2012-02-28(火) [長年日記]
■ 結局、「無料の電子書籍」ばかり読んでいる(2)
続き。
Aozoragenのデバッグを兼ねて(←例によって目的と手段が入れ替わっている)最前線あたりの小説をパラパラと読んでいるのだが、やっぱラノベは合わないなーなどと言いつつ、『エレGY』はけっこう面白かった:
ちょっと痛めのラブストーリー。登場人物はエキセントリックだけど、萌えやら魔法やらが出てこなところがいい。最初に絆創膏を貼るシーンが好き。著者名でググったら、ハヤカワJAからも出てるじゃないか。ぜんぜん知らんかったよ。
セドナ、鎮まりてあれかし (ハヤカワ文庫JA)
早川書房
¥92
たまに異ジャンルにでかけると発見があっていいね。
それにしても、PDF化して読んでるとときどき文字が欠けている部分があったりして、元をたどってみるとけっこうやんちゃな文字コードを使っているのが判明、一般的な文字に置換するようにスクリプトを改造したりして、グリフにこだわる作家の要求に合わせて電子書籍を作るのはほんとうに大変だと思った。
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