2008-10-19(日) [長年日記]
■ スカイライン4本+1
車載動画撮影は続くよどこまでも。といいつつ、同じ道ばっかり走ってるな。バリエーションがなさすぎだ。
4:30に起きて5時前に出発。伊豆スカイライン、芦ノ湖スカイライン、箱根スカイライン、富士山スカイラインの鉄板コースを走ったあと、秦野で髪を切り、そのままヤビツ峠から宮ヶ瀬へ。午前中だけなのに300km以上走ってしまった。しじゅうすごい風で、熱海を走っているときなんて、海水かぶっちゃったし。帰宅してから慌てて水洗いした。
ワインディングはできるだけ撮影しっぱなしにしておいたけど、どうしても最後の方がバッテリの制約で切れてしまうのが問題だ。かといってバイクから給電するのはやりすぎというか、防水じゃなくなっちゃうのがなぁ。
2008-10-18(土) [長年日記]
■ 蕁麻疹になった
蕁麻疹は「かかった」だろうか「なった」だろうか?
昨日の夕方から、体のあちこちに虫刺されのような発疹ができて、痒くて痒くてたまらない。ちょうどあまり使われていない会議室で打ち合わせをした直後だったので「すわダニでも拾ったか!?」。
慌てて着ているものやシーツを洗濯し、風呂にも入ったけど改善しない。1日たっても家族にはうつっていないし、こりゃダニじゃないなと。で、いろいろ調べてみたが、どうも蕁麻疹らしい。タイミング的には昼食が原因っぽいのだが、思い当たるふしがまったくない。たしかに卵焼きは入ってたけど、ちょびっとだしなぁ。
蕁麻疹なんて、小学生の頃にゆで卵が原因でなったきりだよ。どうしたものやら。セオリーどおり、夕方から夜にかけてがひどい。定番の治療法は抗ヒスタミン剤らしいけど、処方箋なしでも買えるんだろうか……。
2008-10-17(金) [長年日記]
■ バリントン・J・ベイリー死去
向井さんのところでベイリーの訃報を知り、また一人、大好きな作家が亡くなって悲しかった。もっともベイリーはもう15年も日本での紹介が途絶えていたわけで(そもそも書いてなかったようだが)、「もう新作が読めない」といったたぐいの悲しさとはちょっと違うんだが。
なんというか、ベイリー作品を読んだあとの、なんとも言えない高揚感を思い出して、15年ほど意識がタイムスリップしてしまった感じだ。ベイリー作品は一言でいうと「ばかばかしい」んだけど、かといって典型的なバカSFを読んだ後の脱力感はなくて、「ベイリーのバカ話に最後まで付き合ったぜ!」という達成感のようなものがあるんだな。不思議な作家だった。
ベイリーというとまずあげられるのが『時間衝突』だと思うが、個人的に好きだったのは『カエアンの聖衣』と『禅<ゼン・ガン>銃』。時間や宇宙をネタに大きい話を書くのは誰にでもできる。でも「スーツ」や「拳銃」という小道具をメインアイデアに据えて、ここまで話を大きくできるのはベイリーだけだろう。
ワイドスクリーン・バロックにカテゴライズされることの多かったベイリーだが、他のワイドスクリーン・バロック作家とはその「ばかばかしさ」っぷりが飛びぬけていて、特定のジャンルに入れるにはもったいない作家だったと思う。ベイリーはベイリーというジャンルだったんだよなぁ。
↓に代表作をあげておくけど、もちろんどれも絶版だ。ハヤカワはこれを期に復刊すべき!
カエアンの聖衣 (ハヤカワ文庫 SF 512)
早川書房
¥407
◆ Marlowe [疲れて抵抗力が落ちていると結構簡単になったりしますよ。]
◆ ただただし [そんなに疲れてない……というか、もっと疲れてた時はなんぼでもあったんだけどなー。とりあえず抗ヒスタミン剤買ってきて飲..]