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ただのにっき


2006-06-17(土) [長年日記]

集中できない

珍しく週末なにも予定が入っていないので、久しぶりに集中してプログラミングをしようと思っていたが、家にいるとTVばっかり見てしまって、ぜんぜん集中できない。

といってもワールドカップではなくて、(なぜか)J2の仙台vs札幌だったり、MotoGP(録画でしかもやっとにフランス)だったり、インドアトライアル(これも録画)だったり。23時現在、やっと生でポルトガルvsイランを見ていたり。

やっぱ、本気で集中しようと思ったら、「お外でプログラミング」しかないよなぁ。もっとも、LDRがモバイル対応してしまった今、外に出ても気が散るネタには事欠かなくなってしまったわけだが。これでワンセグが当たり前に普及したら、逃げ場がない。


2006-06-16(金) [長年日記]

W-ZERO3を買ったとして(2)

WS004SH予約開始らしいが、慌てず騒がず。

とは言ったものの、ITmediaの記事を書かれた坪山さんからわざわざツッコミをいただいてしまったので、もうちょっと真剣に悩むことにする。

まず、現在の携帯(au)は本当にロクに通話をしないので、プランSS。これがW-ZERO3によって通信をあまり使わなくなると仮定すると、ダブル定額で低いほうに落ち着くはず。

基本使用料   2100円程度(年割+家族割適用)
ダブル定額   3300円程度
-------------------------
             5400円程度

さてWILLCOMの方はというと、auでも毎月数万円分のパケットを使っているわけだから、制限なしの定額プランしかありえない。しかしバイクのローンを払い終えるまでは貧乏なので、あまり高いプランは選べない。となると、もう「つなぎ放題」(2xの方)しか選択肢がないような? ただし、自宅の光回線は財布が違うのでA&B割は使えず、年間契約のみ適用。

つなぎ放題   5800円
年間契約割   -870円
----------------------
             4930円

うーん、消費税入れなくても1万円越えちゃうなぁ。ちなみに現在、auに払ってるのはだいたい7000円くらいなので、3000円ほど厳しい生活に。月々1週間くらいはお昼を抜かないと(笑)。

ちなみに、定額プランでは、最低料金だと:

音声定額     2900円
データ定額   1050円
--------------------
             3950円

とずいぶんお得に見えるが、たぶん10万パケットで収まるとは思えないので、MAXまで使うと:

音声定額     2900円
データ定額   3800円
--------------------
             6700円

……となって、「つなぎ放題」をはるかに越えてしまう計算に。

Tags: pda w-zero3
本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

坪山博貴@itmedia [どもども ちなみに「つなぎ放題」と比較するなら,「リアルインターネットプラス」の方ですね。「データ定額」は最大128..]

ただただし [がーん、リアルインターネットプラスなんてプランはまったく視野に入ってませんでした。 でも音声は使わないので、とすると..]

坪山博貴@itmedia [えと,音声定額プランは年間割引はありませんが,継続利用期間にはカウントされます。従って月額で70円違いだったら,音声..]

ただただし [うーん、なるほどぉ。でも音声は本当に使わないんですよ。携帯の発信履歴も、自宅への帰るコールしかないし(笑)。 ところ..]

坪山博貴@itmedia [あー@メアドみたらどなたか分かりました(笑。こわいこわい。 後はこれといって抜け道はなさそうですが,自宅のインターネ..]


2006-06-15(木) [長年日記]

火星縦断 (ハヤカワ文庫SF)(ジェフリー・A. ランディス)

まず褒める。

NASAの現役研究者が、本業から得た知見を元に書いた、本格的火星探検SF。面白くないはずがない。探検隊に襲いかかるトラブルが、小説を盛り上げるためにわざとらしく作られたひどい自然災害とかではなく、実に「ありそう」な小さな人為的ミスなのがいい。そういうのが積み重なって、じわじわと探検隊を危機に追いやっていくところがリアリティたっぷり。小道具もいい。特にバイク乗りとしてはダート・ローヴァには乗ってみたい!

最後の最後を除いて、ストーリー的には大きなどんでん返しもなく、誰がヒーローになるのか予想通りだし、誰が死ぬのかもだいたい読めるけど、だからといってつまらなくなったりしない。基本的に探検隊はひどい目に遭いつづけるわけだが、読者は彼らに感情移入しつつも、けっして火星が怖くなったりしない。むしろ、行きたくてしかたがなくなる。そういう意味で、後半やや駆け足になるものの、冒険小説として素晴らしい出来。

そしてけなす。

大昔からSFは、「人間が描けていない」といわれ続けてきたせいか、どうにかして「人間」とやらを描こうとして無駄に紙数を使う作家があとをたたない。本書もそうで、登場人物全員の生い立ちと幼少期のトラウマみたいな話を延々と描く。おかげで「小説」としては深みが出たかも知れないが、「SF」としての面白みやスピード感がずいぶん薄まってしまった。読んでいて気が散るし、そんな背景はなくても説得力のある書き方はできるだろうに、と思う。SFなら「人間」じゃなくて「人類」を描かんかい! と思うんだが。

ランディスには短編も多いようなので、こういう邪念が入り込む余裕のない短編をもっと読んでみたい。短編集きぼんぬ。

Tags: book

ページをめくれば (奇想コレクション)(ゼナ・ヘンダースン)

ピープルシリーズかと思って買ったら、シリーズ作品は1本だけで、あとは無関係な短編だった。とはいえ、読むと幸せな気分になるいい感じのお話がほとんどで(一部ホラーっぽいのもあるけど)、あらためてヘンダーソンが好きになる。中学時代の恩師が女性だったせいか、特に教師モノにはちと弱い。

余力で『血は異ならず』を読もうと思ったが、本棚から発見することができなかった。うーん、残してあるはずなんだが……。

Tags: book

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