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ただのにっき


2012-08-04(土) [長年日記]

LL Decadeに行ってきた (そして5分ほど喋った)

[写真] LT中のわたくし

予告したとおり、LL Decadeに行ってきた。上の写真はLT中のわたくし (Photo by @igaiga555)。

「よくまぁこんなメンツを揃えたなという」というLTの顔ぶれからして、緊張するなという方が無茶なわけで、こんなプレッシャー、仕事でも感じたことないわ(それはどうかと思う)。事前の素振りで6分かかっていたので最後まで話せたこと自体が奇跡ではあるが、最後の1枚はロクに説明できなかったなぁ。LTではやはり、言いたいことは最初に持ってこないとあかん。

あと、Preziがときどきかかる「画面が右にずれる」現象にあたってしまい、なんだかマヌケなプレゼンになってしまった。ので、資料はこちらです*1:

自分のこと以外のことに関しては、プログラミング言語処理系を自作してわかったことが白眉。とくにConstナントカさんが水を得た魚のようにしゃべりまくるを見て、こういう人が表に出てくる場を作ったことが、LLイベント最大の貢献じゃないかなーと思ったね。こんなマイナーな話を数百人の前でしゃべって、観客ほぼ置いてけぼりでも許されるって、ちょっとすごい。

あとはLTの司会をしてくれた@MaripoGodaにようやくリアルで会えた。懇親会でやはりオープンな世界に入るきっかけになったのがtDiaryのプラグインだった(bigpresen.rb)という話をされて、またひとつ世界に(間接的に)大きな貢献ができたことを誇りに思うのであった。

Tags: lldecade

*1 Preziの埋め込みができなくなってる気がするのでプラグインは使わず。


2012-08-03(金) [長年日記]

明日の「LL Decade」でLTをします

前日になって書くのもアレだけど、明日のLL DecadeでLTに登壇する予定。

LLイベントも10回目(9周年)ということで記念企画的なものが多く、LTもこのイベントにゆかりのある人たちという線で選ばれたようだ。顔ぶれを見ればわかるように、最近この手のイベントであんまり喋ってないおれからするとほとんどイジメだよこれ(笑)。こんな歴戦のTalkerたちにネタ勝負で立ち向かえるわけもないので、いたって穏便な話になる予定。せっかくなので、本家ドラ娘に記念ドラを叩いてもらうよ。

なお、当日券はあるそうです。開発以外のことがらに関しては無計画なプログラマにはいいイベントですね。

Tags: lldecade
関連する日記: 2012-08-04(土)

アクセシビリティキャンプ東京#2を開催した

[写真]自動テストのセッション風景

4月の#1に続き、#2を開催した(Facebookのイベントページ)。異動やらなんやらが重なってしまい、今回は実行委員としてはほとんど手伝いもできなかったのだけど……次はがんばります。がんばれるといいなぁ。

今回のテーマは3つ:

  • 支援技術体験
  • レスポンシブ・ウェブデザインとアクセシビリティ
  • アクセシビリティに関する自動テスト・CI

支援技術の企画案が通って実現できたのはよかった。といいつつ、おれがフォローしていたのは最後の「自動化」なのだけど。現在のWCAG2.0では、すべての試験を機械的に実施することはできなくて(というか30%くらいしか機械的には判断できない)、いかにしてアクセシビリティの確保を自動化するかはこの業界最大の課題だと言ってもいいだろう。さらにCIっぽい運用ができればいいよね……という話。

けっきょく、制作プロセス自体を変えないとどうにもならんというところは共通認識として押さえることができたけど、プロセスの確立からテストツールの開発まで、まだまだ課題は多いねぇ。WCAGの規格自体を自動化しやすくするという話は出なかったけど、そっちも考えてみるべきだよね。今のはあまりに人力に頼りすぎていて、エンジニアリングの課題にすらならない上にコストがかかりすぎて、企業は普通に導入をためらうレベルだし。

Tags: a11y

2012-08-02(木) [長年日記]

Wassrついに終了、小規模バーチャルグラフの受け皿はもうないのか

長年愛用していたWassrが、ついに終了のお知らせをアナウンスするに至った。モバイルファクトリーの中でもずっと実験的な扱いを受けていたと聞いているし、そもそもAmazonのアフィリエイト以外にマネタイズの試みがほとんどなかったことからしても、これは時間の問題だろうなぁとは予測していたが。というか、雨後の筍的に生まれてきたTwitterクローンの中ではよく生き延びた方と言うべきか。

非公開アカウントにして狭い範囲でつながった人たちとのカジュアルなやりとりというのが近年の使い方で、こないだ書いた7thライブにフラスタを出したのもここで知り合った仲間たちによるものだ(「わさます」の「わさ」は「Wassr」の「わさ」)。このことからもわかるように、Wassrは「小規模」かつ「バーチャルグラフ」に向いたソーシャルネットワークサービスだったと思う。

その好例なのが「イイネ!」の実装で、たとえば昨日のイイネ!ランキング、トップはこんな感じ:

[スクリーンショット]イイネ! ランキング1位は70個程度のイイネ!がついている

このイイネをした人のアイコンがすべてずらっと並ぶような表現は、著名人なら数百、数千の「fav」「RT」「いいね」をもらうTwitterやFacebookではありえない実装だけど、最近のWassrの規模感ならちょうどいい。で、このダイレクトでビジュアルなフィードバックのおかげでTwitterやFacebookにはない「近さ」が感じられて実に良かった。

この規模感に近いグラフが扱えるのは、今ではPathやLINEになるのだと思うけれど、どちらもリアルグラフを基本にしているのでWassrで形作られたコミュニティの受け皿とはちょっと違う。昨日のアナウスからこっち、Wassr上のあちこちで代替サービスを探す動きがおきているけれど、まだ「これだ」という受け皿は見つかっていない感じだ。こういうのってマネタイズしにくいから、単独のサービスとしては難しいだろうなぁ。

とりあえずFacebookのグループやGoogle+の共有サークルを使うのが解ではあるが、どちらも閉鎖的すぎて新規流入が得にくくなる。Twitterで鍵付きアカウントにしてリストでつながるのが一番近い雰囲気になるかも知れない。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

利三 [PIYO、Croudia、Twisterあたりが近い感じかな。見た目はだいぶ違いますけどね。]

ただただし [PIYOにはイイネがないですね。Croudiaは機能のspam騒ぎをみてるとちょっと……。あとTwisterは使い方..]

利三 [まぁたしかにCroudiaは評判が…なところはありますね。ただ機能的には「イイネ」(クロではお気に入り)と「鍵付アカ..]


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