2011-08-16(火) [長年日記]
■ EPUB→mobi変換はcalibreに限る (または「kindlegen使えねー」)
『DevLOVE HangarFlight Experiences』を買った。なにげに達人出版会から初購入。今まで刊行されたラインナップはさすがにとんがった(つまりニッチな)書籍が多くて、ちょっと手が出なかったんだけど、エッセイ集なら手軽でいいね。といってもDevLOVEな人たちの文章は読んだことがない(と思う)ので、どんなものかも知らずに買っているんだけど(笑)。
DevLOVE HangarFlight Experiences
760円+税
で、達人出版会がリリースしているフォーマットはEPUBとPDF、Kindleで読むならもちろんPDF……ではなく、EPUBである。PDFは(やはり)余白が邪魔なので。ただし、EPUBはそのままでは読めないので、mobi形式に変換する必要がある。これができるのも、DRMフリーな達人出版会ならでは。
というわけでEPUB→mobi変換をするわけだが、オーソドックスにやるならまずはAmazon謹製の「Kindlegen」を使う。これを(お好きなOS向けのを入手して)こんな感じに変換すればよい。
% kindlegen DevLOVEHangarFlightExperiences-0.9.0.epub -o DevLOVEHangarFlightExperiences.mobi -unicode
ただ、kindlegenコマンドのEPUB解釈能力はそうとう低いので、レイアウトの再現性がかなり落ちる。下のスクリーンショットの左側がkindlegenを使った結果のmobiファイルをKindleで表示したものだが、目次の箇条書きがつながってしまっているのがわかる。他にも改行すべきところでされない現象がけっこうあるので、正直使い物にならない*1。
で、何を使うかというと、「calibre」である。
![[スクリーンショット]kindlegen版(左)とcalibre版(右)比較 [スクリーンショット]kindlegen版(左)とcalibre版(右)比較](http://userimages.tdiary.net/sho/20110816_0.jpg)
普通にGUIなソフトなので、D&DでEPUBを登録し、書籍変換でmobiに出力、あとはKindleに送るだけ。上のスクリーンショットの右側がcalibreで変換したEPUB。かなりいい感じに再現できているのがわかる。というか、calibreの変換能力はかなりすごいと思う*2。
これまでも、mobiファイルの配布がなかった初期の「OnDeck」もこれで読めていたし、先日発表になった「Gihyo Digital Publishing」もEPUB3で出す上に推奨閲覧環境としてcalibreを上げているくらいなので、今後はcalibreなしではKindleライフは送れないということになりそうだ*3。
*1 いちおうAmazonを擁護しておくと、自分でOPFファイルやHTML/CSSを用意してkindlegenでmobiを作る場合は、(癖はあるものの)きちんとしたレイアウトの電子書籍を作ることができる。
*2 ただ(これはkindlegenでも同じだが)「~」が「□」に化けてしまうのは仕方ないのか。自分でmobiを生成する時にはHTMLに「gsub /\uFF5E/, "\u301C"」をかけている。
*3 もちろん、calibre本来の目的である「書籍管理」にも使っていいんだけど、「電子書籍界のiTunes」とはよく言ったもので、動作が重くてストレスたまるんだよねー。
2011-08-15(月) [長年日記]
■ GTDを始めて5年が経過した
自分のタスク管理のまずさに嫌気がさして、その頃ちょっと話題になっていたGTD (Getting Things Done)を2006年の今日から始めたので、ちょうど5年になった。結局(読みにくいと評判の)聖典を読むことは一度もなく、ネット上にある断片的なハウツーを参考にしただけで自己流で解釈したもんだから、「守破離」どころか「破離」かも知れず、GTDを名乗るのも不安があるが。
それでも、発生したタスクはその場で即座に追加する習慣付けと、毎週末の週次レビューを一度たりとも欠かさずにきたのは我ながら偉いと思う。まぁ、リストは常時見なおしているので、週次レビューですることはほとんどないようになっているのだけど。
5年も続いたのは何といってもRemember The Milk(RTM)の力によるところが大きい。最初にツールとしてRTMを選んだ自分の慧眼っぷりに惚れ惚れですよ(←何言ってんだ)。特にQuick Addの文法が身についてからは、考える速度で入力できるようになったからタスクの追加が呼吸するがごとくできるようになったね。Chrome拡張のA Bit Better RTMのおかげでキーボード操作がやりやすくなったのもいい。
あと、ここ1、2年はスマートフォン(特にAndroid)の力添えも外せない。RTMアプリからのタスク追加がストレスなくできるので漏れることがまずないし、シーンごとにウィジェットを置いておけば、すぐにリストを確認できる。やはりインテリジェントなツールと、どこからでもアクセスできる環境はGTD継続には必須だよなぁ。
現在のところ、管理下にあるリストは以下のとおり(カッコ内はタスク数):
- Action (47)
- Project (44)
- Someday (57)
- Waiting (3)
ActionにはCalendarを統合してあるので数は多いが、実際はタグと〆切を加味したsmart listを仕事用とプライベート用、それから買い物用の3つに分けて使っているので、夜の時点では実質的にゼロになる(今日やらなくてはいけないタスクは残っていないので)。ProjectとSomedayのバランスが悪いので、近いうちに放置タスクをProjectからSomedayに移す必要がある。Waitingはこっちからアクションを起こしたけど相手からのリアクションがないもので、毎朝チェックしてその日のアクションを決めている(これもsmart list化は可能だろう)。
ま、そんなわけで、物忘れに起因する失敗はGTD導入前に比べて激減したし(ゼロになったと言えないのがアレだけど)、「死ぬまでにやりたいこと」を毎週確認するというのは生きるモチベーションを保つのにとてもいいと思うので、これからも続けると思います。
GTD関連エントリ
2011-08-14(日) [長年日記]
■ グスタフ、(そろそろ)満2歳
去年は20日ごろに「満1歳」って書いたような気もするが、実際の誕生日は不明なのでだいたいこのあたりとしかいいようがない。暑いのでいつも以上にだらだらしている以外は特にかわりばえもなく。
- 体重はジャスト7kg。片手で抱っこするにはそろそろ厳しい重さ。
- 人間大好き。宅配便が来るとすかさず出迎えに行くくらい。
- 移動用に買ったキャリーがすっかり気に入ってしまい、そこですごす時間が多い(上の写真)
- 子猫の時に与えた(FC東京の)タオルマフラーが「ライナスの毛布」になっていて、寝る場所まで自力で持ち歩く毎日(上の写真右側)
特に「ライナスの毛布」は、さすがに汚ないので先日意を決して洗ってみたが、特に気にせず愛用し続けている。他にもタオルはあるのに、こればかりにこだわっているのは実に不思議。口でくわえて階段を昇り降りする姿は実に可愛らしいのだが、あいにく手元にカメラがないときばかりを選んでくれるので、なかなか証拠が残せない。
まぁ、健康なのはいいことですね。デブいけど↓
◆ するりん [・GTDの記事、読ませて頂きました。 私は最近Nozbeを使いだしたのですが、 まだ使い始めで少しつまづいてい..]