1999-12-25(土)
■ 再インストール
やっとNT→Win98への引越しが終ったので、もちっとましなマシンへKondaraをインストールすることにする。PentiumII/350MHzに、4GBディスクが2台、メモリは128MB。これだけあればかなり快適でしょう。今回は、カスタムインストールにチャレンジと行こう。どうせKDEやGNOMEを選んでもたいして変わらないようだし、だったら自分に必要なパッケージだけ入れた方がいい。例えばプリンタは持っていないので、印刷関係、とくにTeXの関係は邪魔なだけだし。とりあえず2台目の4GBはのちのちのために取っておくとして、最初の4GBに入れるようにパーティションを設定する。最初、swapパーティションが空きがなくて作れないというメッセージが出てかなり悩む。2台のディスクがあるとき、両方のディスク(hdaとhdb)が選択された状態になっているので、両方に指定したパーティションを作成しようとするらしい。2台目の方にはまだ解放していないNTFSパーティションがあるので、作れるわけがないのだが。デフォルトで両方選択されてるなんて、ちょっとおかしいのではないか? >anakonda ……とまぁ、それはさておき、swapに125MB、/bootに15MB、残りを/(root)に割り当てる。
とりあえずなんとかパーティションの設定は完了し、パッケージの選択にかかる……が、多すぎて何がなんだかさっぱりわかんねーっ(笑)。いちおうひととおり目を通して必要そうなパッケージを選択した。例えばbash
はデフォルトで1.14が入るようになっているけど、bash 2.03もちゃんとあることがわかったので入れてみたりとか。会社ではCygwin付属のbash 2.xを使っているので何かと不便に感じていたのだ。それからvim
とか、使ってみたいともくろんでいたいくつかのソフトも選択。その他の設定は前回とほぼ同じ。ただし、Xの設定はあえてデフォルトのままでやりすごす。変に手動設定をするとまたrunlevelをいじらないといけなくなりそうだったので。
パッケージ選択をすべて完了して、あとはインストールが始まるだけ……という状況でハングアップしたかと思うくらい長い時間待たされる。どうやらディスクのフォーマットをしている模様。だったらそう言えって。かなり不安になったぜぃ。で、あとは順調にインストールが終って、リブート。こんどはxdm(っていうの?)が立ち上がったぞ〜……って、おい、なんだこの画面は。Kondaraのカッコイイ壁紙に、ペンギンイラスト入りのログインウィンドウ……。そうか、本物はこうなるのか。前回は何か失敗していたから、水色の背景にマシン名とユーザ名/パスワードを入れるだけのさっぱりした画面しか出てなかったのねー。いやー、カッコイイし、ここからHaltやRebootもできて便利じゃないの、これ。
さて、さっそくこの日記を読みながら、前のマシンからftp
で環境ファイルを取り寄せて置き換える。ちゃんと記録を取っておくと便利であるな。ちょこちょこいじってみるけど、フォントとかがなんとなく違うような気がする。今回はDynalabのフォントが最初から入っているからかなぁ。bash2
は/bin/bash2
として入っていたので、chsh
してみる。なんか、長いコマンドラインを編集すると動作が怪しい。でもbash
でも同じような問題が……。こんなの前からあったっけ? 変だなぁ。あと、ビデオカードがMilleniumからi740に変わったんだけど、なんか描画が非常に遅いような。最初、VGAで立ち上がってしまったのでXconfigure
でXF86Config
を再生成させたせいだろうか。中身を見てみると、svgaというDriverの他にaccelというのもある。もしかするとこっちを使うようにさせないといけないのかな。でも、やり方がわかんねーつの。これは明日以降に調べよう。
さて、最初から日本語バリバリなはずのvi
でこの日記を開いてみたら、化け化け。なんだ、やっぱダメじゃん、と思ってあらかじめ入れておいたvim
で開いたら、同じく化けた……。まさかSJIS編集できないなんてー。Win32版のvim
はちゃんと編集できるのに。もしかするとvim
も5.xはまだ日本語化が甘いのかも知れん。Windowsで使ってるのは3.xだったもんな。困ったね、こりゃ。仕方がないのでとりあえずnkf
でEUCに変換かけて、今日の日記はvimで書いております。ちなみにvi
は、EUCに変換しても折り返しがはいるような長い日本語の文章は化けてしまうようです。やっぱvimですな。って、SJISがいじれないと困るぅ。
■ つーわけで、まだまだ謎も多いが、なんとかなりそうな気配なので、今日はここまで。大掃除を始めちゃったり、2ヵ月ぶりにバイクで出かけたりしてたもんだから、あんまり進めなかったぜ。ちぃ。
2001-12-25(火) 7347歩
■ WebCamとか
あ、ライトアップされたので、暗くても見えるようになりました。色合いが妖しいです。ちゃんとポーズも取ってます。って、銃口をこっちに向けるなー(笑)。
WebCamと言えば、これ良すぎ。まるで左利きのために作られたかのようなデザインも好感。SPYZ買ってなければぜったい買ってたなー。くー。
そうそう、ホンダは青山のASIMOをWebCamで公開すべきだよ。ときどき誰も操縦してないのに動いちゃったりするといっそうカワユイと思うぞ(怖いだろ)。
あ、そうだ。例の幻のAsumi、「∀sumi」と呼ぶのはどうか(読めねー)。
■ RuBBS
WindowsでProcess::pid
が使えないのは困るなー、と思っていたら$$
なら使えるという記述が。なんでやねん。確かにWindowsのPIDが取れてるみたい。じゃあこれ使おう。
てぇことは、Process::pid
が使えないのは、mswin32版Rubyのバグなんだろうか……? 仕様的にはバグだな、マニュアルの$$
の項には「Process.pid
と同じ」って書いてあるもんな。帰ったらruby-devに報告しよう。
■ [追記]あ、よかった。直るんですね。まぁ、とりあえずは$$
でいいや。なんでツッコめなかったんだろう……。
あう、あおきさんにもツッコまれてしまった。mswin32な話をすっ飛ばしてるのがバレバレだなー(笑)。……と思ったらruby-bugs-jaか。そっちは見てなかった。
2002-12-25(水)
■ ruby 1.6.8(2)
RPMは作れた。どうも、今は--with-dbm-include
は不要になったらしい。libのi686-linuxへうまくsymlinkが張れてないという問題はあったけど、まぁいいや。自分で使うだけなんだし。
代わりに(?)--with-dbm-type
というのが増えているという話をIRCで聞いたんだけど、さてこれを下手に設定するとRuBBSが動かなくなるんだよな……。見ないふりしておくか(ぉぃ)。
■ ruby 1.6.8(3)
tDiary 1.5.2をリリースし終えて油断していたら、ruby 1.6.8でtDiary 1.4.4が動かないという……。PStoreが空のファイルを残さなくなったのか? まいったなぁ。ここがコケるってことは、1.5系のPStoreIOもダメってことだよ(泣)。
とりあえずパッチを当ててCVSに放り込んでおく。もしかすると1.4.5をリリースするかも知れない。
◆ shachi [前まで動かなかったdisp_referrerが1.6.8&1.5.2になったら動きました。ありがとうです(_o_)]
2003-12-25(木)
■ tDiary: 最近思うこと(2)
mputさんは誤解しているようなので補足しておくと、最近-devel MLやusers掲示板で妙に立て続けに「この日の日記を隠す」機能に関する話題が多かったので、「なんでみんなあの機能をそんなに使ってるんだろう」と不思議に思った、ということ。別にプライベートな日記を書くことについては何も言っていない。
tDiaryを選んだ時点で、その人は日記を公開する気満々と見なしていいだろう。しかし、公開した時点でそれを「日記」と呼んでいいのかどうか、その疑問は常にあった。以前「(Weblogという)名前は重要」と書いたように、「公開されたコミュニケーション指向の日記」には「日記」とは別の名前があった方が好ましい。今となっては、それが「Weblog」という言葉で呼ばれるようになってもいいとおれは思う。いまだに「日本のWeb日記は内向きで、Weblogは外向きで……」なんて比較論が書かれていて、いいかげんにしろよって思うし。ぜんぶまとめて「Weblog」にしちまえば、変な比較もしようがないだろ。
……なんて「Web日記論」や「Weblog論」は、もうダサいのでやめようと思っていたんだが(笑)。
■ tDiary: tb-send.rb
むぅ。mputさんトコにTrackBackしたら、こんなエラーが出た。でも追っかけてる暇がねぇ。
TDiary::PluginError Plugin error in '01sp.rb'. (eval):174:in `instance_eval': Plugin error in 'tb-send.rb'. (eval):66:in `instance_eval': undefined method `[]' for nil
■ tDiary: tb-send.rb(2)
エラーはtb-sendのエラー処理に問題があったせいだとわかったけど、どっかでエラーが起きているということもまた間違いないのである。その送付先のサイトから返ってきたエラーメッセージとは:
`instance_eval': when sending TrackBack Ping: incompatible marshal file format (can't be read) format version 4.6 required; 4.8 given
だそうですぜ >mput なんだこれ? tb.rbだけ使ってるrubyのバージョンが違うとか?
■ TrackBackによる書評サイト
以前にも書いたが、Amazonの書評にはおおいに不満がある。いままで投稿した書評の採用率は6割程度である。採用基準がよくわからない。ネタバレの有無に限らず、低い評価の書評は採用されにくいような気がする。
書評は自分の日記やblogに書くのが一番自然なんだから、AmazonがTrackBackを受け付ければ万事解決なんだが、そうなる可能性は今のところ低そうだ。だったら、TrackBackベースで書評を集めるだけのサイトがあればいいじゃん。作るか……と思ったが、すでにあった。blogmapである。ここはいろんな情報が詰め込まれているので気づかなかったが、ISBNをベースにした立派な書評サイトとして見ることもできる(好みからすると、ちょっと画面がゴチャゴチャしすぎてるんだけど:-)。
残念ながら現在は、各記事にTrackBackされているのはサイトオーナーのishinaoさんの記事ばかりだが、いろんな人がここにTrackBackするようになったら、けっこう使えそう。tDiary向けに、そういうプラグインを書けばいいんだよな。ISBNを指定したら日記の内容をblogmapにTrackBackしてくれるような。
つーわけで、原稿仕上げたらこれ作ろう。ただひとつ残念なのは、これでまたAmazon Webサービスを使うチャンスを逃したってことか……。
2004-12-25(土)
■ ndl-japan-research-robot
数日前から、referer付きでアクセスしてくるbotが襲来している。
最初は「NTTDATA-RDbot」だったんだけど、その後「ndl-japan-research-robot」になったようだ。refererに含まれるURLから国会図書館の調査だとわかるんだけど、これって、まさにTech総研で昨日ネタにした話だよな。ふうん、NTT DATAが請け負ってるんだ。けっこうアクションが早くて、感心。
でも、referer付きのアクセスはうざいだけなので、悪いけど第一tDiary.Netではアクセス拒否させていただきました。南無。
2005-12-25(日)
■ Ruby 1.8.4リリース
例によってなんの手伝いもできないままリリースされてしまった。リリースに携わった皆さん、お疲れ様でした。せめてpreviewでtDiaryの動作チェックくらいしようと思っていたんだけどなぁ。まぁ、例によって先っぽを突っ走るサーバでちゃんと動いているようなので、よしとしよう。
#第一はsargeなので、たぶんずーっと1.8.2のままです。
■ google_analytics.rb更新
トラッキングコードの挿入位置がheadからbodyに変更になっていたようなので、contribにあるプラグインを更新。
tDiaryでfooter_procを使うと、厳密にはbody要素の末尾には来ないんだけど、ま、たぶん影響はないだろう。つーか、おそらく従来どおりhead要素に入れておいてもほとんど変わらないと思われ。
■ Joel on Sofware (Joel Spolsky / 青木 靖)
Webでも読める有名な「Joel on Software」の書籍化なんだけど、未訳の文章も収録されているそうなので、ソフトウェア関係者は必読(逆にWebにしかない文章もあるので、Web版も必読である:-)。
今回、付箋紙読書をやってみたんだけど、付箋の挟まっている部分が前半部分に集中していたのが面白いと思った。前半はJoelの実体験をベースにした実践的な話題、後半は(実体験から演繹された)他者への言及が少なくないからだろう。実践的なほうが心を打つ。もっとも、前半と後半でJoelのスタンスが大きく変わっているわけではなく、可能な限り自分自身の体験からはみ出さず、リアルであろうと心がけているように感じた。そういう意味で、非常に「誠実な」本である。
話題は多岐にわたり、いちいち言及していたら書評だけで本になってしまいかねないので、アジャイルに関する部分にだけ述べておきたい。個人的に一番「おもしれぇ」と思ったので。
Joelはどちらかというとアジャイル手法には懐疑的で、特にXPについては本書中でも(中立なふりをしつつも)批判的な書き方が目立つ。Microsoftをはじめ、パッケージ製品を開発してきた経歴からして、ある程度予想できる姿勢ではある。また、中途半端にアジャイル手法を聞きかじっている読者にとっては、「仕様書を書け」だの「スケジュールを立てろ」だのと、いささか古臭く感じる表題が並んでいる。
しかしながら、中身をじっくり読むと、じつにアジリティに溢れたことを言っているのである。パッケージ製品開発において、実際の顧客をプロジェクトに招き入れることは不可能だが、Joelの言う「プログラムマネージャ」はまさに顧客(プロキシ)に相当する作業をしている。仕様の提示がプログラムマネージャの仕事であるだけでなく、仕様の変更については(力関係ではなく)プログラムマネージャとプログラマの話し合いで決めるというところまでXP的だ。
Joelの言う「仕様書」もまた、(変更不能な聖典ではなく)必要に応じて随時書き換わる。内容もまるでストーリーカードだ。また「スケジュール」はプログラマが立てるし、時間単位で管理され、実績に応じてこれも書き換わる。他にも「デイリービルド」に「ペーパープロトタイピング」と、おなじみなものを含め、Joelが提示しているのはまったくアジャイルな手法なのだ。
ここからわかること。Joelは誰に教わるでもなく、自らアジャイル手法をあみだし、身に着けたこと。そしてMicrosoftもまた同様に、アジャイルが世に受け入れられるよりも以前から、アジャイル開発を実践していたこと。なるほど、Microsoftには、おいそれとかなわないわけだ。
2007-12-25(火)
■ Ruby 1.9.0リリース祭が面白すぎる
本日(12月25日)リリース予定のRuby 1.9.0、ruby-devしか追ってないけど、面白すぎる。いやまぁ、当事者のみなさんはそれどころじゃないとは思うけど、なんかお祭りっぽくていいですなぁ。特に、どさくさ(?)にまぎれて変なものをコミットしちゃう中田さんとか。
で、当初15:00予定だったリリースが、次の目標である19:00を過ぎてもまだ出ず、これを書いているのは日付の変わる15分前なわけですが。何もお手伝いできないけどがんばってください。
でも明日早いのでもう寝ます(←ひどい)。
2009-12-25(金)
■ iPhoneの連絡先がiTunesに書き戻されない(解決済?)
実はPCをWindows7にした時に、iPhoneに入れてある連絡先の一部データを失ってしまったのだ。以前書いたように、iPhoneの連絡先のベースにはWindows Vistaのアドレスを使っている。とはいえWindows上でこれを参照することはなかったので、基本的に追加・変更はiPhone上でのみ行っていた。
VistaからWindows7に移行する時に、バックアップからコピーしたアドレスのデータを使ってiPhoneと同期をしたら、どうも数が少ない。バックアップと思っていたものを見てみると、中身は5月に作成したものそのままだった。つまり、ちまちまとiPhone上で変更したものはパァ。なんてこった、Bump!とかで交換したアドレスが消えちゃったぞ*1。
iTunesでは、接続しているiPhoneの「情報」タブにある(スクロールすると一番下にある)「詳細」で同期の設定を変えられる。「連絡先」のチェックをつけると常にPC側のデータで上書きするようになるので、同期がしたければ外しておく。実際、うちのiTunesでもチェックは外れているのだが。
試しにiPhone上でデータを変更してから同期してみても、PC上のデータにはまったく変化がない。同期なんて嘘っぱちじゃん。
しかしネット上の情報を集めてみると、ちゃんと同期でているという発言がある。変だなぁ……と思いつつ、チェックをいったん入れたあとでもう一度外し、その上で同期してみたらこんどはPCに書き戻された!
どうもよくわからないんだけど、iTunesインストール直後の状態では、この項目のチェックは正常に動作してない?のかな。で、ちゃんと根性を入れなおすと、期待したとおりに動作する、と。マジかー。
なんにせよ動作が怪しいので、今後もちゃんと書き戻されてるかどうか、マメにチェックしないと怖くてたまらんなぁ。
*1 とはいえ、他の手段で連絡がつく人ばかりなので、別にたいして痛くはないのだけど。
2010-12-25(土)
■ クリスマスのごちそう
鶏とケーキは昨日じゃなくて今日にした。水曜にうっかりたらふく外食してしまったので、インターバルをあけたのである。例年、クリスマスには丸鶏なんだけど、今年は大型らしかったので半身にした。それでもデカい。1週間くらい鶏になりそうな……。
ところでグスタフ、最近ついに(やっと?)人間の食べ物に興味が出てきたらしくて、夕食が並ぶとなんとなしに手を伸ばしてくる。ドーラの影響か(ドーラは来た時からすでに人間の食べ物を狙っていた)。油断がならん。
2011-12-25(日)
■ 大掃除始まる
年末休みもたいしたことないし、ちょっと早いけど大掃除に突入することにしたんだけど、今年は妙に猫たちがはしゃぐ。とくにドーラは去年はそんなに興味持ってなかったと思うんだけど、今年はしじゅう足元をチョロチョロしてついつい踏んづけそうになる(グスタフもドーラも尻尾が長いからよく踏まれる)。飼い猫っぽさが1年間でそれだけ増したってことかねぇ。
窓ガラスを拭いていると床から10数cmのあたりが帯状に汚れていて、明らかに猫が触ったところである。で、それを拭きとってから外側を拭こうと表に出ると、ガラスの向こうで興味津々。おまえら、せっかく拭いたのに手垢(?)つけんなよなぁ……。
2012-12-25(火)
■ tDiaryの長年日記を毎日Kindleに送るようにした
Webで日記をつけはじめてもう13年になると、tDiaryの長年日記機能を使って過去の日記を読み返すのもたいへんになってくる。実際、毎日読み返すのはずるずると滞ってしまっていて、今年はとうとう記念すべき13年目(11/30)を1ヶ月近くも通り過ぎてから思い出す始末。いやまぁ、それならそれでいいのだけど、だんだん歳を取ってくると過去の出来事を読み返して記憶をリフレッシュしないとだんだん記憶が怪しくなってくる(DRAMっぽい)。ただでさえ記憶力に難があるのに。
というわけで、毎朝、自動的に長年日記のmobiファイルを生成してKindleに送りつけることにした。といってもkindlizer-backendのモジュールを書いただけだけど。まだ荒削りだけど十分実用になるので当面これでいいや。こうしておけば半ば強制的に読み返すようになるだろう。
問題は、メールがPersonal Documentに届かなくなってから、すでに1ヶ月経過したにもかかわらず、Amazon.co.jpサポートによる調査にまったく進展がない点なんだけど。いまだに原因の一端すら掴めてないばかりか*1、何度説明してもおれが使っている端末をPaperwhiteだと思い込んでいたりするんだから、これほど無能なサポート部隊を抱えていて大丈夫か、Amazonは。
*1 わずかでも情報が出てくれば、そもそもどっちに問題があるのかどうかの判断くらいつけられるかも知れないのに(おれが悪い可能性だってもちろんある)、そもそもメールが届いているのかどうかすらわからないらしいのである。
2014-12-25(木)
■ ruby 2.2.0がリリースされたのでさっそく入れた(そして少しはまった)
例年どおりのクリスマスリリースが予定されているrubyの2.2.0。ちゃんと今日中に出そうな雰囲気だったので、リリースされたらたぶん@hsbtが最初に動くだろうと睨んでruby-buildのリポジトリといっしょに監視してたら案の定だったので、ソッコーで:
~/.rbenv/ruby-build % git pull ~/.rbenv/ruby-build % rbenv install 2.2.0 : linking shared-object fiddle.so /usr/bin/ld: ./libffi-3.2.1/.libs/libffi.a(raw_api.o): relocation R_X86_64_32S against `.rodata' can not be used when making a shared object; recompile with -fPIC ./libffi-3.2.1/.libs/libffi.a: could not read symbols: Bad value collect2: error: ld returned 1 exit status make[2]: *** [../../.ext/x86_64-linux/fiddle.so] Error 1 :
ええええー。rc1はちゃんとビルドできてたもん、おれ悪くないもん……。
Twitterで呟いたらコミッタ陣が反応してくれたので、ログを見せたり。libffiは入ってるのになぜか同梱されてるlibffiをビルドしようとしてコケてる、そもそもこのタスクが走るのがおかしいんじゃね? みたいな流れらしいので、問題だと認識されれば直ると思われ。
ちなみにDebianでは「libffi-devパッケージを入れる」ことで回避できるそうだ:
% sudo apt-get install libffi-dev % rbenv install 2.2.0 % ruby -v ruby 2.2.0p0 (2014-12-25 revision 49005) [x86_64-linux]
(とりあえずは)めでたし。
2016-12-25(日)
■ ruby 2.4.0p0
今年も恒例、rubyのクリスマスリリース。Ansibleのyamlファイルをちょちょっと書き換えて、開発環境はさくっと入れ替え。Webサービスの本番環境は様子をみつつ、じわじわ適用していくか。
% ruby -v ruby 2.4.0p0 (2016-12-24 revision 57164) [x86_64-linux]
4日後にはtDiaryの肉の日リリースだけど、本体以外の関連パッケージは依存gemの対応状況次第ではまだ2.4で動かないかも知れない。coreやcontribは動作実績もあるし、たぶん問題ないけどね。
2018-12-25(火)
■ 例年通りクリスマスにRuby 2.6.0が出た
最近はrbenv-updateとrbenv-default-gemsを使っているので、アップデートが簡単で良い*1。
% rbenv update && rbenv install 2.6.0 && rbenv global 2.6.0 && ruby -v Updating rbenv Updating rbenv-default-gems Updating rbenv-update Updating ruby-build | From github.com:rbenv/ruby-build | e0071f5..9ca19c2 master -> origin/master Reloading rbenv | done Downloading ruby-2.6.0.tar.bz2... -> https://cache.ruby-lang.org/pub/ruby/2.6/ruby-2.6.0.tar.bz2 Installing ruby-2.6.0... Installed ruby-2.6.0 to /home/sho/.rbenv/versions/2.6.0 (略) ruby 2.6.0p0 (2018-12-25 revision 66547) [x86_64-linux]
実際は~/.rbenv/versionsの下に「2.6」というシンボリックリンクを作ってあるのでこれを張り替える作業があるんだけど、これも自動化しないとなぁ。
さて次は4日後のtDiaryリリースで2.6対応をしないと……。なんで12月をリリース月にしちゃったんだろ。どっかでひと月ずれたせいなんだよな。
追記
案の定シンボリックリンクを作るプラグインを教えてもらった。rbenv-aliases。autoモードだとおれの使い方よりもっと詳細なリンクを作る感じだけど、指定すれば好みのaliasを作れる。今回の場合だとこれでいい:
% rbenv alias 2.6 2.6.0
*1 こういうことを書くと「最近はもっといいものがあるよ!」的なツッコミを受けるパターンが多いんだけどどうなんだろう。
2020-12-25(金)
■ 今年も丸鶏を焼いた
長年日記を読んでいると、12月は長らく23日に丸鶏を焼いて、ホールケーキを食べているのだけど、令和になってしまって休日じゃなくなってしまったので*1、今日やることになった。なぜかこのシーズンは、ロースト用の丸鶏が売られたり、ケーキ屋が気合の入った新作ケーキを売り出したりするんだよね、天皇誕生日でもないのに(棒読み)。せっかくなのでおこぼれに預かりましょう。付け合わせの野菜は焦げてるけど、鶏はめっちゃ上手く焼けております。
なおケーキも、伊勢丹がなくなってしまって毎年利用していたアンリシャルパンティエもいっしょになくなってしまったので、メゾンカイザーのにした。ホイップクリームがしっかり固めで甘さ控えめ。美味しかった。
*1 ちなみに去年も平日だったが、なんとなく休みにしてしまったもよう。
◆ あぱれる [た,ターン...]
◆ あおき [$$ と Process.pid が違うバグはこないだ 報告されてますよ。(ruby-bugs-ja PR#153)..]
◆ mutecat [今日のハンティングってなんか良い感じ。]
◆ arton [うーむ、バグだったのか(RubyRobots作ったときに気付いてたけど、そういうもんだと思ってた……)]