2011-08-15(月) [長年日記]
■ GTDを始めて5年が経過した
自分のタスク管理のまずさに嫌気がさして、その頃ちょっと話題になっていたGTD (Getting Things Done)を2006年の今日から始めたので、ちょうど5年になった。結局(読みにくいと評判の)聖典を読むことは一度もなく、ネット上にある断片的なハウツーを参考にしただけで自己流で解釈したもんだから、「守破離」どころか「破離」かも知れず、GTDを名乗るのも不安があるが。
それでも、発生したタスクはその場で即座に追加する習慣付けと、毎週末の週次レビューを一度たりとも欠かさずにきたのは我ながら偉いと思う。まぁ、リストは常時見なおしているので、週次レビューですることはほとんどないようになっているのだけど。
5年も続いたのは何といってもRemember The Milk(RTM)の力によるところが大きい。最初にツールとしてRTMを選んだ自分の慧眼っぷりに惚れ惚れですよ(←何言ってんだ)。特にQuick Addの文法が身についてからは、考える速度で入力できるようになったからタスクの追加が呼吸するがごとくできるようになったね。Chrome拡張のA Bit Better RTMのおかげでキーボード操作がやりやすくなったのもいい。
あと、ここ1、2年はスマートフォン(特にAndroid)の力添えも外せない。RTMアプリからのタスク追加がストレスなくできるので漏れることがまずないし、シーンごとにウィジェットを置いておけば、すぐにリストを確認できる。やはりインテリジェントなツールと、どこからでもアクセスできる環境はGTD継続には必須だよなぁ。
現在のところ、管理下にあるリストは以下のとおり(カッコ内はタスク数):
- Action (47)
- Project (44)
- Someday (57)
- Waiting (3)
ActionにはCalendarを統合してあるので数は多いが、実際はタグと〆切を加味したsmart listを仕事用とプライベート用、それから買い物用の3つに分けて使っているので、夜の時点では実質的にゼロになる(今日やらなくてはいけないタスクは残っていないので)。ProjectとSomedayのバランスが悪いので、近いうちに放置タスクをProjectからSomedayに移す必要がある。Waitingはこっちからアクションを起こしたけど相手からのリアクションがないもので、毎朝チェックしてその日のアクションを決めている(これもsmart list化は可能だろう)。
ま、そんなわけで、物忘れに起因する失敗はGTD導入前に比べて激減したし(ゼロになったと言えないのがアレだけど)、「死ぬまでにやりたいこと」を毎週確認するというのは生きるモチベーションを保つのにとてもいいと思うので、これからも続けると思います。
・GTDの記事、読ませて頂きました。
私は最近Nozbeを使いだしたのですが、
まだ使い始めで少しつまづいています(^^;)
そんな折GTDの記事を読み、
とても参考になりました。ありがとうございます。