2001-06-17(日)
■ tDiary 0.9.9
こっちのアナウンスを忘れていた……。いちおう報告された問題はfix。もう、月が変わるまでバージョンアップしないぞっ。もう、あと0.0.1しか残ってないからなー(笑)。
なおその件はどうも、w3m側の問題みたい。Content-Typeからなにから、あらゆる状況がEUC-JPだと言っているのに、Shift_JISと認識してしまうことがあるような。対策は入れますが、とりあえず該当する部分は0.9.8から変わってないので、0.9.9にしても大丈夫。
リロードによる二重投稿問題はどうしようかなぁ。直前のツッコミと比較して同じなら保存しないとか? RuBBSの時も似たような問題を食らったけど、あまりいい手がなかった。うぅむ。
■ 二重投稿問題
「できること」が増えることがユーザビリティの向上につながるとは限らないので(というか、たいてい低下する。シアトル製ワープロソフトが良い例:-)、削除できるようにという選択肢はないです。
削除できる掲示板って、パスワードを入力させられることが多いじゃない。おれはあれが面倒で面倒で。このパスワードは暗号化されて保存されているんだろうかと心配になったり、もし削除したくなった時に思い出せるパスワードを考えるという行為自体が苦痛。開発する側になったと想像してみても、考えなきゃならないことが一気に増えて、やる気をなくしてしまう。日記のオーナーだけが削除できるという機能はアリだと思うけど(RuBBSもその方式)。
だいたい、出したら最後、あとから訂正を出す以外に手がないメールは受け入れられているのだから、掲示板でも同様でいいじゃない。「さっきの投稿は間違いです」って書き込めばいいんだし。
というわけで、ツッコミ二重投稿問題は、とりあえず直前の投稿をチェックして、同じ内容なら保存しないという方向でテストしてみる。合間に別の人が投稿しちゃったらアウトだが、人生ってそういうものよ(←全件検索すればいいだろが)。
■ スマートタグ
使いにくいと言えば、slashdotは使いにくいなぁ。やっぱスレッド対応の掲示板(系)って性に合わない。スマートタグの問題、面白いから追っかけてみたけど、途中でメゲてしまった。と思ったらフラット化できるんじゃん……じゃあ読めるわ。よかった(笑)。スレッド派も非スレッド派も満足できるという仕様はえらい。
こないだのリンクアンケートと同様、ナイーブな人が多いなぁ。おれは、UAが何しようと勝手であろう、他人がとやかく言える筋合いはなかろう、と思うのだが。GETしてきたHTMLを勝手に加工するツールなんていくらでもある。マイクロソフト「が」ってところがしゃくにさわるんだろうなぁ。こんなに嫌われてるのに独占状態を続けていられるんだから、たいした会社である。
しかしこれ、Googleがやってることに比べたらぜんぜん問題ではない。あそこは、キミが削除したと思って安心している文書をこっそり保存しておいて、そのうえ勝手に単語を強調までして見せてるのだぞ(笑)。まじめに考えればこっちのほうが問題だ。スマートタグによる「改竄」を懸念する人は、こっちを先にやり玉にあげるべきであろう。って、きっと誰かがやってるな、すでに。
■ Apache〜、Apache〜、ナンバ〜ワ〜ン♪
↑かみさんが何気なく口ずさんでいた。まぁ、シェアに関しては正しい。あとは「だって涙が出ちゃう、rootなんだもん」だそうである。
2002-06-17(月) 7179歩
■ W杯モード
メールの返事が滞っている。
職場からは私用メールを出すことが禁止されているので、日記を書いたりツッコミに反応したりは日中にできるんだけど、メールの返事は帰ってから。しかし帰るとスカパーが24H休みなしでワールドカップ情報を流してくれてしまうので、ほとんど何もできないのである。
こま犬の投稿なんて、倉庫にすら入れてないものが5件も溜まっている。他にも何件か返事を書かなきゃいけないメールがあるんだけど、火急の要件でもないのでほったらかしだ。すまん。……と言っても、ここを読んでない相手ばかりなので書いても無駄なんだけど(笑)。
■ tDiary: 検索ノイズを減らす(2)
一昨日の続き。
ツッコミをみる限り、反対する声もないようなので、試しにtDiary.Net全域に適用してみる。ただし、すぐには効果が現れないので過剰な期待は禁物だ。
なぜなら、このプラグインは「Googleからの検索」に細工するのではなく、「Googlebotの巡回」に細工をするものだから。つまり、次のGooglebotの巡回でページの内容が拾われて、インデックス化されて初めて効果が現れる。「本日のリンク元」抜きでインデックス化されたページは、二度と(期待されない言葉で)検索にひっかかることはないはず。
ただ、Googleの巡回がどのようなルールで行われているのか不明なので、どれほどの効果が得られるかが未知数だ。そもそもGooglebotは、数週間に一度しか訪れてくれない。しかも相手サイトの負荷に配慮して集中アクセスしないので、サイト全体をなめ終わるのはいつになるかわからない。おまけに、すでに取得済みのページを取り直してくれるかどうかも不明なので(なにしろLast-Modifiedは変わっていないのだし)、過去のページにある「本日のリンク元」はいつまでたってもノイズのままである可能性も否定できないのである。
というわけで、気長に待つことにしよう。
■ W杯: アメリカvsメキシコ
うへー。強いじゃん、アメリカ。マイナースポーツなのに。しかし、おかげで次は「ドイツvsアメリカ」という地味なカードになってしまった。
■ W杯: ブラジルvsベルギー
なんかさー、あんな本能だけのサッカーが強いっつーのは、なんだか現代サッカーを否定されてるような気がしてならないのだが。まぁ、ベルギーはよくやったよ、うん。たいしたもんだ。
というわけで、21日のカードは「ブラジルvsイングランド」という好カードになった。へっへっへ、うらやましいか。しかし、新幹線のチケットがすでに売り切れという。うーむ。
■ 某ML
また彼か……。もはや電波だな。
2003-06-17(火)
■ 昨日のbsfilter
spam 58通、フィルタ率100%、誤認識ゼロ。パチパチ。
しかしなんだ。どう考えても、まともなメールよりもspamの方が多いな、最近。常時接続でなければやってらんないぞ。
■ 『神狩り』
こないだLispにからめて『神狩り』のことを書いたら、それを読んで買ったという人が少なくとも二人……。
なにもそんなに古い作品を探してこなくても……と思わなくもないのだが、出版社を3つもまたいで出版され続けているのだから、それだけ名著ってことなんだろう。損はしないに違いない。もっともおれは正直なところ、例の「神の言語」だけが印象に残っていて、ストーリーはさっぱり覚えていないんだが(笑)。いや、たいていの小説はそうなんだけどね。
■ Red Hat Linuxでapt / Red Hat LinuxでAPTを使うには
メモ。このままRHL9で走るのも手か。
■ グラン・ヴァカンス (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション 廃園の天使 1)(飛 浩隆)
飛浩隆は三省堂ストーリーコンテストの先輩ということもあって、ちょっと特別な思い入れがある。おれはコンピュータに出会ってしまって小説を書かなくなったけど、彼は極めて寡作ながら、ずーっと今まで書き続けているからだ。「違う未来の自分」とまで言ったら言いすぎだけど(才能が違いすぎる)。
なんにせよ、この非常にゆっくりした執筆ペースが、こういう独特な世界を生むのかも知れない。設定はがっちりSFなのに、描写はファンタジー。絶妙なバランスが実に気持ちがいい。登場人物や世界に、思いきり感情移入して読むべき小説である。
2004-06-17(木)
■ HDDは寝かすべからず
ぱぱんだ日記の怖い話。おれも漠然と、HDDに入ってるデータは長期保存できると思い込んでたよ。たしかに可動部品のある機械なんだから、まずいかもだよなー。うーん、これは怖い。もはや何も信用できん。
■ Filters for Spam on the Wiki
Wikiにベイジアンフィルタかましたらどうよって話(?) via capsctrldays。
Wikiに限らず、ウェブログのコメント欄だろうと、TrackBackだろうと、掲示板だろうと、どこにでも通用する話である。でも、spamメールがフィルタされたかどうかは送った側からはわからないのに対し、こういうのは結果が即座に目に見えてしまうので、すぐに回避されてしまうかも知れない。一見ちゃんと書き込めたかのように見せる技術が必要かも。って、以前ishinaoさんがそんな話を書いていた記憶もあるなぁ。
2005-06-17(金)
■ Musical Baton
#一部に「Music Baton」と書いている人がいるようだが「Musical」らしいぞ(参考)。
えーと、何人かの人がおれに回して来ているようなんですが、なんか不幸の手紙かマルチみたいでキモいのでやめてください(笑)。だいたい、チェーンメールはダメなのに、チェーンWeb(?)ならいいのかよ!? 納得いかねー。
第一おれ、そんなに語るほど音楽好きじゃないし。それに、人から何かを書けと強制されることが嫌いである。原稿料くれるなら話は別だけど。
だいたいおれは、iPodのプレイリストは見られたらもっとも恥ずかしいプライバシーのひとつだと考えている人間である。10GBモデルにみっちり詰め込まれている曲の多くがInternet Radioからのものとはいえ、いま何を聴いてるだの(実際はshuffleに入れて聴いてるから曲名なんてわからん)、最近なにを買っただの(日記にも書いたJames Hillだと思うが)、そんなこと書けねーよ。恥ずかしい。って、書いてるじゃん。
■ 轟きは夢をのせて―喜・怒・哀・楽の宇宙日記(的川 泰宣)
メルマガに連載しているエッセイをまとめたものとのことなので、肩の凝らない話ばかりだろうとちょっと油断していたんだけど、実際は涙腺を刺激しまくってくれて困った。別にお涙頂戴話が並んでいるわけではないのだが、的川さんの熱いハートがビンビン伝わってきて、感動させられてしまうのである。なんてヤバい本だ。
例えば最初の方の話にこんなことが書いてある。M-Vロケットの打ち上げが単純なミスで延期になった時の話である:
機械がこんなに頑張るのですから、せめて人間が気をつければ防げるケアレスミスだけは、ロケットの打上げにはあってはならないことなのです。
自分たちが作ったものへの強い自信と愛情、きわめて高いプロ意識、そして(自分を含めた)チームへの厳しい姿勢がなければ、こんな書き方できないよ。TVなどのメディアでは温和なおじさんにしか見えない的川さんだが、こんな厳しい一面があることがわかって、日本の宇宙開発の現場にこの人がいて本当によかったと思った。
■ GPSケータイとカシミール3Dでルート情報作成(3)
先日の続き。今日は帰宅してから練習に出たので(なんの練習だか)、 携帯のブラウザでhvsGPSmailを開いて2分間隔で位置情報を取得してみた。
結論。電池がもたねぇ〜。
……じゃなくて! いや実際、日中けっこう使った状態で充電もせずにそそくさと出かけたもんだから、2時間くらいしかもたなかったヨ。葉山で記録し始めて、横浜の手前あたりで電池切れ。
しかしその間、国道を60km/hくらいで走りっぱなしだったわけだが、カシミール3D上には見事にルートが再現! やたー。まぁ、カーブなんかはだいぶショートカットしちゃってるけど、どの道を通ったかくらいまでは十分に判別できるので、実用性は十分じゃないでしょうか。
こんどは満充電状態で出発して、半日くらいはもたせたい。
◆ TrackBack [http://sho.tdiary.net/20050621.html#p02 ただのにっき Musical Bat..]
◆ TrackBack [http://omoteyomi.mods.jp/essay/archives/2005/06/musical_ba..]
◆ ひゅ〜 [測位間隔を空ければ充分実用になると思います。が、移動速度に依存するのも確かですね。180km/h以上ではGPS測位出..]
◆ ただただし [いや、いまの感じからすると、2分以上間隔をあけたら実用になりません。どこ走ったのかわからなくなっちゃう]
◆ ひゅ〜 [そうですか...住んでいる地域にもよるのでしょうね。 走った道レベルを把握したいとなると携帯電話のGPSは辛いのでし..]
◆ TrackBack [http://sho.tdiary.net/20060407.html#p02 ただのにっき ALPSLAB sli..]
2006-06-17(土)
■ 集中できない
珍しく週末なにも予定が入っていないので、久しぶりに集中してプログラミングをしようと思っていたが、家にいるとTVばっかり見てしまって、ぜんぜん集中できない。
といってもワールドカップではなくて、(なぜか)J2の仙台vs札幌だったり、MotoGP(録画でしかもやっとにフランス)だったり、インドアトライアル(これも録画)だったり。23時現在、やっと生でポルトガルvsイランを見ていたり。
やっぱ、本気で集中しようと思ったら、「お外でプログラミング」しかないよなぁ。もっとも、LDRがモバイル対応してしまった今、外に出ても気が散るネタには事欠かなくなってしまったわけだが。これでワンセグが当たり前に普及したら、逃げ場がない。
2007-06-17(日)
■ Rabbitを導入する
Ruby会議の時に、RabbitがWindowsでもわりとふつーに動くことを知ったので(実際、むとうさんとか、何人かのプレゼンはWindows上のRabbitだったようだ)、須藤君に「じゃあ、今度のプレゼンでRabbit使ってみるよ」と軽く口約束。
そうは言っても、火曜のプレゼンに間に合わせるのは無茶な状況になっちゃったので、とりあえずImpressで書き始めたのだが、ちょっと未練もあったので(逃避がてら)軽く検索していたら、こんなメールを発見してしまった:
会議では、むとうさんのWindowsでも普通にRabbit動くよデモのおかげで、たださんがRabbit使おうかなぁと言っていました。たださんはWiki記法がよいようなので、HikiDocを使ってWiki記法をサポートしようかと思っています。
ぎょえー。そんなこと言われたら、使わざるを得ないじゃないか!! しょうがねぇ、インストールすっか。ショッカー人形用意して待ってろヨ!(←逆ギレ?)
インストールはINSTALL.win32.jaを参考に。ちょっと内容が古いので、導入するパッケージは以下のように最新版でそろえた。
- ruby186-25.exe
- gtk-2.10.11-win32-1.exe
- ruby-gtk2-0.15.0-1-i386-msvcrt-1.zip
- rdtool-0.6.20.tar.gz
- rabbit-0.5.2.tar.gz
Ruby本体には1-Click-Installerを初めて利用した。CygwinにもRubyが入ってるけど、混ぜて使うと良くないことが起きそうなので。しかし、すげぇてんこ盛りパッケージだな。これにRabbitも一式入ってれば楽なのに(笑)。
インストール自体はすんなり。もっとも、mswin32版のRuby関連ツールをCygwin上から使おうとするとちょっとハマるなぁ。とりあえず環境変数PATHとGTK_BASEPATHを適切な値に設定。付属のrabbit.batはうまく動かなかったので*1、こんな感じのシェルスクリプトを書いておいた。
#!/bin/sh rubyw c:/usr/ruby/bin/rabbit $*
これで、なんとか起動するようになった。でもglib2が盛大にエラー吐くけどね……。
% rabbit hoge.rd c:/usr/ruby/lib/ruby/site_ruby/1.8/glib2.rb: line 55 GLib-GObject-CRITICAL **:g_boxed_type_register_static: assertion `g_type_from_name (name) == 0' failed c:/usr/ruby/lib/ruby/site_ruby/1.8/glib2.rb: line 55 GLib-GObject-CRITICAL **:g_param_spec_boxed: assertion `G_TYPE_IS_BOXED (boxed_type)' failed c:/usr/ruby/lib/ruby/site_ruby/1.8/glib2.rb: line 55 GLib-GObject-CRITICAL **:g_object_class_install_property: assertion `G_IS_PARAM_SPEC (pspec)' failed c:/usr/ruby/lib/ruby/site_ruby/1.8/glib2.rb: line 55 GLib-GObject-CRITICAL **:g_param_spec_boxed: assertion `G_TYPE_IS_BOXED (boxed_type)' failed c:/usr/ruby/lib/ruby/site_ruby/1.8/glib2.rb: line 55 GLib-GObject-CRITICAL **:g_object_class_install_property: assertion `G_IS_PARAM_SPEC (pspec)' failed
で、このあとさっきのメールをたどっていたら、すでにHikiDoc対応パッチが出てるし。おまけにこんな状況:
たださんは、もうスライドを書き始めてしまったようなので、すっかりやる気がなくなりました。
いやいや! 使ってるし! HikiDoc対応版はさすがに本番投入するには時間がなさすぎるので今回はRDで書いてるけど。ちゃんとサポートされたら、今後はRabbitでプレゼンしまっせ。
*1 「--logger-type gui」があると動かない。
■ ジョナサンで仕事中
そんなわけで、RabbitをインストールしたLet's noteを抱えて、今日はジョナサンへ。ミスドほどエアコンきつくないから過ごしやすいな。席も広いし。
OOo ImpressはGUIの操作性がまだまだこなれていないので、けっこうストレス溜まるんだけど、Rabbitは使い慣れたvimでテキストを編集するだけなのでかなり楽だ。今回は高橋メソッドはやめて、ふつーのプレゼンで。
しかし、好みのテーマがないのだが、かといって自作するほど時間ないしな。せめて背景を黒っぽく、文字を白にする方法だけでも見つけないと……。FAQにそれっぽいことが書いてあるのであとで読もう。
そうそう、肝心の兎と亀の出し方もわからん。うーん、ヨユウないなぁ。
2008-06-17(火)
■ tDiary: RubyKaigi2008バッジ用プラグイン
RubyKaigi2008専属デザイナーののりおさんがバッジを作ってくれたので、さっそく右のサイドバーに貼っておいた。
とうぜんながら、tDiaryのプラグインもあるわけです。というか今書いた。
<%=rubykaigi2008 'staff'%>
サイドバーあたりで↑のように書くと、↓のように出る。
この手のコードは例によってCodeReposにて。
■ 自家製ジンジャーエール
KIRINのディアボロジンジャーどころか、後追いのカナダドライEXTRAすら店頭から消滅している昨今、もはやジンジャーエール好きに明日はないのか(←ウィルキンソン買えば?)。
そんなおれを哀れんだのか、新生姜を使ってかみさんが自家製ジンジャーエール(の素)を作ってくれた。さっそくサイダーを買ってきて、割って飲む。
油断して普通にゴクっと飲んだら、「ぶほっ」って言うくらい辛い! うはー、これはすごい。あんまり甘くないし、まさに大人のジンジャーエールだ。
2009-06-17(水)
■ AmazonのAPI認証導入はOSSに対する挑戦だよなぁ(3)
えーと、かれこれ1ヶ月前の記事の続き。Amazon APIの認証が、あまりにFOSSに優しくない(というか事実上門戸を閉ざしている)件について、Amazonに質問していたあれである。
今日になってようやく回答があったのだけど:
OSSに関しましては、当初御理解の通り、ソースコードが公開されてしまうことから、秘密キーを含む開発者様のキーを埋め込んだまま公開されることは、ライセンス上の問題が発生します。
よって、OSSのユーザ様それぞれにAPIのAccessKeyIDおよび秘密キーを利用開始時に入力いただくという方法を強くお勧めいたします。
自分とこの顧客にも同じ回答してみたら? ……と言いたくなるようなひどい内容だけど、まぁいいや。OSSのことを少しでも考えていたら、そもそもこんなライセンス変更はしなかったはずだしね。ここまでは想定内*1。
ということで、次の一手は「PROXYを立てたらOKじゃね?」。ちょうど今日は、API利用者に「対応期限まであと60日」メールが届いているところである。もう一ヶ月放置なんてことしないで、即日回答してもらいたいものだ。
*1 とはいえ、Amazonに対して相当幻滅したことは確かである。ガッカリだよ。
2010-06-17(木)
■ 「はやぶさ2」ってサイエンスミッションになるんだよね?
一昨日あたりから、Twitterの#hayabusaを見るのをやめている。ただの感情的な政治家批判しか流れなくなっちゃったから。最新情報は@Hayabusa_JAXAや@JAXA_jp、あとは@koumeiShibataをウォッチしてれば十分だし。
それにしても、はやぶさ2の予算がつくことになった……の? なんだかなぁ。
いや、一人のはやぶさファンとして、後継機の実現はそりゃぁ小躍りするほど嬉しいよ。でも、今回の帰還を受けての特別な予算化なのだとしたら、釈然としない。だって、これだけ華々しい成功をしなきゃ予算がつかないんだとしたら、本当に前人未到の新しいミッションなんてぜったい実現しないってことじゃないか。
とかなんとか言ってたら、L/Dで怪文書が公開された。メールを公開したことの是非については踏み込まない。松浦さんもジャーナリストとしていろいろ勘案しての公開だろうし。じっさいこのメールには誤認が多いようだけど、ひとつだけ正しいことが書いてあるように思う。「はやぶさ2は理学ミッションとして考えるべき」のくだり。
工学系の実証実験が目的の「はやぶさ」の経験を受けて「はやぶさ2」が改良されているのだとしたら、今の日本で「2」も同じ実証実験として通すのは難しいだろう。とうぜん「2」はイトカワとは違うタイプの小惑星に赴いて、そこのサンプルを持ってくること自体が目的になる。つまり「1」と「2」は目的が異なるはずだ。だとしたら、「2」を飛ばすかどうかは他のサイエンスミッションと同列に比較して、より意義のある方に予算をつけるべきだろう。「なんか華々しく成功して国民の支持が高いみたいだから、特別予算つけてあげるね」というのは、税金の使い方としてどうかと思う。
いま飛んでいる「あかつき」を始めとして、JAXAでは魅力あるサイエンスミッションがたくさん実施・計画されている。個人的には有人ミッション削ってでもこれらの計画を全部実現して欲しいくらいなんだけど、はやぶさだけがクローズアップされてる裏で、これらがかすんじゃうのはもったいない。
もちろん、小惑星探査に関する主導権を握り続けるために「2」を飛ばすというならわかるけど、今回そういうビジョンはちゃんと提示されてるのかね。だったら「2」だけじゃなくて「Mk2」にもスポットライトが当たるべきだよね。そうじゃないとしたら単なる政治家のスタンドプレーにすぎないなわけで、日本の宇宙探査の将来が先行き不安なことに変わりない。あんまり気持ちのいいもんじゃないね。
2012-06-17(日)
■ ドーラ、カラスを威嚇する
外で大きな羽音がしたなーと思ったらドーラがダダダっとベランダに飛び出していった。みれば電柱の上に止まった大きなカラスに向かって身構えている。最近はずいぶん甘えっ子になってすっかり飼い猫になったと思っていたが、こういう野生はまだまだ残っている感じ。ちなみにそのころ、グスタフは人間のベッドの上で腹を上にしてぐっすり寝ていたのだった。まぁグスタフに野生があったことなどないけどな……。
そうそう、すっかり書くのを忘れていたが、先月ドーラは(だいたい)満二歳になった。明確な誕生日がないとついつい忘れる(←ひどい)。でも体重はたったの3.2kgしかなくて、ちょっと小さすぎるような気もする。メスだし、これ以上は大きくならないんだろうなぁ。ちなみにグスタフは7.4kgです。
2013-06-17(月)
■ 週末は「DEF CON CTF Qualifier 2013」だった
ようするに(世界最高峰のCTFである)DEF CON CTFの予選。レートはなんと「90」。ふだんレート20あたりのCTFでキューキュー言ってるわれわれのようなチームには高嶺の花なんだけど、参加することに意義があるというか参加は拒否られないのでとりあえずエントリはする。
おれはちょっと仕事が積み上がっていたので日曜に出勤していたりしたこともあり、じっくり腰を据えて取り組む時間がなかったのだけど、1問も解けず……ぐぬぬ。ただ、問題自体は(特にWebとProgrammingのジャンルは)そんなに難しくもなくて、うちのチームのメンバにも次々と答えられていた(のでおれが手を出す暇がなかったともいう←負け惜しみ)。
もっともレベルが低かったというわけでもなくて、他のジャンルには手も足も出なかったのだけど。でもまぁ1年間あらゆるオンラインCTFにチャレンジしてきて、けっこう勘所がつかめてきた感触はあるな。今回も、すごい高配点の問題にあっと驚くヒント(?)が出たりしてなかなか笑わせてくれたのだけど、逆にみればそれ以下の得点しかできていないたくさんのチームは観察力が足りないということなんだよな。そういう面も含めてのゲームなんだ。
とはいえ、結果はちょうど中位あたりということで、まだまだですなぁ。ちなみにこないだの「ほこ×たて」に出ていたロシア人ハッカーのチームはさすがの3位。日本のエースチームであるsutegoma2は15位で、ラスベガスの本戦に出られるかどうかのボーダーライン上。
(writeupをまとめてるページがあったのでリンクしておく: Defcon 21 Quals Writeupとかをまとめる予定地 - piyolog)
2016-06-17(金)
■ デレステイベント「LIVE PARTY!!」
2回ほどβテストが行われていた協力ライブを使ったイベント「LIVE PARTY!!」が今日で終了。PROで上位を取れると100pt前後、MASTERでビリでも120pt以上もらえることがあるので、消費スタミナの差を考えてもがんばってMASTERで回したほうが良さそう……と思って油断してるとクリアもできないような曲でライフが尽きると獲得ptが半減してしまうので、効率だけ考えるとPROを選ぶべきだよなぁ、これ。
とはいえ、ライフが尽きても曲の最後までプレイできるので、これは一種のリハーサルとも考えられるわけで、リハチケに依存しない練習の場になる!! ……と考えた人は少なくないようで、MASTERに参加するプレイヤーの腕前の差はかなり大きかったような。ランキング報酬がかかるようなイベントだったら炎上していたのでは(笑)。
ま、今回が初回だし、マッチングのアルゴリズムは今後改善していくだろう。
なお、このままのペースでは最終日になっても15,000ptに届きそうにないのがわかったので、途中からあわててPROに切り替えてなんとか美玲まで到達したのだった。それでも☆15には届かなかったのだが。ちょっと他のイベントよりキツかったね。期限付きスタドリぜんぶ使ってしまった(期限なしは使い切れないほど余ってる)。
2017-06-17(土)
■ 川崎 1-0 広島@等々力陸上競技場
主審が発表になると「えっ、西村!?」「マジか……」みたいな絶望的な雰囲気が流れる川崎サイドだったが(笑)、全般的にフェアでまともなジャッジだったよ。人は進歩するものだ(えらそう)。
ようやく週末の試合も19時KOになって涼しいのはいいけど、日が長いから席についてから試合開始までが暑い。夏場には涼しいメインスタンドで観たくなるなぁ。
エウシーニョが復帰してメインの外国人がようやく3人揃ったが、不在のときに入っていた控え選手たちがいい感じにフィットしてきた時期でもあり、起用には悩ましいだろうなぁと思う。とくに今日は(順位的には下から数えた方がはやい)広島が5バック(!)で、突破力が欲しいところだけど、いまの川崎にはそういう強引な感じの選手があんまりいないもんなぁ。
それでも前半はぱっとしなかった阿部が後半にズドンと決めて、そのままなんとか終了。後半は攻められるシーンが多くて、アヴァンテ歌う余裕がないくらいの危うい勝利。とはいえ新潟戦以来、ホームでは勝てるようになってきたかなー。
2020-06-17(水)
■ 3ヶ月ぶりに都内へ
ちょっと用事があって、都内へ。じつに3ヶ月ぶりの越境。いやー、さすがに電車の乗り方を忘れたよ。
前日にあわててRakuten MiniへモバイルPASMOの設定をしたんだけど、なんと、従来のカード型PASMOはいったん解約しないといけないんだって。PASMOって固定番号が見える形で振られているから、それをキーにして移行できるもんだと思ってたよ。
というわけで、予定よりちょっと早めに駅へ行き、旧PASMOを払い戻し。その現金をそのままモバイルPASMOへ入金した。なお、このとき気づかなかったのだが、スマホを置けるタイプのチャージ機、入金は札だけで小銭を入れる場所がない。つまり今後、小銭をロンダリングするためにPASMOを使えないということに。うわー、これは困る!
なお今日は、自販機でジュースを買うのにPayPayを使い、ローソンでPontaポイントをつけてQUICPayで支払い、ドトールでヨーグルンを飲み、モバイルPASMOで電車に乗ったので、Rakuten Miniでの電子通貨体験はひと通りやったことになる。これくらい小さい端末だと、おサイフケータイもだいぶ気軽になるな。重くてデカい端末は落とすのが怖い。
そう、今年はヨーグルンは復活してたんだよ。ようやく飲めた!
◆ _tom_ [む、ま、豆が... 0.9.9.1 はこっそりとれなかった...]