2009-12-29(火) [長年日記]
■ 最近のカビキラーはすごい
今日から休みなので、残り3日でどこまで大掃除ができるか……という状況にもかかわらず、買い物から帰ったらグスタフと並んで2時間も昼寝をしてしまうとか、ほんと猫って恐ろしい!
というわけで、毎年恒例、担当の風呂掃除に手をつけたのが21時も半ばだったのだけど、新しく買ってきたカビキラーがすばらしい仕事をしてくれたので、ほんの1.5時間で完了した。
以前のこの手の製品は「吹きつけて、しばらくおいたらあとは水で流すだけ」というのがうたい文句だったのだけど、実際はそんなことはなくて、残った汚れをあとからこすり落としたりしなくてはいけないものだったのだが。最近のはずいぶん進歩して、本当に水で流したあとはきれいさっぱり、白いタイルと目地が顔を見せるのだった。いやぁ、技術の進歩は本当にすばらしいな。
ところで例年、大掃除はiPod shuffleで音楽を聴きながらなんだけど、今年は部屋の中に置いたiPhoneからBluetoothで音楽を飛ばしている。これだと本体を落としたり、水をかけたりする心配がないのでいいですな。
2009-12-26(土) [長年日記]
■ TAP (奇想コレクション)(グレッグ イーガン)
いやもう、ぜんぜん本を読まなくなってしまった。SFマガジンの購読をやめると同時に読書習慣そのものが消滅したという事実に愕然とせざるを得ないわけだが。おれの読書は、SFマガジンに駆動されていたのか?
とはいえ山盛りになった「積ん読箱」は健在なので、少しずつでも解消しなくてはいけないと思い、読んで楽しそうなのから優先的に読むことに。で、この本を読むのに3週間かかったりして。どうなのそれって。
イーガンの短篇集だからと言って、今まで邦訳された作品群と同じトーンを期待するとがっかりすること間違いなしの奇想コレクション。ファンタジーっぽいのからホラーまで、「えっ、これがイーガン!?」とびっくりする作品が過半数を占めている。で、これが面白いかと聞かれると、ちょっとビミョーかなー。初期作品は迷走してるっぽいし、ホラーもあんまり怖くない。
あと、短編としてはどれもピリっとしてない感じ。表題作の「TAP」は、設定もストーリー運びもすごくイーガンっぽくてなかなか面白いんだけど、結末はあっけないというか、もうちょっとひねって「ゾクっ」とする読後感をもたらしてくれてもいいんじゃないかな、と思う。もちろん及第点なんだけど、イーガンだけに過大な期待をしてしまうので。
2009-12-25(金) [長年日記]
■ iPhoneの連絡先がiTunesに書き戻されない(解決済?)
実はPCをWindows7にした時に、iPhoneに入れてある連絡先の一部データを失ってしまったのだ。以前書いたように、iPhoneの連絡先のベースにはWindows Vistaのアドレスを使っている。とはいえWindows上でこれを参照することはなかったので、基本的に追加・変更はiPhone上でのみ行っていた。
VistaからWindows7に移行する時に、バックアップからコピーしたアドレスのデータを使ってiPhoneと同期をしたら、どうも数が少ない。バックアップと思っていたものを見てみると、中身は5月に作成したものそのままだった。つまり、ちまちまとiPhone上で変更したものはパァ。なんてこった、Bump!とかで交換したアドレスが消えちゃったぞ*1。
iTunesでは、接続しているiPhoneの「情報」タブにある(スクロールすると一番下にある)「詳細」で同期の設定を変えられる。「連絡先」のチェックをつけると常にPC側のデータで上書きするようになるので、同期がしたければ外しておく。実際、うちのiTunesでもチェックは外れているのだが。
試しにiPhone上でデータを変更してから同期してみても、PC上のデータにはまったく変化がない。同期なんて嘘っぱちじゃん。
しかしネット上の情報を集めてみると、ちゃんと同期でているという発言がある。変だなぁ……と思いつつ、チェックをいったん入れたあとでもう一度外し、その上で同期してみたらこんどはPCに書き戻された!
どうもよくわからないんだけど、iTunesインストール直後の状態では、この項目のチェックは正常に動作してない?のかな。で、ちゃんと根性を入れなおすと、期待したとおりに動作する、と。マジかー。
なんにせよ動作が怪しいので、今後もちゃんと書き戻されてるかどうか、マメにチェックしないと怖くてたまらんなぁ。
*1 とはいえ、他の手段で連絡がつく人ばかりなので、別にたいして痛くはないのだけど。