2009-05-05(火) [長年日記]
■ iPhoneにアドレス帳を移行する
iPhoneネタは続くよどこまでも。今日はケータイに入っているアドレス帳を、iPhoneのコンタクトに移行するのに四苦八苦。ちなみに、SoftBankが貸してくれる(?)移行ツールはなんだか評判が悪いので使わない方向で。
実は、購入直後はとりあえずGmailのcontactsに必要最低限の連絡先を入れて、Google sync経由で使っていたのだけど、Gmail側の入力項目が少なすぎてちょっと厳しい。特にフリガナがないのは、日本人としては致命的。試しにiPhone側でフリガナを入れてみたけど、何かの拍子に消えてしまうことがあって、このセンはなしだな、と。
他の同期先としては、mobile me、Yahoo!、Windowsのアドレス帳の3つがあるようだが、mobile meはナシなので、この時点で二択。
まずは、せっかくpushメールのために作成したyahoo.comのアカウントを有効活用してみようとしてアドレスブックをセットアップしてみたが、どうも日本語のCSVを(UTF-8にしてから)インポートしても化ける。それも会社名は化けないのに氏名が化けるとか、どういうことなの(笑)。いずれにせよ、こっちにもフリガナがないので×。
というわけで、残るはWindows Vista標準のアドレス。これは、ケータイからSDカードにバックアップすると作成されるvcardファイルを(SJISのままで)インポートできる。まぁ、100件近くインポートするのに、1件ずつマウスでOKを押さないといけないのはどうかと思うが、一度だけなのでまぁいいや。
ただし、ケータイ側で通常指定してある電話番号は、Windows上では編集可能なフィールドに出てこない。それぞれのエントリは*.contactという1件1ファイルになっているので開いてみたらXMLファイルだ。問題の電話番号は「Other」という種別になっているが、これを例えば「Cellular」に変えると携帯電話番号になるみたい。
細かい調整はあとでやるとして、これで一括置換すればいいってことですね。cygwin万歳!:
% cd ~/address % sed -i.bak 's/<c:Label>Other<\/c:Label>/<c:Label>Cellular<\/c:Label>/' *.contact
あとは手作業でフリガナを付けて、iPhoneと同期すればおしまい。ちなみにiPhoneのページスクロールUIは英字しか対応していないはずなので、フリガナはローマ字で。あと、ネット上の知人の場合、Middle Nameにハンドルを入れると表示がいい感じになる。
「連絡帳」なら、OS 2.x のどこからだったか、50音のスクロールインデックスに対応してますよ。
なんですと!?
あ、そうか、と気づいてLanguageを日本語にしたら出てきました(笑)。すみません(←和訳が野暮ったいのでEnglishで使ってる)。
でもまぁいいかー、アルファベットの方が探しやすいし……。