トップ 最新 追記
RSS feed

ただのにっき


2011-12-30(金) [長年日記]

グスタフとドーラ、絶食する

[写真]珍しく仲良し

日曜あたりから、なんだか食べ残しが増えてるなー、と思ったら、2日ほど前からグスタフもドーラも、ほとんど食事を取らなくなってしまった。水は飲むけどすぐに吐いてしまうし。猫はよく吐くから珍しくはないけど、胃の中は空っぽだから出てくるのは水ばかり。なんだかつらそう(に見える)。

夏場はさすがに食欲をなくしてあまり食べなくなることはあったけど、こんなに寒かったらむしろ腹が減るだろう。2匹同時ってことは一方だけ病気ってこともないだろうし、いったいなにが起きているのかさっぱりわからない。

こういう時に「猫 食欲がない」みたいなキーフレーズでググったりすると、それはそれは不安になるようないろんな良くない症例が出てくるわけですよ。まぁ、こういうときにネットで見つかる情報は、極端な状況だったからわざわざ書かれた話なわけで、逆に心配しなくていいような話が見つかることは稀である。ネットの情報だけみていたずらに不安を募らせるのではなく、基本的にプロを頼るべき状況だ。

というわけで、(大騒ぎになるので)患者は連れずに主治医を訪ね、症状を説明したら胃酸過多ではないかという。食事をとらないだけでほかは健康そのものなので、大丈夫だろうとの見立て。で、胃酸過多ならキャベジンを与えよとの指示。まぁ、同じ哺乳類だしね、そういうもんだよね。

キャベジンの錠剤を買ってきて、包丁で4分割して飲ませる(これがまた大騒ぎなんだけど割愛)。グスタフはその直後あたりからなんだか食欲が出てきたみたいなので、キャベジン関係なく回復したのかも知れない。ドーラも1日遅れて徐々に食欲が回復してきた感じ。もっとも、試しに120円くらいの高い猫缶を与えてみたりしていたので(基本的には過保護である)、いつものドライフードには不満気なんだけど。病気になるたびに舌が肥えてたらたまんないっつの。

Tags: gustav dora
本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

smbd [> 包丁で4分割して飲ませる(これがまた大騒ぎなんだけど割愛)。 そこも気になります]

ただただし [猫(に限らず動物)への錠剤の投薬は、口を開けて奥に突っ込み、飲み込むまで口を閉じておく、というものなんだけど、グスタ..]

smbd [なんと…それは大変そうですねぇ。]

マツオカ [家にも頑固なヤツがいまして・・・バスタオル巻きを実行しています(笑)]


2011-12-29(木) [長年日記]

2011年ふりかえり

今年はもう、震災で始まり震災で終わるような年だったという印象だけど、本当かどうか確認しよう。恒例の「Google Analytics(など)でふりかえる2011年」。

一番ページビューが多かった記事

これかー。ただの紹介記事なので、結果としてはあんまり面白くないけど、紹介先はマジで面白いので未読ならぜひ休み中にでも。よくみたら歴代ブクマ数でもトップになっちゃったのか、これ。おかげで(検索を除く)参照元トップもはてなブックマーク。次点がt.co、つまりTwitter。

他にも震災関連が上位に入るなど、やはりそういう年だったという状況だ。新規訪問者は約7割もいる。2位には昨年トップだった「ホテルオークラ東京の死ぬほどうまいフレンチトースト」が再エントリ。また食べに行きたいね。

一番多かった検索キーワード

  • フレンチトースト

もうすっかりフレンチトーストのご意見番ですよ! ちなみに次点は去年のトップ「KDDI 光」。6位に「児玉太郎」が入っているあたり、Facebookの躍進を感じさせる。一方、あんだけいろいろ書いた電子書籍関連のキーワードは19位にやっと「kindle4」が入った程度で、電子書籍元年(2年目)ははやくも失速傾向か。ま、しょうがないよね。

一番売れた本

Amazonアソシエイトのレポートから。

小惑星探査機「はやぶさ」の超技術―プロジェクト立ち上げから帰還までの全記録 (ブルーバックス)
川口 淳一郎
講談社
¥230

これは現時点で一番面白い「はやぶさ本」なのでそのように紹介したから、売れて嬉しい。ブルーバックスは本当にすばらしい。次点は以下の2冊が同率2着。

Being Geek ―ギークであり続けるためのキャリア戦略
Michael Lopp
オライリージャパン
¥2,530

WEB+DB PRESS 総集編 [Vol.1~60]
森田 創
技術評論社
¥3,980

本以外だと、ロータリーカッターとアルミの定規がけっこうな数が売れてたりして、やはり自炊ニーズは高い。

オルファ(OLFA) ロータリーカッターLL型 136B
-
オルファ(OLFA)
¥1,336

B000ALF4KK


2011-12-27(火) [長年日記]

知る、読む、使う! オープンソースライセンス

まだβ版だけど読み終えてしまった。これはいいですね。単にライセンスを解説するだけでなく、その背景にあるFOSSコミュニティの成り立ちなども含めて書かれている。個人的に知らないことはほとんどなかったけど、終盤のライセンスカタログのおかげでGPL3とその派生ライセンスの違いなどが改めて理解できてよかった。

最近は「自社の製品をオープンソース化したい」なんて相談されることもときどきあって、そんなとき、担当の人が事前に自力でいろいろ調べてあるけどOSSコミュニティに参加したことないからどうにもトンチンカンで、頭から説明しなおし……という経験があるけど、そんなときもこれを一冊、ポンと渡せば事足りる感じ*1。オープンソースライセンスについて、過不足なく書かれていてバランスも良い。

そう、不足がないことはもちろんのこと、過剰でないところもいい。この手の話題は著者の思い入れが強いライセンスに偏ってしまうことがありがちだけど、そういうのがぜんぜんなくて、すごく中立。使う側にとって何が有用な情報なのか判断する手間がかからないというのはこの手の書籍では重要なポイントだ。


それはさておき、達人出版会、はやくAPI公開されないかなー、リンクはるのがめんどいよ……と思ったけど、ヘッダにOGPが入ってるからそれ使えばいいんじゃね? と思った。気が向いたらプラグイン作る。

……と思ったら原作者の@kdmsnrが更新してくれた(笑)、ので貼っておく。

知る、読む、使う! オープンソースライセンス 知る、読む、使う! オープンソースライセンス
可知豊
760円+税

Tags: ebook book

*1 電子書籍なので文字どおり「ポンと渡す」わけにいかないのが難しいところ(笑)。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

catch [ご感想を掲載いただき、ありがとうございました! http://www.catch.jp/oss-license/20..]


トップ 最新 追記
RSS feed