2006-03-08(水) [長年日記]
■ Quakeな着メロを作る
最近Quake部が復活して定期的に活動するようになったものの、前回は社内ブログSNS研究会と重なって悔しい思いをした。その無念をぶつける先として、かねてから欲しかった「Quakeの着メロ」を作成することに。以下、自分用メモ。
WAVファイルを抜き出す
Quakeのインストール先にあるID1/PAK0.PAKの中に音声ファイルが入っているのでこれを取り出す。ずーっと昔にWindowsのサウンドに設定していたので取り出したことはあるはずなんだけど、すっかり忘れている。おかげで*.PAKを解凍するツールを探すのに一苦労。
けっきょくアーカイバを山ほど集めたサイトを見つけたので、Googleで「Quake site:sac-ftp.externet.hu」として見つかったツールを使用(と思ったらトップページにちゃんと検索フォームがあるし……)。今回はQPedというツールで、soundディレクトリにあるWAVファイルを抽出。
WAVファイルを着メロに
こっから先は定番らしい。auで使えるMMF形式へのコンバートには、WSC-MA2-SMAFというツールを使う。もうちょっとセンスのいい名前はなかったのか、これ。実行すると小さなウィンドウが開くので、D&Dすると*.MMFができる。
携帯に転送
miniSDカードをPCに挿して、/PRIVATE/AU_INOUTというディレクトリにファイルを入れると、携帯から見えるようになる。本体メモリに移動して着メロに設定すれば完了。着メロだけじゃなくて、オープン/クローズ音も設定したりして(シークレットを開いた音とアーマーを付けた音)、かなり楽しい。
問題があるとすれば、おれはほとんどの時間をマナーモードにしていることかな!(意味ねー)
2006-03-07(火) [長年日記]
■ 衛星軌道でゴルフをすると……
忙しいんだから他に考えることはあるだろうと思うんだが、昨日見かけた宇宙ステーションから「ナイスショット」?という記事が気になって仕方がない。この記事を読んで「デブリを増やすんじゃねーよ、ばーか」と言って終了、でもいいんだが、気になるのはこの部分である:
ミスショットとなってボールが間違った方向に飛ぶ公算が大きく、結果として図らずもISSと同じ軌道面に乗り、最悪の場合、秒速10-11キロの猛烈なスピードでISSに衝突し、損害を与える可能性もあるという。
これが、ESAの科学者が述べたコメントだと言うのだ。
ISSとの相対速度を10km/sにしようと思ったらその速度でボールを打たなくてはならないはずだが、有史以来、そんな怪力の宇宙飛行士がいるとは聞いたことがない。そもそも、ISSから打ち出しても軌道が高くなるだけで(進行方向に打った場合)、ISSと同じ軌道をすばやく回って追いついてくるわけではない。つーか、そんな速度で打ち出したら地球軌道に戻ってこないではないか。
記者がとんでもない勘違いをしてるんだろうなぁ。もしくは、壊滅的に説明が下手な科学者だったのか。……もしくは、おれがとんでもない勘違いをしているのか(←おおいにありうる)。
■ はやぶさがまだ生きている!
こっちはいいニュースだ〜。「はやぶさ」探査機の状況について。
2月末になって、ようやくテレメトリデータを取得することができ、探査機内部の状態が確認できました。さらに、3月6日に軌道をあらためて推定することができ、確度は依然低いものの、現在の位置・姿勢情報、ならびに現在の状況をおおまかに把握することができました
いやもー、満身創痍の上にまだ痛めつけられてるような状況なのに、よく生きてるなー。それだけでも感動だ。がんばって帰ってこいよ〜。
◆ こ〜りん [相対速度じゃなくて,対地速度なんでは? ボールは打ち出されると,ISSよりちょっと上の軌道をちょっと速い速度で回り始..]
◆ えむふる [船外というか宇宙でゴルフスイングするとプレイヤーの回転運動は誰が止めるのだろうか…。自分で止められるのかな?]
◆ 新保と申します [(落下までの)4年間に軌道が少しずつづれてきて、ISSの北行(南行)とボールの南行(北行)が出くわすと、斜め前からの..]
◆ ただただし [あー、なるほど! 軌道傾斜角のことを完全に失念していました。というか、上から見た図しか頭になかった。それならわかりま..]
◆ TrackBack [http://quasi.dip.jp/log/?date=20060309#p01 Log [航天] 衛星軌道でゴ..]
2006-03-06(月) [長年日記]
■ 言語のメタな部分に対する興味
結城さんがRubyの勉強用(?)に書いてるrubycoの日記が、最近はどんどんリフレクションやメタオブジェクトの方向に進んでいて、面白いと思った。結城さんはいろいろな言語に接してきているから、こういう仕組み的な方面に自然と興味が出てくるのだろうか。と想像。
おれなんて実用的なモノを作ることにしか興味がないから、目的が達成できている限りはできるだけそっち方面には触れたくない。例えばeval系メソッドに手を出したのもtDiaryでプラグインを実装した時が初めてである。面白いし、うまく使えばコードがうんと短くなるのはわかっているけど、足を踏み入れると目的そっちのけで遊んでしまいそうなのもわかっているから、なかば意図的に避けているというのもあるけど。
ふむ、メタ方面に興味を示す人には2種類あるような気がするな:
- 自分が使う道具の「能力」をすべて把握していないと気がすまない人(職人肌というか)
- 道具の仕組みそのものに興味がある人(こっちは学究肌?)
結城さんは、(本を書くためという目的に対して)前者の立場なんだけど、根は後者。とふたたび勝手に想像。それはさておき、Ruby本の執筆、がんばってください!(←既成事実化作戦その2)
◆ a.k [ほし〜]
◆ TrackBack [http://sho.tdiary.net/20060422.html#p01 ただのにっき Quake部 1月7..]