2011-05-10(火) [長年日記]
■ Desire (X06HT)の液晶保護シートが店頭になかった(のでAmazonで買った)
そういえばもう1年になるのだからDesire (X06HT)の液晶保護シート*1を貼り替えようと思い、ヨドバシに寄ったんだけど、案の定、すでに店頭にDesireの関連商品はないのだった。Desire HDなら豊富にあるんだけど。
この1年でやたらとAndroid端末が出たせいもあって、スマートフォン売り場はかなり拡張し、棚もずいぶん高くなっているが、それでも1年前の新機種に割くスペースはないらしい。まぁしょうがないが、これではリアル店舗がネットショップに勝てるわけないよなぁ。……というわけで、サクっとAmazonで買ったのだった。
同じアンチグレアタイプのフィルムを買ったのだけど、さすがに1年間指でなぞり続けたシートを貼り替えたら、びっくりするくらい透明度が増して、まるで新品のようになったのだった。1年と言わず、半年くらいで貼り替えるべきですかね……。
レイ・アウト HTC Desire SoftBank X06HT用ギラツキ防止保護フィルム RT-HX06FS1/AG
レイ・アウト
(no price)
*1 有機ELなんだから液晶というのもアレなんだけど、「有機EL保護シート」ではなんだか座りが悪い。
2011-05-08(日) [長年日記]
■ 修善寺の「あさば」にまた行ってきた
昨年はじめて行って、めちゃめちゃ気に入ったので、かみさんの誕生日に合わせて今年も泊まってきました、あさば旅館。どうせ旅行は一泊しかできないんだから、こういう贅沢するっきゃない。今年は2Fのベッドにしたんだけど、広々としたベッドルームは天窓の開いた高い天井で、たいへん素晴らしい部屋だった。
今回、例の能舞台を使って「練習」をする団体があると通達を受けていたので、いったいどんな状態なのか、うるさかったらヤだなぁ……なんて思っていたのだが、行われていたのは実際の能(の唄パート?だけ)の練習で、それもしっかり訓練を積んだ人たちのようで、むしろ趣たっぷりのBGMとして最高だった。
まぁ、もう「あさば旅館」に関してクダクダと書く必要はないわな、隅々まで満足のいくニ日間だったよ。ちょうど竹の子のシーズンだったので、夕飯にも朝食にも竹の子料理が出てきて、たいそうおいしかった。
その他の写真はこちらから。今日の帰路は西伊豆スカイラインから西伊豆の海岸線に出て、あちこち回りながら沼津経由で。さすがにちょっとくたびれた(帰りの東名は30km渋滞だったし)。
2011-05-07(土) [長年日記]
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キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書)(佐々木 俊尚)
2月にパブーで買ったのに、やっと読み終えたという。電子積読が多すぎる……。
バズワードをタイトルに掲げる本は眉につばしながら読むことにしているので、本書もその方向で。というのも、インターネットが普及しはじめてすぐに情報洪水をどう扱うかという話題は出ていたし、その対策として「編集者」が必要であるという議論もまた当たり前のように出ていた。ここで言う「編集者」は情報を集めて整理し、コンテキストを与えて提示する役割をする人で、本書で述べられる「キュレーター」そのものだ。だから、「キュレーションの時代」は今に始まったことではないよな。もちろん、ソーシャル・ネットワークの発達でキュレーターが見出されやすくなってきたのは確かだけど。
本書の構成はほとんどが事例紹介で、「いまこそキュレーターが必要な時代」という本書のテーマに沿った多種多様な事例が盛り込まれて、本書の構造そのものが著者の考える「キュレーション」を体現しているのだとわかる。その多様っぷりは驚くほどで、ITだけでなく19世紀の絵画から現代音楽まで、なるほど著者の情報収集能力や興味の幅広さはすごい。
ただ、だからこそ本書の事例の集め方が適切かどうかはなかなか検証できないわけで、「キュレーション前」の雑多な情報が正しいかどうか判断できない読者にとって、キュレーターを信用できるかどうかもまた定かではない。なにしろ著者は自説(コンテキスト)の展開に適した事例を集めているわけで、同様にまったく逆のコンテキストを成立させる事例を集めて本を書くこともまた可能なはずだ。けっきょく情報の洪水のあとには、キュレーターの洪水が待ってるだけのような気もするね。
キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書)
筑摩書房
¥990
パブーから電子版を買うならこちらから:
http://p.booklog.jp/book/18453
◆ こ~りん [スクリーン保護シート? ディスプレイ保護シート?]
◆ ただただし [もしくは商品名にあるとおり、単に「保護シート」「保護スクリーン」でいいのかもね。]