2008-03-20(木) [長年日記]
■ Safari 3.1 for Windowsを試してみた
朝起きて、立ち上げておいたPCの画面に何か出ているので見てみたら、「Appale Software Updates」だった。はて、iTunesでも更新されたかな、と思って確認したら、Safari 3.1だった。それって「更新」じゃないし! 「ご新規」だし!
ほんとにもー、自社製品に自信満々なのはいいけどさー。押し付けがましいというか、こういうところがAppleのイヤなところなんだけど。マーケティングもローカライズしろよっつーか。
とはいえ、「レンダリングがめちゃめちゃ速い」とか、「JavaScriptの実行速度が最高クラス」という噂も聞こえてくるので、入れてみた。自分のサイトのデザインチェックするのにも使えるし。JavaScriptの実装が優れているなら、Ajax系サイト専用ブラウザとして使っているFirefoxの代わりにしてもいい。……と思ったが、
- Gmail: 長いメールをスクロールして読んだあとで次のスレッドに移動すると、ページのトップに移動してくれない。これではメールがさくさく読めない。
- RTM: Ctrl+Shift+左右カーソルキーでリスト間の移動ができない(タブ切り替えになっちゃう)。うーん、キーボードショートカットが上書きされちゃうと厳しいな。
ということで、常用するのは難しそうだ。
だいたい、ダイアログボックスの「OK」「キャンセル」の配置が逆のアプリなんて怖くて使えねーよ! Windows文化に合せる気ゼロかいな*1。
*1 ちなみにiTunesはちゃんと「OK」が左になっているので、できないわけではなさそうだ。
■ Windows Vista SP1を入れた
Safariなんかで遊んでる場合じゃないのだ。
昨日、待望のWindows Vista SP1が公開されたので、さっそく入れてみるのだ。「これでVistaはやっと実用になった」なんて評価があるくらいのシロモノなので、いろんな不都合が解消されているのは間違いない。テスト期間も十分長かったし、トラブる可能性も低いだろう。
普通にスタートメニューから「Windows Update」を選ぶと、すでにSP1が登場している。まだ自動ではダウンロードもしてくれないので、選択してインストール。ダウンロードに20分くらい、その後アップデート作業に入って(その間なにもできず)40分くらいか。ほぼ1時間かけて完了した。途中で変な確認操作がいらなかったのは良いね。
で、ログインして真っ先に、一番気になっていたバグが直ってないことに気づいてがっくり。ちなみに、マウスポインタがログインしなおすたびにデフォルトに戻ってしまうというバグである。Microsoftにはマウスポインタを変更してるヤツはおらんのかいっ。コンパネからマウスを選び、ポイントタブを開いてOKするだけで直るんだけどさ。まぁ、めったなことではログオフしないので頻繁に出会うバグではないが、一番イラつくタイプのバグである。
あとはそんなに変化があったようには感じない。ただ、ファイル操作がだいぶ早くなったのは確か。以前はファイルの移動やコピーで、とっくに処理が終わっているはずなのに処理中を示すメッセージボックスがなかなか消えなかったんだけど、今はサクっと消えてくれる。全体的にキビキビ動く感じになったかな。まぁ、いいCPU奢ってるんだから、これが普通だと思うが。