2009-03-20(金) [長年日記]
■ pocketerでミニ名刺を作った
いつの頃からかオフ会で名刺交換をすることが当たり前の風潮になり、かといって自分は会社バレしてないので個人名刺を作るのも面倒で*1……ということで、2年くらい前から見かけるようになったミニ名刺を作ってみた。フリスクサイズの小さな紙で、裏全面に写真を使えるちょっとオシャレな名刺である。
今回使ったサービスはpocketerで、まぁ、はっきりいって先駆者であるmooのminicardsの日本版コピーである。mooとの違いは、
- (サイトが)日本語なので操作に戸惑わない
- 納期が早い(1週間と書いてあるけど実質3日で届いた)
- ちょっと高い
- livedoorPICSやフォト蔵が使える
来週末にオフ会があるので、そこに間に合わせたかったから今回は短納期を重視した。あとフォト蔵使ってるし。
使える写真の比率が1:2.5なので、あらかじめ手元で選んでおいた写真をそのサイズにトリミングしてフォト蔵にアップロード。専用のフォルダを作ってまとめておく。サイト上でもトリミングできるけど、写真が何十枚もあるなら使い慣れたツールでやっておいた方がいい。
あとはサイトの指示に従って表面のデザインを決め(といっても6行ほどのテキストを入力して、必要ならお仕着せのアイコンかQRコードを入れるだけ)、枚数を指定して発注するだけ。戸惑うことはほとんどない。16日の深夜に発注して今朝届いたので、3営業日で入手できたことになる。
で、誰かにもらったmooのminicardsと比べてみようと思ったけど、これが見つからない(笑)。小さいからすぐ行方不明になるんだよなぁ。って名刺の意味ねー。id:noplansにもらったのを発掘したけど、どうみてもpocketer製だったので比較する意味がないorz
記憶にあるmooと比べると、写真はきれいだがややボケ気味。あとmooはもっと光沢のある紙だった覚えがあるけどpocketerはマット仕上げ。これらは好みの問題か。まぁ、小さいものだし頻繁に見るものでもないから、よろしいんじゃないでしょうか。
*1 たまに自作してみたりしたけど長続きしない。
2009-03-18(水) [長年日記]
■ iPhoneはOS 3.0でようやくまともなPDAとして第一歩?
最近ようやくiPod touchでの文字入力にも慣れてきたので、メモ書きなんかもこっちでやろうと思い、オンラインでバックアップが取れるメモ帳を探した。というか、立て続けにXenNotesのレビュー記事をいくつか読んだので、まずはXenNotes Freeを使ってみているところ。iPod上で書いたメモを、Google Docsと同期できる。
それにしても、オンラインサービスと同期するアプリの操作が面倒くさい。いちいち個々のアプリを立ち上げて、同期ボタンを押さないといけないなんてアホかいな。XenNotesはGoogle Docsという他社サービスだからしょうがないとしても、その他にRemember The Milk、weathernewsなんかは自社サービスなんだからバックグラウンドで勝手に同期してくれればいいじゃん、Push Notification使ってさ。
……なんて不満たらたらだったのだが、昨日のiPhone OS 3.0の発表で、Push Notification Serviceがまだ未提供だったということを今ごろ知ったのだった(笑)。なんだよ、iPhone最大の特長として鳴り物入りで宣伝してたし、純正アプリ(Calendarとかメールとか)が勝手に同期してるから、てっきり他のアプリでも使えるものだと思ってたよ。それじゃしょうがないなー。
てことはこの夏でようやく、iPhoneは当初目指していたスタイルを手に入れるってことかな。同期を気にしなくてよくなるのは良いことだ。
もっとも、PalmOSを知る者から見ると、理想のPDAへの道のりはまだまだ。だいたい、たかがカレンダーの起動に5秒もかかってるようじゃお話にならない。アーキテクチャからくる制限なのはわかっているが、こういう日常的に繰り返す動作は最適化できるようじゃないと、携帯端末としてはお粗末すぎる。iPhoneは各アプリを平等に扱いすぎていて、あまりに「パソコン臭い」。こういうのはいまだに、ケータイ使う方が断然はるかに素早くできるもんね。
■ 伊右衛門のオマケがiPhone/iPod touchにぴったり
ペットボトル500mlの伊右衛門が今、小さな巾着をオマケにつけているんだけど、これがiPhone/iPod touch用にピッタリだと聞いたので、買ってみた。たしかにあつらえたようだ。
基本的にiPodは裸で使う主義だけど、ときどきバッグに入れて持ち歩くこともあるから、バッグに忍ばせておこう。
2009-03-16(月) [長年日記]
■ SEMをエンターテイメント化した「ニコニ広告」
週末はゲームばかりしていたと書いたけど、メンテが明けたニコニ広告でちょっと遊んだりもしたのだった。職業柄こういうものは試しておかないと……とか言い訳しつつ、ふと宣伝したいと思った動画があったからなんだけど。
実際いろいろ試してみると、リスティング広告の手法をなかなか上手にパロディ化している。実際に広告メディアとして評価すると不足している点が少なくないし(そもそも広告主は一銭も儲からない)、作業効率も悪いんだけど、逆にニコ動らしい「楽しさ」「面白さ」はかなり追求されていて好感触だ。SEM(検索エンジンマーケティング)をエンターテイメントにしてしまった、というところか。
SEMなんて実際の業務にしてみたらあんまり面白いものじゃなくてさ、いろいろ工夫した結果、集客が増えれば達成感はあるけど、本格的にやろうとすると入札作業もツール頼みで、なんとなく「作業っぽさ」がぬぐえない。特にリスティング広告はクリエイティブに凝る余地が少ない上に、ユーザにしてみれば邪魔モノ扱いなんだから、広告主のモチベーションは上がりにくい。
エンターテイメント化は入札画面から始まっていて、こんな感じのFlashアプリであらかじめ買っておいたポイントを加算すると「ちゃりんちゃりん」と音がする。ネット上のコンテンツには投げ銭が似合うなんてよく言われていたけど、まさにそんな感じだ。
その出稿額に応じて動画の掲載頻度や枠の色が決まるのは、すでにニコ動ユーザなら目にしているはずなので省略。嫌われもののはずの広告だけど、ここでは目立つほど喜ばしいという雰囲気があるのは、儲かるのがニコ動だけという(ある意味不公平な)状況だからかも知れない。今後利益が作者や権利者に還元されるようになったらまた雰囲気が変わるかも。
(本物の)リスティング広告と決定的に違うのは、広告効果が測定できない点だろう。自分の広告でどれだけの視聴者が誘導されたかわからない。これがわからないと戦略を立てづらいので、ゲーム性はちょっと落ちる。ただ、入札画面でタグごとに検索ボリュームがわかるので、どれくらいの競争率なのかはわかる。ちょっと面白い調査を、おなじみニコ動分析部のmyrmecoleonさんが公開されているので参照のこと。
ちなみに、試しに入札してみたタグは例によって「アイドルマスター」なのだけど、週末の時点での表示確率はたったの「0.2%」だった。「競争率高すぎだろ!」と思っていたのだが、丸2日たって見てみたら35万インプレッションもあった*1。アイマスタグ恐るべし……。
で、名前をいつものようにおおっぴらにしていたら、動画の最後でこんなになってしまったのはなかなか恥ずかしいけど、まぁいいか、面白けりゃ。おかげで(?)宣伝した動画はめでたく1,000再生を超えた。おれのおかげじゃないとは思うけど、35万回も表示されて1人も誘導されてないわきゃないよね。数万再生の動画をさらに宣伝するより、ロングテールにアピールしてこそのネットコンテンツだと思うので、これからも3桁以下再生の動画だけを狙って宣伝していくよ。
なお、今回宣伝したのはClubJamoraさんの新作。彼は語ってよし、作ってよし、まとめてよしのマルチな才能を発揮してくれている、ニコマス界隈の貴重な人材。
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2009-03-14 |
アイドルマスター ”とてもすばらしい、美しい響き” 真美やよいお春香 (01:37) 俺もエコールを思い出 GJ エコール思い出した 凄いマイリス率だな GJ!!!!! アイマスは... |
*1 検索ボリュームと比べると、なんとなく数字が合わない気がするけど。
◆ ヨウスケ [なんだかよさげな名刺ですね! 一枚くださいw]