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ただのにっき


2011-12-21(水) [長年日記]

マウスピースを作り直した

[写真]マウスピース新作 なんかこう、もしおれにストーカーがいたら歯形が手に取るようにわかって泣いて喜んだりするんですかね、この写真。つかグロいので普段より小さい写真にした。

3年以上前に作ったマウスピース、実は半年ともたずに奥歯のあたりに穴が空いてしまい、どんだけ歯ぎしりしてるんだよという状況だったのだけど、面倒くさくて作りなおしていなかった。最近またかみさんから歯ぎしりを注意されることが増えたこともあって、新しくしたのだった。今回はちょっと厚手にしてもらったので、少しは耐久性があるんじゃないかなー、と。

ホント、歯ぎしりは怖いよー。最近は右の肩がやたらと凝るだけでなく、朝起きると奥歯の根元がずきずき痛むとか(これが進むと歯周病になる)、奥歯の角が少し欠けてる(!)なんてこともあった。自分の頬の内側を舌でなぞると、奥から手前にかけて横一文字に盛り上がってる場所があるんだよね。寝てる間に頬をいっしょに噛んでいるせいで、そういう跡がついちゃってんの。こえー。

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

tamo [以前私も口の中に一文字の跡がありましたが、そういうことだったのですか! いまは (親不知を抜いたからか) 無くなって..]

ただただし [時間が経てば消えるんですねー。よかった。]

ブチャ猫 [わたしは半年ぐらいマウスピースをしてなかったら歯科医に怖い写真を見せられました。 「ねずみ歯」と言うらしいですが、歯..]

ただただし [ちょっとまって、 > それが近所の人のだったので尚更ショックでした。 ここがいちばん怖いんだけど(笑)。その歯医..]

ブチャ猫 [そうなんですよ。ということは私の個人情報も・・・orz]


2011-12-20(火) [長年日記]

著作権的GoodニュースとBadニュース

今日は著作権がらみで良いニュースと悪いニュースが両方あった日だった。

【Good】 Winny開発者 無罪確定へ

最高裁までいったWinny裁判が、ようやく無罪確定。こうなることは確信していたけど、やっぱり長くかかったなぁ。司法にも良識というか常識が残っていることを確認できたという意味でも良かったし、ソフトウェア開発者にとっての安心材料がひとつ増えた。金子さん、本当にお疲れ様でした。

【Bad】 「自炊」代行2社にスキャン差し止め要求 東野圭吾さんら作家が提訴

個人的には断裁後の「紙」をきちんと処分する業者を選んでいるから流出なんてしないし、結果として残るのはPDFのみなのだから複製ではない(データ変換ないし「移動」)だと解釈しているから違法性はないと考えているけれど、こんなの法解釈次第でどうにでもなることも理解しているので、変な判例がつかないといいなぁと思う。まぁ、結果が出るまでしばらくかかるだろうから、それまでに蔵書を全部電子化するまでですわ。残念なことに(というか幸運なことに?)、ここに上がっている作家の本は1冊も持ってなくて、腹いせにブックオフに売っぱらうこともできないのだけど。

この手の話で「自炊をしているのは本の置き場に困るようなロイヤルカスタマなのに、それを盗人呼ばわりするなんて」という批判がよく出るけど、今回の報道を見ていて、この作家たちにとってそういう人たちはたぶん客じゃないのだろうなぁと思うようになった。顔ぶれを見ればわかるけど、それなりに実績のある年寄りばかり。ようするに出せばそこそこ売れるのがわかっているわけで、たとえロイヤルカスタマが見限ってもそれ以外のライトな読者にさえ本が売れればそれで良いのだろう。で、作家に忠誠など誓わないライトな読者にとって本は安ければ安いほどいいわけで、電子データが(違法に)ダウンロードできてしまえば本に金など出してはくれない。ゆえに電子化を目の敵にする。

だったらちゃんと金を払ってくれる読者を育ててプレミアな価値を売ろう……と考えるのが「なんでも無料化時代」のビジネス手法なわけだが(参考:「ケビン・ケリー著作選集」)、彼らはそういう方向を目指すにはおそらく歳を取りすぎている。ゆえに古い手法、つまりライトな読者に多量で安価な「モノ」をすばやく売るしかない。彼らは、DRMのかかっていない事実上「無料」の音楽CDに付加価値をつけて、一人に何枚も買わせてしまうビジネスモデル考えついた秋元康のような才覚を持ちあわせていないだけなのだ。そう考えるとなんだか気の毒になってくるね。

もっとも、そういう旧弊な人たちのせいで電子書籍が不自由なものになるのは耐えがたいよなぁ。『ユーザー個人が電子化する行為は私的複製として「認められる余地がある」』という発言や、浅田次郎の発言をみるかぎり、彼らは本を売っているのではなく、「本を読む権利を販売している」つもりでいるらしい。つまりライセンスモデルを導入したがっている(たとえ紙の書籍であっても)。で、実際のところ日本の電子書籍はそういう方向に突き進んでおり、現状、多くの電子書籍において読者が「購入」した書籍の寿命は書店の寿命と同一である。それは「自分の家の本棚」におさめられる「本」ではない、単なる「貸本」ではないか。そんな「貸本」に「尊厳」とやらが存在するとは思えないのだが。

Tags: ebook
本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

smbd [> 彼らは本を売っているのではなく、「本を読む権利を販売している」つもりでいるらしい。 音楽も、映像コンテンツも、著..]

ただただし [音楽はまだCDでも買えるし、AmazonやAppleからなら(ほぼ)DRMのないデータも買えるわけで、ちゃんと「モノ..]

smbd [音楽(JASRAC)はこんなことを言ってるというのを踏まえてます > 権利を売っているにもかかわらず~ http:/..]


2011-12-18(日) [長年日記]

パラボラ写真家のお仕事(2)

[写真]掲載されたうすださんの写真

今がわかる時代がわかる日本地図 2012年版」という本にうすださんの写真提供を求められたので、以前載った「ふぇらむ」に続いてパラボラ写真家として二度目の仕事(?)になった。すでにAmazonで買えるもよう。といっても、たかだか数センチ角の小さな囲みだが。

今がわかる時代がわかる日本地図 2012年版 巻頭特集:大震災のいま (SEIBIDO MOOK)
正井泰夫
成美堂出版
¥1

パラボラ写真といえば、パラボラ仲間のなりたまさひろさんがこんどのコミケでパラボラ写真集を頒布するそうなので(→アナウンス表紙写真)、コミケに行く予定のある同好の士の方々はぜひ。というかおれは行く予定がないので、誰かに頼まないと……。

Tags: parabola

「緑のカーテン」を作るぞ(9) - ようやく撤去、そして種子回収

[写真]回収した種

6月に植えた白花夕顔が、11月になっても毎日律儀に花をつけてくれるものだから、なかなか撤去できなかったのだけど、そもそも暑い日差しを遮るための緑のカーテンなのだから、冬になってありがたい日光を遮ってくれては困るわけです。というわけで、いいかげん寒くなったのでようやく撤去した。こんなに長々と咲くものだったとは。葉の茂り具合もあまり良くないので、緑のカーテンとしての「性能」はあんまり高くないのかもね、白花夕顔(知ってたけど)。

というわけで、本当は種子の熟成のために数ヶ月くらいはそのまま置いておきたいものらしいが、そうとも言っていられないのでまだ未成熟の種が多くぶら下がっているのは無視することにしたのだった。それでもけっこうな数の成熟済みの種子が取れた。朝顔の種に比べるとかなり大ぶりで、なかなか立派。気が向いたら来年も育ててみよう。

Tags: gardening

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