みとか)で、こんな感じか:

% git clone git://github.com/tdiary/tdiary-core.git tdiary   # ソースを取得
% cd tdiary
% git checkout 3.1.4   # バージョン3.1.4に切り替え
% bundle   # 必要なライブラリを入手
% cp tdiary.conf.beginner tdiary.conf
% vi tdiary.conf   # ← @data_pathを指定する
% htpasswd -c .htpasswd user   # ← userのパスワードを指定する
%  bundle exec rackup   # Rack配下で実行

これでlocalhost:9292にアクセスすれば動く。Webサーバの設定不要でこれだから、ずいぶん簡単になったもんだと思いつつも、もうちょっと減らしたい気もする。ちなみに3.1.4をcheckoutしているのは、今日時点のHEADだとJavaScriptのランタイムを要求されてしまうため(CoffeeScriptのプリコンパイルが目的だけど、これはオプショナルにすべきものだと思うので要調整)。

Tags: tDiary
本日のツッコミ(全6件) [ツッコミを入れる]
いがいが (2012-08-12(日) 14:58)

まとめありがとうございます!(私もまとめようと思ったら先を越されました。w)
私のmac環境だと、
% htpasswd -c .htpasswd user
でmd5やsha1は対応してないよエラーが出たので -d オプションを加えました。

まちゅ (2012-08-12(日) 21:00)

@data_pathはデフォルト指定があっても良さそうですね。カレントディレクトリのdataフォルダとか。(そしてCGI環境向けに.htaccessでdeny指定)

みわ@miwarin (2012-08-12(日) 23:54)

tdiary のバージョンアップ手順は何かモダンな手順があるのでしょうか。私は取得した tdiary を既存の tdiary ディレクトリへ cp -fPr しています (>'A`)>

むしろ普段 tdiary 開発者たちはどういう手順で開発からテストを実施しているのか。私、気になります。( hsbt さんの jenkins 発表を聞いておけばよかった )

ただただし (2012-08-13(月) 06:04)

> いがいが
あー、脆弱だから使えなくしたんですかねぇ。(だったら何か他のものをデフォルトにすればいいのになぁ……)

> まちゅ
たしかにそれはありかも知れない。

> みわ@miwarin
利用者がアップデートするときは、パッケージの中身をコピーするだけでいいように配慮しています。ただ、消えた古いファイルが残るという問題はありますが。

開発者は今ならふつうはGitを使っているはずです。

hsbt (2012-08-13(月) 16:39)

> miwarin
私は capistrano を使っています。後で日記に書いておきます!

まちゅ (2012-08-13(月) 22:05)

>miwarin
アップデートにGitを使う版を書きました。
http://www.machu.jp/diary/20120812.html#p01


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