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ただのにっき


2012-05-02(水) [長年日記]

益子陶器市、2日目

[写真]鹿島神社にて

昨日に続き、益子陶器市。決めたのがわりと直前ということもあってめぼしい宿はどこもいっぱいで、泊まったのは益子舘。まぁなんというか、大人が着るには恥ずかしすぎるファンシーな浴衣とか、戦国時代(?)をイメージしたような妙な調度の食堂がどうみてもファンタジー空間だとか、がんばった結果がことごとく明後日の方角を向いている点はいいとしよう。こういうのが好きな人もいるだろうし。しかし、客室の携帯電波がほぼ壊滅、代わりのWiFiサービスもないというのは、我々ネットジャンキーにはありえないわなぁ*1。まぁ、二度と泊まることはないだろう。

天気があまりもちそうにないので朝からどんどん店を見てまわり、昨日めぼしをつけていた食器はあまり買わずに(えっ)、何枚か皿を買った。去年も書いたようになぜかやたらとカレーを出す店があるのだが(昨日の昼もstarnetのカレー)、なぜかその場でナンを焼いている本格インド料理のテントが出ていたのでそこでキーマカレーを食べたらそれが大正解だったのであった。カレーの街、益子。

その後、東北道経由で帰ってきたんだが、途中からものすごい雨になって、おまけにC2が事故で通行止めになっていたのでC1の渋滞に揉まれてへとへとに。これが休日だったらもっとひどかったはずなので、まぁ不幸中の幸いというか幸い中の不幸というか。

*1 そもそも益子町内でSBM/EMOBILEがほぼ使い物にならないのだからしょうがないのだけど、せめて今どきWiFiは入れて欲しい。


2012-05-01(火) [長年日記]

益子陶器市に、ろくろを回しに行ってきた

[写真]栃木山中に落下、大破した宇宙船から脱出した6本足の異星人は、人間に姿を変え、益子での生活を始める。しかし故郷への思いは断ちきれず、ときおりこうして当時の文化を陶器で再現してしまうのだった。

昨年11月の益子陶器市日帰りに続いて、春の陶器市にも行ってきた。前回の反省を踏まえて、今回はゴールデンウィークの狭間を狙っての一泊。そして今回のメインイベントは、ろくろ体験である! じゃじゃーん!(なんの話だかわからなくなっている未来の自分のためのリンク→WEB業界ろくろ回しすぎワロタ)。

[写真]ろくろ回し中 今回お世話になったのは相玄窯陶芸教室。8台のろくろが整然と並ぶ清潔感あふれる作業場で、お兄さんが懇切丁寧に教えてくれる。連休の合間ということもあって客はうちの夫婦のみなのでほぼマンツーマンである。そのおかげもあってか、よくある「ちょっと力加減を間違えて完成間近の作品がいっきにグチャグチャになる」というシーンもなく、次々と名作をものにできたのであった。もう、あまりの才能にこのまま転職しようかと思ったわ(うそ)。

まぁ、本当に形を作る美味しいところを自分が担当するだけで、ろくろのセッティングや最終的に形を整えて釉薬をかけて釜に入れ……という部分はあちらがやってくれるので、観光客が1、2時間楽しい時間を過ごすにはいいバランスであります。かみさんとおれとで、合わせて5作品を焼いてもらうことにした。完成は3ヶ月後。

というわけでけっこう面白かったので、今回のミッションは完了という気分。あとは陶芸村にそのまま車をおいて、陶器市をぶらぶら。明日の買い物に向けて、あたりをつけておくという感じ。これで日帰りだったら死んでたな。

[写真]なぜか信楽焼のたぬきが威張っている。肩で風切るチンピラ集団

関連する日記: 2012-05-02(水)

2012-04-30(月) [長年日記]

今年も緑のカーテンを作るぞ(1)

[写真]苗床4個にまいた

昨夏は夕顔で作った緑のカーテン、今年はゴーヤあたりで作ろうかという話をしていたんだけど、去年の夕顔からたっぷりと種が採れてしまったので、とりあえずそれを(やはり去年の残りの)苗床にまいた。1つに6個ずつで合計24個。まぁ、買ってきた種じゃないから、全部が発芽するとは思えないけど、去年と同じくらい生えるといいなぁ。

昨年よりは約1ヶ月早いスタートだが、今年は梅雨入りもずいぶん早いみたいなので、やっぱりちょっと間に合わないのではないかという危惧はある。

Tags: gardening

9784047278370

全4巻、これにて完結。あー、面白かった。手頃な長さなのもよかったねー。

「おたくが集まってつぶれた温泉宿を復活させる話」とまとめてしまうとアレだけど、妙なディテールを積み上げてるおかげで荒唐無稽すぎる感じにならない(いやもちろん荒唐無稽ではあるんだけど)。表紙でネタバレしてるけど最終的に選挙にまでいってしまうのだって、この手の話は行政を巻き込まないといかんわけで、むしろ必然的な流れだ。けっこう「あるある」な結末も含め、実際これを元ネタにして限界集落を救ってみてもいいんじゃねーのと思わなくもない。あんがい東北復興につながる部分もあったりしそうだ(同じ作者の震災レポート漫画も最近出たことだし)。

おたくサイドの登場人物たちも個性的で面白いが、なんとっても魅力的なのは敵役の伊豆雄だね。味方が盛り上がれば盛り上がるほどやる気を出して強くなる敵役といえば、ヤマトに対するデスラー総統みたいな役どころなわけで(そうか?)、やっぱこういう敵がいないと盛り上がらない。あとがきによれば幼馴染ネタや命名理由にもちょっとした遊びがあったりして、伊豆出身の作者の経歴も含め、いろいろ面白い。

震災レポート漫画はこれ↓ 9784199502866


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Tags: book

ReVIEWを使ってESRのオープンソース三部作をEPUB化してみる(1)

こないだのartonさんによる気合の入ったESR再評価を読んで、

  1. じゃあおれも読み返すか
  2. せっかくだからKindleで読みたいよね
  3. SendToKindleでWebページを送りつけるんじゃ面白くないからEPUBにしよう
  4. どうせならReVIEWフォーマットにすると楽なんじゃね?
  5. 「伽藍とバザール」だけいちおうEPUB化できた(←いまここ)

作業中のリポジトリはtdtds/esr_trilogy_ja。でもまぁ、まだReVIEWのクセがよくわかってないので、おかしなところがたくさんある。なぜか第2章から始まっているし(笑)、カバー画像が入ってない気がする。このへんはちょっとしたコツがあったり、undocumentedな部分を知らなかったりするせいだとは思うんだけど。だいたい、LANG=EUC-JPな環境だとreview-*コマンドがうまく動かなかったりするんだよなぁ(やっつけパッチでやりすごしている)。

まぁ、おいおい整備していきますよ。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

kdmsnr [CHAPSはch*.reだけにして、intro.reはPREDEFに、その他はPOSTDEFに入れてみてください。]

kdmsnr [カバー画像は images/cover.jpg にする必要があります。]

ただただし [おー、いけました。ありがとう!]


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